<はじめに>

前回は「肩こり」に効果のあるツボをお伝えしました。

 

 

「大椎(だいつい)」は首を曲げたときにできる出っ張りの下にあり、

 

 

「肩井(けんせい)」は首を曲げたときにできる出っ張りと肩の先を結んだ線のちょうど真ん中あたりにあり、

 

 

缺盆(けつぼん)」は鎖骨真ん中の上のくぼみにあるというお話でした。

 

 

今回は「寝違え」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<寝違いに効果のあるツボ>

スクリーンショット 2020-02-18 時刻 16.20.46

2020-02-18 16-26

 

 

今回は「大椎(だいつい)」「肩井(けんせい)」「四瀆(しとく)」を紹介します。

 

 

「大椎」は首を曲げたときにできる出っ張りの下にあります。

 

 

「肩井」は首を曲げたときにできる出っ張りと肩の先を結んだ線のちょうど真ん中あたりにあります。

 

 

「四瀆」は手の甲の方、手首と肘を結んだラインの真ん中にあります。

 

 

指圧をしてみてください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

2020年2月27日(木)

時間帯:9:30~10:30

レッスン場所:東高円寺<音海>会場

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

ピアノ伴奏:吉田奈津子

参加者:全6名(レッスン生4名)

 

 

レッスン内容

1) 受講準備:聖楽院体操
レッスン生4名が輪番で体操のステップごとのリーダーを務めた。
中でも丹田からの始動し、肺の鍛錬を目的にしたパートについては、
特に詳細に指導を受けた。

 

2) 発声練習:聖楽院方式ハミング&実声スケール(移動共鳴焦点法)
子音Mの重要性について、マ音による発声練習から始まり、
後はハミングによる発声練習を中心に行った。

 

3)歌唱練習:体操20分後指導者からレッスン希望曲の提示を求められ、
同じ曲を選択した2名ずつのレッスン生が以下の2曲を選択した。
いずれも日本歌曲を希望した。

 

2人組の合唱に対して、歌唱者自身、パートナー同士および2人の聴衆役のレッスン生の感想、ピアニストと指導者の感想とコメントを受ける、という全員参加方式で行われた。

 

 

❶ 「鐘が鳴ります」北原白秋作詞/山田耕筰作曲

ハミング、母音唱法と歌詞で歌う

最初にレッスン生がペアで試唱、ついで各人が全曲をハミングで演奏。
主としてブレスの重要ポイントの注意とフレーズの作り方について指導。

 

❷ 「くちなし」高野喜久雄作詞/高田三郎作曲
歌詞を読み歌詞に対する理解を深め、母音唱法と歌詞で歌う
最初にレッスン生がペアで試唱した後に、「くちなし」に於ける歌詞の重要性を解説、次いで、レッスン生が歌詞の朗読を繰り返し行う。その後、歌詞のもつ意味を十分にくみ取って歌う様に指導。また、歌詞の意味を伝えるために十分なブレスの重要性についても具体的に指導の後、ハミングによる発声で合唱と個人唱を反復練習した。

 

 


レッスン生の報告
●「ハミングの方が発声するよりも共鳴している」という他の方の意見を聞き、それまで自分自身では気付けていなかったが、そこで初めて気付けた。(H.U記)

 

● ハミングで歌うと音程は取りやすいが、慣れていないからかリズムが上手く取れないこともあった。(H.U記)

 

● ブレスをすることで後ろの歌詞を強調できる、
ブレスをたくさん吸うことで高音が維持しやすい、
ブレスの次が高音の場合ブレスの前に高音にしておくことで、
ブレスの次の高音が出しやすい等、
ブレス1つを取っても様々な意味や技術があると理解を深められた。
(H.U記)

 

● 歌詞の区切り、「直接話法」と「間接話法」を意識することで、
歌詞に対する理解を深められた。
  (H.U記)

 

● 私は「鐘がなります」を選択しました。
初期は、滑らかな声が出せなかったが、練習を重ねていくうちに高音にも伸びを感じ無理なく音を拾えた。

(ハミング、母音での稽古を重ねて行った)まだ曲の情景の理解が不十分でで、音程の不安定もあったが自分なりの成果を得たことが何よりも幸せであった。
(A. H記)

 

● 私は「くちなし」を選択しました。
私個人の思い込みによる歌唱が、リズムやメロディーを不安定なものにさせていたが、指導者の指摘と一緒に合唱してくれるパートナーのUさんの冷静な歌唱を隣で聞くことが出来て、大変参考になった。
(K.M記)

 

● 聖楽院での稽古が歌唱力の向上は勿論であるが、同時に歌う仲間としての連帯感をもつことが出たのを実感できた。
(K.M記)

 

● 聖楽院体操のポイントの一つは、後屈の際に肺の後背部を充分に活動させることにより、肺活量を増やせることを体験的に学ぶことができた。
(K.M記)

 

● 発声練習で子音Mを使ったレッスンを受けたが、これは発生時の音が顔面の各部位に振動として伝わる感覚を実感するのに役立った。
(K.M記)

 

● 「鐘が鳴ります」を母音唱法でおこなうことにより、音程がとりやすく、
高音も声を出しやすくなった。
(H.K記)

 

● 担当外の「くちなし」の稽古中、邪魔にならない程度にハミングで稽古していた。
この工夫が功を奏し、力まず楽に高音が出るようになった。
また声に響きをもたらすことができた。
ハミングの大切さを再確認できた。
(H.K記)

 

● 最後に「鐘が鳴ります」を正規の歌詞で歌った。が、上記で勉強したことに加え、この曲は『響きを大切に』『力みすぎない』との指導を受けました。指導のポイントを踏まえて気を付けて歌ったところ、音程もまずまずとれるようになったうえに、リズムの整った歌い方ができたと思います。
(H.K記)

 

● 自分のペア合唱や独唱のときだけでなく、他のレッスン生の稽古中も一緒に勉強しながら聞かせていただくことによって、心に余裕ができました。そのためもあってか、一緒に歌っている人の声もよく聞こえ、合わせることができました。
(H.K記)

 

 

 

主宰者からのコメント:
B組のレッスン生4名の仲間意識が育まれてきていることをうれしく感じました。

 

希望レッスン曲は各自で決定していただいて良いのですが、同じ曲目を選択したレッスン生が、ちょうど2人ずつになりました。

この偶然の結果をそのまま生かすことによって、想定以上に興味深い稽古の展開となり、全員の声や意識の向上がみられ、大きな収穫が得られました。

 

充実した独唱ができるようになるためには、いくつかのよく吟味されたステップを踏まえていくことと、様々な音楽要素間の相互作用の効能を理解して楽しく味わうことが助けになります。

それは、歌唱するということが、心と体、意識と無意識、主観と客観、歌詞と曲、声とピアノ、自分とパートナー、聴き手と歌い手といった要素間のバランスやハーモニーの感性の上に成立するものだからです。

 

聖楽院メソッドでは、伴奏や仲間の声を聴くことと、自ら演奏すること、合唱すること、互いに学び合い、感じ合い、感想をいただいたり、またさしあげたりといったレッスンのプロセスを大切にしていることに繋がります。

 

聖楽院メソッドとは何かということを主宰者が抽象的に説明するより、個々のレッスン生が体験して獲得できた「生のままの気づき」を記録していただくことがより大切だと思います。

 

この報告は、B組全員にとってばかりでなく、他の組に所属するレッスン生のためにも貴重な財産になるものと思われます。

トイレのライトを「シャープのプラズマクラスター イオン発生機」に変更いたしました。

 

シャープは、プラズマクラスターイオンに以下の効果があるとしています。

 

布に染み込ませたタバコの臭いを脱臭

 

浮遊しているダニの糞や死骸等のタンパク質を切断して除去、

 

アレルゲンの作用を低減

 

空気中のウイルスを除去し、浮遊ウイルスの作用を抑える

 

細菌の細胞膜のタンパク質を断片化して不活化浮遊しているカビの細胞膜のタンパク質を切断して分解

 

除去イオン濃度25000個/cm2の場合、肌の水分量の増加

 

天井に取付けたプラズマクラスターです

IMG_20200228_150340

 

ライト一体型です。

人感センサー付で、人が居ると風が弱く、無人の時は強くなる働き物です。

 

引き続き新型コロナウィルス対策を続けてまいります。

この時期、新型コロナウイルスに対する国策が急展開したことを受け、内外の多くの皆様から当クリニックの対応についてお問合せがありました。

 

また、本日の新聞でとてもショッキングな事例を知りました。

 

<東京新聞2月28日朝刊より>


新型肺炎 検査態勢改善求める声 都担当課「できる数が少ない」窓口の保健所「都、判断厳しい」

 

そこで、杉並国際クリニックとしては、どのような対応が可能かを再検討することにしました。情報収集のために、当院事務次長の野口将成が「新型コロナウイルスの感染が強く疑われる場合の杉並区の対応」を確認することにしました。

 

本日(2月28日)午後1時に、杉並保健所へ電話で確認したところ担当保健師の大泉様(女性)より、以下の回答をいただきましたのでご報告いたします。

 

『医療機関から連絡があった場合、保健所より当人に直接、コロナウイルス感染症の専門外来を行っている医療機関を紹介して調整する。紹介された専門外来の医療機関を受診後に検査基準に達していれば検査を行う。発見した医療機関の紹介状は特に必要ない。』

 

詳細は不明ですが、このご回答によると、発見した医療機関とは、外来診療で新型コロナウイルスの感染が強く疑われるような患者さんを受け入れている医療機関ということになります。

 

そのような患者を発見した医療機関から連絡があった場合には、紹介状は不要なうえ、保健所より当人に直接、新型コロナウイルス感染症の専門医療機関を紹介してくださるようです。

 

ただし、紹介先の医療機関を受診しても検査基準に達していなければ検査は受けられないということになります。

 

ここで問題になるのは、新型コロナウイルス感染の検査が受けられるかどうかは、一定の検査基準に達していることが前提である、ということです。

 

これがどのような基準であるのかは、おおよその検討はつきますが、国や自治体あるいは医療現場との調整や相次ぐ緒方針の転換などにより、必ずしも明確に確定されていない可能性があります。

 

つまり、軽症の患者さんは、コロナウイルス感染の可能性があっても検査を受けることができない可能性が高いことを示唆します。

 

また、すでに報告されているように、コロナウイルス感染症は、無症状であっても感染していれば、ウイルス感染症の症状が発現している患者と同程度のウイルスを放出しています。

 

残念ながら、このような対応では、コロナウイルス感染の検査を受けられず未診断のままの感染者が増え続け、コロナウイルスの拡散は防げるどころか、感染を拡大してしまうリスクが高まるだけであることが懸念されます。

 

 

杉並国際クリニックの対応方針

上記の情報をもとに検討いたしましたところ、杉並国際クリニックでは、残念ながら、コロナウイルス感染症の診断が可能な体制が整備できていません。

 

また今後もその見込みも立ちません。

したがいまして、当クリニックは、コロナウイルス感染症の可能性のある方に対する初期対応を実施することは適切ではありません。

 

当クリニックの最大の責務は、現在、当院に継続通院加療中の患者の皆様や当方の職員が当院内でコロナウイルス感染症に罹患しないように最大限の予防策を取ることによって、社会全体に感染者を蔓延させないような工夫と努力をすることに専念すべきであると考えます。

 

当クリニックは令和元年6月以降、初診受付の予約制を導入いたしておりますが、引き続きこの体制をしっかりと堅持しつつ、上記の目的を達成してまいりたいと存じます。

 

ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

杉並国際クリニック 院長 飯嶋正広

2020年2月27日(木)

時間帯:9:30~10:30

レッスン場所:東高円寺<音海>会場

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

ピアノ伴奏:吉田奈津子

参加者:全6名(レッスン生4名)

 

レッスン内容

1) 受講準備:聖楽院体操

レッスン生4名が輪番で体操のステップごとのリーダーを務めた。

中でも丹田からの始動し、肺の鍛錬を目的にしたパートについては、
特に詳細に指導を受けた。

 

2) 発声練習:聖楽院方式ハミング&実声スケール(移動共鳴焦点法)

子音Mの重要性について、マ音による発声練習から始まり、後はハミングによる発声練習を中心に行った。

 

3)歌唱練習:体操20分後指導者からレッスン希望曲の提示を求められ、

同じ曲を選択した2名ずつのレッスン生が以下の2曲を選択した。

いずれも日本歌曲を希望した。

2人組の合唱に対して、歌唱者自身、パートナー同士および2人の聴衆薬のレッスン生の感想、ピアニストと指導者の感想とコメントを受ける、という全員参加方式で行われた。

 

 

❶ 「鐘が鳴ります」北原白秋作詞/山田耕筰作曲

ハミング、母音唱法と歌詞で歌う

最初にレッスン生がペアで試唱、ついで各人が全曲をハミングで演奏。

主としてブレスの重要ポイントの注意とフレーズの作り方について指導。

 

❷ 「くちなし」高野喜久雄作詞/高田三郎作曲

歌詞を読み歌詞に対する理解を深め、母音唱法と歌詞で歌う

最初にレッスン生がペアで試唱した後に、「くちなし」に於ける歌詞の重要性を解説、次いで、レッスン生が歌詞の朗読を繰り返し行う。その後、歌詞のもつ意味を十分にくみ取って歌う様に指導。また、歌詞の意味を伝えるために十分なブレスの重要性についても具体的に指導の後、ハミングによる発声で合唱と個人唱を反復練習した。

 

 

レッスン生の報告

 

●「ハミングの方が発声するよりも共鳴している」という他の方の意見を聞き、それまで自分自身では気付けていなかったが、そこで初めて気付けた。(H.U記)

 

● ハミングで歌うと音程は取りやすいが、慣れていないからかリズムが上手く取れないこともあった。(H.U記)

 

● ブレスをすることで後ろの歌詞を強調できる、ブレスをたくさん吸うことで高音が維持しやすい、ブレスの次が高音の場合ブレスの前に高音にしておくことで、
ブレスの次の高音が出しやすい等、ブレス1つを取っても様々な意味や技術があると理解を深められた。(H.U記)


● 歌詞の区切り、「直接話法」と「間接話法」を意識することで、
歌詞に対する理解を深められた。(H.U記)


● 私は「鐘がなります」を選択しました。

初期は、滑らかな声が出せなかったが、練習を重ねていくうちに高音にも伸びを感じ無理なく音を拾えた。

(ハミング、母音での稽古を重ねて行った)まだ曲の情景の理解が不十分でで、音程の不安定もあったが自分なりの成果を得たことが何よりも幸せであった。
(A. H記)

 

● 私は「くちなし」を選択しました。

私個人の思い込みによる歌唱が、リズムやメロディーを不安定なものにさせていたが、指導者の指摘と一緒に合唱してくれるパートナーのUさんの冷静な歌唱を隣で聞くことが出来て、大変参考になった。
(K.M記)

 

● 聖楽院での稽古が歌唱力の向上は勿論であるが、同時に歌う仲間としての連帯を
もつことが出たのを実感できた。
(K.M記)

 

● 聖楽院体操のポイントの一つは、後屈の際に肺の後背部を充分に活動させることにより、肺活量を増やせることを体験的に学ぶことができた。
(K.M記)

 

● 発声練習で子音Mを使ったレッスンを受けたが、これは発生時の音が顔面の各部位に振動として伝わる感覚を実感するのに役立った。
(K.M記)

            

令和2年2月28日(金)9:00am~11:00am

 

稽古施設:大宮前体育館 温水プール(第1レーン)

 

参加総数:9名

監督指導者:水氣道正七段 飯嶋正広

支援員代理インストラクター:

水氣道1級 加藤博文(稽古報告担当)

 

修錬生インストラクター:

水氣道2級 細谷健太 / 中西正子

 

特別訓練生総合ファシリテータ:

木村英一

 

受付:主当番(特別訓練生):

 

木村英一、副当番(訓練生):小池享子

 

報告者:中西正子  

 

【稽古内容】

 

1) 親水航法

先着の者から各自稽古を実施。

受付担当など遅れて入場したものも十分な時間をとって稽古を実施した。

 

2) 準備体操(いきいき体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

修錬生が先頭と末尾を担当する指導対番を構成し全体指揮。
      

体操新項目の周知および再確認ができた。

 

B班[5名]:

全員で確認しながら新項目も含めてできた。
  

途中から監督指導者の説明を受けながら確認していった。

 

3) 基本五航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

修錬生が先頭と末尾を担当する指導対番を構成し全体指揮。
      

起・承・転・結・縁の全ての工程を実施した。

 

B班[5名]:

起・承のみで五航法を行った。

 

 

4)各種航法 ※2班に分かれて実施

A班[3名]:

名宣り稽古方式(調血航法・水拳航法)
      

1枚目は特別体験生、2枚目・3枚目は修錬生・特別訓練生が名宣りを おこない、2巡目まで実施した。

 後に、調血航法について監督指導者よりスモールステップアップの提案があった。


B班[5名]:名宣り稽古方式(理氣航法、調血航法、舞踊航法)
   

初伝、脇伝2枚目は、それぞれ訓練生が一名ずつ担当し、

 

中伝3枚目は修錬生が担当した。

 

5)整理体操(のびのび体操) ※2班に分かれて実施

A班[3名]:3名全員がそれぞれのパートを担当し、ShortVersionでの稽古となった。

B班[5名]:3名がそれぞれの」パートを担当し、Full Versionでの体操を行った。

 

 

 

解説:
固定の参加者が全員参加できた。また、体験生の参加もあった。

 

支援員は不在であったが、水氣道1級(高等修錬生)が支援員代理を務めた。

 

調血航法について監督指導者より<Small StepUp>である新動作の追加の提案があった。

 

これについて、調血航法伝位者が動作確認をおこない、披露の準備をおこなう。

 

 

所感:

参加人数も適当で、よく体を動かすことができました。

 

免疫力を下げてはいけない今、ウイルス感染の心配のないプールで適度な運動ができる環境があることはありがたいと感じました。

 

今日は外も晴天で太陽の光を浴びながら帰ることができ、心と体の健康に良い時間を過ごすことができました。

‐脊髄圧迫‐

 

脊髄圧迫は、神経病変であるがゆえに治療効果を期待することができるゴールデンタイムが限られているため治療開始のタイミングが問題となります。

 

診断(神経学的所見、MRIなどの画像診断)から集学的治療(ステロイド療法、放射線療法、整形外科的治療まで)含めた集学的な治療を48時間以内という短時間内に必要とする病態です。

 

とりわけ、初期対応が重要であり、神経症状が出現した場合、可及的速やかに(数時間以内に)デキサメサゾンの静脈注射を行ない、その後も時間ごとに追加します。

 

ゴールデンタイムが限られているため画像診断に先行して、この治療を開始せざるを得ないこともあるため、院内での協力・連携体制の確立が重要です。
 

 

 

髄圧迫の原因は、椎体への転移によるものが最多です。

その他に、硬膜下および髄腔内への直接浸潤などによっても脊髄が圧迫され、高度の疼痛と脊髄麻痺が生じます。原因疾患としては、肺癌、前立腺癌、乳癌といった固形癌によるものが多いが、多発性骨髄腫、多発性リンパ腫によるものもあります。

 

診断は、神経学的所見とMRIが最も有用です。脊髄圧迫が疑われる場合、神経学的所見から画像診断の必要性を考慮します。

 

治療的目的は、歩行能の維持と疼痛コントロールによる患者のQOL(生活の質)の維持です。神経症状が出現した場合、可及的速やかに(数時間以内に)デキサメサゾンの静脈注射を行ない、その後も時間ごとに追加します。その後、疼痛コントロールと神経学的所見の改善を目的として局所放射線療法を行なうことが多いです。
 

 

3カ月以上の予後が期待される全身状態の良好な、転移性悪性腫瘍による脊髄圧迫患者では、圧迫箇所が1か所の場合、手術による減圧と放射線療法を併用することが多いです。

2020年2月27日(木)


時間帯:9:30~10:30

レッスン場所:東高円寺<音海>会場

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

ピアノ伴奏:吉田奈津子

参加者:全6名(レッスン生4名)

 

 

レッスン内容


1) 聖楽院体操

 

2) 発声練習:聖楽院方式ハミング&実声スケール(移動共鳴焦点法)

 

3)歌唱練習:体操20分後指導者からレッスン希望曲の提示を求められ、同じ曲を選択した2名ずつのレッスン生が以下の2曲を選択した。

いずれも日本歌曲を希望した。

 

❶ 「鐘が鳴ります」北原白秋作詞/山田耕筰作曲

ハミング、母音唱法と歌詞で歌う

 

❷ 「くちなし」高野喜久雄作詞/高田三郎作曲

歌詞を読み歌詞に対する理解を深め、母音唱法と歌詞で歌う

 

 

レッスン生の報告

●「ハミングの方が発声するよりも共鳴している」という他の方の意見を聞き、それまで自 分自身では気付けていなかったが、そこで初めて気付けた。(H.U記)

 

● ハミングで歌うと音程は取りやすいが、慣れていないからかリズムが上手く取れないこともあった。(H.U記)


● ブレスをすることで後ろの歌詞を強調できる、

ブレスをたくさん吸うことで高音が維持しやすい、

ブレスの次が高音の場合ブレスの前に高音にしておくことで、ブレスの次の高音が出しやすい等、ブレス1つを取っても様々な意味や技術があると理解を深められた。
(H.U記)

 

● 歌詞の区切り、「直接話法」と「間接話法」を意識することで、
歌詞に対する理解を深められた。

(H.U記)

 

● 私は「鐘がなります」を選択しました。

初期は、滑らかな声が出せなかったが、練習を重ねていくうちに高音にも伸びを感じ無理なく音を拾えた。

(ハミング、母音での稽古を重ねて行った)まだ曲の情景の理解が不十分でで、音程の不安定もあったが自分なりの成果を得たことが何よりも幸せであった。

(A.H記)