7月18日(土)

前回はこちら


ボリビアのLa Razón紙の記事の続きの続きの更なる続き

 

Le donaron plasma, pero igual murió

血漿を提供されたが、彼は死んだ。

 

 

El donador de sangre pudo ser encontrado. La persona le concedió el plasma ORH+ y la paciente de 62 años se estaba recuperando, sin embargo, el jueves 18 de enero dio su último respiro y perdió la vida.

献血者を見つけることができました。その人がORH+血漿を与え、62歳の患者は回復していたが、1月18日(木)に息を引き取り、命を落としてしまった。

 

 

La hermana no solo caminó a varios medios para solicitar ayuda y hasta difundió el mensaje por redes sociales, ella peregrinó casi por al menos cinco días para buscar un donante.

助けを求めるために様々なメディアに出向き、ソーシャルネットワークを通じてメッセージを広めただけでなく、妹はドナーを探すために少なくとも5日間は巡礼に出かけた。

 

 

Recurrió a las redes sociales y también se vio engañada con falsos anuncios de supuestos donantes, puesto que los celulares difundidos estaban apagados, no contestaban o fueron bloqueados. La esperanza no cayó y estaba consiguiendo $us 800 que un ofertante le hizo por su sangre, hasta que una persona solidaria y sin pedir nada le hizo la donación.

彼女はソーシャルネットワークに頼り、放送された携帯電話の電源が切れていたり、応答しなかったり、ブロックされていたりしたため、寄付者疑惑の虚偽広告にも騙されていた。彼女は何も聞かずに支援してくれる人が寄付をしてくれるまで希望を捨てず、彼女の血液を求める落札者から800ドルを受け取っていた。

 

 

“Pese a ello mi hermana perdió la vida. La noche del viernes 19 de junio fue cremada. Lamentablemente, hay donadores de sangre, pero no todos son negativos, y se vio la parte comercial; piden dinero, entre $us 500 y $us 800. Ellos se justifican diciendo que son pobres y ya no tienen recursos, y que sea la “buena voluntad” de los solicitantes”

「それにもかかわらず、妹は命を落とした。6月19日(金)の夜、火葬されました。残念ながら献血者はいますが、すべてが陰性ではなく、営利的な側面が見られ、500ドルから800ドルの間で、お金を要求してきます。」

 

 

La hermana fue “a todo lado” para buscar el plasma, incluso a los medios de televisión. No sabe cómo se contagió la fallecida, sin embargo, tal vez en su trabajo, pues era profesional de salud.

妹は血漿を手に入れるために、「どこにでも」テレビメディアにまでも行っていた。故人がどのようにして感染したのかは知らないが、おそらく彼女の仕事が医療従事者だったからなのかもしれない。

 

 

Ella pensó que era un resfrío, fue al médico, pero retornó a su casa. Tres días después empeoró su salud, se determinó su internación en el hospital, pero éste estaba colapsado. Entonces, un anterior enfermo de COVID-19 falleció y ella pudo ingresar luego de tres días de espera.

彼女は風邪だと思って医者に行ったが、家に帰ってきた。3日後に体調が悪化し、入院すべきと判断されたが、倒れてしまった。その後、COVID-19の前の患者さんが亡くなり、3日待ちで入院することができた。

 

 

“Mi hermana solo respiraba 80% con ayuda del respirador y 20% por cuenta propia. Mi hermana se me fue”, se lamenta.

「姉は人工呼吸器の助けを借りて80%、自力で20%しか呼吸していませんでした。私の姉はどこかへ行ってしまった」と彼女は嘆く。

 

 

 

7月18日
土曜日: 

心療内科とアレルギー科の密接な関係:

 

前向きな気持ちがアレルギーを改善するメカニズムの解明

 

ドパミン報酬系活性化で症状が緩和――マウス実験

 

• Activation of the reward system ameliorates passive cutaneous anaphylactic reaction in mice
 

「Allergy」6月13日オンライン版

 

中尾篤人氏(山梨大学医学部免疫学講座)らの研究

 

<背景>
花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、精神的なストレスにより症状が悪化することが知られている。アレルギーの症状は精神的な影響を受けることは、経験的、疫学的に分かっていた。

しかし、なぜ精神的状態によって症状が変わるのかは明らかにされていなかった。

その一方で、アレルギー疾患に対する新薬の臨床試験では、プラセボ効果(有効成分のない薬剤であってもそうと知らずに飲んだ際に、暗示などで生じる効果)が強く現れて、新薬の評価が困難になることも少なくない。そこで、さまざまな精神的状態の中でもプラセボ効果との関係が深い「前向きな感情(やる気)」を司る脳内の特定部位が、アレルギーに与える影響について検討した。

 

 

<方法>

1) マウスのドパミン報酬系を人為的に直接活性化する実験。

 

DREADD(designer receptor exclusively activated by designer drugs)と呼ばれる脳の一部分のみを変化させる新しい技術を用いた。

マウスを2群に分け、一方の群にはドパミン報酬系の中心的な部位である中脳腹側被蓋野という部分を、DREADDによって活性化させた。もう一方の群はこの処置を加えない対照群とした。

5週間後、アレルギー反応を引き起こす免疫グロブリンE(IgE)を注射し、蕁麻疹様の皮膚症状が現れた面積を比較した。

 

 

2) マウスの脳内報酬系を自然なかたちで活性化させる実験。

 

人工甘味料のサッカリンを用いた。2群に分けたマウスの一方の飲水ボトルにサッカリンを混ぜておき、飼育中のマウスが自発的に水を飲むたびに、その「甘味」によって中脳腹側被蓋野が活性化するようにした。もう一方の群には水を与えた。その後、1番目の実験と同様の方法でアレルギー反応を引き起こし、蕁麻疹様症状の範囲を比較した。

 

 

3)薬によってマウスの脳内報酬系を活性化させる実験:

 

ドパミンの前駆体のL-ドパを用いた。L-ドパはパーキンソン病の治療にも使われており、脳内でドパミンに変換される。2群に分けたマウスの一方のみにL-ドパを注射し、前述と同様の手法で蕁麻疹様症状の範囲を比較した。

 

 

<結果>

実験1)

中脳腹側被蓋野を活性化させたマウスでは、対照群に比べて有意にその面積が小さかった。

 

実験2)

サッカリンを混ぜた水で飼育したマウスは、対照群に比べて有意にその面積が小さかった。

 

実験3)

L-ドパを注射したマウスは、対照群と比べて有意にその面積が小さかった。

 

 

<考察> 

前向きな感情は、脳内のドパミン報酬系という神経ネットワークが司っている。

そこで、マウスを用い、このドパミン報酬系を以下の三つの方法で活性化し、アレルギー反応への影響を検討した。

この結果について研究グループは、「前向きな精神状態を生み出す特定の脳内ネットワークが、アレルギーを生じる免疫のしくみと密接にリンクしていることを直接的に証明した世界で初めての知見」としている。

そして「脳内ドパミン報酬系の活性化にアレルギー反応を抑える効果のあることが示された」と結論づけるとともに、「現在のアレルギー疾患の治療は投薬が中心だが、患者に前向きな気持ちを保ち続けてもらうよう、コミュニケーションを図ることも大切であることが示唆された」と付け加えている。

 

 

<結論>

アレルギー疾患の症状は、気持ちが前向きなときは軽快する。

脳内の「ドパミン報酬系」が活性化すると、アレルギー反応が抑制される。

 

 

コメント:

心療内科専門医でありアレルギー専門医・リウマチ専門医として活動してきた私の臨床的意味を学術的に説明してくれた研究であると思い紹介いたしました。

 

水氣道®や聖楽療法(聖楽院)での活動は、さまざまな疾患に対して心身医学的効果をはかるために開発してきたものです。これらの活動が脳内の「ドパミン報酬系」を活性化させることによって、アレルギー反応が抑制され、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー疾患の治療効果を高めることに貢献できたことの理論的根拠の一端を与えてくれたのではないかと考えています。

 

なお、脳内の「ドパミン報酬系」を活性化は、アレルギー疾患のみならず、リウマチ性疾患、線維筋痛症や慢性疼痛症、うつ病等にも好ましい効果を及ぼすことが知られています。

7月17日(金)
週間<外国語>旅行



29/06/2020
Pietro e Paolo uniti nel martirio: li ricordano i Papi nel loro magistero

I palli e la vicinanza con il Patriarcato di Costantinopoli

ペテロとパウロは殉教で結ばれた:彼らの教えは教皇を想起させる
コンスタンチノープル総主教座の淡白さと近接性

 

 

E riguardo all'unità, il Papa ricorda che nella festa dei santi Pietro e Paolo si benedicono i palli simbolo dell’unità tra le i fedeli e il loro Pastore e poi si vive una particolare vicinanza al Patriarcato ecumenico di Costantinopoli. - Pietro e Andrea erano infatti fratelli - con cui è in atto un cammino comune verso la piena unità voluta dal Signore. "Oggi, dice il Papa, loro non sono riusciti a venire per i viaggi a motivo del coronavirus, ma quando io sono sceso a venerare le spoglie di Pietro, sentivo nel cuore accanto a me il mio amato fratello Bartolomeo. Loro sono qui, con noi".

そして、一致に関して、教皇が想起させるのは、聖ペトロと聖パウロの祝日には、信仰者とその司牧者との間の一致の淡いシンボルが祝福され、コンスタンチノープルのエキュメニカル総主教座との特別な親密さがあることを想起させます。- ペテロとアンデレは実の兄弟でした。彼らとは主が望まれた完全な一致に向けた共通の旅が進行中です。「今日、教皇は言う、彼らはコロナウイルスのために旅のために来ることができませんでしたが、私はペテロの遺体を崇拝するために降りてきたとき、私は私の心の中で私のそばに愛する兄弟バルトロマイを感じました。彼らはここにいます、私たちと一緒に」。

 

解説:
コンスタンチノープルの総主教:元来は、原始キリスト教の五大総主教座(ローマ、コンスタンティノープル、アンティオキア、エルサレム、アレクサンドリア)のひとつで、きわめて古い伝統をもつ。かつては東ローマ帝国の首都の教会として、また東方正教会の首長として、東ローマ皇帝に任命された総主教が東ローマ帝国領だった現在のトルコ・ギリシャからブルガリア・セルビア、さらにはロシアまでを管轄し、ローマ教皇とキリスト教会の首位の座を争うほどの地位を誇っていた。

ペテロとアンドレ:

ペテロはイエス・キリストに従った使徒の筆頭格。初代ローマ教皇とされる。アンデレは、新約聖書に登場するイエスの使徒の一人。ペトロの兄弟であるとされている。

バルトロマイ:

新約聖書に登場するイエスの使徒の一人。アルメニアで伝道活動をしていたときに既存宗教の指導者から恨まれ、捕らえられて生きながら皮を剥がれて殺されたとのこと。

 

 

Le provocazioni del Signore
主の挑発

 

 

La seconda parola di oggi è profezia. Il Papa fa notare che Gesù ha provocato i due Apostoli chiedendo a loro una scelta personale di adesione a lui. A Pietro: “Tu, chi dici che io sia?”. In quanto a Paolo, il Signore “lo ha scosso dentro: più che farlo cadere a terra sulla via di Damasco, ha fatto cadere la sua presunzione di uomo religioso e per bene.” Il Papa dice ancora:

今日の第二の御言葉は予言です。教皇は、イエスが二人の使徒を扇動したのは、イエスに繋がる個人的な選択を求めたからだということが指摘されています。ペテロへ:「『あなたは、私を誰だと言っているのですか?」。パウロに関しては、主は「ダマスコへの道中で彼を地面に倒させたというよりも、彼の内面を揺さぶり、自分は宗教的で善良な人間であるという彼自身の思い込みを崩壊させた」のです。教皇は以下のようにも言っています。

 

 

La profezia nasce quando ci si lascia provocare da Dio: non quando si gestisce la propria tranquillità e si tiene tutto sotto controllo.Non nasce dai miei pensieri, non nasce dal mio cuore chiuso. Nasce se noi ci lasciamo provocare da Dio. Quando il Vangelo ribalta le certezze, scaturisce la profezia. Solo chi si apre alle sorprese di Dio diventa profeta.

予言は、自分自身を神に挑発させたときに生まれる:自分の静けさを管理し、すべてをコントロール下に置くときではありません。 それは自分の思考からではなく、自分の閉じた心からではなく、自分の心から生まれるのです。神に扇動されることを許すならば生まれます。福音が確実性を覆すとき、預言が生まれます。神の驚きに心を開いている者だけが預言者になるのです。

 

 

Abbiamo bisogno della profezia, ma di quella vera
予言、しかも真の預言が必要だ

 

Francesco guarda all’oggi e afferma che anche in questi tempi c’è bisogno di profezia e “non di parolai”, c’è bisogno di testimoniare “che il Vangelo è possibile”.
教皇フランシスコは今日に目を向け、このような時代にも預言が必要であり、「言葉ではなく」、「福音が可能であること」を証しする必要があることを断言しています。

 

 

Non servono manifestazioni miracolose, ma vite che manifestano il miracolo dell’amore di Dio. Non potenza, ma coerenza. Non parole, ma preghiera. Non proclami, ma servizio. Tu vuoi una Chiesa profetica? Comincia a servire, stai zitto. Non teoria, ma testimonianza. Non abbiamo bisogno di essere ricchi, ma di amare i poveri; non di guadagnare per noi, ma di spenderci per gli altri; non del consenso del mondo, quello è stare bene con tutti: da noi si dice:"stare bene con Dio e con il diavolo"... stare bene con tutti. Non questo non è profezia. Ma abbiamo bisogno della gioia per il mondo che verrà; non di progetti pastorali, questi progetti che sembrano avere la propria efficinza, come se fosero dei sacramenti, progetti pastorali efficienti: no, ma abbiamo bisogno di pastori che offrono la vita: di innamorati di Dio.
私たちに必要なのは奇跡の顕現ではなく、神の愛の奇跡を顕現させる生活です。力ではなく、一貫性。言葉ではなく、祈り。宣言ではなく、奉仕。あなたは預言者の教会が欲しいですか?黙々と奉仕を、しかも理論ではなく愛の証を始めることです。私たちは豊かになるのでなく、貧しい人を愛することが必要です。自分のためでなく、他人のためにお金を稼ぐ必要があります。世間からの承認ではなく、それはみんなと仲良くすることです:そこで私たちは互いに言います:「神と悪魔と仲良くすること」...みんなと仲良くすること。これが預言なのではありません。しかし、私たちはが必要としているのは、来るべき世界に向けての喜びです。それは自らを効率的な聖餐式であるかのようにみなしている牧会事業ではありません。私たちが必要としているのは、いのちを提供する司牧、すなわち神を愛する者です。

 

 

Avere il coraggio di essere costruttori di unità
統一の建設者になる勇気を持つ

 

 

Così sono stati Pietro e Paolo che hanno annunciato Gesù fino a dare la vita. E’ questa la profezia che cambia la storia. E Papa Francesco ricorda che tutti i fedeli sono chiamati a diventare “pietre vive con cui costruire una Chiesa e un’umanità rinnovate” e conclude:
だから、自分の命を捧げるところまでイエス様を発表したのは、ペテロとパウロでした。これは歴史を変える予言です。そして、教皇フランシスコは、すべての信仰者が「新しく生まれ変わった教会と人類を築くための生きた石」になるように召されていることを思い起こし、締めくくります。

 

 

C’è sempre chi distrugge l’unità e chi spegne la profezia, ma il Signore crede in noi e chiede a te: “Tu, tu, tu, vuoi essere costruttore di unità? Vuoi essere profeta del mio cielo sulla terra?”. Fratelli e sorelle lasciamoci provocare da Gesù e troviamo il coraggio di dirgli: “Sì, lo voglio!”.
団結を破壊する者、預言を断つ者は必ずいますが、主は私たちを信じて、「君!君!君!君は統一の建設者になりたいですか、地上の私の天国の預言者になりたいですか?」 と尋ねています。兄弟姉妹の皆さん、私たちはイエス様に挑発され、「はい、そうです!」と言う勇気を見つけましょう。

7月17日(金)

お詫び!

予定表では、第3週は「心療内科指導医<消化器心身症>を語る」でしたが、
痛風患者の激増のため、急遽、第4週と第3週のプログラムを交換しました。


私は痛風が、単なる生活習慣病としての代謝病であるばかりでなく、心理社会的ストレッサーによって発作を生じやすい疾患であることに気づいていました。しかし、痛風のエキスパート集団である「日本痛風・核酸代謝学会」の認定医は全国で55名に過ぎず、私以外に指導医クラスの心療内科の専門医が不在であるためか、さっぱり議論されていないことが残念です。

 


1)痛風の管理・治療目標
 

痛風関節炎を繰り返す症例や、また最近では稀になってきてはいますが痛風結節を認める症例は薬物療法の適応となります。その際には、血清尿酸値を6.0㎎/dL以下に維持するのが望ましいです。

 

 

2)痛風の治療方針

痛風の治療方針は、その基本病態である高尿酸血症の治療に準拠します。つまり、食事療法、運動療法といった生活習慣の改善にあります。薬物療法:無症候性高尿酸血症であっても痛風関節炎、痛風結節、腎障害、尿路結石の発症を防ぐために血清尿酸値を低下させることが望ましいです。

 

 

3)病態別尿酸降下薬

痛風の治療薬は尿酸降下薬で代表されます。尿酸降下薬は、尿酸排泄促進薬と尿酸生成抑制薬に2大別できます。そして現在、わが国で使用できる尿酸降下薬は、既存の尿酸排泄促進薬3種に新たに選択的尿酸再吸収阻害薬1種が加わり4種となり、尿酸生成抑制薬3種、併せて7種が使用可能になりました。

 

尿酸降下薬は高尿酸血症の原因病態のタイプ別に使い分けられます。日本における高尿酸血症の病型頻度は、尿酸排泄低下型60%、尿酸産生過剰型12%、混合型25%であると報告されており、治療ガイドラインでは病型に応じて治療薬を選択することが推奨されています。

 

・尿酸排泄低下型には、尿酸排泄促進薬を選択し、尿路結石の出現を防ぐ目的もあって尿アルカリ化薬を併用します。しかし、腎機能障害が中等度以上である場合や尿路結石の既往ないし合併がある場合は、尿酸生成抑制薬を選択します。

また、臨床現場ではベンズブロマロン(ユリノーム®他)などの尿酸排泄促進薬よりも、フェブキソスタット(フェブリク®)などの尿酸生成抑制薬の使用頻度が高いのが現状です。

この要因として、ベンズブロマロンの副作用として肝障害を呈する場合があることへの懸念などがあると考えられています。これに対して新薬のドチヌラド(ユリス®)は、既存のベンズブロマロンなどに次ぐ新規の尿酸排泄促進薬(選択的尿酸再吸収阻害薬)はベンズブロマロンの肝障害の原因と考えられている、ミトコンドリア毒性や肝薬物代謝酵素CYP2C9阻害による薬物相互作用が少ないという特徴を有しているため期待がもてる薬です。

 

・尿酸産生過剰型には、尿酸生成抑制薬を選択します。ただし、フェブキソスタット(フェブリク®)を投与する場合には、心血管疾患の増悪や新たな発現に注意します。

 

杉並国際クリニックでは、尿酸産生過剰型に尿酸生成抑制薬を使用する場合も、尿の酸性が顕著な場合は、尿酸排泄効率を高める目的で尿アルカリ化薬を併用することがあります。この場合は、患者さんに<尿pHのセルフモニタリング>をしていただいております。

 

 

4)病期による治療法

痛風関節炎発作時

・発作前兆期:発作の前兆がわかる患者さんに対しては、予めコルヒチンを処方して常に携行していただくことがあります。1錠(0.5㎎)を用いて、発作を頓挫させることが目的です。ただし、初回から処方することは少ないです。

 

・発作の極期:NSAIDsパルス療法といって、NSAIDsを短期間(1~2日)に比較的大量投与する方法をとるのが一般的です。
NASAIDsが使用できない、無効もしくは多発性に関節炎を生じている場合などには、副腎皮質ステロイド(プレドニン®など)15~30㎎を経口投与することがあります。

しかし、杉並国際クリニックでは、発作疼痛のため歩行困難な患者さんの安全な帰宅を確保することと、経口ステロイド剤の大量投与をなるべく避けたい意図から、関節超音波検査で確認の後、関節炎局所に少量の副腎皮質ステロイド局所麻酔剤とともに注射するという関節注射療法を独自の方法として実施し好評を得ています。
       

この他に、低用量コルヒチン療法といって、発作12時間以内に1.0㎎、その1時間後に0.5㎎を投与する方法もあります。

 

・再発作予防:コルヒチン・カバー法といって、尿酸降下療法を開始後、痛風発作が頻発する場合、コルヒチンを1日1錠連日服用していただく方法です。しかし、コルヒチンには尿酸排泄作用はなく、長期にわたる予防投与に関しては副作用発現の可能性があるため推奨されていません。また、奇形精子のリスクもあるため避妊の指導が必要です。

 

痛風関節炎間欠期
すでに痛風発作の生じた患者さんに対しては、尿酸降下療法として血清尿酸値を3~6カ月かけて徐々に低下させていきます。尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあります。

そのため尿酸降下薬は痛風関節炎の寛解後に、少量から開始します。その際、血清尿酸値の目標を6.0㎎/dL以下とし、その後も6.0㎎/dL以下に安定するような薬剤の用量を継続的に調整します。
  

尿酸降下薬投与開始後の痛風患者に対して、痛風発作予防のためのコルヒチン長期投与は、ガイドラインでは条件付きで推奨されています。
 

なお腎障害を有する高尿酸血症の患者さんに対して、腎機能低下を抑制する目的で尿酸降下薬を用いることが条件付きで奨励されています。
 

薬物療法開始から6カ月間は、血清尿酸値の推移をみるため、また薬剤の副作用を早期に発見するために、採血検査を毎月実施するのが望ましいとされています。
    

なお、高尿酸血症の放置により、高尿酸血症固有の合併症のみならず、高血圧、メタボリックシンドロームの発症・進行に関連する可能性があることに留意しておくことが大切です。

 

フランス語旅行

 

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栄養療法

 

「明晰でなければフランス語ではない」、と言われます。もっとも、明晰に説明する精神性をフランス人が備えているからなのかもしれません。それが端的に表れてくるのは似て非なる者同志の間に明確な線を引く能力です。その一端を示す典型的な文書をご紹介します。

 

これと比較して、あいまいになりがちなものをあいまいなままにしておいて平気でいられるのが日本人らしさなのかもしれません。かくいう私自身も例外ではなかったことを、この際、告白しておきましょう。

 

栄養士の英訳をdieticianにするかnutritionistにするか、いつも困っていましたが、大体において、前者は現場実務家、後者は教育科学者といったニュアンスで使い分けていただけでした。

 

このようなわけですから、日本人は国境線もあいまいにしたまま外交交渉においても弱みを握られて大損を続けている理由が見えてきたように思われなくもありません。

むかし、小説の神様とも呼ばれた文豪の志賀直哉が、「日本の国語をフランス語にせよ」と唱えたことを知ったときには、とても驚きました。

しかし、文学的な効用よりもむしろ外交交渉において日本語の発想が身についてしまった外交官による外交交渉は危ういものであった可能性があります。そしてその弊害は現在なお続いているようにも思われます。

 

 

Diététique et nutrition :

quelles différences ?

食養療法と栄養学:

何が違うのか?

 

 

Ces deux termes sont souvent employés sans distinction, à tort. Or, des différences existent et il convient de ne pas les confondre. Découvrons ensemble comment les distinguer pour mieux les employer. 

この2つの用語は、区別されることなく誤って使われることが多いです。しかし、両者には違いがあり、混同してはいけません。使い分け方を一緒に見つけて、上手に使いこなせるようにしていきましょう。

 

 

Publié le 24.06.19 - Spécialité - Nutrition et Diabète

24.06.19に公開 - 専門分野 - 栄養と糖尿病

 

 

Revenons à l'origine des mots pour mieux appréhender leur sens.

 言葉の意味をよりよく理解するために、語源に立ち返ってみましょう。

 

 

Etymologie & définition de la diététique

食養療法の語源&定義

 

 

Le mot diététique vient du grec "Diaitêtikê" qui signifie "hygiène de vie". C'est Hippocrate, médecin grec de l'Antiquité qui positionne la diététique comme le fondement de son enseignement. Il est le premier à ne pas limiter la diététique à l'alimentation mais à voir plus large, notamment en intégrant la notion d'activité physique dans ce que nous pourrions traduire comme "la médecine par l'hygiène de vie".

食事療法という言葉は、"健康的なライフスタイル "を意味するギリシャ語 "Diaitêtikê "に由来します。古代ギリシャの医師ヒポクラテスは、自分の教育の基礎として食事療法を位置づけました。 その最初には、食事療法を食事に限定するのではなく、特に「健康的なライフスタイルを通じた医学」と訳すこともできるような身体活動の概念に統合することによって、より広い意味で用いていました。

 

 

La définition de la diététique désigne l'ensemble des règles à suivre pour une alimentation bien équilibrée. Ces règles n'incluent pas seulement l'alimentation mais tiennent bien compte de l'hygiène de vie générale du patient. On retrouve ainsi le sens originel de la diététique. 

食事療法の定義は、バランスのとれた食生活を送るために守るべき規定がセットになったものを指します。これらの規定は食事だけでなく、患者さんの生活習慣全般を考慮したものです。これがダイエットの本来の意味です。

7月16日(木)

 

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お詫び!

痛風患者の激増のため、急遽、第4週と第3週のプログラムを交換しました。

 

私は痛風が、単なる生活習慣病としての代謝病であるばかりでなく、心理社会的ストレッサーによって発作を生じやすい疾患であることに気づいていました。しかし、痛風のエキスパート集団である「日本痛風・核酸代謝学会」の認定医は全国で55名に過ぎず、私以外に指導医クラスの心療内科の専門医が不在であるためか、さっぱり議論されていないことが残念です。


2018年12月に発刊された最新のガイドラインである『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第3版)』では、高尿酸血症・痛風の治療に際しての重要な7つの臨床的課題が、いわば質疑応答のような形式で掲げられ、推奨文が出されています。

 

杉並国際クリニックでは、<痛風・高尿酸血症の治療指針(2020改訂3版)>を独自にデザインし、日々の臨床を系統的に行なっています。
 

高尿酸血症・痛風は代表的な生活習慣病の一つであり、治療に際しては生活習慣を改善することが最も重要です。そこで杉並国際クリニックでは、生活習慣改善のための行動療法として、複数のオリジナルの<行動記録表>を考案して、患者さんのセルフケアや診療時の経過確認や治療計画の立案に活用して、顕著な成果を得ています。

 

1)高尿酸血症・痛風の管理・治療目標
痛風関節炎を繰り返す症例や、また最近では稀になっていますが痛風結節を認める症例は薬物療法の適応となります。

その際には、血清尿酸値を6.0㎎/dL以下に維持するのが望ましいです。

痛風発作を経験したことが無く痛風結節や尿路結石などによる症状等のない高尿酸血症は無症候性高尿酸血症とよばれますが、その場合の薬物療法の導入は、血清尿酸値8.0㎎/dL以上を目安にします。

 

2)高尿酸血症(無症候性高尿酸血症を含む)の治療方針
高尿酸血症の治療の基本は食事療法、運動療法といった生活習慣の改善にあります。その際には、血清尿酸値と併存疾患の有無により薬物療法の介入の是非を決定します。


① 生活指導:食事療法、飲酒制限、運動の推奨が中心となり、肥満を伴う場合は肥満(本人の自覚が乏しい内臓肥満や隠れ肥満にも注意!)を解消することによって、ある程度、血清尿酸値を低下させる効果も期待できます。

 

② 食事療法

<1>摂取エネルギーの適正化

<2>高プリン食の制限:まずプリン体の1日摂取量は400㎎を超えないようにし ます。DASH食により血清尿酸値が低下することが報告されています。
   

注意すべき高プリン食としては、動物の内臓(豚・牛のレバー)、魚(さんま・あじ)の干物などが代表的です。
    

一方、推奨すべき低プリン食としては、カリフラワー、かまぼこ、ちくわ、豆腐、乳製品、鶏卵、とうもろこし、さつまいも、穀類(米飯、パン、うどん、そば)などが挙げられます。
    

また、尿酸の尿中飽和度を減少させるために十分な水分摂取(尿量2,000mL/日以上)を推奨しています。

 

<3>アルコール制限:飲酒については対象飲料がプリン体を含むか否かにかかわらず、アルコール自体が体内での代謝過程で尿酸を生成するため、日本酒なら1合、ビールなら500mL、ウイスキーなら60mLにとどめます。

 

 

③ 運動:肥満を是正し、メタボリックシンドロームを改善することにより血清尿酸値を低下させることが期待されます。

運動の種類としては、有酸素運動、とくに水氣道®のような水中有酸素運動は浮力の利用によって関節に大きな負荷をかけず、また水圧によって適切な利尿と浮腫改善を促すためにとても効果的です。

これに対して、マシンを使った筋肉トレーニングは血清尿酸値を上昇させ痛風発作を引き起こしやすいので注意を要します。

 

 

④ 薬物療法:無症候性高尿酸血症であっても痛風関節炎、痛風結節、腎障害、尿路結石の発症を防ぐために血清尿酸値を低下させることが望ましいです。とくに生活習慣病など併存疾患を有する場合は8.0㎎/dL以上、伴わない場合は9.0㎎/dL以上で薬物療法を考慮します。
 

なお腎障害を有する高尿酸血症の患者さんに対して、腎機能低下を抑制する目的で尿酸降下薬を用いることが条件付きで奨励されています。
 

薬物療法開始から6カ月間は、血清尿酸値の推移をみるため、また薬剤の副作用を早期に発見するために、採血検査を毎月実施するのが望ましいとされています。
  

明日は、痛風の治療薬の種類とその選択について解説します。

令和2年7月14日(火)14:00~15:00
鷺ノ宮体育館温水プール(第5レーン使用)


参加者:管理監督者1名、支援員1名、修錬生1名、訓練生1名、特別体験生1名

 

進行指揮監督:水氣道正七段 飯嶋正広

 

指導トレーナー:水氣道正弐段下 林亮博

 

修錬生インストラクター:水氣道2級 細谷健太

 

報告担当ファシリテーター:水氣道5級(中等訓練生)植田栄喜

受付:主当番:支援員トレーナー:林亮博

 

 

稽古内容

1) 親水航法

2) 調血航法

3) 水拳航法

4) 活水航法

 

 

【まとめ】

稽古プログラムの流れは、水氣道の原則にしたがって実施

 

準備体操(イキイキ体操)は行わなかった

 

調血航法は9枚目まで

 

水拳航法は5枚目まで

 

活水航法は4枚目まで

 

整理体操(のびのび体操)は行わなかった

 

 

・水温は低かったが、普段より親水航法を長くしたので身体がほぐれて暖かくなった

 

・今日の稽古はスモールステップアップが大事だということをより意識出来た

以下の方が、新たに体験生としての参加登録*をされましたので、

御報告いたします。

 

*本年7月1日以降の参加者の皆様には、参加登録料として5,000(+消費税)

をお受けいたしております。

 

参加登録日

氏名(フリガナ)

ご紹介

 

  • 2020年7月6日

北岸 亨(キタギシ トオル)

北岸さんは水氣道未体験者の方です

  • 2020年7月15日

浅井 鉄平(アサイ テッペイ)

浅井さんは10年ほど前に、杉十プールで1回のみですが水氣道稽古の経験者です

 

お二人とも、水氣道体験生(級外)として、近日中に稽古を開始される予定です。

正会員(3級以上かつ年会費制の方)、准会員(6級以上かつ月謝制の方)、一般会員(単回払い制の方)の皆様どうぞよろしくお願いいたします。

7月15日(水)
水氣道

前回はこちら

 


水氣道の洗練されたナショナリズム

 

ところで皆さんは、自分が所属する国の利益を犠牲にしてまでも自ら率いる世界的経営者が、世界の覇権を握ろうとする政治的ボスと握手をしたらどのようになるか、などということを考えたことはありますか。

グローバリズムがかえって富や権力や情報を独占し、制御し、一部の特権階級が大多数の世界市民を隷属化させてしまいかねない危機にあるなどということは考えてみたくもないことでしょう。

ただし、自分の好みで勝手に思考停止させてしまうのは恐ろしいことです。それは、あなたの生活圏全体を脅かし、それによってもたらされる不安によって、さらに操縦されやすい方向へと自らを誘ってしまうことになるからです。

 

水氣道が目指すインテリジェンスとは、ずばりナショナリズムです。

しかし、これは決して「偏狭な」という形容詞を冠すべきナショナリズムではありません。それは「洗練された」ナショナリズムです。私たちが時折耳にしたり、目にしたりする国家的キャッチ・フレーズに「クール・ジャパン」というものがあります。

世界中でこれをどのように受け止められているかは、その影響力や効果は未知数です。

しかし、そもそも巨大な世界的利権に操作されているグローバリズムの潮流に翻弄され、だまされて搾取され続ける一方で、しっかりとした観察力や分析力や交渉力を養わず、独自の立場や価値観を喪失しつつ日本がクールであるはずがありません。

 

そこで「洗練されたナショナリズム」の育成こそが、油断も隙もない国際社会の中で賢明に生き残る道であると信じます。

もっとも水氣道の稽古を続けることによって、なぜ「洗練されたナショナリズム」が育成されるのかについては、直ちには理解できなくても無理はありません。それについては、来週に致しましょう。

 

グローバリズム民主主義を唱える偽善者や悪魔にとってインテリジェンスを欠いた勤勉な国民は、都合の良い優秀なロボットとして利用価値が高いからです。

 

洗練されたインテリジェンスは、座学では習得できません。選ばれたグループの中で身体運動と知的活動を集団ベースで統合することによって切磋琢磨して身に着けていくものなのです。水氣道に質が求められるのは、こうした理由があるからなのです。

 

 

7月15日(水)

 

前回はこちら

 

Chronische Obstipation
慢性便秘症

 

Hydro-Thermotherapie:
Heißer Heublumensack oder warme Peloidpackungen (Moor, Fango) auf den Leib, Leibwickel.
Kneippsche Hydrotherapie mit wechselunden Anwendungen; vorzugsweise Teilgüsse, auch heiße Rückenblitzgüsse.
Kräuter-Sitzbäder (Heublumen,Kalmus),Wechselsitzbäder.
Tauchsitzbäder(-halbbäder).
Abends Leibwaschung.

温熱水療法:
加温した干し草袋または鉱泥パック(炭泥、ファンゴ)を体に巻き身体を包む。
クナイプ水治療法では交互浴を適用する;好ましくは部分注水、背面圧力注水。
薬用風呂(干し草の花、菖蒲湯)、交互坐浴。
浸漬式の座浴(半身浴)。
夕方の身体清拭。

 

 

Bewegubgstherapie:
Anfänglich physiotherapeutisch geleitete Atemgymnastik und Übungstherapie. In der Folge selbständig, unter gelegentlicher physiotherapeutischer und ärztlicher Kontrolle; Atemgymnastik,
Haltungskorrektur.
Seilspringen, lockerunde schwunghafte Gymnastik. Behutsame Tonisierung einer schlaffen Bauchmuskulatur.
Reichlich körperliche Bewegung anstreben: Gehen, Dauerlauf, lockere Schwunggymnastik.

運動療法:
最初は理学療法士の指導で呼吸法体操と運動療法、その後は自主的に続けるが、ときどき理学療法士や医師の指導を受けながら、呼吸体操、姿勢矯正を行う。
縄跳び、弛緩目的のスウィング体操、ブランコ体操。 たるんだ腹筋を丁寧に引き締める。

身体運動を十分に行う: ウォーキング、持久走、弛緩目的のスイング体操。

 

 

Massagethrapie:

Kolonbehandlung;

Bindegewebsmassage,

Milde Unterwasser-Druckstrahlmassage.

マッサージ療法:
大腸手技;
結合組織マッサージ、
マイルドな水中圧ジェットマッサージ。

 

 

Ernährungstherapie:
Grunddiätat-Vollwertnahrung,ggf. ballaststoffangereicherte Variante.
Ergänzend: Mikrobiologische Therapie (Mutaflor, Symbioflor u.a.).

栄養療法:
基本的食生活-非精製完全食品、必要に応じて各種の繊維強化食品。
補足:微生物療法(ムタフローラ、シンビオフローラなど)。

 

 

Phythotherapie:
Flohsamen (Psyllii semen), Leinsamen (Lini semen),evtl. Auch Laktose.
Ausreichende Flüssigkeitszufuhr.
Nur kurzfristig Senna, Faulbaumrinde, Aloe; sonst unerwünschte Wirkungen.

薬用植物療法:
枝打大葉子(えだうちおおばこ)の種子(Psyllii semen)、亜麻の種子(Lini semen)、場合によっては乳糖も。
十分な水分摂取。
短期間に限ってセンナ、フラングラ(クロウメモドキ属)の樹皮、アロエを使用、そうしないと望ましくない影響が生じる。

 

 

Ordnungstherapie:
Regelung des Lebensrhythmus.
Regelmaßiger morgendlicher Gang zur Toilette, auch wenn kein Stuhlgangserfolg ; keine Unterdrückung des Defäkationsreflexes.
Hochstellen der Füße bei der Defäkation.
Essen ohne Hast, dabei keine Zeitung lessen, gut kauen.
Aktive Bewegung : Gehen, Wandern, Schwimmen; auflockernde Gymnastik. Entspannungstherapie.

心身医学療法:
生活リズムの調整。
排便がなくても朝は規則的にトイレに向かうこと、排便反射をがまんしないこと。排便時に両脚を挙上すること。
新聞を読みながらでなく、焦らずによく噛んで食べること。
活動的な運動:ウォーキング、ハイキング、水泳、弛緩体操。
リラクゼーション療法。

 

 

Kurörtliche Therapie:
Umfassende  Behandlung in Kneippkurorten, ferner in Trinkkurorten mit Natriumchloridwässern oder Peloid-Badeorten.

保養地滞在型温泉療法(転地療法):
クナイプ療法保養地での総合的な治療、ナトリウム塩化物泉(旧称:食塩泉)やペロイドバス(泥浴)のある施設での飲泉療法。