K.Tさん。69歳女性のエピソード。
最近のKさんは、急ぎの時には走れる位、メキメキと体力がつき後輩のサポートもしてくださっています。
さて先日、水氣道の稽古に通う途中の地下鉄の階段でのこと。若い男性が必死な形相で猛然と駆け昇ってきました。
Kさんはうっかり左側を降りようとしていたので、衝突寸前となりビックリして大きな悲鳴を上げました。
幸い無意識に即座に右側に身をかわし転倒事故を免れることができました。
ご本人は九死に一生を得た思いだったようです。
ご本人の反省点は、うっかりせずに右側通行を守ること。
そして、急ぐときには、あせって小走りにせず、むしろゆっくりと歩幅をとって歩くようにすること。
とっさに体が俊敏に動けたことは、日ごろの水氣道の訓練の賜物であると、つくづく語ってくださいました。
水中での有酸素運動である水氣道はパワーやスタミナばかりでなく、
とっさの身体のバランスの崩れを回復させる平衡感覚をもトレーニングしていることが大切なのです。