取材報道<NHK特設サイト 新型コロナウイルス>から学ぶ4症例の研究

 

新型コロナウイルスに感染したとき、どんな事態に直面するのか。感染した人や家族の話を通して、その一端を知るため、NHKが行ったインタビューの内容をできるかぎり詳細にお伝えします。

 

以下は、取材記事を下敷きとし、加筆や編集部分は赤い文字として区別しました。

症例3:結婚記念日のクルーズ船旅行が… 夫を失った妻が語る1か月半

4月4日取材 社会部 山屋智香子
集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船して夫婦ともに感染。夫は発症から1か月半で亡くなりました。妻は「夫の死を無駄にしたくない」と感染症特有の怖さと無念さを明かしました。初めて語ったという経験をできるだけ詳細にお伝えするため、インタビューを一部整理した上で紹介します。

症例3(その6)

 

第6節:夫に届いた妻の言葉

3月5日、血圧が急速に下がっていると病院から連絡が入る。近づくことさえできない夫に、妻は看護師を介して言葉をかけた。夫婦の間だけで通じるニックネームで
看護師さんが「何か奥さんが彼に声をかける、何か言葉ってないですか」って言われたから、「ジョン。ジョンって呼んで。ジョンって呼びかけて」って言ったのね。

 

「ジョン愛しているよ。来ているよってそういうふうに言って」って言ったのね。そしたら、看護師がそれを伝えてくれたの。そしたら看護師が、ふっと立ち上がってティッシュペーパー取って、それで彼の目元を拭いてくれたんですよ。

 

ジョンっていうのは、数年前にメガネを買い替えたいっていうんで、行きつけの眼鏡屋さんに行ったのね。そしたら丸い眼鏡がすごく似合ったんですよ。それがジョンレノンが掛けてる丸い眼鏡だったの。彼気に入って買ったのね。で、「これからジョンて呼ぶわね」って言ってね。だからジョンっていうのは私たちだけの呼びかけ。誰も知らない。

 

ああ、その言葉が届いたのかしらって。やっとそばに来てくれたという、多分、彼はそういう安堵感もあったかもしれないし。まさか涙流すなんて想像もしてなかったから。
 

それはもう本当に切なかった。あんな状態でも分かってくれたのかしらっていうか。ジョンなんていうのは私だけしか呼びかけない言葉だから。

 

そしたら彼がそこまで耐えてきた、いろんな機械をつけられる怖さだとか、それから何だろう、痛みもあっただろうし、それから寂しさだとか孤独だとか。そんなものをものすごく、ものすごく感じてしまって。もう本当に涙が止まらなかった。それで何回も何回も看護師がそういうふうに呼んでくださってたら、そのうちに血圧が戻り始めてね。それで一応安定はしたんですけれどね。

 

<明日へ続く>

週間<外国語>旅行

 

<新型コロナ対策:北京中医薬大学国学院院長、李良松大学院教授からのアドバイス!>

 

新型コロナウイルス肺炎蔓延制御に対する古代疫病対策からの啓発No2

 

 

古代瘟疫治验对新冠病毒肺炎疫情防控的启示

说天下

 

2020年02月11日

新型コロナウイルス肺炎蔓延制御に対する古代疫病対策からの啓発

 

2020年2月11日

中国古代关于瘟疫的防治,正是建立在丰富的实证治疗基础之上。无论是伤寒、温病还是风温、毒疫(包括了鼠疫、霍乱、麻疹、天花等烈性传染病),都是通过中医药的防控手段与诊疗措施,从而得到了有效的控制和治疗。中医的早期介入、早期预防、早期治疗和早期康复是必不可少的重要手段与举措。

 

 

古代中国での疫病予防は豊富な先験的な治療法に基づいていました。

 

チフス熱、温病(註6)、風熱(註7)、あるいは病毒性疫病(流行病、コレラ、麻疹、天然痘その他の感染症を含む)、これらは中医学の予防制御法や診断法によって効果的に制御され治療されてきました。中医学による早期介入、早期予防、早期治療および早期リハビリは不可欠で重要な対策なのです。

 

(註6)温病:

中国医学の病の一つ。種々の発熱性急性伝染病の総称。その内容は時代によって必ずしも同じではありません。外邪によって起こされるとされていた瘟疫、天行病という語もほぼ同じ意味に用いられています。温病の概念は明代の王履の《医経溯洄集》,呉有性の《温疫論》により確立されました。ただし、「傷寒」も伝染病であるが、温病には含めません。

(註7)

風熱:急性の上気道炎でよくみられる病態です。風邪(ふうじゃ)が熱邪(ねつじゃ)を伴う場合です。

 

まだウイルスが発見されなかった遠い昔の古代の中医学では、かぜの症状を季節因子の一つである風が運んできた病邪(びょうじゃ)を「風邪(ふうじゃ)」と考えました。外感病といって、身体外から病邪が侵入して発病するというメカニズムとして考えれば根本的にはこれと矛盾しません。現在でも、かぜには「風邪」の文字が使われるのはこの名残といえるでしょう。

 

日本漢方でも、かぜの状態は、気候や環境の変化に身体が対応できなくなって起こる状態の一つ、と考えてきました。そのため、身体本来の機能や免疫を高める作用によって、かぜの症状を緩和させていきます。漢方では、身心全体の状態によって戦略的にかぜの治療方針を決めます。
 

漢方の考え方では、かぜは大きく2つに分けられます。ひとつは、はじめに背中がゾクゾクッとするタイプ。もうひとつは、のどが腫れて痛むタイプです。前者を「風寒のかぜ」、後者を「風熱のかぜ」と呼びます。
 

それぞれのかぜに対し、アプローチの方法が大きく異なるので鑑別が必要です。現代西洋医学には、このような概念が欠如しているために、マニュアル通りの処方によって、しばしば誤治をもたらします。如何に厳密な診断をしても、仮にそれが正しい診断であっても、良くなるか、悪化するかの身体の反応性は人によりけり、体質によりけりなのです。

 

漢方の考えでは「風寒のかぜ」は身体を温めて熱を発散させます。逆に「風熱のかぜ」は炎症性の症状なので、炎症を冷ましながら熱を発散させるのです。
 

タイプにより選ぶ漢方薬は異なりますので、「カゼ」と一括りにしないで、まずは自身の症状をしっかりと認識することが大切なのです。

 

胆道がんを疑うまで

 

胆道がんと膵臓がんは、発見することが難しいがんです。しかし、少しでも早期発見・早期治療に結び付けていくための工夫と努力は、日常診療においても必要です。

 

胆道がんとは、胆管がん(肝門部領域胆管がん、遠位胆管がん)、胆嚢がん、十二指腸乳頭部がんを含めた総称です。

 

国立がん研究センターの最新がん統計によれば、日本における2016年の胆嚢・胆管がんの罹患数は男性11,641人、女性10,699人で、それぞれ全体の2.1%、2.9%を占めます。

2017年の胆嚢・胆管がん死亡数は男性9,237人(部位別8位)、女性は8,942人(部位別7位)です。

 

胆道癌領域では、その疾患自体の希少性からレベルの高いエビデンスが少ないのが現状です。そのため、実際の診療は施設間格差があります。

 

わが国における「胆道癌診療ガイドライン」は2007年に初版が出版されて以来、2019年に第3版が出版されました。本ガイドラインは臨床質疑形式で、これに対する推奨、その推奨度、推奨に至る過程が解説されています。杉並国際クリニックでも、2019年の最新のガイドラインに基づいて、少しでも胆道癌の早期発見に努めたいと考えます。

 

胆道癌の診断で手掛かりになるのは、ガイドラインに提示されている「胆道癌診断のアルゴリズム」です。

 

まず、胆道癌の存在を疑うことから始めます。その対象は、ハイリスク症例です。胆道癌になりやすい患者さんを選別し、臨床症状を確認することになります。

 

胆道癌の危険因子は、膵・胆管合流異常原発性硬化性胆管炎が挙げられます。とくに、胆嚢がんでは膵・胆管合流異常が挙げられますが、十二指腸乳頭部がんの危険因子は不明です。しかも、膵・胆管合流異常では発見困難な胆道非拡張型が主であるなど、危険因子であるこれらの疾患の存在を確認することは実際上、容易ではありません。そこで、頼りになるのは臨床症状ということになります。

 

胆道がんを疑う臨床症状として、ガイドラインは、黄疸、右上腹部痛、体重減少などが挙げています。しかし、実際の日常診療での客観的所見は、黄疸が最も明らかすが、体重減少は胆嚢がんではその傾向がありますが、その他の胆道癌では、癌が相当進行しない限り、明かな体重減少は認めません。したがって、疸の原因が癌であるとするならば、ほとんどが進行がんであることを覚悟して診療の手続きを踏んでいかなければならないと考えます。

 

また、自覚症状として、胆管閉塞では、黄疸がなくとも痒みが先行することもあり、しつこい痒みを訴える患者さんに対して、胆道系の検査を行うことで胆道癌の早期発見に繋がることがあると考えます。

 

ただし、胆嚢がんの場合は、胆石や胆嚢炎が合併すれば、疼痛を呈することによって、初期段階で発見できた経験があります。その症例は紹介先の病院で胆嚢摘出術のみで完治できました。

 

(明日に続く)

 

取材報道<NHK特設サイト 新型コロナウイルス>から学ぶ4症例の研究

 

新型コロナウイルスに感染したとき、どんな事態に直面するのか。感染した人や家族の話を通して、その一端を知るため、NHKが行ったインタビューの内容をできるかぎり詳細にお伝えします。

以下は、取材記事を下敷きとし、加筆や編集部分は赤い文字として区別しました。

症例3:結婚記念日のクルーズ船旅行が… 夫を失った妻が語る1か月半


4月4日取材 社会部 山屋智香子

集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船して夫婦ともに感染。夫は発症から1か月半で亡くなりました。妻は「夫の死を無駄にしたくない」と感染症特有の怖さと無念さを明かしました。初めて語ったという経験をできるだけ詳細にお伝えするため、インタビューを一部整理した上で紹介します。

 

症例3(その5)

第5節:近づくことさえできない 感染症の現実

妻の症状は軽く、3週間ほどで退院。すぐに夫の元に駆けつけたが、ICUのガラスの向こうに夫はいた

行ったらICUのガラス越しに見る彼は本当に全て管につながれちゃっていて。目の前におっきなECMOがあって。血を取って、それを循環しながら酸素を入れて、それでまた体に戻すというそういう機械だから、かなり大きな機械で。それで酸素がどんどんどんどん入って出てるのも分かるし。それで管も赤い血が流れているというか。顔もよく見えない、顎ぐらいしか見えない。
 

ガラス越し。全然向こうの音も聞こえないから。
ぼう然としてる時に、先生が時系列で彼の肺の写真、見せてくれたのね。

そしたらもう、入院した時から相当に白くて、その白さがどんどんどんどん日を追って増すばっかり。

それで途中で肺にたまった水を抜いた時に、少しだけその曇りがとれてるんだけど、また翌日からは白くなっていくという。「確実に悪い方に向いています」というふうに言われて。

それで「検体を送ってもいいですか?」と言われて。彼のこういう状態が無駄にならないように、そうしてくださいっていう同意書にサインしましたね。

 

もうこれは助からないなと思った。

うん。これはほんとに彼がどのぐらい頑張るかの問題で、回復して帰れるとかっていうことは、もうあれ見たら考えられもしなかった。

 

でもお医者さんと話しする時にめそめそ泣いてはいられなくて、きちんとした説明を聞かなきゃなんないと思って、必死に頑張っていたし、それでとにかく彼の死が無駄にならないように。無駄死にはさせたくないから、検体、どこの検体でも、とにかく役に立つものだったら、それによって救われる人がいるんだったら研究に回していただきたいということは言いました。

 

<明日に続く>

<聖楽院>

 

聖楽療法の体系構成

 

第一部では、聖楽療法の理論の背景としての心身医学について概説し、そのうえで新しい心身医学の考え方を明確にしました。

 

第二部は、聖楽療法の拠点としての聖楽院とは何かについて、その起源を述べ、いくつかの心身医学的アプローチをどのように応用して発展してきたかを省察します。

 

それでは、「第二部 聖楽療法 理論と実践の性質」のアジェンダを示します。

 

第3章 臨床聖楽法の起源と基礎

 

第4章 臨床聖楽法における芸術音楽の価値

第5章 臨床聖楽法の理論的根拠、実践、意味

第6章 音楽療法モデルにおける臨床聖楽法の考え

第7章 現代の音楽療法の枠組みにおける臨床音楽法の考え

 

今月は引き続き第3章 臨床聖楽法の起源と基礎

をすすめています。

 

前回は、媒体としての音楽―臨床聖楽法理論の一つの基礎

手段に内在する媒体としての音楽でした。

 

それでは本題に入ります。

 

第3章 臨床聖楽法の起源と基礎

媒体としての音楽―臨床聖楽法理論の一つの基礎

手段に内在する媒体としての音楽

 

(1)療法の結果とは何を意味するのか?

 

(2)音楽的な結果は、非音楽的な結果とどのような違いがあるのか?

 

 

(1)療法の結果とは何を意味するのか?

 

エイゲンは、音楽を媒体として考える立場から、クライエントが音楽に参加する療法的価値とは、クライエントが音楽と出会って起こる事柄を指す、としています。

そして望ましい臨床的な結果とは、クライエントが音楽と受容的または能動的に係りながら、その時々の瞬間に起こることである、とします。

つまり、音楽的な体験を通じて起こる出来事が療法の目的となる、という主張です。そして臨床における場合と非臨床の状況での美的体験には違いがあるとしながらも、体験そのものに価値があるという類似性に言及しています。

 

 

(2)音楽的な結果は、非音楽的な結果とどのような違いがあるのか?

 

エイゲンは、第一に「音楽の中で起こることはすべて音楽的である」という信念をもとに、「能動的・受容的な音楽への係りの中で起こること」を音楽的な結果として定義しています。

 

第二に、音楽的な用語を用いて説明することのできる体験のみを、音楽的結果と考えるとしています。

しかし、エイゲン自らがこれらの簡潔な答えが最終的には不十分であるとしています。その理由は、そもそも音楽とは何かという定義からして、不可能ではないにしても難しいからです。

また、多くの人が、非音楽的と思う体験を、音楽を通じて得ているからです。

 

エイゲンは、音楽的な用語を用いて説明することのできる体験のみを音楽的結果とする場合の例としては、ノードフ・ロビンズ音楽療法において、クライエントのテンポの幅、声域、フレージング、様々な音楽体験に受容的に係る能力などを焦点として実践を行っていることを挙げます。

そして、エイゲンは、「人が音楽に自分を一体化させる度合いが深くなるほど、音楽自体が具体的に描写されたり体験されたりする度合いは低くなる」という信念を示しています。

それにもかかわらず、音楽と融合したり、自己のアイデンティティを超越したりするといった最も深いレベルの音楽的体験の性質を音楽的用語で特定化することは適切でないし、不可能でさえあることに言及しています。

 

ある人が音楽の中に完全に没入してしまえば、外的存在としての音楽は消滅し、その具体的な性質は体験する者にとって最重要な事柄ではなくなります。そのかわりに音楽と一体となることで得られる体験こそが最も突出した体験になります。

エイゲンは、これを「音楽を体験するのではなく、音楽として自分自身や外界を体験すること」としています。

そのうえで、「クライエントが音楽と融合したために、音楽的要素がクライエントの自主的な関心の中では重要でなくなったとき、セラピストにとって音楽的要素が最も重要なものとなる。」とも述べています。

 

エイゲンの音楽中心理論は、音楽そのものを見つめ、音楽こそが関心を向けるべき最大の現象であるという認識に立ったものです。そこで音楽中心の理論家にとって主要な課題は、「音楽と人間の健康について、音楽中心の立場と一致するような見解を言葉で説明する作業である」とします。

さらに「人間が音楽に係ることについて、広い基盤に立った包括的な考えが、音楽中心の臨床の枠組みにとって最も重要な要素」であるという結論を述べています。

ここで、エイゲンは音楽の定義が難しいこと以上に、人間の健康について、どのように理解しているかについては全く触れていません。

そこが臨床聖楽法との大きな違いです。また、エイゲンは「音楽的な用語を用いて説明することのできる体験のみを音楽的結果」と主張していますが、人間の健康について音楽的な用語のみを用いて説明しることが困難であることをどのように設営するのかも不明です。

臨床聖楽法では、人間の健康を心身医学的さらには全人的な次元で定義すると同時に、音楽的結果をも音楽用語のみならず心身医学の用語を用いて説明する作業を行おうとするものなのです。

 

 

週間<外国語>旅行



<特集:ポルトガル再発見No2>

 

Diário de Notícias 

リスボンで発行されているポルトガルで最も有名な全国紙であり、内容は、政治から文化、スポーツなど多岐に渡っています。

ポルトガル政府のスポークスマン的な存在の新聞です。しかし、これは単なる御用新聞以上の価値を持っているようです。弁護士資格をもつコスタ首相も苦渋の選択を迫られる中、コロナパンデミックに対する封じ込め解除計画において揺るぎない決断をしました。

 

"Nunca terei vergonha ou qualquer rebuço de dar um passo atrás."

「私は決して恥じることも退く理由もないであろう」

 

E numa situação de pandemia tanto se pode avançar como recuar, fez questão de deixar claro António Costa: "Nunca terei vergonha ou qualquer rebuço de dar um passo atrás se isso for necessário para garantir esse bem essencial que é a segurança dos portugueses", disse no Palácio da Ajuda.

そしてパンデミック状況次第では、前進することも後退することもありうることをアントニオ・コスタは論点を明らかにした:「ポルトガルを安全にするという重要課題を保証するためには、私は決して恥じることもないし、退く理由も決してない」とアジュダ宮殿で述べた。

 

Umas horas depois, acrescentaria numa entrevista à RTP: "Cada vez que eliminarmos uma restrição, o risco de contaminação aumenta." Daí apelar aos portugueses que mantenham os mesmos cuidados. Desconfinar não significa que se pode afrouxar as medidas de proteção individuais, como o distanciamento social, a etiqueta respiratória e a lavagem das mãos que continuam a ser uma regra... a que, em alguns casos, se juntou a obrigatoriedade uso de máscaras comunitárias, como nos transportes públicos (onde haverá multas), comércio, espaços fechados e escolas (que reabrirão para o 11º e 12º anos dia 18 de maio).

数時間後、彼はRTPへのインタビューで追加します。「規制を解除するたびに、汚染のリスクが高まります。」 だから私はポルトガル人にこれまでと同じケアを続けるように訴えます。確定できないからといって社会的距離、呼吸エチケット、手洗いなどの個別の予防手段を緩和してもよいということにはなりません。これは変えてはならないルールです...場合によっては、コミュニティ・マスクの使用義務を加わります。それは、公共交通機関(罰金がある場合)、商業、閉鎖されたスペース、学校(5月18日の11年目と12年目も再開される)の場合と同様です。

 

Uma mudança radical na vida de quem tem filhos pequenos é precisamente poder deixá-los na creche a partir de dia 18. Mas porque sabe que este é um dos temas mais controversos do desconfinamento, e por compreender que há quem tenha receio dos seus filho contraírem o vírus, Costa decidiu manter o apoio financeiro às famílias que optarem por ficar com os filhos em casa, até ao final do ano letivo (26 de junho). O uso obrigatório de máscara não se aplica às creches.

幼い子供をもつ人たちの生活の大きな変化は、まさに18日から保育所に子供を預けることができることです。しかし、これが封じ込め解除の事案中で最も物議を醸す問題の1つであることを受け止め、そして子供がウイルスに感染するのを恐れている人がいることの理解を示すため、コスタは、子供と一緒に家にいることを選択する家族への財政的支援を維持することに決めました。 コスタは学年の終わりまで(6月26日)、子供と一緒に家にいることを選択した家族への財政支援を維持することを決定しました。 マスクの使用義務は保育所には適用されません。

 

Fechar

終わり

食べ物の食わず嫌い以上にクラシック音楽の「聴かず嫌い(敬遠)」

という世の風潮をとても残念に思います。

 

こんな時こそ、今までの先入観や固定観念を捨てて素朴に味わっていただきたいと思います。

 

これらの作品は高度なオリジナリティと不滅の芸術性の結晶であることを保証します。

 

また、すでに複数の一流の識者から特別の評価を得ています。

 

ですから、皆様の先入観や固定観念の入りこむ余地は全くないのです。

 

ところで、新たなる未解明な世界的脅威に打ち勝つためには、過去のガイドライン頼りの既成の専門家達の努力だけでは限界があります。

 

そこには現在の新鮮な感覚と将来に向けての柔軟な発想に基づく各人の様々な工夫こそが求められます。

 

そして、人類史上、終息しなかった疫病は皆無です。

 

人類は音楽芸術によってしばしば鼓舞され、あるいは癒しと慰めを受けることによって、

 

新たなる勇気とインスピレーションを受け幾多の危機を乗り越えて現在があるのです。

 

そこで、皆様にはオリジナル芸術歌曲50曲の無料での試聴(各曲45秒以内)をお楽しみいただきたいと考えました。

 

対象曲:

『藝術歌曲集 小倉百人一首No2.トスティ50番(高声)で歌う』(全50曲)

 

演奏者:

野上結美(ソプラノ・コロラトゥーラ)、

隠岐彩夏(ソプラノ・リリコ)、

志摩大喜(テノール・レッジェーロ)、

上原正敏(テノール・リリコ)

隠岐速人(テノール・リリコ・スピント)

 

なお、CD発売元のオフィス・アミーチの特別のご厚意と、上記5名の声楽家の協力により、各人1曲ずつのフル演奏をyoutubeにアップする予定です。

 

すでに、テノール上原正敏さんの披露曲が決定しました。

 

トスティ50番-No26(DISC2・No1)

「わが庵は」(百人一首第八番)/喜撰法師

です。

 

この時代を如何に生き抜くかという問いに、大きなヒントと励ましを与えてくれる名歌です。

 

皆様、乞うご期待!

緊急報告(続編)中野区在住の患者さんからの緊急情報

 

以下は、皆様に昨日御報告したケースに関する直接の情報です。

昨日の私からのメッセージを受けて、明確な行動をとってくださったことにより、中野区における新型コロナ感染症疑い患者の初期対応の現状の全容が浮き彫りになりました。

 

本日(5月9日)土曜日朝定例の臨床カンファレンス出席者のうち3人とも中野区在住であるため、以下の報告を受けて等しくショックを隠せないようでした。

 

なお、報告者は当クリニック継続受診の患者さんであり、以下は当クリニックへの通信文で、私信に準じるものですが、政府の公式見解や新聞の報道内容とは著しく大きな開きがあるため、内容の緊急性に鑑み、個人情報が特定されないように配慮して広報させていただくことにいたしました。

 

杉並国際クリニック

飯嶋 正弘 医院長様

 

今回は大変ご心配をおかけし、又、色々ご配慮いただきありがとうござ
います。

 

夕方まで寝ておりましたので、本日の状況をご連絡します。

 

1.中野保健所との電話相談結果要旨(約30分間with Kさん)

 

昨夜38.6℃の高熱が発生し、二日間37.5℃以上が継続した。70歳の高齢者、基礎疾患
あり、血液検査結果及び飯嶋先生の見解等の説明も何回もしました。
しかし、その結果が以下の通りです。

 

1. 中野区在中者は原則中野保健所、中野指定病院が対応する。

 

2. 大変申し訳ないが、中野区のでは現状PCR検査能力上、現状ではどうしよう
   もない。自宅でしばらく状態を観察してほしい。

 

3. PCR検査は医者の診断書or紹介状がないと受け付けられない。

 

4. 保健所で他の医療機関の紹介もできない。

 

5. 昨日、受診した中野区の病院を継続受診を進める。

 

6. (中野の)病院の紹介状がPCR検査実施には必要である。

 

7. 土日は保健所は休日であり、緊急の場合は東京都庁に電話相談してほしい。

 

対応は基本的に大変丁寧ですが、内容は前日と基本的に同じであり、中野の病院受診
の継続を奨められました。

 

 

2.本日の病状

1. 5時15分起床後の体温は37.3℃と解熱剤により、熱は下がった。

 

2. 保健所電話後、だるさ・倦怠感を感じたので、課内(註:家内?)の頼み診療所から細菌感染症の治療薬「クラリシッド錠200㎎」を貰い、飲む。

 

3. 午後就寝

 

4. pm7時,夕食のため、起こされる。

 

5. 夕食後の体温は37.0℃、だるさ・倦怠感はなし。

 

 

3.今後について

今回は非常時ですので、中野保健所の奨めにより、擬コロナ対応は中野区の診療所受診を基本にさせて頂きたく存じます。

 

理由

1. 小職は中野区に住居があるので、窓口が中野保健所となるため、PCR検査・感染・入院などが必要となった場合、その手続きは同じ中野区内の保健所、病院でないと連携がうまくいかない可能性が高い。


2. 近くにある中野区のY診療所のほうが緊急時対応がし易い。

 

3. 受診した診療所も必要と判断した場合は医療関係者のルートでPCR検査可能と明言している。


以上の件、宜しくご高配して頂きたくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査について、より多くの方がPCR検査を受けることを可能とするために、国は受診・相談の目安に挙げた「37.5度以上の熱が4日以上続く」という条件を解除しました。しかし、現場ではこの方針とは逆行しているところがあるのが現実です。


「医療従事者も陽性か陰性か分からない患者と接して地域医療を支えています。保健所は患者を選別せず、医師の声をしっかり聞いてほしい」と切望するのは私だけではありません。医療機関からのPCR検査依頼に確実に応じるよう要望しても受け入れられないケースが多いこという現実に直面して愕然とします。

 

しかし、安易に疑い患者を多数診療している医療機関があります。胸部レントゲン検査等に異常所見が見出せないからといってCovid-19肺炎の兆しの可能性を否定することはできません。

それを否定するためには、少なくとも胸部のCTスキャンで確認すべきでしょう。ましてや炎症反応を見るために末梢血白血球数とCRP値が著増しているにもかかわらず新型コロナウイルス感染症を否定して返すことなど論外です。

 

素人である患者さんは、高熱を諸悪の根源と決めつけ、解熱して楽になれば解決であると思い込みがちです。

抗生物質を解熱剤と混同したり、万能の特効薬であるという信念に凝り固まっている方を説得するためのやりとりは患者・医師の双方にとって実にストレスフルです。

私は、30年以上もの間、この種のやりとりを繰り返してきて気づいたことは、いざという時に説得力ある説明ができる自分の姿を想像することが容易にできないという事実です。実に嘆かわしいことですが、そうした患者さんにとっての常識に基づく強い要望に対して、解熱剤と抗生物質を安易に処方して重篤化させてしまう開業医が後を絶たないことです。

これは、能力の欠如した政治家が世にはびこっているのと軌を一にしているように思えてなりません。

 

とりわけ開業医らが保健所に検査を依頼しても断られるケースが全国で続出しているようです。杉並国際クリニックでもGW明け早々に、すでに2件発生しています。

 

1例目:

中野区在住の男性。発熱と呼吸苦と全身倦怠感があるため、最寄りの保健所に相談。すると担当者から「予め医師の診断書を取り付けてから、相談してほしい」という指示を受けたとのことでした。診断をするためにPCR検査を受けるのにもかかわらず、

事前にかかりつけ医からの『診断書』を相談者に求めるということは矛盾していないでしょうか。

そもそも、そのような決まりは中野区独自のものであって、予め区民には知らされていません。

そのため、患者さんは、『診断書』の交付を受けるために医療機関を受診せざるを得ません。

急変した場合にどのような対応がなされるのかが不明です。

直ちに医療機関を受診できるくらい心身の状態に余裕があるのでしたら、あえて保健所に相談することはないのではないでしょうか。

そこで、今後のために対応に当たった職員の氏名を確認しておくようにアドバイスしました。

 

2例目:

三鷹市在住の女性。三鷹市を管轄するのは多摩・府中保健所です。気管支喘息合併肺気腫をはじめ複数の基礎疾患があり、すでに2週間以上も呼吸器症状と体温の変動を繰り返しています。

担当者の回答は「主治医の電話連絡を受けてから、相談するように。重症化していなければPCRの検査は受けられません。」とのことだったそうです。

重症化してからでなければ検査を受けられないのであれば、不安な気持ちでひたすら検査の機会を待っているということは、わざわざ手遅れの患者を増やすようなものです。

この方には、担当者の氏名と保健所の連絡先電話番号を確認しておくように話しておきましたので、いざという時のための準備を整えることができました。

 

医療の最前線に立つ全国の医師からは「患者が医療難民にならないよう、依頼に確実に応じてほしい」との声が上がっています。

そして「このままでは患者との信頼関係が崩壊しかねない。患者も行き場を失い、彷徨いかねない」という危機感もさらに高まっています。

 

以上の身近なケースでも明らかなように、現在までのところPCR検査は患者さん個人の治療に役立てるために実施されているのではありません。

そろそろそうした建前のウソに気が付かなくてはなりません。本音の政策的意図(本音)としては感染率や感染ルートをはじめ医療政策の方針決定のためのデータ集めに過ぎないと考えて覚悟しておいた方が良さそうです。

 

結局、自分の健康は役所任せにせず、一人一人が日頃から自衛のための努力と工夫を継続する習慣と環境を主治医と共に整えておくことが肝要です。

その場合、すべての点において主治医と意見や方針が一致している必要はないし、また実際に不可能なこともあります。

しかし、ふだん主治医から熱心に勧められる基本的対策に納得がいかないことが多く、ましてや実行できていないことが多いのであれば、主治医を換えるという選択肢も大いにあり得ると思います。実際に主治医を変えることによって、早めに真実を知って戻ってこられる方も少なくありません。

 

いざというときに、医師が喜んで患者の責任を引き受けられるかどうかは、その前提条件が整っているかどうか、つまり、真の意味での信頼関係が構築されているかどうかにかかってくると思います。

<はじめに>

前回、「コロナに負けずに生きていこう」で腕と足を撫でることを提案しました。

 

今回は「それでは物足りない」、「ツボを刺激している感覚がほしい」そんな方々に世界鍼灸医学会が「COVID-19に対する治療介入に関するガイドライン」で提唱しているツボをお知らせします。

 


<コロナに負けないツボ療法>

 

世界鍼灸医学会が「COVID-19に対する治療介入に関するガイドライン」で示しているツボには「灸療法」「応用療法」の2つがありますが、今回は「灸療法」をお伝えします。

 

「内関(ないかん)」「合谷(ごうこく)」「気海(きかい)」「関元(かんげん)」「三陰交(さんいんこう)」「足三里(あしさんり)」が挙げられているツボになります。

 

 


「内関」は手のひら側の手首のシワの中央から指3本分肘側にあります。
「合谷」は人差し指と親指の間にあるツボです。
「気海」おへそから指1本半下にあります。
「関元」はおへそから指4本下にあります。
「三陰交」は内くるぶしから指4本上骨の際にあります。
「足三里」は膝のお皿の下の外側にあるくぼみから指4本下にあります。

1tubo

2tubo

 

 


<なぜこのツボが効くのか>

 

「内関」は「心包経」に属する経絡で不安の解消に用いられます。

 

「合谷」は「大腸経」に属するツボで上半身の緊張を和らげるとお考えください。

 

「気海」「関元」は「任脈」に属するツボです。下腹部には「丹田(たんでん)」という「氣」を溜めておく場所があり生命力に関係します。

 

「三陰交」は「脾経」に属し「足三里」は「胃経」に属するツボです。
ともに胃の機能を高め消化を助けます。それにより「氣」の生産能力を高め体を元気にし、免疫力を高めることになります。

 

ガイドラインにはそれぞれのツボに約10分お灸をするように書かれていますが、日常で行うには難しい面があると思います。
温かさを感じるまで行えば十分でしょう。


コロナに不安を感じていてる方は試してみる価値のあるツボであると思います。

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭