聖楽院は8月も引き続き活動を休止いたします。

 

本日は長崎の被爆の日です。歌は祈りです。

多くの歌手の祈りが『長崎の鐘』の歌声になって私たちの魂に響いてきます。

以下を、ご紹介いたします。

 

 

『長崎の鐘』作詞:サトウハチロー/作曲:古関祐而

 

 

第一部:ソロ

藤山一郎

新妻聖子

島津亜矢


五木ひろし

氷川きよし

 

 

第二部:デュオ

 

由紀さおり・安田祥子 

秋川雅史・松阪ゆうき

 

 

第三部:グループ・合唱

 

ボニージャックス

東京混声合唱団(立川清登)

8月9日(日)


週間<外国語>旅行

 

本日は、長崎原爆の日です。今年の5月19日の記事を紹介いたします。

Journalニッケイ新聞より

 

長崎市長が感謝のメッセージ

 

=サンパウロ市カーニバルの原爆騒動に=

 

県人会の意図を理解、賛同

 

2020年5月19日

賛否両論を呼んだ、アギア・デ・オウロの原爆ドームを再現した山車
 

今年2月21、22日に開催されたサンパウロ市カーニバルで優勝したサンバチーム「アギア・デ・オウロ」のパレードは、原爆ドームを再現した山車などを繰り出したことで、日本語の会員制交流サイト(SNS)などで山車の映像だけを切り出して「カーニバルで原爆を扱うのは不謹慎」などのコメントが添えられた投稿が話題となり、それに同調する批判の声が上がった。
 

このパレードは「知識の力」をテーマにしたもので、それが生んだ負の遺産として広島の原爆ドームを再現した山車やB21を登場させ、趣旨に賛同したブラジル広島文化センターとブラジル長崎県人会の会員らも加わってパレードした。
 

ブラジルのカーニバルでは社会風刺や政治的メッセージなど社会性が高い硬派なテーマがよく扱われるが、日本の大半の人はそれを知らず、露出の多い衣装で踊る男女がいるという一点で「裸の馬鹿騒ぎ」というような先入観が一般に持たれている。その先入観にのって「そこで原爆を扱うのは不謹慎」という表面的な意見が日本語のSNS上にあふれた。
 

それを憂慮した長崎県人会の川添博会長(当時)が広島県人会の吉広ロベルト貞夫会長と共同で、両県と市に事情説明書を送った際、本紙記事も参考資料として添付された。2月末から長崎県人会の新会長は森繁親(もり・しげちか)氏だ。
 

それに対して、田上長崎市長よりの返答があった。川添元会長は、「今後ブラジルでは似たようなケースがいろんな場面で起こりうると推察されます。それらの催しに参加する際の県人会の指針、できうるならば、社会の目指す方向性を記した回答でもありますので、広く周知していただきたい」と本紙に求めてきたので、ここに掲載する。

 

原爆の惨禍を訴えてくれたことに感謝=令和2年3月30日=長崎市長 田上 富久(たうえ とみひさ)

 

田上富久氏サイトより

(https://tomihisa-taue.jp/)

 

サンパウロのカーニバルの件ですが、いただいた資料などを拝見し、カーニバルでの表現についての皆様の意図は十分に理解しました。同時に、その意図が十分に伝わらなかったことによる関係者の皆様のご心痛も大変よくわかりました。
 

もちろん私自身がカーニバルを見たわけではありませんし、カーニバルについての深い理解者ではありませんが、今回の一連の出来事を考えるのに必要な事実は、川添さんからいただいた資料で十分にわかりました。
 

まず、1945年8月に広島、長崎で起きたことが、人類の歴史の中でも最も恐ろしい出来事の一つであることを、皆様と共有できたことを大変うれしく思います。そしてブラジルの皆さんが、あの原子雲の下で何が起きたのかを学んでくれたことに感謝します。
 

長崎や広島は「核兵器のない世界」の実現を4分の3世紀にわたって訴え続けています。その原点は、「自分たちが経験したことを、世界の誰も二度と経験することがないように」という被爆者の思いです。
 

私たちが1945年の出来事を伝えているのは、被害者として加害者を告発しているのではなく、人類の一員として、繰り返してはならない惨禍を必死で伝え続けているのです。
 

その意味で、人類史の忘れてはならない事実として、原爆による惨禍を取り上げてくださったことは、私たちの思いとつながっています。
 

一方、文化の相互理解という意味では、私たちはまだお互いを十分に知らないところがあります。
 

ブラジルのカーニバルについては、日本では断片的にしか伝わっていないところがあり、私自身も拝見したことがありません。同じように日本のお祭りの意味もブラジルの皆さんはあまりご存じないかもしれません。
 

土壌や気候が違えば違う花が咲くのは当然であり、だからこそ世界は多様性に満ちていて魅力的なのだと思います。異なる文化への好奇心は、私たちを海外旅行に誘ってくれますし、自分たちの文化への誇りも育ててくれます。
 

問題は、異なる文化への無知と、そこから生まれる否定的な感情です。
 

人類は、第一次世界大戦への反省からユネスコ(UNESCO)を創設しました。その理念を記したユネスコ憲章の前文には次のように書かれています。
 

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない。
 

相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもありしばしば戦争となった。
 

ここに書かれているように、風習と生活の違いへの無知は、相手への疑惑と不信につながることがあり、それがしばしば戦争の原因になってきました。
 

その一方で、相手を知ることが互いへの敬意を生むこともよくあります。どちらになるかを決めるのは、私たちの心だということを、ユネスコ憲章は教えてくれています。
 

今回、私たちは、お互いの思いが共通していることを知り、表現にお互いの個性があることを知りました。これを疑惑と不信につなげるのではなく、理解と信頼につなげる契機とすることが大事だと思います。
 

私は、長崎市長として、今回皆さんがサンパウロのカーニバルで表現しようとした意図に賛同します。そして、カーニバルでの表現のどこにも私たちの平和への思いや文化を汚そうとする気持ちがないことを信じます。もちろんそのベースには川添会長への信頼があります。このような信頼関係こそ、私たちが最も大切にしたいものです。
 

長崎県人会の皆さんや関係者の皆さんの中には、今回の一連の経過の中で、心を痛めた方々がおられたのではないかと思います。最近はSNSなどを使って、不信の方向に歯車を回そうとする動きも多くありますが、私たちは、そうではなく、確信を持って信頼の方向に歯車を回していきましょう。
 

ここ数年の「長崎平和宣言」の中で繰り返し述べていることがあります。それは市民社会の中に小さな信頼を育てていくことの大切さです。それは確実に平和をつくる力になる、と私は考えています。今回の出来事を疑惑と不信を生む機会とするのではなく、理解と信頼を育む機会にしましょう。
 

私たちの共通の願いの一つは、「核兵器のない世界」です。未来の人たちのために、この願いが一日も早く実現することを願います。
 

機会があれば、私のこの手紙に込めた思いを県人会の皆さんはじめ、関係者の皆さんにお伝えください

 

<来週に続く>

<はじめに>

 

 

前回は「生理痛」に効果のあるツボを紹介しました。

 

 

「太白」は足の親指の内側で、骨が出っぱっているところのすぐ後ろです。

 

 

「三陰交」内くるぶしから指4本分上にあります。

 

 

「陽池」は手の甲側で手首の中央にあります。

 

 

今回は「更年期」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<更年期に効果のあるツボ>

2020-05-12 14-19

 

 

「血海(けっかい)」膝の内側のお皿の上、指3本分上にあります。

 

 

「太衝(たいしょう)」は足の親指と人差指の間をなぞって指の止まるところにあります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

8月8日


今日のテーマを何にしたら読者の皆様の役に立てるか、と野口将成氏に問いかけてみたところ、先週の記事についての注目度が高いので、話題を掘り下げて解説することによって、今後のCovid-19との共生時代をどのように過ごしていったらよいかの道標になるのではないか、との意見でした。

 

ご尤もであります。

 

それでは、早速、皆様からの想定リクエストにお答えすることに致しましょう。

 

 

「一般的に漢方薬と言えば、長期的に、体にじっくり働きかけて、体質を改善するというイメージです。知識のある人でさえ、漢方薬は感染症のような“急性疾患”のために開発されたもの、程度が関の山でしょう。」

 

実は、漢方薬は健康の維持増進や疾病の予防のためにも役立つようにできています。

 

漢方では、中医学最古の学術専門書である『神農本草経(シンノウホンゾウキョウ)』には、生薬を上中下の三つに分類して紹介してあります。

 

この中で「上薬」に分類される生薬は、次のように定義されています。

 

「生命を養う目的のものである。無害で長期間服用しても副作用はない。これらには身を軽くし、元気を益し、老化を防ぎ、寿命を延ばす薬効がある」と。


つまり、自然治癒力を高めて健康でいるために、長く続けて飲んでもよいものである、ということが書かれています。

 

このように、漢方では西洋薬的なタイプの生薬=「下薬」を“格が低い薬”とし、「上薬」や「中薬」のようなタイプを上位にランクしています。

 

それは、作用の強さよりも“副作用の危険性が少ない”ことを重視する価値観に基づいているためです。

 

たとえば、急性疾患で用いられる漢方薬の構成生薬の主薬(=主役)は、下薬に分類されているものによって占められています。

 

下薬の薬効は速効性があるので派手な効き方をしますが、その分、副作用も懸念されます。

 

「下薬」は病気を治す作用は強いものの、摂取量や期間に十分配慮する必要があり、西洋薬によく似たタイプの生薬といえるのです。

 

実際に、「下薬」の中には西洋医学的な実験で作用を確認できるものがかなりあり、例えば、大黄(だいおう)に含まれるレインという物質には特殊な抗菌作用(殺菌的作用)があり、附子(ぶし)に含まれるアコニチンには鎮痛・抗炎症作用があります。
 

 

これに対して「上薬」というのは、西洋薬のような特効薬的な効果はないものの、毎日摂取して体質を強化するなどの効果があり、他の薬による副作用を軽減するのです。

 

この「上薬」を上手に用いて、健康の維持増進や疾病の予防のためにも役立てようという発想は素直に湧き上がってきてもよさそうなのですが、残念ながら現実の壁、というものがその前に立ちはだかっています。

 

それの最大の要因は漢方薬に対する皆さんのイメージが「印象操作」を受けているからです。主なタイプを列挙してみます。

 

① 薬というものは、すべからく病気になって初めて持ちうるべき毒物なので、なるべくがまんして飲まない方が良い、という思い込み。

 

② 本当に信頼できる薬であれば、健康保険が効いて当り前である、という誤解。

 

③ そもそも漢方薬なんか時代遅れで非科学的である、と誤信(=誤診)している医師からの洗脳。

 

④漢方薬には副作用がないという、ナイーブで危険な信仰。

 

以上は、ある程度已むを得ないことかもしれません。

医師であり、しかも1997年からずっと漢方専門医である私自身も、漢方を処方するようになるまでは半信半疑だったからです。

 

ところが、今となっての実感は、日本の医師は、ひとたび漢方薬を駆使できるようになれば、対応できる様々な症例のキャパシティーは、一挙に数倍の拡がるといっても過言ではないということです。

 

 

「治療に用いる漢方薬は、個々の患者さんの体調や気分などの特性(『証』といいます)に応じて処方するため、個々の病気に対する万能薬はありません。」

 

しかし、ひとたび健康の維持増進や疾病の予防のために用いる場合には、『証』にこだわらずに利用しやすい漢方薬があります。

 

それは、健康の維持増進や疾病の予防のために用いるのは主として「上薬」であるために、誰のどのような状態に使っても“副作用の危険性が少ない”薬だからです。

 

体質を強化するなどの効果は、毎日摂取してはじめて発現するのが「上薬」であるということは、「上薬」は食事の延長線上にあるサプリメントにも通じる性質を帯びていて、しかも他の薬による副作用を軽減することができるという特徴が優れています。

 

急性の病気の治療を目的とした「下薬」は個々の『証』を見極めたうえで処方しないと効果が期待できないばかりか、副作用を伴いやすいのに対して、「上薬」はおおらかに家族ぐるみで利用することも可能です。

 

それでは、上薬の中で最上の薬は何でしょうか?

 

コロナ騒動で不安が蔓延する中、治療薬や予防薬も確立されていない現状で、私達が今すぐにでも出来ることは感染しないように予防することがまず一番です。

 

この他に、どんな不調でも自身の体力や自然治癒力が低下していると、病気に罹りやすかったり、重篤化してしまったりする可能性が高まるので、普段から自身の自然治癒力を向上させていくことは予防の他に出来る重要な対策だと思います。

 

免疫力や自然治癒力を高めるのに速効性のある「特効薬」は残念ながらありません。

 

しかし、不安な気持ちのままストレスを溜めておくことこそ、自然治癒力を低下させる大きな要因のひとつです。そこで自然治癒力の向上の手助けになる生薬の上薬を活用しない手はないと考えたわけです。

 

 

たとえば、杉並国際クリニックのコロナ対策推奨漢方薬の中で、もっとも基本としている「玉弊風散(ぎょくへいふうさん)」の構成生薬は、

黄耆(おうぎ)、

白朮(びゃくじゅつ)、

防風(ぼうふう)

の3味ですが、

この3味ともに『上薬』です。保健もしくは予防的な薬物が『上薬』なのです。

 

黄耆はフラボノイド、サポニンを含有し、止汗、利尿、強壮に効果、さらに血圧降下作用、疼痛効果をあらわします。

 

白朮は、主要な氣の強壮薬の一つで、脾や胃の虚証に特に用いられます。

この生薬は中国では唐王朝の時代(650年ごろ)から広く利用されています。最近では、ダイエット中に食欲を抑える漢方薬としても奨励されています。

 

防風は「治風通用の薬」と呼ばれ薬力が緩和であるところから、「風薬中の潤薬」とよばれ、様々なタイプの風邪に適し、関節痛や皮膚痒疹、口臭にも使用します。

 

「漢方は本人の免疫力を高めることにより、ウイルスがいる部分の“局所炎症”を促進し、ウイルスが体内に増殖するのを防ぐといいます。」

 

もしその理論の通りだとすれば、免疫力を高めるのは感染してしまってからが妥当なのでしょうか、それとも、感染する前に可能な限り免疫力を高めておくことが望ましいのでしょうか。

 

難しい質問ではないと思います。ここで少し、考えてみてください。

 

ウイルスに感染して、しかも発症したとするならば、その時点で本人の認識とは無関係に免疫力が相当程度低下していると考えるべきでしょう。免疫力が低下した人に、いきなり『下薬』を投与しようとしているのが、いわゆる先進国の医療です。

 

『下薬』投与することによって、患者の免疫力を大いに混乱させてしまうことについて考えが及んでいません。

 

まずは、『上薬』を投与して、免疫力を回復させ、今後投薬される薬物による副作用が顕現されるような環境を準備してから『中薬』で病勢を食い止め、最後に、必要とあれば『下薬』で決定的な勝利を収める、というのが私の考案した「三段階」治療セオリーなのです。

 

幸にも私の治療仮説は、次々と実証され続けています。

 

 

まとめ:

三品分類『神農本草経』

 

上薬:生命を養うことを主とする。無毒。長期服用しても人を害しない。身を軽くし、体を益す。不老長寿の薬。

 

中薬:人によっては毒にも薬にもなるので、適宜配合して病を防ぎ、体力を補うことを目的うとするもの。

 

下薬:病を治すことを主とするが毒性も強いので長期の連用は慎むべきとされるもの

8月8日(土)

前回はこちら

 

今回も、引き続き、中米コスタリカのLa Prensa Libre紙をネットで閲覧してみました。


日本でも、コロナ禍による経済のダメージが大きいのですが、中米ではなおさら大きな問題となっているようです。

米州開発銀行(IDB)の融資は、国家財政の立て直しと同時に、国民の雇用と所得の保護の両方を目的にするもののようです。

 

ところで、米州開発銀行(IDB)とは、どのような機関なのでしょうか。中国がらみではないようではありますが…

 

Préstamo con el BID permitiría entregar nuevos bonos Proteger
IDBによる融資により、新規優良保護の引き渡しが可能となる

 

Laura Morales06 de agosto, 2020 | 03:04 PM

El proyecto de ley que integra el Programa para Proteger los Empleos e Ingresos de las Poblaciones Vulnerables Afectadas por el Coronavirus en Costa Rica plantea un préstamo con el Banco Interamericano de Desarrollo.

コスタリカのコロナウイルスの影響を受けた脆弱な集団の雇用と所得を保護するプログラムを統合した法案は、米州開発銀行による融資を提案している。
コメント:以下は、米州開発銀行(OBD)に関する財務省のHPによる解説です。
いかがでしょうか。私には良くわかりません。

 

米州開発銀行(IDB)

IDBは中南米・カリブ(LAC)加盟諸国の経済・社会発展に貢献することを目的として、1959年に設立されました。IDBの活動を補完しLAC加盟諸国の民間企業に対する投融資を通じて域内経済の発展に寄与することを目的とする米州投資公社(IIC)、民間投資を促進するため技術協力や零細・中小企業育成等を行うため設立された多数国間投資基金(MIF)と合わせて、米州開発銀行グループと呼びます。

以下は、米州開発銀行に関するスペイン語版ウィキペディアからの引用です。

 

El Banco Interamericano de Desarrollo en sus iniciales BID (en inglés: Inter-American Development Bank) es una organización financiera internacional con sede en la ciudad de Washington D.C. (Estados Unidos), y creada en el año 1959 con el propósito de financiar proyectos viables de desarrollo económico, social e institucional y promover la integración comercial regional en el área de América Latina y el Caribe. Es la institución financiera de desarrollo regional más grande de este tipo y su origen se remonta a la Conferencia Interamericana de 1890.

米州開発銀行(IDB)は、ワシントンD.C.に本部を置く国際金融機関。米国)は、1959年に設立され、実行可能な経済・社会・制度開発プロジェクトに資金を提供し、ラテンアメリカとカリブ海地域の地域貿易統合を促進することを目的としている。最大の地域開発金融機関であり、その起源は1890年の米州会議にまでさかのぼる。

 

Su objetivo central es reducir la pobreza en Latinoamérica y El Caribe y fomentar un crecimiento sostenible y duradero. En la actualidad el BID es el banco regional de desarrollo más grande a nivel mundial y ha servido como modelo para otras instituciones similares a nivel regional y subregional. Aunque nació en el seno de la Organización de Estados Americanos (OEA) no guarda ninguna relación con esa institución panamericana, ni con el Fondo Monetario Internacional (FMI) o con el Banco Mundial. En la actualidad el capital ordinario del banco asciende a 105.000 millones de dólares estadounidenses.

その主な目的は、ラテンアメリカとカリブ海地域の貧困を減らし、持続可能で持続的な成長を促進することにある。今日、IDBは世界最大の地域開発銀行であり、地域や小地区レベルの他の同様の機関のモデルとなっている。米州機構(OAS)内で誕生したが、この全米機関、国際通貨基金(IMF)や世界銀行とは何の関係もない。現在、当行の経常資本は 1,050 億米ドル 。

 

Carlos Alvarado presidente de la República explicó que la mismo permitiría asegurar niveles mínimos de calidad de vida a quienes más lo necesiten dada la crisis por la pandemia.

(コスタリカ)共和国のカルロス・アルバラド大統領は、これはパンデミックの危機を考えると、それを最も必要とする人々のための最低限の生活の質を確保することになると説明した。

 

Lea: Ministros y presidentes ejecutivos recibirán 15% menos de sus salarios
読む:閣僚やCEOの給料が15%減に

 

Se informó que: "Este proyecto establece el otorgamiento de un préstamo al Estado por US$245 millones de los que un 65% serán dirigidos al alivio fiscal del Estado y un 35% se podrá utilizar para el otorgamiento de nuevos Bonos Proteger.

それは次のように報告された: 「このプロジェクトは国家への2億4500万ドルのための融資の付与を確立し、そのうちの65%は国家の財政救済に充当され、35%は新規優良保護の付与のために使用することができる。

 

Otros $10 millones serán destinados al financiamiento de actividades de capacitación para la inserción laboral formal a través de estipendios para capacitación a unos 4.300 trabajadores informales y desempleados aproximadamente”.

さらに1,000万ドルが、約4,300人の非正規・失業労働者に対する訓練手当を通じた正規労働者導入のための訓練活動の資金に充てられる」という。

 

La iniciativa se presentará este jueves en la Asamblea Legislativa.
イニシアチブは木曜日の立法議会で発表されます。

 

Lea más detalles sobre esta y otras noticias en nuestra edición impresa de DIARIO EXTRA de mañana viernes 7 de agosto.
明日8月7日(金)のDIARIO EXTRAの印刷版で、このニュースなどの詳細をお読みください。

 

8月7日(金)
週間<外国語>旅行

バチカンニュースは、世界中の国々に多数の言語によってメッセージを送っています。

 

興味深いことに気が付きました。それは、同様のテーマが示されていても、日本語、英語、フランス語、イタリア語などの間で内容と表現が異なっていることです。

 

もし、すべてが同じであるならば、私はわざわざイタリア語を日本語に翻訳する必要はなかったでしょう。そこで、これからも地道にバチカン直輸入の情報をキャッチしていこうと思います。

 

 

Il Papa al governatore di Hiroshima:
solo senza armi nucleari può fiorire la pace

ローマ法皇から広島県知事へ :
核兵器が無くなりさえすれば平和が栄える

 

"Il Papa al Memoriale per la Pace di Hiroshima (novembre 2019)"

広島平和祈念式典でのローマ法皇(2019年11月)

 

 

Nel 75° anniversario della prima bomba atomica esplosa su Hiroshima, Papa Francesco, in un messaggio indirizzato al Governatore della Prefettura della città nipponica, sua eccellenza Hidehiko Yuzaki, ha ribadito che solo senza armi nucleari il mondo può aspirare alla pace

ローマ法皇フランシスコは、広島で最初の原爆が投下されてから75周年を迎え、湯崎英彦県知事に宛てたメッセージの中で、核兵器さえなくなれば世界は平和を望みを抱くことができる、ということを改めて強調した。

 

Giancarlo La Vella – Città del Vaticano

ジャンカルロ・ラ・ヴェッラ - バチカン市国

 

Il Papa si rivolge a quanti oggi a Hiroshima e in tutto il Giappone stanno commemorando le decine di migliaia di vittime di quel primo ordigno nucleare. In particolare Francesco saluta i sopravvissuti all’ hibakusha, termine giapponese con cui si indicano coloro che sono scampati all’esplosione atomica.

教皇は、今日、あの最初の核爆弾の犠牲者数万人を追悼する広島にいる人々、そして日本中の人々に向けてメッセージを送っている。特にフランシスコは、原爆から逃れた「被爆者」に挨拶をする。

 

Il viaggio apostolico in Giappone del 2019

2019年の日本への使徒の旅

 

“Ho avuto il privilegio di poter venire di persona nelle città di Hiroshima e di Nagasaki, scrive il Pontefice, durante la mia visita apostolica nel novembre dello scorso anno, nel corso della quale ho visitato il Memoriale della Pace di Hiroshima e il Parco dell'Ipocentro di Nagasaki”. Proprio in quei luoghi, Francesco, ebbe modo di meditare sull’annientamento delle tante vite umane e delle due città. E ancora una volta il Santo Padre si fa difensore e portatore del grido dei poveri, che sono sempre tra le prime vittime delle violenze e dei conflitti.

「広島と長崎のそれぞれの都市に直接来ることができたのは光栄でした。」昨年11月の使徒訪問の際、広島平和記念公園と長崎爆心地公園を訪問した際、教皇はこう記している。まさにそのような場所で、フランシスコは多くの人間の命の滅亡と、二つの都市の壊滅を瞑想することができた。そして再び聖父は、暴力と紛争の最初の犠牲者の中に常にいる貧しい人々の叫びの擁護者であり、担い手となった。

 

 

La scelta della pace

平和という選択

 

06/08/2020
Hiroshima e Nagasaki, 75 anni fa il duplice olocausto nucleare

広島・長崎、75年前の二度の核ホロコースト

 

Perché la pace fiorisca, sottolinea Francesco nel suo messaggio, tutti devono deporre le armi, soprattutto le più potenti e distruttive, come quelle nucleari, che possono paralizzare e distruggere città, interi Paesi. Il Papa ripete infine quanto disse al Memoriale della Pace di Hiroshima, il 24 novembre 2019. "L'uso dell'energia atomica per scopi bellici è immorale, così come è immorale il possesso di armi nucleari. Possano le voci profetiche dei sopravvissuti di Hiroshima e Nagasaki, conclude, continuare a servire da monito per noi e per le generazioni future.

平和を繁栄させるためには、誰もが武器を捨てなければならない、とフランシスコはメッセージの中で強調している。特に核兵器のような最も強力で破壊的なものは、都市や国全体を麻痺させ、破壊する可能性がある。最後に、ローマ法皇は2019年11月24日の広島平和記念公園での発言を繰り返している。「核兵器の保有が不道徳であるのと同様に、軍事目的での原子力の利用は不道徳です。広島と長崎の被爆者の預言的な声が、私たちと後世への警告となり続けますように」と締めくくった。

 

IL TUO CONTRIBUTO PER UNA GRANDE MISSIONE:
SOSTIENICI NEL PORTARE LA PAROLA DEL PAPA IN OGNI CASA

大きなミッションのためにあなたの支援を:
すべての家に教皇の声を伝えるために

8月7日(金)

 

前回はこちら        

 

尿失禁は、下部尿路症状の頻度の高い代表的な疾患です。わが国の2002年の疫学調査による推定有病者数は、切迫性尿失禁は、男性202万人、女性377万人;腹圧性尿失禁は、男性82万人、女性461万人と推定されている。尿失禁にはタイプがあり、いずれのタイプも命に関わるような病気ではないが、著しくQOLを生涯しかねない代表的な疾患です。

 

現在、わが国の尿失禁に関連したガイドラインは、「女性下部尿路症状診療ガイドライン〔第2版〕」(2019年)、「男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン」(2017年)、「過活動膀胱診療ガイドライン〔第2版〕」(2015年)です。

 

尿失禁の患者の多くは、泌尿器科専門医にかかると完全に尿失禁が治るという過大な期待を持って来院するそうです。高齢の患者に、いくら骨盤底筋体操を勧めても、身体能力の問題や、治療意欲の問題で、治療効果が期待できないこともあります。そうした患者さんが主治医となっている内科医に救いを求めてくることも少なくありません。大切なことは、尿失禁の病態を把握し、どこまで治せるかを示し、患者の希望を聞きつつ、実現可能なゴールを設定することです。

 

そもそも尿失禁とは、自分の意思とは関係なく尿が漏れる症状をいいます。これは社会的・衛生的にも問題となりうる病態です。尿失禁への対応は、まず尿失禁を評価することです。具体的には、尿失禁のタイプ、重症度、QOLへの影響、有病期間を把握する必要があります。

 

しかし、すべてのタイプの尿失禁の治療は、基本的には保存療法(生活指導・行動療法と薬物療法)が優先されます。それに加えてタイプ別の治療を検討します。

 

 

(1) 切迫性尿失禁:

膀胱に問題があって尿意切迫感を伴い、排尿筋収縮を伴ある尿失禁です。背景には、排尿筋の過活動(過活動膀胱)が主たる病態とされますが原因は多彩です。男女ともに、加齢とともに頻度が増加します。
治療の主要原理は膀胱過活動や尿切迫感の求心性伝達を抑えることにあります。

 

① 生活指導・行動療法、②薬物療法(β₃アドレナリン受容体作動薬は副作用が少ないため使いやすい)、③神経変調療法(電気刺激療法・磁気刺激療法・仙骨神経刺激療法)、④手術

 

 

(2) 腹圧性尿失禁:

尿道に問題があって肉体的活動(歩行、怒責、運動)や咳・くしゃみなどにより腹圧が上昇したときに発生する尿漏れをいいます。

混合性尿失禁:腹圧性と切迫性の両方のタイプを有した尿失禁です。治療に関しては尿失禁の原因が切迫性、腹圧性のいずれ関与が優位か、優位な方の治療を優先させます。

 

(3) 溢流性尿失禁:

尿閉状態で、尿が溢れ出る状態です。主要な原因としては、下部尿路閉塞と排尿筋低活動の2つがあります。前立腺肥大症による慢性尿閉などが代表的です。基本的には慢性尿閉測状態なので、原因を確認し、その原因除去に努め、尿道抵抗を少なくします。膀胱低活動が原因であれば、排尿筋収縮力の増強を目的として、膀胱へ作用するコリン作動性薬、ジスチグミン臭化物が使用されます。前立腺肥大が原因の場合は、前立腺肥大の治療を行います。

 

(4) 機能性尿失禁:

尿路系以外の問題で尿失禁を起こす状態です。

8月6日(木)

さあ夏休みの季節です。
私は温泉に行きたいところです。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため残念ながら諦めることにしました。
そこで、将来のために、私がこよなく愛する日本の温泉を海外の友人に知ってもらうための案内文を書いてみることにしました。

 

C'est maintenant la saison des vacances d'été.
J'aimerais aller à une source d'onsen. Mais cette année, j'ai décidé d'y renoncer afin de prévenir la propagation du nouveau coronavirus.
J'ai donc décidé d'écrire un guide pour l'avenir afin de faire connaître à mes amis étrangers les sources chaudes du Japon, que j'aime tant.

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

Le Japon est une chaine d’îles volcaniques. 

日本は火山列島です。

 

 

C'est un archipel volcanique et fortement montagneux, ce qui a pour conséquence une répartition inégale de la population sur le territoire, principalement regroupée le long de la mégalopole japonaise. La deuxième conséquence notable est la forte activité sismique, ces îles étant également touchées par les tsunamis.

火山性で高山性の列島であるため、国内の人口分布が日本の大都市を中心に偏在しています。2つ目の注目すべき点は、これらの島々は津波の影響も受けているため、地震活動が大きいことです。

 

 

Ainsi, où que vous allies, vous trouverez un volcan. 

どこへ行ってもいたるところに火山があります。

 

 

Meme le Mont Fuji, malgre son apparence élégante, en nest lui aussi un exemple. 

あの優美な姿を見せている富士山でさえ、火山です。

 

 

Je suis sûr que beaucoup de passagers qui utilisent le train à grande vitesse pour aller de Tokyo à Kyoto préfèrent s'asseoir sur les sièges restants à "flanc de montagne". La belle silhouette du Mont Fuji est toujours touchante. Mais même s'il est calme depuis plus de 300 ans, vous devez vous rappeler que le Mont Fuji est un volcan actif.

東京から京都までの高速列車を利用する乗客の中には、「山側」の残りの席を好んで座る人も多いのではないでしょうか。富士山の美しいシルエットにはいつも感動します。しかし、300年以上も静かにしていても、富士山は活火山であることを忘れてはいけません。

 

 

N'ayant pas erupte depuis 1707, il est généralement classé comme volcan en sommeil.

富士山は、1707年以来活動を休止しているので一般的には休火山と分類されています。

 

 

Cependant, comme le développement des méthodes de datation a révélé l'activité volcanique passée, il est devenu évident que l'activité volcanique se produit à des intervalles de plusieurs dizaines de milliers d'années, ce qui a conduit à la réalisation que nous ne pouvons pas juger de l'activité volcanique uniquement sur la base des registres d'activité historique, de sorte que le terme "volcan dormant" est tombé en désuétude en même temps que "volcan éteint". Ils le sont. Ainsi, en termes académiques, les volcans autres que les volcans actifs sont appelés "volcans non actifs" ou "volcans non actifs".

しかしながら、年代測定法の発達によって過去の火山活動が明らかになるにつれ、数万年周期の噴火活動があることなどが解明されたことにより、有史時代の活動記録のみをもとに火山活動を判断することができないことがわかってきたため、休火山という言葉は死火山とともに廃用となっています。そこで、学術的には、活火山以外の火山については、「活火山ではない」や「活火山以外の火山」などといいます。

 

 

Partout ou il y a des volcans, il y a aussi des sources thermales, les onsen, ou l'eau chaude jaillit des veines souterraines.

火山があるということは、温泉があるということです。
温泉は、熱せられた地下水脈から噴き出してきます。

 

 

Sources de plaisir, synonymes de bien-être, les sources thermales (onsen) réjouissent les habitants de l’archipel. Destination incontournable, les sources thermales au Japon vous attendent pour un moment de détente unique.

健康の代名詞である温泉は、日本列島の人々を楽しませてくれます。必見のスポットである日本の温泉では、他では味わえないくつろぎのひとときが待っています。

 

 

L'histoire des onsen est précédée de très nombreux mythes et légendes, où les sources thermales avaient leurs propres kami, les divinités du Japon. On suppose que les premiers habitants de l'Archipel se sont installés autour de sources thermales, dont la teneur en sel attirait le gibier. L'onsen serait ainsi une source de la civilisation japonaise. D'après le Nihon shoki (Chroniques du Japon, écrites en 720), la première source thermale aurait été créée en 631 dans la préfecture de Hyôgo : l'Arima Onsen. La source thermale de Dôgo Onsen, à Matsuyama, figure aussi parmi les plus anciennes. Elle a même inspiré le film Le Voyage de Chihiro, de Hayao Miyazaki.

温泉の歴史は多くの神話や伝説が先行しており、温泉には日本の神様である神がいました。日本列島の最初の住民は、その塩分が野生の獲物を引き付ける温泉の周りに定住したと仮定されています。このように、温泉は日本の文明の源となるものであるといえましょう。『日本書紀』(720年)によると、最初の温泉は631年に兵庫県の有馬温泉で作られたとされています。松山にある道後温泉も古湯の一つです。これは宮崎駿監督の映画『千尋の旅』にも影響を与えました。

 

 

Depuis les temps anciens, et même aujourd'hui, comme vous pouvez le voir, les Japonais aiment les onsen et les visitant fréquemment pour se soigner ou pour se détendre.

このように日本人は古代から温泉をこよなく愛し、現代でもしばしば治療や休息のために温泉に出かけます。

8月6日(木)

 

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わが国における尿路結石症の罹患率は年々増加しており、1965年の調査時より約3倍、1995年の調査時よりも、さらに約1.6倍増加しています。そして最近の尿路結石症全国疫学調査では障害罹患率は男性では7人に1人、女性では15人に1人までにも達しています。しかも再発率は5年で45%、10年で60%と高いことも特徴です。

 

好発年齢は男性で40歳代、女性では50歳代です。結石の疼痛発作は、年齢、性別によらず7~9月に多く、10月には減少します。結石成分はカルシウム結石が90%を超えています。

 

「尿路結石症診療ガイドライン」は、日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会、日本尿路結石症学会により2013年に第2版が発行されています。しかし、多くの泌尿器科の専門医の見解でも、尿路結石症はメタボリックシンドロームの一疾患と捉えることができ、また結石を予防する意識を持つことは他の生活習慣病の予防にも繋がるとしています。

 

これは尿路結石症の診療に関しては内科医がより積極的に参画すべきであることを意味します。杉並国際クリニックは、とりわけ尿路結石が生じやすい痛風に関して、専門レベルでの診療を行っている立場から、尿路結石の早期診断や予防、治療、再発防止には力を入れています。

 

 

上部尿路結石の罹患率・有病率は、世界的にも増加傾向にあり、食習慣の変化の影響が示唆されています。

肥満、糖尿病、高血圧、痛風といった生活習慣病や、これらのリスクの重複が尿路結石症と関連していることは多くの疫学研究で示されています。

そのため、尿路結石症はメタボリックシンドロームの一疾患群と捉えることができるのです。特に肥満患者や痛風患者では腎結石の発生が有意に多いことが示されています。

 

初診時を含め早期に必要な検査としては、

①尿検査、

②血液検査、

③超音波検査、

④腎尿管膀胱部単純X線(KUB)撮影

などが挙げられます。

 

急性腹症で尿路結石が疑われる場合は、はじめに超音波検査を行うことが推奨されています。X線検査は、大多数のカルシウム結石を検出することはできますが、痛風患者に合併しやすい非カルシウム系である尿酸ナトリウム結石はレントゲン陰性結石なので同定不能です。

 

鑑別疾患としては、急性腹症を来す疾患のすべてが該当します。腎盂腎炎や腎梗塞などの泌尿器疾患にとどまらず、消化器系、循環器系、産婦人科系、整形外科系など広汎な領域に及びます。

 

治療戦略としては、腎結石と尿路結石で区分します。腎結石の積極的治療は泌尿器科専門医に委ねます。尿路結石に関しては、10㎜未満であれば多くの場合自然排石が可能です。

 

尿管結石の自然排石率は、5㎜未満で68%、5~10㎜で47%と報告されています。

ガイドラインでは、1カ月以上排石されない場合には、腎機能障害や感染症併発の危険を回避するために、積極的な結石除去治療の介入を考慮すべきとしています。尿路結石の自然排石を促進できる薬剤としては、ウラジロガシエキス(ウロカロン®)、漢方薬である猪苓湯(ちょれいとう)があります。α₁遮断薬も有効ですが、残念ながらわが国では保険適用がありません。

 

 

結石成分分析は再発予防対策には重要です。

・シュウ酸カルシウム結石では、高カルシウム尿、高シュウ酸尿、高尿酸尿、低クエン酸尿の存在が示唆されます。

 

・リン酸カルシウム結石では、高カルシウム尿、低クエン酸尿、腎尿細管性アシドーシス、副甲状腺機能亢進症の存在が示唆されます。

 

・尿酸結石では、高尿酸血症、高尿酸尿、痛風、尿酸排泄促進薬の使用が原因となっていることが示唆されます。

 

・リン酸マグネシウムアンモニウム結石・カーボネートアパタイトでは尿路感染症が原因となっていたことが示唆されます。

 

・シスチン結石では、シスチン尿症が存在しています。

 

 

尿路結石の再発予防法

1) 水分摂取:再発予防には1日尿量2,000mL以上となるように水分を摂取する。

 

2) シュウ酸摂取を減らす:シュウ酸を多く含む食物(葉菜類の野菜、お茶類など)の摂取を減らす。その工夫として、茹でることやカルシウムと一緒に摂取するなどの工夫をする。

 

3) プリン体摂取を減らす:高プリン食品の過剰摂取は血清尿酸値を上昇させ、高尿酸尿や酸性尿を誘発させる。尿酸代謝異常を有する患者に対して、プリン体摂取や総エネルギー摂取に関する栄養食事指導が勧められる。

 

4) 食塩摂取制限:食塩の過剰摂取は特にカルシウム結石の再発の危険因子になりうる。

 

5) カルシウム摂取:一定量のカルシウム摂取は、制限を行うより勧奨される。

 

6) クエン酸の摂取:クエン酸は尿中pHを上昇させ酸性尿を改善させることによって尿酸結石、シスチン結石の再発予防に有効であり、またシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムの結晶形成を抑制し、カルシウム結石の再発予防に有用である。特に、低クエン酸尿、遠位尿細管性アシドーシスでは有用性が高い。

 

7) 尿酸生成抑制薬の内服:高尿酸尿を伴うシュウ酸カルシウム結石によるイベントが有意に減少した。

「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」では、高尿酸血症や痛風は、尿酸結石だけではなく尿路結石で最も頻度が高いシュウ酸カルシウム結石形成を促進して尿路結石の頻度を増加させるとしている。

尿路結石を合併する高尿酸血症の治療薬は尿酸生成抑制薬が第1選択で、高尿酸尿を伴うシュウ酸カルシウム結石の再発防止には尿酸生成抑制薬や尿アルカリ化薬が有効である。

水氣道稽古の会場(フィールド)と時間帯(タイムゾーン)の拡大

 

日本水氣道協会は、2000年12月の降誕祭の日に発足して以来、休職者を中心に、のべ2,000人以上の参加者を記録しました。しかしながら、主に稽古会場の不足と、稽古時間帯の制限のため、せっかく社会復帰できた参加者の稽古継続が困難であったというジレンマが立ちはだかり、組織規模の安定的な成長が妨げられてきました。

その間、水氣道発祥の地元である杉並区の施設での団体使用料が倍増するなどの悪影響が重なり苦難の道を辿ってきました。

 

しかし、その後、土曜日の稽古活動(新宿ハイジア)が可能となり、平日夜間の稽古(中野鷺宮)に加えて、さらに今後は、日曜・祝日の稽古(三鷹・スバル)も開始可能となり、水氣道の継続的参加が遥かに容易になってきたことは、今後の水氣道の発展・普及のためには大きな希望が与えられたことになります。

 

 

第1期(2000年以前から):平日日中のみ
杉十温水プールで発足
1) 水曜日午前(杉十・藤村:休止中)
2) 月曜日午後の追加(杉十⇒三鷹スバル)
3) 火曜日午後(上井草・高井戸:休止中)
4) 金曜日午前(大宮前⇒鷺宮:夏季休止中)

 

<平日日中稽古の今後の見通し>
    

杉並区内の施設の利用条件が妥当でないため、
当面は、鷺宮と三鷹を軸に展開していくことになります。
杉並区に対しては不当て不公正な団体使用料金について、
折々に改善を求めていきたいと考えています。

 

活動主体:

水氣道本部および三鷹支部(支部長候補者を養成していきます)

中野支部(支部長:林亮博)
 

 

第2期:夏季の稽古開始
1) 藤村温水プール(休止中)
2) ハイジア温水プール
3) 三鷹スバル温水プール

 

<夏季稽古の今後の見通し>
    

上記の三拠点が利用可能です。
今後も安定的に利用できるのは、ハイジアと三鷹です。
   

活動主体:

水氣道本部および新宿支部・三鷹支部
         

杉並支部(支部長:中川良子)

 

 

第3期:土曜日の稽古開始
1) ハイジア温水プール
2) 新宿コズミック温水プール(休止中)

 

<土曜日稽古の今後の見通し>
ハイジアでの稽古を軸として継続していく予定です。
    

活動主体:水氣道本部および新宿支部

 

 

第4期(2019年9月から):夜間の稽古開始
1) 杉十温水プール(休止中)
2) 鷺宮温水プール(夏季休止中、9月から再開)

 

<夜間稽古の今後の見通し>
鷺宮での火曜日夜の稽古を軸に継続していく予定です。
    

活動主体:水氣道本部および中野支部(支部長・林亮博)

 

 

第5期(2020年8月から):日曜・祝日の稽古開始
    

三鷹スバル温水プール

<日曜・祝日稽古の新企画>
    

当面は、リーダーの育成と新規会員の拡大を目指します。
    

日曜日は、月の週数(第1日曜日から第4日曜日まで)ごとの稽古責任者を育成し、次いで祝日の稽古責任者も新たに選任していくことを計画しています。