【号外】「水氣道のしおり」改訂版の準備に着手しました

2版改訂にあたって

 

 

 

 このしおりは、初版からわずか半年で第2版を出すことになりました。

 

 

この間幸いにして、多くの会員諸子に

 

水氣道の基本についての理解を深めていただくうえで役立てることができました。

 

 

また、本年3月、ドイツのポツダム大学にて開催された

 

ドイツ心身医学会での口演にて

 

『水氣道』を紹介する機会に恵まれたことも大きな契機となりました。

 

 

 

 

今後も、水氣道発祥の地元での活動を地道に継続して

 

稽古内容の一層の充実を図ることが基本であることは言うに及びません。

 

 

ただし、将来を見据えた組織運営が、

 

これまで以上に求められつつあります。

 

 

また水氣道への参加を希望する外国出身の方も少しずつ増えて参りました。

 

 

そのために英語をはじめとする諸外国語による「水氣道のしおり」の整備にはじまり、

 

組織機構の整備し、後継指導者群の育成など、

 

多方面での手当が、これまで以上に必要となってきました。

 

 

 

 

今回の改定にあたって、最も留意したことは、

 

稽古をはじめるまでの準備や手続きについて概説し、

 

これを第一章に据えたことです。

 

 

つぎに、稽古の継続にあたって不可欠な、

 

定期評価(心身両面での健康状態の把握)について、

 

これを明確にして第二章に充てたことです。

 

 

最後に、専門職としての

 

水氣道家(指導員、水氣道四段以上)の育成のための財源の確保の一環として、

 

水氣道の昇級および昇段に伴う審査

 

および認定登録料徴収制度(現在、暫定措置として無料)の

 

創設へ向けての計画案の紹介を付すことにしました。

 

 

 

水氣道の発展および普及は国内にとどまらず

 

国際社会を舞台にしての活動をも視野に入れるべき時期が

 

到来したものとみられる兆しが随所であらわれはじめております。

 

 

各人の生涯にわたる全人的な健康の維持増進を

 

基本的な目的とする団体活動である水氣道は、

 

好適な生命環境の維持や人類社会の平和と繁栄に通じる道でもあることを、

 

ここで改めて宣言しておきたいと思います。

 

 

 

 

永続的で普遍的な活動体としての生命が、

 

人類の一大遺産たるべき水氣道に宿りますように!