さらにさらに、「わかっています…でも」Part5

 

 

Mr. NoGucciは振り返りの乏しい人間だと、よく指摘されます。

 

つまり、内省が徹底的に欠如しているようなのです。

 

内省とは「自分の考えや行動などを深く省みること」だそうです。

 

辞書を調べてみると「反省」と同じ意味でも使われています。

 

 

ただし、Mr. NoGucci自身しょっちゅう反省はしているはずです。

 

だから、反省と内省は何となく違うのかな、と感じています。

 

 

Mr. NoGucciの反省の対象の多くは、今さっき、しでかしてしまった失敗です。

 

日常的でささいなものがほとんどで、大抵は周囲の注意で自覚します。

 

否、「日常的でささいなもの」と受け止めていること自体が反省の欠如です。

 

後悔の念には程遠く「今日はツイてなかったな。」という感じに近いです。

 

これは自己憐憫に近いもので、罪悪感は希薄かもしれません。

 

楽しくないので「この状況から早く逃れたい」という気分です。

 

 

「反省はしているが内省に欠ける」のはなぜか、検証してみます。

 

そこでMr. NoGucciの反省の特徴の核心をあぶり出してみます。

 

 

あれれ、浮かんできましたよ。

 

それは、自分自身で気づいて行う積極的な反省ではないことです。

 

指摘を受けて、やむを得ず行う消極的な反省に過ぎなかったことに思い至ります。

 

 

そうなると、反省にも二種類があることがわかります。

 

仮に自主的で能動的に反省することを特別に<内省>と呼ぶとするならば、

 

Mr. NoGucciにそれが欠けているのなら、「内省に欠ける」というのは納得です。

 

徹底的に欠けていたのは、「過去を内省する」習慣だったのかもしれません。

病的な水である(広義の)痰飲(たんいん)について説明を続けていきます。

 

 

(広義の)痰飲(たんいん)は4種類あり四飲と呼びますが、

 

前回までの(狭義の)痰飲、懸飲に引き続き、

 

今回は溢飲(いついん)について解説します。

 

 

<溢飲>は、体が重だるくなり、発汗作用が低下する状態です。

 

これは脾氣虚のため直接的に脾の運化作用が失調し、

 

間接的に肺の宣散作用が失調するために生じるものです。

 

 

これは、少し難しいので、段階を追って説明します。

 

 

まず脾の運化作用とは何か、です。

 

これは胃腸で消化された飲食物を、

 

氣 ( エネルギー)や、血に変えて心肺へ送り、

 

そこからから全身に運搬される一連の働きです。

 

 

飲食物は胃腸で消化されているにもかかわらず、

 

全身の組織や細胞に有効に行きわたらないため栄養源として代謝されない状態が、

 

脾の運化作用の失調です。

 

 

これは脾のエネルギー不足が原因と考えられるので、脾気虚と呼ぶのです。

 

 

脾気虚は、いわば「腑抜け(ふぬけ)」の状態で、

 

姿勢が悪く、息が浅く、気力・体力が乏しい状態です。

 

 

それは、姿勢保持・呼吸・運動のすべてに筋肉(特に骨格筋)が関与するのですが、

 

骨格筋の鍛錬不足で貧弱だと、

 

容易に脾気虚、つまり、「腑抜け」になってしまうのです。

 

 

 

次に肺の宣散作用とは何か、です。

 

これは呼気(吐き出す息)の気化作用を通じて

 

濁気(二酸化炭素や揮発性酸)を体外に排出することです。

 

 

息を吐くことはとても大切なのですが、

 

息を吐く働きは、息を吐き出す筋肉(呼気筋)の仕事です。

 

 

呼気筋の主役は腹壁筋群(腹筋)で、内肋間筋もある程度役割を果たします。

 

 

また、胸筋は肩が固定されていないと働きません。

 

 

安静時には呼気は受動的ですが、

 

運動時には吸気筋である横隔膜の運動の補助をします。

 

 

こうして、<溢飲>が脾氣虚のため直接的に脾の運化作用が失調し、

 

間接的に肺の宣散作用が失調するために生じる理由が説明できます。

 

 

骨格筋の鍛錬不足で説明ができます。

 

骨格筋が脆弱だと、四肢の筋肉は第二の心臓と呼ばれることもありますが、

 

筋肉が発達して活発な機能を発揮していれば、

 

特に静脈の血流が滞ることなく心臓へと灌流し、

 

それが腎臓や全身の皮下組織に及んで、排尿や発汗を促すことができます。

 

 

それが失調すると、体内の水をさばくことができなくなるため、

 

発汗作用が低下し、体が重だるくなります。

 

 

e

対処法は、①正しい姿勢の保持、②正しい呼吸の維持、③正しい歩行の継続です。

 

 

これらを可能とする基本的な前提条件は骨格筋の量と質と機能です。

 

①正しい姿勢が保持できないと、②正しい呼吸の維持ができなくなります。

 

 

また、①正しい姿勢、と②正しい呼吸、によって

 

③正しい歩行の継続が可能となります。

 

 

水氣道においては、

 

親水三航法で①、②、③の基本に立ち戻り、

 

準備体操<イキイキ体操>で主に①と②を強化し、

 

標準五航法で①、②、③をさらに強化したうえで、

 

さらに高度な④上下肢の協調運動機能を訓練しています。

 

各種の応用航法、理氣航法、調血航法、活水航法および経絡航法は、

 

上記の全体共通のトレーニングをさらに専門的に補強・充実させる目的でおこなています。

 

本日のトピックスである<溢飲>タイプの方は、

 

水中にいるだけで、何もしなくても効果が得られます。

 

自覚できなくても発汗が促進され、利尿効果も生じるため、

 

特に下半身の水腫(むくみ)が改善し、

 

身体全体の重だるさは訓練早期に解消されることが多いです。

 

 

最終的には活水航法で鍛錬しますが、

 

筋肉が脆弱な方は調血航法、

 

それ以前に吐く息が浅い方は理氣航法から始めることが賢明です。

「わかっています、でも…」Part 4

 

皆様は、阿修羅(あしゅら)をご存知でしょうか。阿修羅は修羅ともいいます。

 

この修羅の世界を経験しましたのでご報告いたします。

 

 

修羅界の特徴は、

 

自分をいかにも優れたもの(減量目標の達成者)に見せようと虚像をつくります。

 

表面上は人格者や善人を装っています。

 

謙虚な素振りすら見せてしまうこともあります。

 

しかし、内面では自分より優れたものに対する嫉みと悔しさに満ちています。

 

修羅界の特徴を一言でいえば、内面と外面が異なり、心に裏表がある点であると思います。

 

阿修羅像

 

NoGucciの忌まわしい記録が、それを永遠に証明してくれることでしょう。

 

 

明かされたデータ、それは28キロの体重リバウンドです。

 

自己申告73.5Kg(実は 100Kg超、詳細データは後ほど)

 

 

三界の鬼のアドバイスは便利で魅力に満ちていました。

 

うっかりこれに従うと、楽になるどころか、ますます辛さが増していくのでした。

 

三界の鬼の誘惑に陥らないためには、

 

1.見通しをつける(大まかな行動計画を立案する)

 

2.見通しがつたら、できることから、まず「手を付ける」(着手する)

 

 

特に「手を付ける」ことが重要だと思います。

 

それから、何事も自力で解決しなくてはと無理をせず、

 

「誘惑に陥らないよう、三界の鬼からお救い下さい」と

 

謙虚に祈り、懺悔することもはじめてみました。

 

 

明日から本気出す!では永遠に「明日から」になってします。

病的な水である「水毒(すいどく)」、

 

中医学での痰飲(たんいん)について説明しました。

 

今回は、この四飲のうち、前回の(狭義の)痰飲に引き続き、

 

懸飲(けんいん)について解説します。

 

 

 

<懸飲>は、胸水に相当し、咳や痰および胸痛を来します。

 

肝の疏泄作用の失調が原因となり、水飲が脇の下に流れて生じます。

 

肝の疏泄作用とは、

 

①氣・血・水の流れを整え、

 

②消化吸収作用を促進し、

 

③情緒や精神の安定をもたらす作用です。

 

 

胸腔内には健康者でも少量の液体がありますが、

 

現代医学で病的な胸水を二大別します。

 

 

漏出性胸水:肺内の正常な圧力に障害が起こる疾患で生じます。

 

鬱血性心不全ネフローゼ症候群肝硬変など。

 

対処法は、まず栄養学的に血液中のアルブミン濃度を維持することです。

 

水氣道では、重症度にもよりますが、親水3航法

 

⇒準備体操「イキイキ体操」⇒標準5航法などの

 

全体共通メニューのみで十分に改善しています。

 

 

滲出性胸水:肺や胸膜の炎症や感染、悪性腫瘍などの疾患の結果生じます。

 

細菌性肺炎胸膜炎肺結核肺悪性腫瘍(癌性胸膜炎)など。

 

対処法は、まず原因疾患に対して

 

現代医学の標準的な治療を十分に行うことが不可欠です。

 

 

十分な養生ができるようになり、

 

感染性の病気では、周囲に感染させる危険性が無くなってから、

 

親水航法のみの稽古からはじめて徐々に鍛錬していくことで、

 

良好な経過が得られた方が多数いらっしゃいます。

「わかっています、でも…」Part3

 

 

先へ先へと片付けていったほうが、時間的・精神的に余裕ができます。

 

先手必勝が仕事の定石、のちのち楽になるのだということ、

 

それは私でも解ってはいます!

 

…でも… ついつい、私の魂に住み着いている地獄界・餓鬼会・畜生界、

 

三界の悪魔の誘いに乗ってしまいます。

 

 

「現世は地獄だ。どうせお前に先はない。

 

今が大事、明日のことなど誰ぞ知る?(地獄界の鬼)

 

 

餓え乾いているお前に未来はない。

 

確かな今を満たせ。先の事は心配するな(餓鬼界の鬼)

 

 

悩むな。迷うな。考えるな。本能を信じて後回し。

 

すぐに極楽、君のもの(畜生界の鬼)」

 

 

 

Mr. NoGucciは、勇敢にも、これら三界の鬼から逃れ出て、一時、減量に成功。

 

 

その後も、苦痛に負けずに修羅の世界を通過して、

 

やっと人間らしい姿かたちと心を取り戻して人界へ、

 

さらに有頂天の天界に達していたと思われます。

 

 

しかし、そんな矢先に、想定外の東日本大震災が発生しました。

 

未曽有の天変地異に飲み込まれ、心の弱みを三界の鬼に狙われたのでした。

 

まず修羅界に引き戻され、そこから、畜生界、餓鬼界へと転落の一途を辿り、

 

そこから脱出できなくなってしまいました。

 

 

さらに続きます

水氣道の「水」は生命を育む母胎であり、

 

生命現象に不可欠な根本的な要素です。

 

 

しかし、体内の「水」は常に活性化されていないと「病的な水」、すなわち毒になり、

 

日本漢方の言葉では「水毒(すいどく)」といい中医学では痰飲(たんいん)といいます。

 

 

(広義の)痰飲には、(狭義の)痰飲懸飲(けんいん)溢飲(いついん)支飲(しいん)

 

の4種類があり、四飲(しいん)と呼びます。

 

 

今回は、この四飲のうち、(狭義の)痰飲について解説します。

 

 

<(狭義の)痰飲>は、腸管内の水が過剰にあって、

 

その水がゴロゴロ音をたてて動く状態です。

 

それは消化管の冷えを伴うエネルギー不足(脾陽虚)があって

 

水穀(飲食物)が正常に消化吸収できないことが原因で生じます。

 

 

水は血とは異なり、血管という高速道路を巡っていませんから、

 

そもそも流れが滞りがちです。

 

流れが滞った水は寒気の影響を受け「冷え」を生じやすくなります。

 

 

対処法は、①冷やさず体の芯から温めること、②消化管の働きを活発にすることです。

 

 

水氣道では、親水3航法⇒準備体操「イキイキ体操」⇒標準5航法、

 

それから、最後の整理体操「のびのび体操」など

 

全体共通メニューだけでも十分に効果が得られます。

 

 

呼吸が浅い方は「理氣航法」、筋肉が未発達な方は「調血航法」、

 

身体が硬く柔軟性に乏しい方は「活水航法」の班に配属して貰いましょう。

「わかっています、でも…」Part2

 

今回は「有頂天・油断」:まだまだ続くこのパターン。

 

 

スタートは125Kgでした。

 

一時、45Kg減量に成功(80Kg達成!)しました。

 

そこで有頂天になってしまうのが、いつものNoGucci の悪い癖であります。

 

 

有頂天は油断を生みます。

 

油断して食べてしまうのはリバウンドのきっかけ。

 

それはわかっています!(頭では)

 

でも、少しぐらいなら大丈夫だろう…

 

ここまで痩せたのだから(根拠のない言い訳)

 

過食がぶり返した時、自分への言い訳です。

 

 

「このままでは、ダメなのはわかっている

 

でも、明日から頑張る!(先延ばし)

 

それが積りにつもって、28キロのリバウンド!!」

 

 

気を付けよう!甘い誘惑、先延ばし!!

 

 

この誘惑に乗らないためには…

 

さて、どうしましょうか?

 

 

次回をお楽しみに!

水=津液の分類

 

 

体内のすべての生理的な水分を総称して津液(シンエキ)といいます。

 

血液中の液体成分や組織間液、汗、尿その他、

 

比較的薄めでサラサラした水分を(シン)といいます。

 

 

これに対して、細胞内液や分泌液の中で

 

比較的濃いめでドロドロした粘稠なものを(エキ)といいます。

 

 

津液の代謝が失調すると、津液の体内での分散や排泄が障害されます。

 

その結果、異常な水分が停滞し蓄積したものが(広義の)痰飲水毒(水氣)です。

 

 

(広義の)痰飲とは異常な水分が順調に運ばれず体腔や四肢に停滞するものです。

 

 

水毒(水氣)は浮腫(むくみ)や腹水などに相当します。

 

 

 

津液が体内を昇降する通路(水道)を、

 

腑としての三焦(サンショウ)といいます。

 

 

この津液の生成(脾胃=中焦)⇒輸布(心肺=上焦)、排泄(腎膀胱=下焦)

 

の代謝過程を三焦の気化(きか)と呼びます。

 

 

(広義の)痰飲も水毒(水氣)の主要な原因は、

 

1)脾、肺、腎のいずれかの機能異常

 

2)水道としての三焦の働きの障害

 

つまり、五臓六腑のいずれかの働きが悪くなると、

 

浮腫みが生じやすくなります。

 

 

現代医学でも、三大浮腫性疾患といって、

 

むくみを生じる代表的な病態が知られています。

 

 

それは、心不全(重篤な不整脈や心筋梗塞など)、肝不全(肝硬変や肝がんなど)、

 

腎不全(ネフローゼや糖尿病性腎症など)です。

 

その他、蛋白漏出性胃腸症も浮腫を来します。

 

 

東洋医学も西洋医学も

 

基本的には同様の病態を観察していることがよくわかると思います。

「わかっています、でも…」

 

私の過食してしまった後(心の中での)口癖でした。

 

過食の時は、「味わう」ことを忘れています。

 

 

とにかく、食べ物をかき込み、

 

お腹に物が溜まっていくことに集中するのです。

 

そうすると「あら不思議、不安や焦り等嫌な気分から解放される!」

 

解放されると言いましたが、

 

実際は「何も考えずに済む。」の、ほうが近いのです。

 

 

お腹の物を詰めこむと(食事ではありません)一時楽になります。

 

 

「でも…」その後で「またやちゃった…」と後悔の繰り返し。

 

 

「わかっている」ことからまず実践していきました。

 

「食事は味わって、ゆっくりと。」

 

実践するって大切です。

 

正月に107.5キロあったのが6月30日で99.5キロまで落ちました。

 

まだまだですが、できることから頑張っています。

 

たまに、かき込みたくなる衝動に駆られます。

 

ホントは内緒にしておきたいのですが、

 

応援してくださる皆様に対する感謝をこめて喜んで懺悔いたします。

 

 

 

ドクトル飯嶋からのコメント

 

「はい。だけど・・」というパターン。

 

このパターンは、これまでの禁煙外来などで

 

Mr.NoGucci自身が何千回も繰り返し聞かされてきた言い訳に違いありません。

 

 

≪わかっちゃいるけど、やめられない≫の名セリフで有名な「スーダラ節」

 

これをコメディアンの植木等さんに因んで

 

「スーダラ・パターン」と呼ぶことにします。

 

 

とはいえ「スーダラ・パターン」にも

 

若干の反省が見られる分だけ、まだ見込みがあります。

 

《後の祭りだ、どうにでもなれ》の

 

「失敗・開き直りパターン」よりはましだからです。

 

その「失敗・開き直りパターン」も≪そんなの関係ね~≫の

 

「否認・逃避パターン」よりは遥かにましなのです。

 

試行錯誤の中からたくましく学び取り、

 

少しずつ上質な価値観を確立させてきた歴史を傍から見ていて、

 

Mr.NoGucciが、ときには後戻りしつつも、

 

弛まず着実に成長していることは、確かなようです。

 

 

 

ところで、そのMr.NoGucci。

 

彼は個人的な懺悔録をネット上に公開することを決断しました。

 

並の人物ではありません。私は、彼の予想外の勇気に驚いています。

 

もちろん、勇気にも2種類あると思います。

 

創造的で生産的な勇気と破壊的で無謀な勇気(蛮勇)です。

 

医療機関に勤務する個人としての立場にもかかわらず、

 

このような投稿をするならば、

 

大抵の医療機関では蛮勇扱いで厳重注意が相当でしょう。

 

ところが、高円寺南診療所も並大抵ではないのです。

 

むしろ、これを閲覧者の皆様と共に支援しているくらいなのです。

 

院長のドクトル飯嶋も、Mr.NoGucciから勇気を貰っています。

 

「失敗を恐れるな。失敗から学べ。」と言われている気がします。

 

 

失敗を懺悔することの勇気は、謙譲の美徳と共に

 

他者に対する無条件の信頼から発しているもののように思われます。

 

彼のそうした姿勢から謙虚に学びたいことがあります。

6月24日(金)午前9時から11時までの2時間、

 

大宮前体育館温水プールの参加者は、

 

飯嶋正広(創始者)、金澤克彦(高等修錬生、1級)、加藤博文(中等修錬生、2級)、

 

野口将成(特別訓練生、准3級)の総勢4名でした。

 

テーマは「調血航法」、実技指導修錬生は加藤2級でした。

 

 

 

「調血航法」のパイオニア加藤2級には、

 

「調血航法」のエッセンスを伝授しました。

 

6月の「調血航法」集中修錬は、ほぼ予定通りに果たせる見込みです。

 

それは一言でいえば、調血の方略とは「耐性」を育むことです。

 

抵抗性を育むための方術は、「能動的律動性」と「反復躍動性」です。

 

 

この「調血航法」に参加した「理氣航法」のパイオニア金澤1級は、

 

5月の集中修錬を果たしましたが、両者の違いを大きく感じ取ったようです。

 

「理氣航法」の方略は調血航法とは異なり「復帰」を育むことだからです。

 

また復元性を育むための方術は、「受動的律動性」と「緩徐伸展性」です。

 

 

 

「理氣航法」と「調血航法」はともに律動的反復運動であることは共通していますが、

 

前者が受動的なのに対して、後者は能動的であることが特徴です。

 

 

心身を統合している3系統を東洋医学的に表現すると「氣」「血」「水」になります。

 

「水」に係るのは「活水(カッスイ)航法」です。

 

「活水航法」のパイオニア林亮博支援員(大初段上)には、7月に入ってから、

 

本格的な集中支援を始める予定です。

 

 

活水の方略は「弾性」を育むことにあります。

 

弾性を育むための方術は、「流動性」と「柔軟性」です。