2月になりました!
医療の進歩は、文字通り、日進月歩です。
また「一年の計は元旦にあり」と申します。
そこで、平成29年の1月は、医療機関としてのこれまでの振り返りとともに、
今後の確かな発展に向けての足元を固めておりました。
そのため、平成29年1月中のコラムはお休みをいただいておりました。
思いのほか、多数の皆様がご心配くださっていたことを恐縮に存じます。
2月より、火曜コラム(診察室より)、
木曜コラム(水氣道®へのご招待)、
日曜コラム(聖楽の楽しみ)
の3シリーズが新たにスタートします。
よろしくお願いいたします。
まず、これまでの業績を振り返ってみます。
○学位取得(医学士➡医学博士;総合栄養学博士;保健学修士;法学士)
○専門医取得(厚生労働省認可の広告可能専門医資格4件:
アレルギー専門医、リウマチ専門医、心療内科専門医、漢方専門医)
○関連事業:外国人診療、水氣道®、聖楽院
以上のうちで、医師免許と医学士を除く他は、
すべて、平成元年7月に、高円寺南診療所を開設の後、
診療業務を中断せずに取得したものばかりであることに、
みずから改めて驚きを感じています。
患者の皆様、診療所職員をはじめ多くの皆様の
御理解とご協力の賜物であることを実感する次第です。
いずれにせよ、内科を基盤として、
日常外来診療に直結する生きた勉強を継続してこられたことに感謝いたします。
今年の取り組み
1)内科医としてより総合的で高度な診療ができるように、
漢方や心療内科の専門性をも含めて更なる研鑽を続けること、
今年は、漢方専門医の資格更新の年に当たるため、
目下、漢方診療実績の整理作業中です。
2)外来医療の取り組みとして、
「リウマチ専門外来」、「痛風専門外来」は一定の成果を挙げてきました。
リウマチ関連に限らず、難治性の慢性的な痛みに悩む皆様への対応力を更に高めていきたいと考え、
本年1月中に<オピオイド鎮痛療法>が可能な体制となりました。
3)《 総合アレルギー専門医 》として、喘息に限らず、
花粉症やアトピー性皮膚炎を多数経験していました。
アナフィラキシー対応の他、スギ花粉症・ダニアレルギーの根本療法としての
<舌下免疫療法>を実施できる資格と準備を整えました。
3)内科領域では、脳神経内科系、
特に、けいれん
(本年1月中にA型ボツリヌス毒素療法に関する諸資格を取得し、治療可能な体制を整備しました。)、
頭痛
(より高度な診療を提供するため、目下、専門研修中です。)
などの診療に力を注ぎます。
3)心理相談室、鍼灸治療室との連携とサポート、
とくに、カンファランス
(心理カンファ:毎週木曜日午前7時から、鍼灸カンファ:毎週土曜日午前7時から)
を継続し、高円寺南診療所の統合医療の発展に繋げていきます。