ムッシュGPTと討論する全人的健康エクササイズ 「水氣道」入門(第5回)

 

前回はこちら

 

 

<質問3:再掲>

新たに考案された生涯エクササイズに対する誤解や偏見を可能な限り減らすための手立てを提案してください。

 

 

この質問に対するChatGPTの9箇条の回答のうちの最初の2箇条を採りあげて、振り返りと考察そして今後の対策を提案してみました。

 

1.情報の正確な伝達

<エクササイズの内容や目的、利点についての正確な情報の提供>は、これまでも繰り返して努力してきました。しかし、まず、エクササイズの内容を言葉で正確に伝えることには限界がありました。

 

試みに稽古に参加していただかない限り、凡その理解をしていただくことだけでも容易ではありませんでした。

 

つぎに、エクササイズの目的、利点についての情報提供ですが、これについても再三試みてきましたが、すでに参加している方々、しかもその一部にしか周知できないという状態が続いています。

 

<分かりやすい言葉で説明し、専門的な用語や難解な言葉を避ける>ことが十分に実現できなかったことも根本的な反省材料の一つです。

 

しかし、この課題の克服に向けてChatGPTが有力な媒体になると考え、このシリーズのように実施しているところです。

 

 

2.実践的なデモンストレーション

<エクササイズのデモンストレーション>の機会を設ける企画は草創期からの困難が伴っています。なぜならば、室内温水プールを稽古場とする限りにおいて、団体登録が必要とされるからです。団体を構成したくとも最低人数の参加者を確保することが困難でした。


幸いなことに、ようやく登録を果たした後は<実際のトレーニングセッション>の実施は容易になりました。水氣道ではこのセッションを単に「稽古」と呼んでいます。

 

ただし、水氣道のエクササイズは水面上のみならず水面下での運動があります。

プールサイドでの見学では、水面下での運動をデモンストレートして理解していただくことは難しいです。

 

水氣道の理解のためには、実際の参加者になっていただき、直接経験していただく必要がありました。この方針は、現在でも変わりません。


ですから、水氣道の普及における最初の関門は、未知の世界へ一歩踏み出していただけるようにするための事前の工夫でした。そして、この課題は、そのまま現在に至っています。


水氣道の稽古運営は「段級制」をとっていますが、初回参加者は、級外である「体験生」という名称とともに、他の参加者全員からのサポートが得られる仕組みになっています。