2)耐糖能異常と糖尿病のスクリーニング

 

糖尿病の診断は、日本糖尿病学会の診断基準に基づいて行います。

受診時には高血糖等の代謝異常による症状(口渇、多飲、多尿、体重減少ならびに易疲労感)、家族歴、生活歴ならびに肥満歴等について問診します。

 

まずは、採血検査を実施して血糖値を測定することが肝要です。受診時は空腹時でない場合がほとんどであるため、必ずしも空腹状態にこだわらずに検査の実施を優先します。

 

ついで耐糖能異常の有無を発見することが大切です。そのための必須の検査は糖負荷試験(OGTT)です。この検査は、空腹時の血糖測定からはじめます。この一連の検査を積極的に実施すべきなのは、脳心血管病のリスクを高める食後高血糖やインスリン抵抗性を詳しく評価することができる検査だからです。

 

糖負荷試験(OGTT)を行なうことが望ましいのは、肥満、高血圧ならびに脂質異常症等、他の脳心血管病リスク因子を有する方や糖尿病の家族歴が濃厚な方等です。つまり、将来糖尿病を発症するリスクが高い方は良い適応となります。

 

糖尿病の診断にあたっては、まず空腹時、随時、OGTT実施時の血糖値あるいはHbA1c値に基づいて行います。そのデータから糖代謝状態を「糖尿病型」、「境界型」、「正常型」の3種類に分類します。

 

糖尿病の診断のためには、慢性的な高血糖状態を証明することが必要です。そのため、原則として、別の日に行った検査でも「糖尿病型」であることを再確認する必要があります。ただし、糖尿病型を示す患者で、典型的な糖尿病症状(口渇、多飲、多尿ならびに体重減少等)が認められる場合は、初回検査の身で糖尿病と診断することができます。また血糖値とHbA1c値を同時に測定し、ともに糖尿病型であることが確認できれば、初回検査のみで糖尿病と診断できます。

 

 <明日に続く>

1)糖尿病大血管症と糖尿病治療の目的・意義

 糖尿病は脳心血管病のリスクを2倍程度上昇させます。そして、2型糖尿病患者の冠動脈疾患及び脳卒中の発症リスクは、HbA1cが1%上昇する毎に約1.1%上昇します。しかし、わが国の糖尿病患者のうち4人に1人は受診していません。

 

糖尿病の患者さんには脳心血管病や末梢動脈病(PAD)等の動脈硬化症を伴いがちです。これを糖尿病大血管症といいます。これは、糖尿病の細小血管合併症である三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)に対して第四の合併症と呼ばれることがあります。

 

糖尿病最小血管症は、糖尿病発症後5~10年経過してから出現するのに対して、糖尿病大血管症は、すでに耐糖能異常の自記からリスク上昇がみられるという特徴があります。わが国では糖尿病予備軍とされる境界型を含む耐糖能異常者が2,000万人に達していることを考えると放置できない問題です。

 

さて、糖尿病治療の目的は、合併症予防を通じて患者さんの健康寿命や生活の質を、糖尿病でない健康人のそれに可能な限り近づけることにあります。糖尿病の合併症である大血管症は生命予後や要介護状態に直結するため、大血管症の予防は重要です。

 

 <明日に続く>

 

<はじめに>

前回は「督脈」のお話をしました。

 

 

「百会」は両耳と鼻を線でつないで交わる頭のてっぺんにあり、「自律神経改善」「不眠症」「頭痛」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」「鼻づまり」「痔」などに効果があります。

 

 

「上星」は前髪の生え際から指一本上がったところにあり、「鼻炎」「花粉症」「頭痛」「目の疲労」に効果があるというお話でした。

 

 

今回は「任脈(にんみゃく)」のお話をします。

 

 

<任脈>

 

14任脈

 

 

 

「任脈」は肛門と恥骨の間から腹部を通り顎に繋がります。

 

 

全部で24のツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

 

1.会陰(えいん)

 

2.曲骨(きょくこつ)

 

3.中極(ちゅうきょく)

 

4.関元(かんげん)

 

5.石門(せきもん)

 

6.気海(きかい)

 

7.陰交(いんこう)

 

8.神闕(しんけつ)

 

9.水分(すいぶん)

 

10.下脘(げかん)

 

11.建里(けんり)

 

12.中脘(ちゅうかん)

 

13.上脘(じょうかん)

 

14.巨闕(こけつ)

 

15.鳩尾(きゅうび)

 

16.中庭(ちゅうてい)

 

17.膻中(だんちゅう)

 

18.玉堂(ぎょくどう)

 

19.紫宮(しきゅう)

 

20.華蓋(かがい)

 

21.璇璣(せんき)

 

22.天突(てんとつ)

 

23.廉泉(れんせん)

 

24.承漿(しょうしょう)

 

 

になります。

 

 

 

今回は「気海」「水分」「中脘」を見ていきます。

2019-10-08 14-19

 

 

 

 

「気海」は、おへそより指2本分下にあります。「全身の血行を促しカラダを温める」効果があります。

 

 

 

「水分」は、おへそより指1本分上にあるツボです。「余分な水分を体の外に排出する」効果があります。

 

 

 

「中脘」はおへそから指3本×2上にあるツボです。「胃腸の働きを高める」「消化不良」に効果があります。

 

 

 

仰向けに寝て、これらのツボを包むように手を当ててみてください。

 

 

 

体が楽になりますよ。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

漢方薬は、大腸蠕動運動の増加作用、腸管内の水分調節による便の軟化作用、便の滑りを良くする作用を併せ持ち、効率良く大腸通過時間を短縮させます。また大黄の含有量によって作用の強いものから弱いものまで種類が豊富にあり、そのため微調整しやすく、作用が緩慢で、副作用を起こしにくいという好ましい特徴を持っています。さらに、通常の便秘薬では対応不可の腹痛や腹部膨満感等の便秘周辺症状に対応できるメリットまで有しています。
     

そのため漢方薬の便秘治療の位置付けとしては、腹部膨満感や腹痛等の便秘周辺症状を合併した便秘患者や高齢者、他疾患併存の便秘患者、西洋薬による治療効果が不十分な患者の良い適応になります。

 

・枳実:消化管運動亢進作用

 

・当帰・麻子仁:潤腸瀉下

 

・芍薬:鎮痛・鎮痙

 

一方で、投薬上の注意点もあります。便秘の治療に有効な代表的な漢方エキス製剤の構成生薬の中にも副作用をもたらすものが含まれているからです。

 

・麻黄:交感神経刺激作用があり、不適切な量を服用すると、食欲不振、嘔気、血圧上昇ならびに動悸を生じることがあります。
     
・大黄:子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用により早期流産の危険性があります。そのため妊婦または妊娠の可能性がある方には投与しないことが望ましいです。

 

・甘草:偽アルドステロン症を生じないように注意を払う必要があります。

大黄甘草湯(一包中の甘草0.67g)、防風通聖散(一包中の甘草0.67g)、
桂枝湯加芍薬大黄湯(一包中の甘草0.67g)、桂枝湯加芍薬湯(一包中の甘草0.67g)、桃核承気湯(一包中の甘草0.5g)、潤腸湯(一包中の甘草0.5g)、調胃承気湯(一包中の甘草0.33g)

4) 「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」とは?…その3
 
        

「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」は、科学的証拠による評価に耐えうる情報が少ないのは事実です。

また、以下の項目の記載もありますが、目新しい情報が乏しいので、青文字でコメントを加えてみました。

 

⑧ 一般検査
・血液検査:主に内分泌・代謝疾患による二次性便秘の鑑別

血算検査(赤血球数、ヘモグロビン)

血清生化学検査(BUN、クレアチニン、カルシウム、カリウム、マグネシウム)

血清免疫学検査(C反応性タンパク)

赤沈

 

・尿検査:尿糖

 

・糞便検査:便潜血検査

 

・糖尿病の合併を疑う例⇒血糖、HbA1c

 

・甲状腺疾患を疑う例⇒遊離T₃、遊離T₄、甲状腺刺激

 

ホルモン
・便秘を引き起こす内分泌疾患を疑う例

⇒副甲状腺ホルモン、グルカゴン
         

⇒二次性便秘を引き起こす疾患のうち、代謝障害は血液検査が役に立ちます。それらを列記してみます。糖尿病、高カルシウム血症、低カリウム血症、低マグネシウム血症、甲状腺機能低下症、尿毒症

これらの検査は、いずれも杉並国際クリニックにて実施することができます。

 

 

⑨ 除外診断としての画像診断(腹部X線、注腸X線、大腸内視鏡検査)
・腹部X線検査:器質性腸疾患(腸閉塞、結腸軸捻転等)のスクリーニ
ング
・注腸X線検査:器質性腸疾患(大腸がん等)のスクリーニング
・大腸内視鏡検査:除外診断(腫瘍、大腸黒皮症などの炎症等)
警告症状や危険因子があり、消化管狭窄に伴う便秘を疑う場合。
一般的な便秘薬による治療への反応が乏しい場合。
偽膜性腸閉塞等の除外診断。
 ⇒慢性便秘症のほとんどの症例で腹部X線検査のみを実施しています。
  注腸X線、大腸内視鏡検査は、便潜血検査で潜血反応を確認した場合などに消化器専門医療機関に依頼して実施する方針です。
           なお、人体に無害で安全な画像診断法として超音波検査があり、消化管への応用も進んでいるはずであるのに、慢性便秘症に対する消化管エコー検査について言及されていないのは不思議な気がします。

⑩ 専門施設で行われる検査(排便造影検査)
排便造影検査:直腸肛門の機能障害に起因する病態としての便排出障害を診断する場合の指標

このように

こうした現状を踏まえる中で、杉並国際クリニックでは、慢性便秘症に対して、どのような有効策を講じているのでしょうか?

 <明日に続く>

1)「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」とは?…その2

 

ガイドラインの主な内容を紹介します。

 

①慢性便秘症の定義

 

②症状聴取

 

③ブリストル便形状スケールの利用

 

④既往歴聴取

 

⑤除外診断(二次性便秘、薬剤性便秘、女性特有の便秘)

 

⑥警告症状及び危険因子の概念

 

⑦身体診察(腹部・直腸-肛門)

 

⑧一般検査

 

⑨除外診断としての画像診断(腹部X線、注腸X線、大腸内視鏡検査)

 

⑩専門施設で行われる検査(排便造影検査)

 

などについて触れています。

 

以下、それぞれの項目について概説します。

 

 

①慢性便秘症の定義

慢性便秘症とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量且つ快適に排出できない状態」と定義しています。わが国では便秘に対して市販薬の使用頻度が高いため、便秘を訴えないケースが多く、問診して確認しなければ便秘の有無はわかりません。

 

 

②症状聴取

患者の訴えは、便秘だけではありません。また薬剤の使用により、本来の便の形状が不明となりがちです。便秘以外にも多様な症状を伴うことがあります。代表的なものとしては、腹痛、腹部膨満、残便感ならびに肛門閉塞感等の症状、硬便やそれに伴う肛門痛などです。

 

定義に即して、慢性便秘症が疑われる患者に対しては、排便回数、便の症状ならびに腹部・肛門の症状を聴取することが大切です。

 

ただし、どのような消化器症状が慢性便秘症の病態と関連するかという観点での知見は極めて少ないのが現状です。

 

そこで杉並国際クリニックでは、まず<快食・快便ですか?>とお尋ねしています。その際には、排便回数と便の性状をお尋ねします。この際に役立っているのは、次のブリストル便形状スケールです。

 

 

③ブリストル便形状スケールの利用

便の性状の分類については、ブリストル大学病院のヒートン博士が考案したブリストル便形状スケールがあります。このスケールと慢性便秘症の重症度とはよく相関します。

 

 

④既往歴聴取

病悩期間、発症契機、併存疾患、内服薬ならびに手術歴・出産歴を含めた既往歴を聴取します。

 

 

⑤除外診断(二次性便秘、薬剤性便秘、女性特有の便秘)

・二次性便秘:器質的疾患、神経疾患、代謝疾患等、便秘の原因となる疾患をもつ便秘

 

・薬剤性便秘:服用している薬剤が原因となる便秘

 

・女性の場合は、月経周期や妊娠に伴う便秘があります。

 

 

⑥警告症状及び危険因子の概念

警告症状とは排便習慣の急激な変化、予期せぬ体重減少、血便、腹部腫瘤、腹部波動、発熱ならびに関節痛等を内容とします。

 

危険因子とは50歳以上での発症および大腸器質的疾患の既往歴・家族歴等を有することです。

 

 

⑦身体診察(腹部・直腸-肛門)

・腹部視診:手術痕・仰臥位での腹部膨隆の有無

 

・腹部触診:腫瘤・圧痛の有無

 

・腹部打診:鼓音の分布

 

・腹部聴診:腸音(特に、腸音亢進を認める場合には、過敏性腸症候群、腸管癒着、大腸がん等による狭窄の可能性を考慮します)

 

・肛門・直腸診察

 

 

「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」は、以上にも関わらず、科学的証拠による評価に耐えうる情報が少ないことが現実です。また、保険医療制度の限界という問題点も残されています。

 

 <明日に続く>

 

 

2)「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」とは?…その1

 

慢性便秘の診療は、「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」(日本消化器病学会関連研究会、慢性便秘の診断・治療研究会、2017年)では、“便秘”の定義を、「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」としています。つまり、便秘は“疾患名”でも“症状名”でもなく、“状態名”であると規定しているのです。その状態とは、「排便回数や排便量が少ないために糞便が大腸内に滞った状態」、あるいは「直腸内にある糞便を快適に排出できない状態」です。

 


今回のガイドラインでは、まず、便秘の原因として、「器質性」と「機能性」に分類します。「器質性」は「狭窄性」と「非狭窄性」に分けられます。そして、「非狭窄性」と「機能性」は、それぞれ「排便回数減少型」と「排便困難型」に分けられるという構造です。この「排便回数減少」と「排便困難」というのが、「症状」になります。


「排便回数減少」のめやすは「週3回未満の排便」、
「排便困難」とは「直腸内の糞便の排出が十分でなく残便感がある」
状態です。

 

さらに、「病態」として、「大腸通過正常型」「大腸通過遅延型」「便排出障害」に分けられます。しかし、わが国では、保険診療で大腸   通過時間の測定を行うことができないので、この病態分類を有効活用できないという問題点があります。
「大腸通過正常型」は、排便回数や排便量が少なく、主な原因は食物繊維摂取不足です。そのため、適正に食物繊維をとること(目標は1日に18~20g)で改善することが多く、生活指導が重要になります。


「大腸通過遅延型」「便排出障害」では、食物繊維の摂取量を増やしても改善しないことが多いため、適切な下剤等の投与が必要になります。

 


 <明日に続く>

1) 科学的根拠に乏しい慢性便秘症の診療

 

便秘症は、大部分が慢性便秘症です。慢性便秘症の有病率は非高齢者で約5%、高齢者で約10%にも上ります。わが国では、近年、生活リズムの乱れ、食生活の問題(欠食、偏食、食事量のアンバランス、食物繊維の摂取量の減少など摂取栄養素のアンバランス、運動量の減少、ストレス社到来による心理社会的ストレスならびに超高齢社会を迎え、慢性便秘に遭遇する機会が増えてきています。高齢化は個人差の拡大と複雑性をもたらすため、その診断にも多様性が求められ、同時に治療方法についてもきめ細やかな全人的な配慮が求められるようになってきました。

 

慢性便秘の診療は、医師として基本的な診療能力(技能・知識)の一つです。しかし、慢性便秘症の診療で問題なのは、正確で科学的な裏付けのある医学情報が極端に不足していることです。実際に、以下のような基本的な課題についてさえ医学部教育においても卒後教育においても体系的な教育がなされていないのが現状です。

 

・便秘症はどのような機序で発症するのか?


・便秘症の患者さんは、どの様な症状を訴えるのか?


・便秘症には、どのような検査が必要なのか?


・便秘症には、どのような治療を行うべきか?


・便秘症には、どのような疾患を合併しやすいか?


・便秘症の予後はどのようなものか?

 

 

こうした現状において、慢性便秘症患者の診断プロセスからして、医師によって大きく異なりがちであり、その結果、治療法もそれぞれの医師の経験に基づいた一貫性のないものとなりがちです。

 

わが国では、酸化マグネシウム製剤(浸透圧下剤類の塩類下剤)、センナ・センノシド(大腸刺激性下剤)が高頻度に使用されています。しかし、これらの薬剤はQOL改善の点をはじめとして、以下のような様々な欠点があります。

 

・十分な治療効果を得ることができない患者が多い。

 

・長期間にわたって連用することは望ましくない。

 

・したがって、高齢者に対しては、猶更、使用しづらい。

 

以上のような問題の多い現状を改善することを目的として、「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」が出版されました。

 

 

それでは、この「慢性便秘症診療ガイドライン2017年」は、以上の多くの課題を解決するものなのでしょうか?

 

<明日に続く>

<はじめに>

 

 

前回は「肝経」のお話をしました。

 

 

「太衝」は足の甲で親指と人差し指の間で足首の方にたどっていき、指の止まるところにあり、「頭痛」「めまい」「目の疲れ」「イライラしてよく眠れない」などに効果があります。

 

 

「中封」は内くるぶしと、足首の全面にある腱のちょうど真ん中にあり、「ぎっくり腰」「気分の落ち込み」「不安」「冷え症」などに効果があるというお話でした。

 

 

今回は「督脈(とくみゃく)」のお話をします。

 

 

 

<督脈>

 

13督脈

 

 

「督脈」は臀部から脊中を通り、口腔までつながっています。

 

 

全部で28のツボがあります。

 

 

では、順番に見ていきましょう。

 

 

1.長強(ちょうきょう)

 

2.腰兪(ようゆ)

 

3.腰陽関(こしのようかん)

 

4.命門(めいもん)

 

5.懸枢(けんすう)

 

6.脊中(せきちゅう)

 

7.中枢(ちゅうすう)

 

8.筋縮(きんしゅく)

 

9.至陽(しよう)

 

10.霊台(れいだい)

 

11.神道(しんどう)

 

12.身柱(しんちゅう)

 

13.陶道(とうどう)

 

14.大椎(だいつい)

 

15.瘂門(あもん)

 

16.風府(ふうふ)

 

17.脳戸(のうこ)

 

18.強間(きょうかん)

 

19.後頂(ごちょう)

 

20.百会(ひゃくえ)

 

21.前頂(ぜんちょう)

 

22.顖会(しんえ)

 

23.上星(じょうせい)

 

24.神庭(しんてい)

 

25.素髎(そりょう)

 

26.水溝(すいこう)

 

27.兌端(だたん)

 

28.齦交(ぎんこう)

 

 

になります。

 

 

 

今回は「百会」「上星」を見ていきましょう。

2019-10-08 14-14

 

 

 

「百会」は両耳と鼻を線でつないで交わる頭のてっぺんにあります。

 

 

「自律神経改善」「不眠症」「頭痛」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」「鼻づまり」「痔」などに効果があります。

 

 

 

 

「上星」は前髪の生え際から指一本上がったところにあります。

 

 

「鼻炎」「花粉症」「頭痛」「目の疲労」に効果があります。

 

 

不思議と鼻が通るので指圧してみてください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

5) 降圧薬の選択と降圧治療の最終目標

 

高血圧治療の最大の目的は、脳心血管病予防です。この中には、脳卒中や心筋梗塞だけでなく、生活機能に影響する心不全や末期腎不全も含まれています。

 

服薬継続はこの目的達成に必須です。しかし、そのためには、患者自身の治療目的の理解、認知機能の把握や服薬指導が重要です。

 

中年期からの降圧治療は認知症の予防のために有益です。そして、高齢者になってからの治療の有用性も確立しています。その一方で、高齢者は多病であり、循環動態においても多様性が大きいという特徴があります。
そのため、合併症の存在に応じた降圧剤の厳格化が必要と考えられる場合もあれば、厳格な降圧によって腎機能障害等の危険度が増す場合もあります。ですから、一律に厳格な降圧を目指すのではなく、フレイルの程度、認知機能、QOLならびに服薬管理能力等の個々の事情を勘案して個別の目標を立てる必要があります。

 

高血圧治療率と適切な管理率の向上とともに、高血圧発症予防がますます求められるところです。杉並国際クリニックの事業として継続している水氣道®ならびに聖楽院での聖楽療法が、高血圧の予防から管理、脳心血管病予防さらには健康寿命の延長に大きく貢献していることを、これまで以上に明確に示していきたいところです。

 

<脳心血管病予防のための血圧管理(完)>