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その4:屋内環境性(序の段)

 

水氣道の稽古は、日頃、屋内の温水プールで続けられていますが、屋外での、あるいは自然環境下での稽古を除外するものではありません。


ただし、実際の、現実の環境下で、稽古活動を継続していく手段として、屋内の温水プール施設を活用しているということには、それなりの意義があります。この点、つまり、「屋内環境性」に関しては、段階的に検討する必要があるため、序の論、破の論、急の論、の3段階に分けて質疑応答を重ねていくことにしました。

 

そこではムッシュGPTの公平で冷静、かつ率直な分析を参考にしてみたいと思います。

 

 

インタヴュアー:ドクター飯嶋

健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場について、屋外と屋内では総合的に勘案すれば、どちらの方が優れているでしょうか?

 


ChatGPT
健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場について、屋外と屋内の両方にはそれぞれ利点がありますが、総合的に勘案すると、屋外の場所が優れていると考えられます。以下にその理由を示します:


1. 自然の恩恵を享受:

屋外のエクササイズは、新鮮な空気や自然の景色を楽しむことができます。自然の中で運動することは心身のリフレッシュにつながり、ストレス軽減や心の健康に良い影響を与えます。


2. ビタミンDの生成:
屋外での運動は、日光によってビタミンDを生成するのに役立ちます。ビタミンDは骨や免疫系の健康に重要であり、屋外で運動することでその恩恵を得ることができます。


3. トレーニングの多様性:
屋外の環境では、ランニング、ウォーキング、サイクリング、ハイキングなど、さまざまなエクササイズを行うことができます。地形や景色の変化があり、モチベーションを高める助けになります。


4. 社会的なつながり:
屋外のエクササイズは、通行人や地域の他のエクササイズ愛好家と交流する機会を提供します。公園やトレイル、ビーチなどの屋外施設では、地域社会とのつながりが生まれ、コミュニティ感を高めることができます。


一方、屋内のエクササイズ施設もその利点があります。例えば、気候の影響を受けにくい、設備が整っているなどの点が挙げられます。しかし、屋外のエクササイズの方が自然の恩恵を受けることができ、より多様なトレーニングオプションと社会的なつながりを提供するという点で、総合的に優れていると言えます。

 


ドクター飯嶋(水氣道創始者・実践指導者)のコメント
「屋外のエクササイズの方が・・・総合的に優れている」というのがムッシュGPTの公平な結論です。その根拠としては、屋外のエクササイズの方が、①自然の恩恵を受けることができ、➁より多様なトレーニングオプションと③社会的なつながりを提供するという3点で優れているということを根拠としています。


①自然の恩恵を受ける点に関しては、水氣道に関しては、稽古場へ通う往来の過程も含め、あるいは日常生活での動作を含めて「水氣道」であるという考え方をしています。とくに、日光浴は大切です。


また、水氣道は本質的に自然志向であるため、将来展望としては、屋外のプールや、湖水、あるいは保養地での温泉水等を利用したエクササイズの実現を忘れてはいないことを付け加えておきたいと思います。

 


➁より多様なトレーニングオプションが屋外のエクササイズでは提供され易い、というムッシュGPTの判断の背景としては、水中エクササイズを古典的ともいえる競技種目としての水泳等を前提として陸上競技の種目の多様さとを比較したためかもしれません。この点に関しては、質問の仕方を工夫することによって、別の回答がなされる可能性があるとおもいます。

 


③社会的なつながりの提供についても、➁と同様の検討を待つことにしたいと思います。

 

水氣道は競技性を持たないエクササイズであり、何よりも安全性を尊重しています。次回は、こうした前提を加えてディスカッションすることにしたいと思います。

 

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その3:水中運動性

 

水氣道を特徴づけ、また不可欠な本質的要素として、水氣道が、陸上運動ではなく、水中運動であるということです。

 

水氣道は、水中での団体エクササイズですが、陸上で行われている多くのエクササイズとの違いについて検討していきましょう!

 

 

インタヴュアー:ドクター飯嶋
健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場について、陸上と水中とでは総合的に勘案すれば、どちらの方が優れているでしょうか?

 



ChatGPT
健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場について、陸上と水中の両方にはそれぞれ利点がありますが、総合的に勘案すると、水中でのエクササイズの方が優れていると考えられます。以下にその理由を示します:


1. 身体への負担の軽減:

水中でのエクササイズは、水の浮力によって身体への負荷が軽減されます。これにより、関節や筋肉にかかる負荷が減り、怪我のリスクが低下します。特に高齢者や関節疾患を持つ人にとって、水中エクササイズは安全かつ効果的な選択肢となります。


2. 全身のトレーニング:

水中エクササイズは、水の抵抗を利用して全身の筋肉を均等にトレーニングすることができます。水の中では身体のあらゆる部位が抵抗を受けるため、バランスやコアの強化にも効果的です。


3. 心血管機能の向上:
水中での運動は、心臓と呼吸器系に負荷をかけ、心血管機能を向上させる効果があります。水の抵抗によって、心臓がより効率的に働き、血流が改善されます。


4. リラックス効果とストレス軽減:
水中での運動はリラックス効果が高く、ストレスを軽減する効果があります。水の中での静かな環境や水のマッサージ効果によって、心身がリフレッシュされることが期待されます。


5. 社会的なつながり:
水中エクササイズは、グループで行うことが一般的であり、参加者同士の交流やコミュニケーションが促進されます。水の中での運動は共通の体験を共有することで、コミュニティ感を高めます。


総合的に見て、水中でのエクササイズは身体への負担が少なく、全身のトレーニング効果が高く、心理的なリフレッシュ効果や社会的なつながりもあります。これらの理由から、健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場として、水中エクササイズが優れていると言えます。

 


ドクター飯嶋(水氣道創始者・実践指導者)のコメント
「健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの場として、水中エクササイズが優れている」というのがムッシュGPTの回答です。


その根拠として、身体への負担が少ないこと、、全身のトレーニング効果が高いこと、心理的なリフレッシュ効果が得られやすいこと、そして社会的なつながりを再構築できることなどを挙げています。

 

しかし、これだけの根拠を列挙するだけでは、水中エクササイズである水氣道がエクササイズとして卓越していることを十分に説明できているとはいえません。それは、水氣道は、既存の水中での団体エクササイズでは気づかれていない、したがって、実践されていない、独自の要素をもっているからです。

 

そこで、水氣道がもっているその他の側面や、大切な要素について、次回以降も引き続きご紹介していきたいと思います。

 

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水氣道は健康寿命の延長と疾病防止のために有利な団体性を持っています。それでは、この目的のために理想的な団体エクササイズとは、どのような特徴を備えたものなのでしょうか?

 

インタヴュアー:ドクター飯嶋(水氣道創始者)

健康寿命の延長と疾病防止のために理想的な団体エクササイズの諸条件について教えてください。

 


ChatGPT
健康寿命の延長や疾病の予防を目的とする理想的な団体エクササイズには、いくつかの重要な条件があります。以下に、それらの条件をいくつか挙げます。


1. 適切な運動強度:

エクササイズの強度は適切でなければなりません。運動強度は個々の参加者のフィットネスレベルや健康状態に合わせて調整されるべきです。適切な運動強度で行われるエクササイズは、心臓血管機能を向上させ、筋力や持久力を向上させます。


2. 安全性の確保:

エクササイズが安全であることが最も重要です。参加者のけがや事故を防ぐために、正しいフォームとテクニックの指導が必要です。また、適切なウォーミングアップとクールダウンも含め、運動前後のケアが重要です。


3. 多様性とバラエティ:

エクササイズのプログラムには、多様な運動が含まれるべきです。有酸素運動、筋力トレーニング、柔軟性向上のための運動など、さまざまなタイプの運動が組み込まれることで、全身の健康を促進し、モチベーションを高めます。


4. ソーシャルサポートとコミュニティ:

グループエクササイズは、ソーシャルサポートとコミュニティの提供も重要です。仲間と一緒に運動することで、モチベーションが高まり、継続的な運動の習慣を形成しやすくなります。


5. 適切な時間と頻度:

エクササイズの時間と頻度も重要です。理想的な団体エクササイズは、週に数回行われ、各セッションの時間が適切に設定されています。適度な運動量を確保するために、セッションの長さや頻度が調整されるべきです。


6. 専門家の指導:

エクササイズプログラムは、専門家によって設計され、指導されるべきです。トレーナーやインストラクターが参加者をサポートし、適切なフォームや安全な運動の実行方法を指導することが重要です。


これらの条件が整った理想的な団体エクササイズは、参加者の健康寿命を延ばし、慢性疾患の予防や管理に役立ちます。

 

 

ドクター飯嶋のコメント:

「参加者の健康寿命を延ばし、慢性疾患の予防や管理
に役立つ理想的な団体エクササイズの諸条件をムッシュGPTが示してくれました。

 

既に、水氣道に参加して、継続的に活動している会員であれば、以上の6つの条件のすべてが水氣道に当てはまっていることを、実感をもって確認することができるはずです。


逆に言えば、これらの条件下でエクササイズしていることが、習慣化しているため、改めて、これらの個々の条件の意義について再認識できるかもしれません。

 

これに対して、水氣道を全く知らない、ほとんどの読者の方にとっては、以上の6つの条件を兼ね備えたエクササイズを具体的にイメージすることは簡単ではないかもしれません。

 

しかし、そうした皆様にとっても、水氣道は水中で実施する団体エクササイズであるという情報を提供することによって、幾分イメージしやすくなるのではないかと思います。

 

新年度が始まりました。


最初の四半期の4月から6月までのテーマは、水氣道の意義と卓越性について、様々な角度から検討していきます。

 

まず、水氣道とは何かについて、もっとも簡単に、その目的とともに提示してみることからはじめてみます。

 

水氣道は、生涯エクササイズです。


水氣道の目的は、健康寿命の延長と疾病防止にあります。

 

水氣道は競技スポーツではなく、また、活動の引退も予定していません。
なぜならば、生涯現役を目指す、生涯エクササイズだからです。

 

既存の競技スポーツの目的は、健康寿命の延長と疾病防止にはありません。以上のことは、水氣道は既存の競技スポーツとは明確に区別できる活動であるということになります。

 

次に、水氣道において大切にしている本質的な柱としては、「団体エクササイズ」である、ということです。

 

なぜ、水氣道を単独のエクササイズではなく、団体のエクササイズとしてデザインしたかというと、理由があります。


水氣道に限らず、健康寿命の延長と疾病防止のための生涯エクササイズとしての目的により適切なのは、単独のエクササイズよりも団体のエクササイズであるからです。

 

それでは、ムッシュGPTとの間での質疑応答を始めたいと思います。

 

 

インタヴュアー:ドクター飯嶋(水氣道創始者)

健康寿命の延長と疾病防止のための生涯エクササイズとしては、単独エクササイズと団体エクササイズとでは、総合的に勘案すれば、どちらの方が優れているでしょうか?

 



ChatGPT
単独エクササイズと団体エクササイズの両方には利点がありますが、健康寿命の延長と疾病防止の観点から総合的に勘案すると、団体エクササイズが優れていると考えられます。以下にその理由を示します。


1. モチベーションの向上:
団体エクササイズでは、他の参加者と一緒に活動することでモチベーションが高まります。仲間と競争したり、サポートしあったりすることで、運動を続ける意欲が向上します。


2. 社会的絆の形成:
団体エクササイズは、参加者同士が交流する機会を提供します。新しい友人を作ったり、コミュニティに参加したりすることで、社会的な絆が形成され、孤独感の軽減や心理的な健康の向上につながります。


3. 指導者のサポート:
団体エクササイズでは、専門の指導者やコーチが運動の指導やアドバイスを行います。正しいフォームやテクニックを学ぶことで、ケガや運動障害のリスクが低減し、効果的な運動が行えます。


4. 多様な運動の提供:
団体エクササイズでは、さまざまな種類の運動やトレーニングが提供されることがあります。これにより、身体の様々な部位を均等に鍛えることができ、トータルな健康維持に貢献します。


5. 楽しさとストレス軽減:
団体エクササイズは、楽しい音楽やグループの雰囲気の中で行われることが多く、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。運動を楽しむことで、継続的なモチベーションが維持されます。

 


以上の理由から、健康寿命の延長と疾病防止の観点からは、団体エクササイズが単独エクササイズよりも優れていると考えられます。しかし、個々の好みや体力レベル、ライフスタイルに応じて最適な選択を行うことが重要です。

 

ドクター飯嶋のコメント:

「健康寿命の延長と疾病防止の観点からは、団体エクササイズが単独エクササイズよりも優れている」とムッシュGPTも私と同じ判断をしています。

 

しかし、だからといって、私は単独エクササイズを否定しているのではありません。単独エクササイズのメリットもたくさんあります。「個々の好みや体力レベル、ライフスタイルに応じて」選択することが容易だからです。そして私もムッシュGPTと同様に最適な選択というのは個人差があると考えています。


また、最適な選択というのは、必ずしも択一的でなければならないということもありません。むしろ、両方を上手に組み合わせて行うことは賢明な方法だとすら考えています。

 

それでは、水氣道を団体エクササイズとして規定したのかというと、基本を団体エクササイズに基本を置くことによって、単独エクササイズをもより有効に併用できるからなのです。日頃、単独エクササイズを中心に活動していて、適宜、団体エクササイズを取り入れようとしても、なかなか容易ではありません。

 

水氣道のエクササイズの団体性が優れているという積極的な側面については、今後も、多くの健康要素との関連で、次第に明らかになっていくことをご期待ください。

 

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オリジナルの「水氣道」の陸上簡略版による実施方法とムッシュGPTが認識した方法との違いについて、先週に引き続き説明させていただくことにします。

 

<質問者:水氣道のシニア会員>
日常生活の場での3ステップのリフレッシュ法について、

 

ステップ1:水分摂取、

ステップ2:深呼吸、

ステップ3:筋肉のストレッチ

 

をそれぞれ約5分程度行う方法についてのアドバイスをいただき感謝しております。なお、15分の確保は難しいため、水氣道の指導者に再確認したところ、上記のステップをそれぞれ1分程度として、このステップ通りに実施して、これを3回繰り返すだけでも十分な効果があるとのことでした。仮に同じ時間を確保することができるとしたら、どちらのメソッドが効果的でしょうか?

 


ChatGPT
15分確保が難しい場合、それぞれのステップを1分ずつ行って3回繰り返す方法も一つの有効な選択肢です。どちらのメソッドが効果的かについては、具体的な状況や個人の好みにより異なりますが、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。


1. 3回繰り返しのメリット:

リフレッシュの効果の持続: 3回繰り返すことで、一度のセットでは得られない持続的なリフレッシュ効果が期待できます。短時間で何度もリピートすることで、ストレスや疲労の軽減が途切れないようになります。

 

2. 1回15分のメリット:
継続的な深いリラックス: 各ステップを15分間行うことで、より深いリラックス状態に入りやすいかもしれません。時間を掛けて行うことで、深呼吸や筋肉のストレッチがより効果的に行え、精神的なリフレッシュも得られる可能性があります。


どちらの方法が効果的かは、個人の優先事項や環境により異なります。15分間の確保が難しい場合や、繁忙な状況であれば、3回繰り返す方法が実践的であるかもしれません。

逆に、十分な時間を確保できる場合は、1回15分の集中的なリフレッシュも有益です。継続的な習慣を作りやすい方法を選び、自分に合ったペースで行うことが重要です。

 

 

ドクター飯嶋のコメント:
「15分確保が難しい場合、それぞれのステップを1分ずつ行って3回繰り返す方法も一つの有効な選択肢です。」とムッシュGPTは回答していますが、私はこれまで、オリジナルの「水氣道」の陸上簡略版について、口頭以外で文書で説明したことがないにもかかわらず、正確に把握していることには驚きました。ムッシュGPTの予測能力は私の想像以上でした。


そして、その理由についても、私の考えと全く一致していることには、さらに驚きました。


3. 3回繰り返しのメリット:
リフレッシュの効果の持続: 3回繰り返すことで、

 

❶ 一度のセットでは得られない持続的なリフレッシュ効果が期待できる。

 

❷ 短時間で何度もリピートすることで、ストレスや疲労の軽減が途切れないようになる。

 

その他の理由としては、より短時間で効率的に実施できる。

 

というポイントがあります。

 

なお、「水氣道」の陸上簡略版に加えて、水氣道準備体操(通称「いきいき体操」)や水氣道整理体操(通称「ノビノビ体操」)の陸上で、しかも坐位にての実施も可能であることも積極的に紹介していきたいと考えています。

 

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集団的・水中の有酸素運動である「水氣道」を個人的・陸上の有酸素運動に応用して、一般化・日常化を図るという発想は、自然な発展の流れに逆行しているような印象を受けるかもしれません。

 

しかし、ここで御一考ください。

すべての生物は海から誕生した、と言われています。

また、私たち、一人一人の生命の誕生も、母親の胎内の羊水という海に守られ、育まれてきたという事実を否定することはできません。

さらにいえば、私たちは、羊水という天与の自然な温水プールで有酸素運動(臍帯によって母体から酸素が持続的に供給を受けます)をしながら心身の形成が促進されてきたというプロセスを忘れてはいないでしょうか。

つまり、私たちは胎生期において例外なく、原初の「水氣道」を実践していたということになります。

 

そこで、次の追加質問が、先週の質問者(水氣道のシニア会員)から提出されましたので、ご紹介いたします。

 

 

<質問者:水氣道のシニア会員>

水氣道は水中での有酸素運動ですが、日常の陸上での生活においても水氣道の稽古を活用する様に指導されます。

 

たとえば、勤務中の間の短時間の休憩時間を活用して、ステップ1水分摂取、ステップ2深呼吸、ステップ3筋肉のストレッチ、というメソッドを活用し、これも水氣道の陸上簡略版であると聞きました。

 

温水プールの中でインストラクター付きで行うのと比べて陸上で自分で実施することは効果がかなり劣るような気がします。

どのくらいを目安に実施したらよいのか、1回あたりの時間と頻度についての目安についてアドヴァイスしていただけますか?

 


ChatGPT
水氣道の陸上簡略版を日常の休憩時間に取り入れることは、リフレッシュやストレスの軽減に効果があります。

ただし、その効果は個人差があり、一概に劣るとは言えません。以下は、ステップごとの実施目安と頻度についての一般的なアドバイスですが、個人の体調や目標に応じて調整することが重要です。


ステップ1: 水分摂取
目安: 約5分程度


水分補給は個人の水分摂取状況や環境によって異なりますが、短時間の休憩であれば、数口から一杯程度の水分を摂取することが効果的です。

 


 ステップ2: 深呼吸
目安: 約5分程度


深呼吸を行うことでリラックスが促進されます。数回の深呼吸サイクルを意識的に行い、ストレスを解消しましょう。

 


 ステップ3: 筋肉のストレッチ
目安: 約5分程度


短い時間であれば、全身を効果的にストレッチするために、特に重点を置きたい部位を中心に行います。首、肩、背中、腰、脚などを柔軟にすることが重要です。
これらのステップを合計して、1回あたり約15分程度を目安に実施すると効果的です。頻度としては、日中の複数回に分けて行うことができます。たとえば、午前中と午後の休憩時間に実施するなど、短い時間でもリフレッシュできるように工夫してみてください。


ただし、これはあくまで一般的な目安であり、個人差があります。自分の体調や仕事の性質に合わせて調整し、無理なく取り入れることが重要です。また、運動やストレッチの際に痛みや不快感を感じた場合は、無理せず適度な範囲で行うようにしましょう。

 


ドクター飯嶋のコメント:
「水氣道の陸上簡略版を日常の休憩時間に取り入れることは、リフレッシュやストレスの軽減に効果があります。」このメッセージを私が繰り返し発表しても、そのインパクトや影響力が限られていることを私はしばしば経験しています。しかし、このように、ムッシュGPTが明言するとなると、まったく異なった印象として皆様の心に残るかもしれません。


ただし、ムッシュGPTが想定している「水氣道の陸上簡略版」は、私が指導している方法と若干異なっています。それは、要素である3つのステップの各ステップを5分ずつ、積み上げてトータル15分で単回実行する、というのムッシュGPTが推奨する方法とは、異なるからです。


もちろん、彼が推奨する方法でも十分効果を期待できます。そして、彼はまた「午前中と午後の休憩時間に実施するなど、短い時間でもリフレッシュできるように工夫してみてください。」と示唆していますが、「水氣道の陸上簡略版」での標準所要時間は、5分ないし10分以下です。

 

前回はこちら

 

 

「水氣道」に一度も参加したことのないムッシュGPTが、読者の皆様の質問に対して的確に答えていることを目の当たりにされた皆様は、人工知能(AI)の能力に驚いていらっしゃるかもしれません。

 

しかし、「水氣道」をデザインして、実践を続けている私としては、極めて当然の現象であるというくらいの認識を持っています。

 

水氣道という名称が確定した2000年の段階では、よもや人工知能(AI)が、ここまで日常生活に浸透してくるなどとは、想像することができませんでした。

だからこそ、現在の、この段階において、ムッシュGPTに様々な質問を投げかけることによって、「水氣道」の基本的コンセプトや理論体系さらには活動実態について第三者のより客観的な批判に耐えられる内容にまで成長してこられたかを検証できる好機が到来したことを強く実感しています。

 

次の質問は、水氣道を永く続けているシニア会員から、改めて寄せられた質問です。

 

 

<質問者:水氣道のシニア会員>
水氣道という水中有酸素運動では、稽古前に水分を摂取することが推奨されています。そして、水圧に抗して、無意識に深い呼吸リズムが導かれ、浮力の助けにより、抗重力筋の緊張が緩和されることによって、いっそう効果的なストレッチが可能になると指導されています。

 

私の学生時代には陸上での稽古前に水分の摂取は控えるように指導されていましたが、水中運動と陸上の運動では違いがあるのでしょうか?

 



ChatGPT
水中有酸素運動において水分を摂取することが推奨される理由は、陸上と水中の環境が異なり、それに伴う身体への影響が異なるためです。以下に、水中有酸素運動と陸上の運動での水分摂取の違いについて説明します:


1. 水中の浮力と水圧の影響:

水中では浮力が発生し、身体が浮くため抗重力筋にかかる負荷が軽減されます。また、水圧により血液の循環が促進され、心臓への負担が軽くなります。

 

これにより、水中での運動においては、通常の陸上でのトレーニングよりも心拍数が低くなりがちです。水分摂取は、水中での運動中に失われた水分を補給し、脱水を予防する効果があります。


2. 水中での深い呼吸リズムとストレッチの効果:

水中での運動は、水の抵抗に対抗するために深い呼吸が必要です。この深い呼吸は、無意識的に行われることが多く、リラックス効果が期待されます。

 

浮力の助けを得ながら、水中でのストレッチもより効果的に行えます。水中でのストレッチは、抗重力筋の緊張を軽減し、関節の可動域を広げるのに適しています。


3. 陸上と水中の体温調節の違い:

水は体温を比較的早く奪う媒体です。水中での運動は体温の低下を促す可能性があります。水分摂取は体温調節にも寄与し、適切な体温を維持することが重要です。


一方で、陸上の運動では通気性のある環境で行われ、通常はより多くの汗をかくことが予想されます。そのため、陸上の運動では脱水になりやすいため、稽古前に水分補給が重要とされます。


総じて、水中有酸素運動と陸上の運動では環境や身体への負担が異なるため、それに合わせた水分補給が推奨されています。

 

 

ドクター飯嶋のコメント
かつて盛んに推奨されていた「うさぎ跳び」訓練や「飲水禁止」は、最近では流行らなくなってきました。それには、医学的根拠があります。


水氣道では、稽古の前後や、必要に応じて、稽古の合間に適切に水分を補給することを推奨しています。

 

また、陸上では禁止されることが多い「うさぎ跳び」は、水氣道では禁忌としていません。その理由は、浮力の活用により、膝関節の負荷を軽減できるからです。

ただし、この訓練法は、110cm程度の低水深の温水プールでのみ実施可能です。

 

それ以上に、水氣道に特有な運動のメリットについて、ムッシュGPTは簡潔にまとめています。短文ですが濃い内容になっています。

 

前回はこちら

 

今年度も最後の月を迎えましたが、月曜日の人工知能(AI)探索シリーズ、金曜日のよくある質問シリーズとともに水曜日の「水氣道解説シリーズ」もようやく定番になってきました。

 

この「水氣道」の普及と発展については、私のライフワークであり、そのためには、会員の増加と、将来に向けて多くの指導者を養成していくことが悲願なのです。

 

しかし、活動内容の充実を最優先課題としてきたため、広報活動が立ち遅れていることを痛感しています。今後は、より一層の努力と工夫が必要であると考えています。

 

「水氣道」の普及と発展を妨げている一因は、水氣道の活動が日常的な生活活動の場である陸上ではなく、ややもすれば非日常的な環境である水中運動であることにあるのかもしれません。

 

水が苦手、という方は、その理由は様々ですが、決して少なくありません。しかし、「水氣道」の健康法としての役割や貢献は、水中での稽古の場ばかりではなく、日常的な家庭や職場においても応用可能であるという一例を、今回はお示ししたいと思います。

 

以下の、質問は、水氣道の活動会員ばかりでなく、水氣道未参加の杉並国際クリニックの受診者の皆様や、産業医としてお付き合いのある企業の従業員の方からご感想を多く寄せられているものです。


実際にいただいたご質問をもとに中立の立場のムッシュGPTに改めて問いかけてみました。 

 

 

<質問者:読者の皆様>

休憩時間の積極的活用法に関して、飲水して深呼吸に併せて筋肉のストレッチをする方法を取り入れたところ、心身共にリフレッシュできるようになりました。

飲水、深呼吸、ストレッチの3段階での実施が有効であるとしたら、そのメカニズムについてどのように考えることができるでしょうか?

 


ChatGPT
飲水、深呼吸、ストレッチの3つの要素を組み合わせることで、休憩時間の積極的な活用が効果的となる理由にはいくつかの要素が考えられます。


1. 水分補給による体内のリフレッシュ:

飲水は体内の水分補給を促し、脱水を防ぎます。十分な水分を摂取することで、体の機能が正常に働き、血液が適切に循環します。これにより、体が元気を取り戻し、集中力が向上します。


2. 深呼吸による酸素供給:

深呼吸は酸素を体内に取り込むことで、血液中の酸素濃度を増加させます。酸素は脳の機能に重要な役割を果たし、十分な酸素供給はストレスの軽減やリラックスに寄与します。深呼吸を通じてリラックスすることで、心身がリフレッシュされます。


3. 筋肉のストレッチによる緊張緩和:

長時間同じ姿勢を続けることは筋肉の緊張を引き起こし、これがストレスや不快感をもたらすことがあります。ストレッチは筋肉を伸ばし、血流を改善させることで、筋肉の疲労や緊張を軽減します。また、ストレッチを行うことで関節の可動域も向上し、姿勢の改善に寄与します。


これらの要素を組み合わせることで、体と心の両方にポジティブな影響があります。水分補給、深呼吸、ストレッチが組み合わさることで、一連のプロセスが心身のバランスを整え、仕事や学習の効率を向上させることが期待されます。

 

ドクター飯嶋のコメント:
飲水、深呼吸、ストレッチの3つの要素を組み合わせることによる健康法は「水氣道」の発想によるものです。水氣道の会員に対しては、常日頃、水氣道の実践の場は、稽古会場(室内温水プール)ばかりではなく、家庭や職場や、身近なコミュニティーを繋ぐものである、ということを繰り返し唱えています。その基本となる実践法が、今回のスキルなのです。


スポーツ医学ではしばしば、健康の維持・体力の向上に有効な運動の頻度として、「週2~3回以上」の実践を推奨していますが、この情報を得た段階で運動そのものを諦めてしまう方が少なくないのは、とても残念です。


水氣道の参加者は週に1回、あるいは月に1回の参加がやっとである、という会員も含まれています。それでも、水氣道は全人的な健康の維持・向上に有効性を発揮しています。その理由は、<陸上で一人で、いつでも、どこでも実践できる簡略版>が活用できるからです。


いかがでしょうか、水氣道がぐっと身近に感じられてきたのではないでしょうか?

 

令和5年度の水氣道寒稽古期間(令和5年11月1日~令和6年2月29日)の3カ月の全日程を滞りなく終了することができました。

 

水氣道は2000年に発足し、およそ四半世紀にわたり地道で着実な活動を展開し、確かな実績を証明することができました。

 

近年では、およそ3年に及ぶ新型コロナウイルス感染症パンデミック禍にあっても、概ね稽古活動の中断を見ることなく、水氣道が世界的な危機に際しても極めて安定性の高い、有益な健康法であることを実証できたことは、私共にとって大きな励みともなり、また威信を高めることができたことは大いなる喜びでもあります。

 

水氣道は、生涯現役を目指す生涯エクサイサイズとして、その実績は多くの側面で顕著な成果を挙げることができました。

 

参加実績基準に基づき、以下の2種の認定証を授与することになりました。

 

令和五年度 寒稽古「修了賞」授与対象者総数14名(最高年齢89歳男性)

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令和五年度 寒稽古「参加証」授与対象者総数10名(最高年齢75歳女性)

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なお、「修了賞」受賞者は、

本年4月1日付(小審査)での

昇級もしくはファシリテーター認定候補者

 

あるいは

本年7月1日付(大審査・中審査)での

昇段・昇級もしくはインストラクター認定候補者

としてノミネートされます。

 

前回はこちら

 

世間一般の方に未だほとんど知られていない水氣道の存在意義について、詳細に説明することは限界があります。

それよりも、多くの皆様にとってイメージしやすい一般の競技スポーツとの比較において検討していただくことは意味のある事だと思います。

 

そこで、とくに競技スポーツ選手の引退後や老後の健康管理という、これまであまり注目されてこなかったテーマについて焦点を当ててみたいと思います。

 

 

質問者(ムッシュGPTへのインタービューアー):ドクター飯嶋

 

スポーツ選手が高齢になる前に引退したのち、健康的な生活を送り、適切なトレーニングを続けることで、生涯現役や健康長寿を実現することは理論的には十分に可能のようですが、その実践が難しい方も少なくありません。どのような手助けが可能でしょうか?

 



ChatGPT
スポーツ選手が引退後に生涯現役や健康長寿を実現するために、以下のような手助けが可能です。


1. トランジション・サポート:
引退後、新しい生活への適応が必要です。スポーツ選手が一流の競技から一般の生活に転換する際、心理的なサポートやカウンセリングが役立ちます。専門家のアドバイスを受け、新しい目標や生活スタイルに対する適応力を高めましょう。


2. カスタマイズされたトレーニングプログラム:
引退後も適切なトレーニングを継続することが重要です。ただし、新しいライフスタイルや身体の状態に合わせたカスタマイズされたトレーニングプログラムが必要です。トレーナーや専門家の指導を受けながら、無理のない範囲でトレーニングを行いましょう。


3. 栄養指導:
適切な栄養は健康に不可欠です。引退後は特に、スポーツ選手の栄養状態を維持しつつ、新しい生活スタイルに合った食事アプローチを考える必要があります。栄養士やダイエットの専門家に相談し、適切な栄養指導を受けましょう。


4. 健康チェックと予防医療:
定期的な健康チェックや予防医療が健康長寿をサポートします。定期的な健康診断を受け、生活習慣病やその他の健康リスクに早期に気付くことが大切です。


5. 趣味や新たな挑戦:
引退後は新しい趣味や挑戦を見つけることが重要です。これにより、モチベーションが保たれ、充実感を感じることができます。新しい興味を見つけ、自分の好奇心を追求しましょう。


6. 社会的なサポート:
友情や家族のサポートは非常に重要です。新しい生活への適応やトランジションを円滑に進めるために、周りの人々とのつながりを大切にしましょう。


これらの手助けを組み合わせることで、スポーツ選手は引退後も健康的で充実した生活を送りながら、生涯現役や健康長寿を実現することができます。個々の状況や目標に合わせ、適切なサポートを活用することが重要です。

 

 

ドクター飯嶋のコメント:
さすがにムッシュGPTは、歯切れのよい回答を準備してくれます。

とくに、項目1の<トランジション・サポート>という言葉は今後も活用できそうです。わかりやすい日本語に改めるとすれば<移行期支援>という表現も可能かもしれません。

 

ところが、日本語に直してみて、改めてこれまでの経験を振り返ってみるといささか残念な思いがこみ上げてきます。

 

それは、競技スポーツ選手は外傷や手術を要する病気については、受け入れやすいのですが、それ以外の健康管理について、医師に支援を求めることを快く思わない、積極的になろうとせず、自らの経験に基づく、従来の考え方や方法に固執しようとする方が少なからずいらっしゃったからです。

 

上記の6項目の中で、医師として最も関与し易いのは、4の<健康チェックと予防医療>になるかもしれません。ただし、これについての受容の程度もひとにより大きく異なります。過去の栄光ばかりに固執することなく、移行期を大切に過ごすことができれば、その後の長い<新たな生活>を、より有意義に創造的に過ごすことができるのではないかと、私は考えています。

 

水氣道は、元競技選手といったキャリアをもつ方々にとっても充実したプログラムを提供できる内容になっているのですが、効果的にアピールできる環境が整っていないという現実があります。今後の水氣道の在り方にとっても大切なテーマだと認識しています。