吉田奈津子さんのメッセージが掲載できていなかったため、再掲いたします。
》往く週《 7月26日:第17回聖楽院週例コンサート
先任ピアニスト吉田奈津子(聖楽院ピアノ伴奏科主幹)
<イタリア歌曲とピアノ演奏による90分>
初の個人リサイタルの大成功を納め、
さらに活躍の加速度を増しているソプラノ若月櫻子と
将来を期待されている最若手のテノール藤原拓実による歌唱の競演。
観客の拍手喝さいを浴びるなど、これまでにない盛り上がりをみせました。
ソプラノ若月櫻子、テノール藤原拓実の次回のコンビ出演は
8月16日の第20回聖楽院週例コンサートで、充実の90分プログラムで
お楽しみいただきたいと存じます。
今回の出演者はソプラノ若月櫻子さん、テノールの藤原拓実さん、
サックス冨田紗季さん そして、主宰の飯嶋正広さんでした。
<テノール藤原さん>にはドナウディとレスピーギの歌曲を演奏していただきました。
安定感のある力強い声で説得力がありました。
ドナウディのVaghissima sembianza(限りなく優雅な絵姿)は、
学生の頃を思い出させ懐かしかったです。
<ソプラノ若月さん>にはドボルザークの歌曲をチェコ語で歌っていただきました。
チェコ語の独特な響きと、寂しげで懐かしいようなメロディーがとても美しかったです。
シュトラウスのアリアは日本語訳での演奏だったので、
お客様もダイレクトに伝わり、とても楽しんでくださっているようでした。
今回は、私の担当での初めての<ソプラノ・テノール>の二重唱でしたが、
お二人の息も合っていて、とても素敵でした。
飯嶋さんのトスティ50番はメロディもピアノパートも歌曲のようで、
これから先も楽しみです。冨田さんのサックスも軽快な音色で、
今までとは違ったバッハのイメージが拡がりました。
音海のコンサートも早いものでもうすぐ3周年を迎えるそうです。
継続することは大変です。しかし、ここまで続けてこられたのも、
支えてくださっている皆様のお陰です。
7月30日、渋谷文化村通りの<タカギクラビアサロン松濤>にて
及川音楽事務所主催のコンサートがございました。
<小倉百人一首で歌うコンコーネ50番>の仕上げをすることができました。
ご来場の観客の皆様のみならず、他の出演者からも好評をいただきました。
なお、<小倉百人一首で歌うコンコーネ50番>は、
及川音楽事務所からCDをリリースすることが本格化してきました。
ご来場およびご支援ありがとうございます。
《 来る週 》本日7月30日、渋谷文化村通りの<タカギクラビアサロン松濤>にて
及川音楽事務所主催のコンサートがございます。
お時間のある方は、お気楽にご来場くださいますように。
先任ピアニスト鈴木美穂(聖楽院特任)
ピアノの他に、チェンバロの演奏に情熱を傾けるベテランピアニストの鈴木美穂。
先月は小倉百人一首で歌うシリーズ、
トスティ50番の封切でしたが、今月はすでに9番と10番に入ります。
イタリア古典歌曲をバリトンにて歌う試みもいたしますので、
どうぞご期待くださいますように