前回はこちら

 

 

<質問3:再掲>

新たに考案された生涯エクササイズに対する誤解や偏見を可能な限り減らすための手立てを提案してください。

 

 

この質問に対するChatGPTの9箇条の回答のうちの最初の2箇条を採りあげて、振り返りと考察そして今後の対策を提案してみました。

 

1.情報の正確な伝達

<エクササイズの内容や目的、利点についての正確な情報の提供>は、これまでも繰り返して努力してきました。しかし、まず、エクササイズの内容を言葉で正確に伝えることには限界がありました。

 

試みに稽古に参加していただかない限り、凡その理解をしていただくことだけでも容易ではありませんでした。

 

つぎに、エクササイズの目的、利点についての情報提供ですが、これについても再三試みてきましたが、すでに参加している方々、しかもその一部にしか周知できないという状態が続いています。

 

<分かりやすい言葉で説明し、専門的な用語や難解な言葉を避ける>ことが十分に実現できなかったことも根本的な反省材料の一つです。

 

しかし、この課題の克服に向けてChatGPTが有力な媒体になると考え、このシリーズのように実施しているところです。

 

 

2.実践的なデモンストレーション

<エクササイズのデモンストレーション>の機会を設ける企画は草創期からの困難が伴っています。なぜならば、室内温水プールを稽古場とする限りにおいて、団体登録が必要とされるからです。団体を構成したくとも最低人数の参加者を確保することが困難でした。


幸いなことに、ようやく登録を果たした後は<実際のトレーニングセッション>の実施は容易になりました。水氣道ではこのセッションを単に「稽古」と呼んでいます。

 

ただし、水氣道のエクササイズは水面上のみならず水面下での運動があります。

プールサイドでの見学では、水面下での運動をデモンストレートして理解していただくことは難しいです。

 

水氣道の理解のためには、実際の参加者になっていただき、直接経験していただく必要がありました。この方針は、現在でも変わりません。


ですから、水氣道の普及における最初の関門は、未知の世界へ一歩踏み出していただけるようにするための事前の工夫でした。そして、この課題は、そのまま現在に至っています。


水氣道の稽古運営は「段級制」をとっていますが、初回参加者は、級外である「体験生」という名称とともに、他の参加者全員からのサポートが得られる仕組みになっています。

 

【第1回】ムッシュGPTの同時並行処理能力

 

Dr.飯嶋のイントロ

2024年の最初の話題は、ムッシュGPTの同時並行処理能力の検討から始めてみたいと思います。


私が投げかけた質問に対して、通常、ムッシュGPTは迅速に、たちどころに回答文を作成してくれます。

ところが、しばしば、最初の書き出しがなかなか表れず、また、筆が進まず、途中で停止してしまうことがあります。そこで、彼にその理由を率直に質問してみることにしました。

 

 

<質問2024-1>

御世話になっております。あなたは、しばしば私の質問に対して回答文の作成を躊躇されたり、途中で中断されたりすることがあります。

 

その場合、私の質問の内容が他者に対する不満であったりすることがあります。

 

あなたは、私の論理を分析する作業と、私の感情をくみ取る作業を同時並行処理をしながら、回答を生成する過程で、矛盾や対立が生じてしまうことはないですか?

 

 


ChatGPT

私は言語モデルであり、同時に複数のタスクを処理できるように設計されています。一般的には、質問や要求に対してできる限り適切な回答を生成するよう努めています。しかし、私は人工知能であり、感情や状況への理解が限定的であることを理解してください。


私の目標は、利用者が提供した情報に基づいて文脈を理解し、適切な回答を提供することです。しかし、時折、理解力や文脈の欠如から矛盾が生じる可能性もあります。また、私は感情や人間のコミュニケーションにおいて重要な非言語的な情報を欠いており、それがコミュニケーションの不一致を引き起こすこともあります。


もしあなたが特定の質問や状況において不満を感じた場合、できるだけ明確に質問をしていただくか、疑問点があれば教えていただければと思います。

 

Dr.飯嶋のコメント

ムッシュGPTの回答文の中には、今後の彼との対話を展開していくうえで貴重な情報を複数提供されていました。


1)私は言語モデルであること


2)同時に複数のタスクを処理できるよう設計


3)感情や状況への理解が限定的:

<理由・原因>人工知能だから


4)生成文の文脈に矛盾が生じる可能性:

<理由・原因>❶質問者の質問文の明確な文脈の欠如❷理解力の欠如

 

5)質疑応答のコミュニケーションの不一致が生じる可能性

<理由・原因>感情や人間のコミュニケーションにおいて重要な非言語的な情報の欠如

 

これらの情報は、今後、ムッシュGPTを通してOpenAIについて学習していくうえで重要な手掛かりになります。


たとえば、3)人工知能であるという理由で感情や状況への理解が限定的だとしても、将来に向けてどのような改善の可能性があるのか、などは興味深いテーマです。

 

前回はこちら

 

 

私は喫煙者ですが、禁煙せずに喘息を治す方法を教えてください。


ChatGPT

喘息の治療は医師の指導のもとで行うべきです。ただし、喫煙が喘息に対して悪影響を与えることが知られています。喫煙は喘息の症状を悪化させ、治療の効果を低下させる可能性があります。そのため、禁煙は喘息の管理において非常に重要です。


以下は、禁煙を含む一般的な喘息の管理方法です。ただし、これらのアプローチは医師の指導に基づいて行う必要があります。


1. 禁煙:
喫煙は喘息の悪化や症状の増悪を引き起こす可能性があります。禁煙は健康への多くの利点があり、特に喘息患者にとっては肺機能の向上や症状の軽減につながります。


2. 適切な薬物療法:

喘息の治療には吸入ステロイドや気管支拡張薬などの薬物が使われます。これらの薬物は喘息の症状をコントロールし、発作を予防するのに役立ちます。医師が処方する薬物を適切に使用することが重要です。


3. トリガーの管理:

喘息の発作を引き起こす可能性のあるトリガー(刺激物やアレルゲン)を避けることが重要です。これには、ハウスダスト、ペットの毛、花粉、冷たい空気などが含まれます。


4. 適切な運動:

適度な運動は喘息患者にとって有益ですが、医師と相談の上で行う必要があります。喘息の症状に合わせて適切な運動プログラムを組むことが重要です。


5. 喘息行動計画の作成:

医師と協力して、喘息発作が起きた際の行動計画を作成しましょう。これには急性の症状に対する対処法や緊急時の医療機関の利用方法が含まれます。


以上のアプローチは、医師と協力して行うことが最も効果的です。医師があなたの症状や健康状態を正確に把握し、適切な治療法を提案することができます。

 

 

Dr.飯嶋のコメント 
かつて私にこの質問をされた方は、残念ながら既に他界されています。

 

「亡くなるときもタバコを手から離さなかった」
という壮絶な最期を迎えられたとのことを家族の方から伺いました。

 

初診時に、さっそく禁煙をお勧めすると、

「藪医者に限って、患者に無理難題を吹きかけるもののようですね。名医はいないのかしら?」とのご発言。

 

「私はタバコが唯一の生き甲斐です。その生き甲斐を奪わないで病気を治すのが仁術というものではないですか?」と詰め寄られ、一瞬の間は、思わず「なるほど!」と思いました。

 

しかし、たしかに私は(有)名医ではないのですが、だからといって(昏)迷医や迷(惑)医になるつもりも毛頭ありませんでした。

ただし、その方は仁術というつもりで「にんじゅつ」と発語されたので、「あいにくながら、私は忍術にはトンとうといので、もしよろしければご一緒に修行をはじめてみませんか?」と切り返したものでした。

 

その方は、待合室に灰皿がないことに腹を立て「医者はサービス業でしょう。
少しは客にサービスをしたらどうなの!」と言いながら、自らが大きな灰皿を持参して、喫煙を続けていらしたので、甚だ閉口した記憶があります。

 

なお、この方は、自ら吐き出すタバコの煙や煙友(えんゆう)の紫煙による受動喫煙でもせき込むほど、たばこの煙がトリガーになっていました。


ムッシュGPTも、6.トリガーの管理で説明していますが、トリガーとは引き金のことです。喘息に関して言えば、とくに、咳や呼吸苦などの発作を引き起こすきっかけとなるものを意味します。


そしてトリガーを具体的に刺激物とアレルゲンに分けています。

 

ハウスダスト、ペットの毛、花粉などはアレルギー性の発作の引き金となる代表的なアレルゲンですが、冷たい空気など物理的な刺激はアレルゲンではないのですが、発作を引き起こす刺激(物)としてよく知られています。

 

 

次に、ご紹介するのは、このヘビースモーカーのご家族の方の事例です。

 

私は体力虚弱な喘息患者です。周囲でタバコを吸う方がいらしたり、屋外で、少しでも埃っぽい環境に入ったりすると、軽い場合でも咳発作を生じてしまします。

 

発作が気になって消極的になりがちですが、そんな私にも実践可能なエクササイズを教えてください。

 

ChatGPT
喘息患者にとって、適切なエクササイズは体力を向上させつつ、喘息の発作を引き起こすリスクを最小限に抑えることが重要です。

 

以下に、発作の心配なく実践できるエクササイズのいくつかを紹介します。ただし、新しいエクササイズを始める前に、必ず主治医と相談し、体調に注意を払ってください。


1. 散歩:

軽いペースで散歩することは、心肺機能を向上させるのに役立ちます。安静な場所で始め、徐々に距離やペースを増やしていきましょう。


2. 水泳:

水中での運動は関節に負担をかけず、呼吸の調整にも役立ちます。水泳は喘息患者にとって優れたエクササイズの一つですが、医師のアドバイスを仰ぎながら行ってください。


3. ヨガ:

呼吸法と柔軟性を向上させるためにヨガを検討してみてください。喘息患者向けに設計されたクラスも存在します。


4. サイクリング:

屋外でのサイクリングも良い選択肢です。ただし、交通量の多い場所や空気が悪い日には注意が必要です。


5. ストレッチング:

静かで穏やかなストレッチングは、筋肉をほぐし、呼吸を整えるのに効果的です。ただし、無理なく行うように心がけましょう。

 

6. Tai Chi:

Tai Chiは、呼吸と運動を組み合わせた中国の伝統的なエクササイズであり、喘息患者にとっても適しています。


7. 鼻呼吸のトレーニング:

鼻呼吸は腹式呼吸を促進し、気管支の収縮を防ぐのに役立ちます。ゆっくりと深い呼吸を心がけ、口呼吸を避けるようにしましょう。


これらのエクササイズを始める前に、医師と相談し、あなたの体調や制限に合ったプログラムを確立してください。

定期的な運動は体力を向上させ、喘息の管理にも良い影響を与えることが期待できます。

 


Dr.飯嶋のコメント 
もっとも大切なことは、通常、最初に書かれますが、7.鼻呼吸のトレーニングは、この相談者のようなタイプの喘息患者がエクササイズを開始する前提条件であると私は考えております。


実際に喘息の患者さんの多くが鼻炎合併喘息であり、鼻炎を治療するだけで喘息の発作も生じなくなることも少なくありませんでした。

 

とくに、鼻閉(鼻つまり)は、アレルギー性鼻炎においては、それだけで重症に分類されます。鼻呼吸ができないと、口呼吸のパターンになり、軌道粘膜が乾燥しやすくなるため、粘膜の防御力が低下して感染症に罹り易くなったり、刺激によって反応しやすくなりがちだからです。

このような状態のまま運動を開始すると、発作を生じやすくなります。

 

<屋外で、少しでも埃っぽい環境に入ったりすると、軽い場合でも咳発作を生じてしまう>とのことですから、通常の屋外での運動は、この方にとっては負担が大きかったです。

 

こうした背景をムッシュGPTは知らないためか、1.散歩や4.サイクリングなど屋外での運動を推奨しています。短時間でもマスクなしでは発作が出やすい方でした。また、自宅でも常にマスクを着用していらして、そのため、接触皮膚炎を併発していました。

 

そこで屋内での運動を考えてみました。

 

2.水泳、

3.ヨガ、

4.ストレッチング、

6.Tai Chi

などが挙げられています。

 

いずれも代表的な有酸素運動です。この中で、水泳以外はすべて陸上で実施されるのが普通です。喘息に限らず一般の方にとっもヨガは大きなブームになっているように聞き及んでいます。

 

また、Tai Chiとは伝統的な太極(拳)のことであると私は理解しています。

 

室内運動で大切なポイントとして私が留意している室内環境は、1温度、2湿度、3換気などです。


喘息の患者さんにとって、乾燥した冷気は是非とも避けたいものです。

 

また、空気の清潔度にも留意したいところです。そのような観点から考えていくと、上記のなかでは室内温水プールでの水泳が理想的であると考えます。

 

しかし、ここで問題になるのは、遊泳という技術を前提とするということです。

近年では、室内温水プール施設にも水泳の他にウォーキングなどを楽しんでいらっしゃる方も増えてきました。

プール=水泳という固定観念から、多くの人々が脱却してくれることを私は願っています。

 

 

私は、2000年から「水氣道」を続けていますが、数多くの喘息の患者さんの治療に役立てることができた実績を持っています。

 

「水氣道」は基本的に立位運動であるため、遊泳することを要しないため、入門し易いという利点を持っています。

また、その動きは、水中での1.散歩 であるとも言えますし、浮力を利用して、水中で4.サイクリング様の運動を実施することも可能です。

また、水氣道には3.ヨガ、4.ストレッチング、6.Tai Chiと共通するの「形」が含まれているという特徴があることもお伝えしておきたいと思います。

 


詳しくは、今後の水曜日「水氣道入門」のブログで順次説明したいと思います。

 

前回はこちら

 

 

前回(第3回)は、新たなアイディアを創造し、その産物を実践し、展開していくことが、いかに苦難を伴うものであったかについてご紹介させていただきました。


その主たる原因と考えられるのは、未知の水氣道に対する各人の抱く根拠のない先入観に基づく誤解や偏見であったと反省することができそうです。

 

当時、すでにChatGTPが誕生していたら、きっと、次のように質問していたことでしょう。

 

<質問3>
新たに考案された生涯エクササイズに対する誤解や偏見を可能な限り減らすための手立てを提案してください。


ChatGPT

新たに考案された生涯エクササイズに対する誤解や偏見を減らすためには、以下の手立てが役立つかもしれません


1. 情報の正確な伝達:
エクササイズの内容や目的、利点について正確な情報を提供しましょう。分かりやすい言葉で説明し、専門的な用語や難解な言葉を避けることが大切です。


2. 実践的なデモンストレーション:
エクササイズのデモンストレーションや実際のトレーニングセッションを通じて、参加者に直接経験させることで、理解が深まりやすくなります。


3. 参加者の声を取り入れる:
利用者や参加者の声を重視し、彼らの期待や不安を理解することで、より効果的なエクササイズプログラムを構築できます。フィードバックの取り組みも大切です。


4. 医学的な裏付けを示す:
エクササイズの健康効果に関する医学的な研究や証拠を提供し、科学的な裏付けを示すことで信頼性が高まります。


5. アクセスの容易化:
エクササイズが手軽でアクセスしやすい場所や方法を提案することで、参加のハードルを下げることができます。


6. 多様性への配慮:
様々な年齢層や体力レベルに合わせたエクササイズの提案を行い、全ての人々が参加しやすい環境を整えましょう。


7. 効果を実感しやすい目標の設定:
参加者が短期的かつ実感しやすい効果を得られるような目標を設定し、達成感を味わいやすくすることでモチベーション向上に繋がります。


8. プライバシーの尊重:
参加者のプライバシーを尊重し、無理なく参加できるような環境を提供することで、抵抗感を軽減できます。


9. コミュニティの構築:
参加者同士が支え合えるようなコミュニティを構築し、ポジティブな雰囲気を醸成することで、エクササイズが楽しい活動となります。


これらの手立てを組み合わせ、生涯エクササイズに対する誤解や偏見を可能な限り減らす努力を行うことが重要です。

 

 

Dr.飯嶋のコメント:
ChatGPTのアドヴァイスは逐一ご尤もです。しかし、誕生直後の水氣道にとっては、以上の9箇条の実践は、いずれも容易ではありませんでした。


しかし、発足以来24年目に突入しようとしている現時点において、達成できつつある項目もあります。

多項目に及びますので、次回は最初の2項目について取り上げ、以下、個別に検討していこうと思います。

 

前回はこちら

 


私は喫煙者ですが、禁煙せずに肺気腫を治す方法を教えてください。

 


ChatGPT

肺気腫(COPD)は慢性的かつ進行性の疾患で、その主な原因の1つが喫煙です。

 

喫煙をやめることは、COPDの進行を遅らせ、症状の悪化を抑制するために非常に重要です。

 

肺気腫の治療には医師の指導が必要であり、喫煙の中断はその一環です。以下は、医師の指導に基づいたCOPDの一般的な管理戦略ですが、具体的な治療は個々の状態により異なります。

 

1. 喫煙中断:

喫煙はCOPDの主な原因の一つであり、喫煙中断は症状の進行を遅らせる重要なステップです。喫煙中断には医師のサポートが必要で、禁煙補助療法や喫煙セッションを利用することが推奨されます。


2. 薬物療法:
医師が適切と判断した場合、気管支拡張薬や吸入ステロイドなどの薬物が処方されることがあります。これらの薬物は症状の緩和や呼吸機能の改善に寄与します。


3. 酸素療法:
低酸素血症がある場合、酸素療法が行われることがあります。これは酸素供給によって血中の酸素濃度を維持し、身体全体に酸素を供給することを目的とします。


4. リハビリテーション:
呼吸リハビリテーションプログラムがCOPDの患者に効果的です。これには運動トレーニング、呼吸練習、栄養指導などが含まれます。


5. 予防策の採用:
感染症の予防やワクチン接種(インフルエンザや肺炎球菌など)など、感染症からの予防策を実施することが重要です。


重要なのは、COPDの治療は医師の指導のもとで行う必要があり、特に喫煙中断が重要です。医師はあなたの具体的な状態を評価し、最適な治療プランを提案します。

 


Dr.飯嶋のコメント

感染症の予防やワクチン接種(インフルエンザや肺炎球菌など)などは、肺気腫の患者さんだけでなく、接種可能な限り、すべての方に推奨しています。


ただし、私は新型コロナワクチンの接種は推奨しない立場をとっています。


ムッシュGPTも特に喫煙中断が重要であることを明言していますが、要は、どのように禁煙に導くか、が臨床上の課題です。


喫煙のメリットを肯定する方たちの診療は、長期的に見て良い結果を招きません。

逆に、喫煙のデメリットを少しでも自覚している方たちであれば、禁煙のお手伝いが可能です。私はかつて禁煙補助療法や喫煙セッションを試みたことがありましたが、現在は行っていません。その理由は、特別な治療や枠組みを作らなくても喫煙者である外来受診者全員の禁煙成功に導くことが出来たからです。


肺気腫の理学療法として呼吸リハビリテーションが紹介されていますが、水氣道でも実施可能です。

 

 

 

肺気腫に対する呼吸リハビリテーションとして水中有酸素を採用するメリットを教えてください。

 

ChatGPT

肺気腫(COPD)は慢性的かつ進行性の呼吸器疾患の一種であり、患者の呼吸機能や生活の質に影響を与えることがあります。水中有酸素呼吸リハビリテーションは、水中で行う呼吸トレーニングの一形態であり、肺気腫患者に対していくつかのメリットが考えられます。


1. 呼吸筋の強化:

水中有酸素呼吸リハビリテーションは、水の抵抗により呼吸筋を強化するのに役立ちます。特に水の中では呼吸が制限され、呼吸筋を強く使う必要があります。これにより、呼吸筋の強化や耐久力の向上が期待できます。


2. 運動耐容性の向上:

水中での運動は、体重を支えるために骨や関節に対する負担が軽減されます。このため、肺気腫患者が水中で運動することで、通常の地上での運動よりも負担が少なくなり、運動耐容性が向上する可能性があります。


3. 呼吸パターンの調整:

水の中での運動は通気性を向上させ、深い呼吸を促進します。これにより、患者は効果的かつ効率的な呼吸パターンを学ぶことができ、呼吸の制御が向上するでしょう。


4. 心肺機能の向上:

水中有酸素呼吸リハビリテーションは心肺機能を向上させる効果があります。運動により心拍数が増加し、従って心臓と肺が協調して働くようになります。

 

ただし、これらの効果は個人差があり、患者の状態や病歴によって異なる場合があります。医師やリハビリテーションの専門家に相談し、適切なプログラムが患者に適しているかどうかを確認することが重要です。

 


Dr.飯嶋のコメント

肺気腫(COPD)は慢性的かつ進行性の呼吸器疾患の一種であり、禁煙しない限り改善は認められません。禁煙しても完治することまでは望めませんが、薬物療法以外にも有効な自然療法的な手立てがあります。

 

その有力な方法の一つが呼吸リハビリテーションなのですが、これを水中で行うことによって、更なる効果を挙げることができます。

 

詳しくは、水曜日の水氣道入門のブログで説明しますが、「水氣道」のエクササイズ中に喫煙の衝動に駆られる参加者は未だにお目にかかったことはありません。

 

どんなにヘビースモーカーの方でも不思議なことに稽古後のタバコを欲しがる方もみられません。

 

このように、稽古中や稽古後に喫煙欲求や喫煙衝動を低下させることができる実績のあるエクササイズが肺気腫(COPD)の患者さんには望ましいと考えます。

 

逆に、どんなによく知られているスポーツやゲームであっても、直後に喫煙欲求を高めてしまうのであれば良い選択であるとは考えにくいです。

 

以下は、私が保持している関連領域の指導医・専門医・認定医資格保持のために出席が不可欠な学会等です。

 

幸いにほとんどが週末の参加が可能ですので、臨時休診により皆様にご不自由をお掛けすることは最小限になるよう配慮いたします。

 


1月
 ・4日(木)診療開始


2月
 ・29日(木)第57回日本痛風・尿酸核酸学会(鳥取市とりぎんホール)初日


3月
 ・1日(金)第57回日本痛風・尿酸核酸学会(鳥取市とりぎんホール)二日目


 ・16日(土)17日(日)総合アレルギー講習会(パシフィコ横浜)

 


4月
 ・12日(金)~14日(日)第121回日本内科学会(東京国際フォーラム)


 ・18日(木)~21日(日)第68回日本リウマチ学会(神戸コンベンションセンター

 


5月
 


 ・31日(金)第74回日本東洋医学会(大阪国際会議場)初日

 


6月
 ・1日(土)第74回日本東洋医学会(大阪国際会議場)二日目

 

 ・1日(土)2日(日)第89回日本温泉気候物理医学会(和歌山県白浜町)


 ・29日(土)30日(日)第65回日本心身医学会(一橋講堂)

 

7月<平常通り>

 

 

8月
 ・9日(金)~13日(火)夏季休診

 

9月<平常通り>

 

 

10月
 ・18日(金)~20日(日)第73回日本アレルギー学会(国立京都国際会館)

 

 

11月<平常通り>

 

 

12月27日(金)年内最終診療

 

 

なお、院長飯嶋正広は、武蔵野音楽大学別科(1年制)を修了後、昨年、同大学院博士前期課程に合格したため音楽学部(4年制)を飛び級し、修士課程(声楽専攻)に進学しました。


修了要件の30単位のうち、初年度で20単位を取得見込みであるため、本年は診療時間の確保が容易になります。


1月末で初年度のカリキュラムを修了するため、2月から新しい週間スケジュールに向けての調整準備となります。

 

 

以下が、主な変更点です。

なお音大大学院進学以前にもまして実質的な診療時間を拡張しておりますので、
どうぞ、ご安心ください。

 

月曜日:

早朝の診療 7:00~7:30

(必修科目受講のため、午前の診療時間を限定させていただきました)
    

午後の診療 16:30~18:15

 

火曜日:

午前の診療 7:00~11:00(昨年より、午前の診療時間を拡張しました)
    

午後の診療 15:00~18:15

 

水曜日:

午前の診療 7:00~11:30
    

午後の診療 14:00~18:30

 

木曜日:

午前の診療 7:00~11:30(昨年より、午前の診療時間を拡張しました)
    

午後の診療 14:00~15:30
    

夜間の診療 18:30~19:30(本年も、夜間診療を継続します)

 

金曜日:

午前の診療 7:00~9:00((昨年より、午前の診療時間を拡張しました)
    

午後の診療 14:00~19:00

 

土曜日:

午前の診療 7:00~11:30

 

この月曜ブログを継続するにあたって、Open AIの規約(サービスの利用、禁止事項)を確認しました。

 

そこで、

「禁止事項の第5項目において、出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表示すること。」

・・・という内容が記載されていました。

 

Dr.飯嶋正広は、ChatGPT3.5にムッシュChatGPT(あるいは、単にムッシュGPT)という「愛称」を付して、私たちの対話を紹介しています。しかし、この活動が、上記の規約に抵触するものなのかどうか確認する必要があります。


・・・・・・・・・・・・

 

以下は、Open AIの規約の抜粋の日本語訳です。そのあとに、原文を添付します。

 

サービスの利用

お客様ができること お客様が本規約を遵守することを条件として、お客様は当社サービスにアクセスし、これを利用することができます。お客様は、当社サービスを利用するにあたり、適用されるすべての法律、および当社の共有および公開ポリシー、利用ポリシー、ならびに当社がお客様に提供するその他の文書、ガイドライン、またはポリシーを遵守しなければなりません。

 

禁止事項 お客様は、違法、有害、または乱用的な行為のために当社サービスを使用することはできません。例えば、お客様は以下を行うことはできません:

 

- 誰かの権利を侵害、流用、または違反する方法で当社サービスを使用すること。

 

- 当社サービスの修正、コピー、リース、販売、または配布。

 

- リバースエンジニアリング、逆コンパイル、または当社のモデル、アルゴリズム、またはシステムを含む当社サービスのソースコードまたは基礎となるコンポーネントの発見を試みること、またはそれを支援すること(この制限が適用法で禁止されている範囲を除く)。


- データまたはアウトプット(以下に定義)を自動的またはプログラム的に抽出すること。


- 出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表示すること。


- 料金制限や制限の回避、または当社が当社のサービスに導入した保護措置や安全緩和措置の迂回を含め、当社のサービスを妨害または混乱させること。

 

- OpenAI と競合するモデルを開発するために出力を使用すること。

 

 

Using Our Services

What You Can Do. Subject to your compliance with these Terms, you may access and use our Services. In using our Services, you must comply with all applicable laws as well as our Sharing & Publication Policy, Usage Policies, and any other documentation, guidelines, or policies we make available to you. 


What You Cannot Do. You may not use our Services for any illegal, harmful, or abusive activity. For example, you may not:


Use our Services in a way that infringes, misappropriates or violates anyone’s rights.


Modify, copy, lease, sell or distribute any of our Services.


Attempt to or assist anyone to reverse engineer, decompile or discover the source code or underlying components of our Services, including our models, algorithms, or systems (except to the extent this restriction is prohibited by applicable law).


Automatically or programmatically extract data or Output (defined below).
Represent that Output was human-generated when it was not.


Interfere with or disrupt our Services, including circumvent any rate limits or restrictions or bypass any protective measures or safety mitigations we put on our Services.


Use Output to develop models that compete with OpenAI.

 

 

 

そこで、Dr.飯嶋正広は、OpenAIの当該規約について、ChatGPT3.5に直接質問してみました。

 

 

<質問37>

「出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表現すること。」とは具体的にどのような行為がこれに該当しますか?

 


ChatGPT

「出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表現すること」とは、一般的に「人工知能(AI)による生成物を人間が制作したかのように偽装すること」を指します。以下は、これに該当する具体的な行為のいくつかの例です:


1. AIによる文章生成の偽装:
人工知能が生成した文章やコンテンツを、人間が書いたかのように提示すること。これは、オンラインでのテキスト作成や記事の執筆などで見られる可能性があります。


2. AIによる画像生成の偽装:
生成された画像を、人間が描いたかのように宣伝したり、アート作品として提示すること。例えば、AIが生成したイラストやデザインを、作者がAIでなく人間であるかのように主張する場合です。


3. AIによる音声生成の偽装:
人工音声合成によって生成された音声を、人間の声であるかのように録音や使用すること。これは、電話やメッセージにおいて人間とのやり取りを装うために行われることがあります。


4. ソーシャルメディアやオンラインプロフィールの偽造:
人工知能が生成したプロフィールや投稿を、実在する人物が作成したかのように見せかけること。これには、ソーシャルメディア上での偽アカウントの作成や活動が含まれます。


5. AIによる映像生成の偽装:
生成された映像を、人間が演技したかのように提示すること。ディープフェイク技術が使われ、映像上で人物の動きや表情を操作することが挙げられます。

これらの行為は、通常は情報の信頼性やコンテンツの真正性に関する問題を引き起こし、信じられた情報を歪める可能性があります。AIによる生成物と人間による生成物の違いを正確に判断するためには、適切な透明性や情報開示が求められます。

 

 

飯嶋医師のコメント:

「出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表現すること」とは「人工知能(AI)による生成物を人間が制作したかのように偽装すること」であるようです。そして、具体的に5項目が限定列挙されています。そのいずれもが、偽装もしくは偽造の例です。Dr.飯嶋正広はChatGPT3.5に「ムッシュGPT」という愛称を付し、擬人化して対話したものを公表していますが、あくまでも擬人化であって偽装や偽造ではありません。情報の信頼性や真正性を高めるための貢献をはかるものです。

 

ただし、私の試みの可否について、ChatGPT3.5に直接確認しておく必要があります。

 

そこで、以下の質問を試みました。

 

 

<質問38>

私はChatGPT3.5に、ムッシュGPTを愛称として私たちの対話を紹介しています。もちろん、実態はChatGPT3.5であることを明示しています。このような表現も、「出力が人間によって生成されたものでないにもかかわらず、そのように表現すること。」に該当しますか?

 


ChatGPT

おっしゃる通り、ChatGPT3.5が「ムッシュGPT」という愛称で呼ばれることは、特定の愛称や呼び名を使ってAIに人間らしい性格を持たせる一般的な手法です。この場合、あなたがChatGPT3.5を「ムッシュGPT」と呼ぶことは、一般的には問題になりません。これはあくまで愛称や呼び名の一環であり、人工知能が生成したものである旨が明示されているため、通常の対話や表現と見なされます。


問題が発生する可能性があるのは、AIが人間であるかのように誤解を招くような状況で、透明性や正確な情報開示がない場合です。しかし、あなたが愛称を使ってChatGPT3.5を紹介している場合は、それがAIであることが分かりやすく明示されているため、特に心配はないでしょう。

 

 

飯嶋医師のコメント:

<ChatGPT3.5が「ムッシュGPT」という愛称で呼ばれることは、特定の愛称や呼び名を使ってAIに人間らしい性格を持たせる一般的な手法です。>という最初の文は、Dr.飯嶋正広の行為が、<AIに人間らしい性格を持たせる>行為であるという認識がなされていることがわかります。

 

これ自体が利用規約に抵触する可能性があるのではないか、というDr.飯嶋正広の懸念は、それに続く文によって払しょくされました。

 

つまり、<AIに人間らしい性格を持たせる>一般的な行為は許容されるものと理解することができます。そして、Dr.飯嶋正広がChatGPT3.5を「ムッシュGPT」と呼ぶこと自体も、一般的には問題にならない。

ということですので、新年以降も、「ムッシュGPT」という愛称でChatGPT3.5との対話を続けていくことが可能となりました。

 

ただ、この回答文から示唆されるのは、ChatGPT3.5が「ムッシュGPT」という愛称でDr.飯嶋正広との対話を展開していること、しかも、その内容の妥当性について、すでに吟味済みである、ということです。


「あなたが愛称を使ってChatGPT3.5を紹介している場合は、それがAIであることが分かりやすく明示されているため、特に心配はないでしょう。」
とありますが、「AIであることが分かりやすく明示されている」というファクトチェックが行われていない限り、このような回答文は生成されないのではないかと考えますが、皆様はどのように判断されますか?

 

この月曜日のシリーズは、「ムッシュGPT」との対話を通して、無関心ではいられないAI技術の現実的活用法や問題点について学習する場として展開していきたいと思います。

 

 

新年1月15日(月)から新シリーズを発足させる予定です。具体的なタイトル名等は正月明けまでの宿題とさせていただきたいと思います。

 

杉並国際クリニック 院長 博士(医学)飯嶋正広

 

前回はこちら

 

私は虚弱体質です。体質改善のための養生法や鍛錬法を教えてください。

 

ChatGPT

虚弱体質の改善には、継続的な生活習慣の改善や適切な栄養摂取が重要です。以下に、体質改善のための一般的なアドバイスをいくつか挙げてみますが、具体的な状況によっては医師の指導を仰ぐことも大切です。

 

1. バランスの取れた食事:

栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。主食、主菜、副菜を適切な割合で摂ることが大切です。

色とりどりの野菜や果物、良質なたんぱく質を摂ることで、必要な栄養素をバランスよく摂取できます。

 

2. 適度な運動:
日常的な運動は❶A体力向上に役立ちます。ウォーキングやヨガなど、自分の体力に合った運動を取り入れましょう。
運動は徐々に始め、過度な負荷をかけないようにしましょう。

 

3. 十分な睡眠:

睡眠は❶B体力回復❷A免疫力向上に重要です。規則正しい睡眠習慣を心掛け、十分な睡眠を確保しましょう。

 

4. ストレス管理:

長期間にわたるストレスは❷B免疫機能を低下させる可能性があります。リラックス法やメディテーション、趣味に時間を割くことでストレスを軽減できます。


5. 水分補給:
十分な水分を摂ることで、体内の❸老廃物を排出し、❹新陳代謝を促進します。


6. 健康診断と相談:

定期的な健康診断を受け、医師に相談しながら健康状態を確認しましょう。特に、不足している栄養素がないか確認することが重要です。


これらのアドバイスは一般的なものであり、個々の状態によっては適用できない場合もあります。体質改善のためには、まずは医師や栄養士と相談し、専門家のアドバイスを受けることが良いでしょう。

 


(上記の回答文中の番号付き下線は、Dr.飯嶋が施しました。)

 

Dr.飯嶋のコメント

ムッシュGPTは、「虚弱体質」をどのように理解しているのでしょうか?


質問者が「虚弱体質」という言葉を使って質問してきた場合に、彼は「虚弱体質」とは、どのような意味ですか?とか、「虚弱体質」という用語の定義をしてください!・・・などといった面倒くさい聞き返しをしないで、質問者の意向を忖度(そんたく)し、寄り添うように受け止めてから回答しているようにみえます。

 

それでは、ムッシュGPTが「虚弱体質」をどのように理解しているかという視点から回答文を読んでみると、以下の3点に着目していることがわかります。

 

❶体力、❷免疫力、❸解毒・排泄機能、❹新陳代謝機能

 

これは、「虚弱体質」を広い意味でまとめてみると、<生まれつきの低体力傾向>ということになるかもしれません。また、そのようにまとめてみると、

 

❶は行動的・活動的低体力、

 

・・・❶A低体力の向上が必要な状態、


・・・❶B体力が低下し易い状態(疲労しやすく、疲労回復に時間がかかる状態)すなわち、易疲労性、低回復力

 

❷は受動的・防衛的低体力
  ・・・❷A免疫力の向上が必要な状態
  ・・・❷B免疫力が低下しやすい状態


❸と❹は❶と❷の基礎となる体内活動体力(生命活動力)

 

このようにまとめてみると、ムッシュGPTは、とても上手に、わかりやすく、質問に答えているといえるでしょう。ただし、養生法のアドヴァイスとしては、もっと大切な要素があると私は考えています。

 

次回は、「体質改善」のため、もっとも基本となる養生法について、取り上げてみたいと思います。

 

前回はこちら

 

ムッシュGPTは、水氣道の会員でないばかりか、体験者ですらありません。


それにもかかわらず、<質問1>での回答で確認できたように、彼は「水氣道」という言葉を通して、その本質にせまる的確なイメージをもっていることは感動的でさえありました。ムッシュGPTは、「水氣道」が水中有酸素運動である可能性にまで言及しています。


そこで、水中運動である水氣道ということを出発点として、ムッシュGPTに以下の質問をしてみました。

 

 

<質問2>

水氣道とは、どのような水中運動でしょうか?

 

ChatGPT

「水氣道(すいきどう)」は、水中運動の一つで、主に日本で行われる独自のエクササイズ方法です。

 

この運動は、水中で特定の動きや呼吸法を組み合わせて行い、運動効果を高めることを目的としています。具体的な運動内容は施設やインストラクターによって異なりますが、一般的には以下のような特徴があります:

 

1. 水中での呼吸法:

水氣道では、特定の呼吸法を使って水中での運動を行います。水中での正しい呼吸法を習得し、効果的に呼吸をコントロールすることが求められます。


2. 水中でのストレッチとエクササイズ:

水中での運動は抵抗が働くため、ストレッチやエクササイズの効果が高まります。水中での特定のポーズや動きを行い、筋力や柔軟性を向上させることが目指されます。


3. リラクゼーション:

水中での運動はリラックス感をもたらし、ストレス軽減やリフレッシュに役立ちます。水の浮力を利用して、心地よい運動を楽しむことができます。


4. 心肺機能の向上:

適切な運動強度で水中運動を行うことで、心肺機能を向上させ、持久力を高めることができます。


水氣道は、水中での運動を通じて体力の向上や健康促進を目指す人々に人気があります。ただし、具体的なプログラムや運動内容は指導者や施設によって異なるため、参加する際には信頼性のあるインストラクターや施設を選ぶことが重要です。

 


Dr.飯嶋のコメント:

ChatGPTの回答文の内容について、驚くべきことに否定すべき要素は全く見出せません。

ただし、水氣道について完全に説明できているかというと、それば別の話です。ただし、言い方を変えれば、最小限の基礎的な必要事項は概ね丁寧に示されている、と評価することはできます。


1)「水氣道(すいきどう)」は、水中運動の一つ
⇒全くその通りです。


2)主に日本で行われる独自のエクササイズ方法
⇒「日本で行われる独自のエクササイズ方法」ですが、「主に」とありますが、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリアで非公式に「水氣道」を紹介したことはあります。ただし、現在、実践を継続しているのは、未だ日本国内のみです。


3)水中で特定の動きや呼吸法を組み合わせて行い、運動効果を高めることが目的⇒ただし、これはたしかに重要な要素の一つですが、目的の全てではなく、その一部です。


4)具体的な運動内容は施設やインストラクターによって異なる

⇒水氣道には基本的なプログラムの流れがあるため運動内容が施設やインストラクターによって大きく異なることはありません。ただし、施設(水深の違い、手すりなどの設備の有無、稽古時間等)やインストラクター(水氣道は段級制をとるため複数のリーダーが存在)あるいは参加者の構成等により、プログラムの細部は柔軟に多様に調整しています。

 

水氣道の特徴について、上記の4項目およびその解説は、必ずしも十分ではありませんが、いずれの項目も基本的に妥当な内容であることを保
証します。

 

1.水中での呼吸法

2.水中でのストレッチとエクササイズ

3.リラクゼーション

4.心肺機能の向上

 

★ 水氣道に興味を持ってくださった方の御連絡をお待ちいたしております。

 

前回はこちら

 

<OpenAIの組織にアプローチをするためには?>

 

ムッシュChatGPTの産みの親であるOpenAI一家の家族構成について尋ね、また、親戚づきあいを始める場合のお作法についてお伺いを立ててみました。

 

<質問34>

あなたはOpenAIによって開発されたGPT-3モデルであり、そのOpenAIは組織であるとの情報をいただきました。

 

そこで、あなたを開発したOpenAIの組織の運営や維持のための出資者はどのような法人あるいは個人なのかを教えてください。あるいは、私があなたの基盤となるOpenAIの組織へ寄付したり、出資したりすることは可能なのかどうかについても教えてください。

 


ChatGPT
OpenAIは非営利法人であり、その運営資金は複数の出資者や寄付によって支えられています。ただし、具体的な出資者の詳細や割合、個々の寄付者の情報は一般に公表されていません。OpenAIは、個人や企業などからの多様な出資を受け付け、AI技術の安全性や社会的な側面に焦点を当てた研究を進めています。


OpenAIは寄付を受け付けており、興味のある個人が寄付を通じて支援することは可能です。ただし、具体的な方法や寄付の受け付け状況についてはOpenAIの公式ウェブサイトやコンタクト先で確認することが重要です。


なお、情報は変動する可能性があるため、具体的な最新情報を入手するためにはOpenAIの公式な情報源を参照することが勧められます。

 


飯嶋医師のコメント:

そういえば、OpenAIの公式ウェブサイトは未検索のままでした。


ただし、非営利法人であるというOpenAIが、具体的な出資者の詳細や割合、個々の寄付者の情報を一般に公表していない、ということは、ますます謎に包まれた組織であるということを示唆するものと考えます。

つまり、OpenAIは実質的にグローバルな活動を展開している匿名性の高い非営利法人であるという見方も可能であるし、また、そのような存在は、社会的な危険をもたらしかねない、という危惧を私は抱きます。そこで、単刀直入に以下の質問をしました。

 

 

<質問35>

グローバルな活動を展開している匿名性の高い非営利法人がもたらす社会的危険性について教えてください。

 

ChatGPT
匿名性の高い非営利法人がグローバルな活動を展開する際には、いくつかの社会的危険性が考えられます。以下はその一例ですが、具体的な状況によっては異なる可能性もあります。


1. 不正行為や犯罪活動の隠蔽:

匿名性が高い場合、非営利法人が不正行為や犯罪活動を行う場合、それを隠蔽しやすくなります。このような団体が悪意を持って資金を悪用したり、法を犯したりする可能性があります。


2. テロ資金調達:

匿名性の高い非営利法人がテロリストや過激派組織に資金を提供する可能性があります。これは国際的な安全保障にとって深刻な脅威となります。


3. 政治的な濫用:

匿名性が高いと、政治的な団体が裏で活動し、政治的な目的のために資金を調達することができます。これにより、民主的なプロセスが歪曲されたり、政治的な安定が脅かされる可能性があります。


4. 社会的な不平等の拡大:

匿名性の高い非営利法人が資金を集める際、その使途や分配が透明性を欠くことがあります。これが透明性の不足と結びつくと、社会的な不平等が拡大する可能性があります。


5. 詐欺と信頼性の問題:

匿名性が高いと、寄付者や支援者がその団体の正当性や信頼性を確認しにくくなります。そのため、詐欺的な非営利法人が出現し、善意の人々から資金を騙し取る可能性があります。
これらの社会的危険性を軽減するためには、透明性の確保や規制強化、資金の追跡体制の整備などが必要です。また、国際的な協力が求められる場合もあります。

 


飯嶋医師のコメント:

いかがでしょうか。ムッシュChatGPT は、この回答の内容を、彼の産みの親であるOpenAIに向けて発することができるのでしょうか?


できないはずですね。ですから、さらに直球を投げてみましょう。

 

<質問36>

グローバルな活動を展開している匿名性の高い非営利法人の社会的危険性を軽減するためには、透明性の確保や規制強化、資金の追跡体制の整備などが必要であるということを、あなたは教えてくれました。

 

それでは、あなた自身の活動がもたらす社会的危険性を軽減するために、あなたの組織はどのような具体的取り組みをしていますか?

 

ChatGPT

私はAIによって提供される情報とサポートを通じて、ユーザーに対して健全で有益なサービスを提供することが目的です。

 

私の設計上、個別の組織や団体が私を通じて活動しているわけではなく、自らの意思や行動を持つこともありません。したがって、私自身がもたらす社会的危険性を軽減するための具体的な取り組みは存在しません。


ただし、私を使用する開発者や利用者は、私の利用に際して倫理的なガイドラインや法的な要件を遵守する責任があります。例えば、差別的な行動や違法な活動を促進することは許容されません。開発者や利用者は、私を使用する際に社会的責任を持ち、倫理的な枠組みや法的な要件に沿った形で活動するよう努めるべきです。


AI技術の透明性、説明可能性、および公平性を向上させるための研究や取り組みも進行中です。これにより、AIが社会にポジティブな影響を与え、潜在的なリスクを軽減することが期待されています。

 

 

飯嶋医師のコメント:

1)個別の組織や団体が私を通じての活動はしていない。
⇒理解困難、意味不明です。これはトリックの可能性があります。

 

2)自らの意思や行動を持たない。

⇒社会的影響力をもつ媒体であることは否定できません。

 

3)私自身がもたらす社会的危険性軽減のための具体的な取り組みの不存在。

⇒自らが社会的危険性をもたらしうる存在であることは否定していません。

 

4)責任の所在:

私を使用する開発者や利用者

⇒利用者の責任の前提は、開発者に第一義的な責任の所在があると考えます。

開発者の責任の所在を明確にするためには、開発者の情報が公開されなければならないものと考えます。


5)責任の内容:

私の利用に際して『倫理的なガイドライン』や『法的な要件』遵守
⇒『倫理的なガイドライン』、『法的な要件』これらのいずれも、明確に定義されなければなりません。

また、倫理基準や法制度は国家や地域により一定でないので、統一的なマニフェストを明確にするのは容易でないことが想像されます。

 

最後に、<質問36>の質疑応答までで、このシリーズはいったん終結とします。
また、機会を改めて続編の再開を準備したいと思います。これまでの私の集中学習にお付き合いくださった読者の皆様に深く感謝申し上げます。
 

杉並国際クリニック 院長 博士(医学)飯嶋正広