<はじめに>

前回は「督脈」のお話をしました。

 

 

「百会」は両耳と鼻を線でつないで交わる頭のてっぺんにあり、「自律神経改善」「不眠症」「頭痛」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」「鼻づまり」「痔」などに効果があります。

 

 

「上星」は前髪の生え際から指一本上がったところにあり、「鼻炎」「花粉症」「頭痛」「目の疲労」に効果があるというお話でした。

 

 

今回は「任脈(にんみゃく)」のお話をします。

 

 

<任脈>

 

14任脈

 

 

 

「任脈」は肛門と恥骨の間から腹部を通り顎に繋がります。

 

 

全部で24のツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

 

1.会陰(えいん)

 

2.曲骨(きょくこつ)

 

3.中極(ちゅうきょく)

 

4.関元(かんげん)

 

5.石門(せきもん)

 

6.気海(きかい)

 

7.陰交(いんこう)

 

8.神闕(しんけつ)

 

9.水分(すいぶん)

 

10.下脘(げかん)

 

11.建里(けんり)

 

12.中脘(ちゅうかん)

 

13.上脘(じょうかん)

 

14.巨闕(こけつ)

 

15.鳩尾(きゅうび)

 

16.中庭(ちゅうてい)

 

17.膻中(だんちゅう)

 

18.玉堂(ぎょくどう)

 

19.紫宮(しきゅう)

 

20.華蓋(かがい)

 

21.璇璣(せんき)

 

22.天突(てんとつ)

 

23.廉泉(れんせん)

 

24.承漿(しょうしょう)

 

 

になります。

 

 

 

今回は「気海」「水分」「中脘」を見ていきます。

2019-10-08 14-19

 

 

 

 

「気海」は、おへそより指2本分下にあります。「全身の血行を促しカラダを温める」効果があります。

 

 

 

「水分」は、おへそより指1本分上にあるツボです。「余分な水分を体の外に排出する」効果があります。

 

 

 

「中脘」はおへそから指3本×2上にあるツボです。「胃腸の働きを高める」「消化不良」に効果があります。

 

 

 

仰向けに寝て、これらのツボを包むように手を当ててみてください。

 

 

 

体が楽になりますよ。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「肝経」のお話をしました。

 

 

「太衝」は足の甲で親指と人差し指の間で足首の方にたどっていき、指の止まるところにあり、「頭痛」「めまい」「目の疲れ」「イライラしてよく眠れない」などに効果があります。

 

 

「中封」は内くるぶしと、足首の全面にある腱のちょうど真ん中にあり、「ぎっくり腰」「気分の落ち込み」「不安」「冷え症」などに効果があるというお話でした。

 

 

今回は「督脈(とくみゃく)」のお話をします。

 

 

 

<督脈>

 

13督脈

 

 

「督脈」は臀部から脊中を通り、口腔までつながっています。

 

 

全部で28のツボがあります。

 

 

では、順番に見ていきましょう。

 

 

1.長強(ちょうきょう)

 

2.腰兪(ようゆ)

 

3.腰陽関(こしのようかん)

 

4.命門(めいもん)

 

5.懸枢(けんすう)

 

6.脊中(せきちゅう)

 

7.中枢(ちゅうすう)

 

8.筋縮(きんしゅく)

 

9.至陽(しよう)

 

10.霊台(れいだい)

 

11.神道(しんどう)

 

12.身柱(しんちゅう)

 

13.陶道(とうどう)

 

14.大椎(だいつい)

 

15.瘂門(あもん)

 

16.風府(ふうふ)

 

17.脳戸(のうこ)

 

18.強間(きょうかん)

 

19.後頂(ごちょう)

 

20.百会(ひゃくえ)

 

21.前頂(ぜんちょう)

 

22.顖会(しんえ)

 

23.上星(じょうせい)

 

24.神庭(しんてい)

 

25.素髎(そりょう)

 

26.水溝(すいこう)

 

27.兌端(だたん)

 

28.齦交(ぎんこう)

 

 

になります。

 

 

 

今回は「百会」「上星」を見ていきましょう。

2019-10-08 14-14

 

 

 

「百会」は両耳と鼻を線でつないで交わる頭のてっぺんにあります。

 

 

「自律神経改善」「不眠症」「頭痛」「肩こり」「めまい」「耳鳴り」「鼻づまり」「痔」などに効果があります。

 

 

 

 

「上星」は前髪の生え際から指一本上がったところにあります。

 

 

「鼻炎」「花粉症」「頭痛」「目の疲労」に効果があります。

 

 

不思議と鼻が通るので指圧してみてください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<線維筋痛症 JFIQの経過報告>

 (図1)

スクリーンショット 2019-10-03 時刻 9.52.19

 

 

JFIQは線維筋痛症の経過観察に欠かせない指標です。

 

 

最高点が100点で、20点未満が正常値になります。

 

 

 (図1)は左側が初期時の点数、右側が現在の点数でその2点を結んだものです。

 

 

 

 図2)

スクリーンショット 2019-10-02 時刻 23.40.55

 

(図2)は線維筋痛症の治療効果の割合を表したものです。

 

 

 50以上点数が下がると「著効」です。

 

 

 20以上50未満点数が下がると「改善」です。

 

 

 20未満の点数の低下は「無効」の判定となります。

 

 

<今回の考察>

 

 

正規性の検定で初期値、現在値共に正規性がありました。

 

 

その後、関連2群の検定と推定を行いました。

 

 

1)統計的にみて、JFIQスコアが有意に改善したことが証明されました。P(危険率)=0.001%でした(図1)

 

 

pが0.05以下であれば統計学的優位である。

 

 

pが0.01以下であれば統計学的に極めて優位である。

 

 

 

2)JFIQスコアの判定基準として、20点以上改善されると治療が有効、50点以上改善されると著効となります。

 

 

  今回、 16名の平均で    36.2点改善していたため、全体として鍼治療は   有効であったと言えます。

 

 

個別でみると、著効4名(25%)、有効8名(50%)、無効4名(25%)でした。(図2)

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「胆経」のお話をしました。

 

 

「完骨」は耳のすぐ後ろにある出っ張った骨(乳様突起といいます)のすぐ下にあり、「頭痛」「めまい」「耳鳴り」「不眠症」に効果があります。

 

 

「光明」は外くるぶしから、指幅5本分真上に行ったところにあり、「眼精疲労」「眼痛」「坐骨神経痛」などに効果があるというお話しでした。

 

 

今回は「肝経」のお話です。

 

 

 

<肝経>

12肝経

 

 

 

「肝経」は親指から足の内側を通り、最後は腹部に終わります。

 

 

全部で14のツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

 

1.大敦(たいとん)

 

2.行間(こうかん)

 

3.太衝(たいしょう)

 

4.中封(ちゅうほう)

 

5.蠡溝(れいこう)

 

6.中都(ちゅうと)

 

7.膝関(しつかん)

 

8.曲泉(きょくせん)

 

9.陰包(いんぽう)

 

10.足五里(あしのごり)

 

11.陰廉(いんれん)

 

12.急脈(きゅうみゃく)

 

13.章門(しょうもん)

 

14.期門(きもん)

 

 

 

今回は「太衝」と「中封」を見ていきましょう。

2019-09-26 16-41

 

 

「太衝」は足の甲で親指と人差し指の間で足首の方にたどっていき、指の止まるところにあります。

 

 

「頭痛」「めまい」「目の疲れ」「イライラしてよく眠れない」などに効果があります。

 

 

 

「中封」は内くるぶしと、足首の全面にある腱のちょうど真ん中にあります。

 

 

「ぎっくり腰」「気分の落ち込み」「不安」「冷え症」などに効果があります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「三焦経」のお話をしました。

 

 

「外関」は手首の手の甲側の中央から指3本分上がったところにあり、

 

 

「難聴「「耳鳴り」「頭痛」「腱鞘炎」などに効果があります。

 

 

「絲竹空」は眉毛の一番外側にあり、「眼精疲労」によく効くツボであるというお話をしました。

 

 

今回は胆経のお話です。

 

 

 

<胆経>

11胆経

 

 

 

「胆経」は体の横側を通ります。

 

 

全部で44のツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

1.瞳子髎(どうしりょう)

 

2.聴会(ちょうえ)

 

3.上関(じょうかん)

 

4.頷厭(がんえん)

 

5.懸顱(けんろ)

 

6.懸釐(けんり)

 

7.曲鬢(きょくびん)

 

8.率谷(そっこく)

 

9.天衝(てんしょう)

 

10.浮白(ふはく)

 

11.頭竅陰(あたまのきょういん)

 

12.完骨(かんこつ)

 

13.本神(ほんじん)

 

14.陽白(ようはく)

 

15.頭臨泣(あたまのりんきゅう)

 

16.目窓(もくそう)

 

17.正営(しょうえい)

 

18.承霊(しょうれい)

 

19.脳空(のうくう)

 

20.風池(ふうち)

 

21.肩井(けんせい)

 

22.淵腋(えんえき)

 

23.輒筋(ちょうきん)

 

24.日月(じつげつ)

 

25.京門(けいもん)

 

26.帯脈(たいみゃく)

 

27.五枢(ごすう)

 

28.維道(いどう)

 

29.居髎(きょりょう)

 

30.環跳(かんちょう)

 

31.風市(ふうし)

 

32.中瀆(ちゅうとく)

 

33.膝陽関(ひざのようかん)

 

34.陽陵泉(ようりょうせん)

 

35.陽交(ようこう)

 

36.外丘(がいきゅう)

 

37.光明(こうめい)

 

38.陽輔(ようほ)

 

39.懸鐘(けんしょう)

 

40.丘墟(きゅうきょ)

 

41.足臨泣(あしのりんきゅう)

 

42.地五会(ぢごえ・ちごえ)

 

43.俠谿(きょうけい)

 

44.足竅陰(あしのきょういん)

 

 

今回は「完骨」「風市」を見ていきましょう。

 

2019-09-19 22-55

 

 

「完骨」は耳のすぐ後ろにある出っ張った骨(乳様突起といいます)のすぐ下にあります。

 

 

 

「頭痛」「めまい」「耳鳴り」「不眠症」に効果があります。

 

 

 

「光明」外くるぶしから、指幅5本分真上に行ったところにあります。

 

 

 

「眼精疲労」「眼痛」「坐骨神経痛」などに効果があります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「心包経」のお話をしました。

 

 

「内関」は手首の手のひら側にあるシワの真ん中から指2本分肘よりにあり、

 

 

「不整脈」「頻脈」「嘔吐」「胃炎」「不眠」「つわり」等に効果があります。

 

 

「労宮」は手のひらの中央で手を握ると中指の先端が当たるところにあり、

 

 

「身体の緊張を緩和」「気持ちを落ち着かせる」「ストレスやイライラを抑える」

 

 

「手のほてり」「動悸」「吐き気」「上半身の血行の改善」などに効果があるというお話でした。

 

 

今回は「三焦経(さんしょうけい)」のお話です。

 

 

 

<三焦経>

10三焦経

 

 

 

 

「三焦経」は薬指から眉毛の外側までつながっています。

 

 

全部で23のツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

1.関衝 (かんしょう)

 

2.液門 (えきもん)

 

3.中渚 (ちゅうしょ)

 

4.陽池 (ようち)

 

5.外関 (がいかん)

 

6.支溝 (しこう)

 

7.会宗 (えそう)

 

8.三陽絡 (さんようらく)

 

9.四瀆 (しとく)

 

10.天井 (てんせい)

 

11.清冷淵 (せいれいえん)

 

12.消濼 (しょうれき)

 

13.臑会 (じゅえ)

 

14.肩髎 (けんりょう)

 

15.天髎 (てんりょう)

 

16.天牖 (てんよう)

 

17.翳風 (えいふう)

 

18.瘈脈 (けいみゃく)

 

19.顱息 (ろそく)

 

20.角孫 (かくそん)

 

21.耳門 (じもん)

 

22.和髎 (わりょう)

 

23.絲竹空 (しちくくう)

 

 

今回は「外関」「絲竹空」を紹介します。

 

2019-09-11 15-29

 

 

 

「外関」は手首の手の甲側の中央から指3本分上がったところにあります。

 

 

「難聴「「耳鳴り」「頭痛」「腱鞘炎」などに効果があります。

 

 

「絲竹空」は眉毛の一番外側にあります。

 

 

「眼精疲労」によく効くツボです。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<線維筋痛症 JFIQの経過報告>

 

 (図1)

スクリーンショット 2019-09-05 時刻 21.45.42

 

 

 

JFIQは線維筋痛症の経過観察に欠かせない指標です。

 

 

最高点が100点で、20点未満が正常値になります。

 

 

 (図1)は左側が初期時の点数、右側が現在の点数でその2点を結んだものです。

 

 

 

 図2)

スクリーンショット 2019-09-05 時刻 21.46.14

 

 

 

(図2)は線維筋痛症の治療効果の割合を表したものです。

 

 

 

 50以上点数が下がると「著効」です。

 

 

 

 20以上50未満点数が下がると「改善」です。

 

 

 

 20未満の点数の低下は「無効」の判定となります。

 

 

 

 

<今回の考察>

 

 

 

正規性の検定で初期値、現在値共に正規性がありました。

 

 

その後、関連2群の検定と推定を行いました。

 

 

1)統計的にみて、JFIQスコアが有意に改善したことが証明されました。P(危険率)=0.001%でした(図1)

 

 

pが0.05以下であれば統計学的優位である。

 

 

pが0.01以下であれば統計学的に極めて優位である。

 

 

2)JFIQスコアの判定基準として、20点以上改善されると治療が有効、50点以上改善されると著効となります。

 

 

  今回、 15名の平均で    37.3点改善していたため、全体として鍼治療は   有効であったと言えます。

 

 

個別でみると、著効3名(20%)、有効9名(60%)、無効3名(20%)でした。(図2)

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「腎経」のお話をしました。

 

 

「湧泉」は土踏まずのくぼんだ所の中央にあり、「高血圧」「冷え」「のぼせ」「むくみ」「不眠」「腎臓疾患」に効果があります。

 

 

「復溜」は内くるぶしから指3本分上でとアキレス腱の間にある凹んだところにあり、「下半身の血行促進」「余分な水分の排出」「高血圧」に効果があるというお話でした。

 

 

今回は「心包経(しんぽうけい)」のお話です。

 

 

 

<心包経>

 

9心包経

 

 

 

「心包経」は胸部から中指の爪の際までつながっています。

 

 

全部で9つのツボがあります。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

 

1.天池 (てんち)

 

2.天泉 (てんせん)

 

3.曲沢 (きょくたく)

 

4.郄門 (げきもん

 

5.間使 (かんし)

 

6.内関 (ないかん)

 

7.大陵 (たいりょう)

 

8.労宮 (ろうきゅう)

 

9.中衝 (ちゅうしょう)

 

 

になります。

 

 

 

今回は「内関」「労宮」を紹介します。

 

2019-08-28 14-33

 

 

 

「内関」は手首の手のひら側にあるシワの真ん中から指2本分肘よりにあります。

 

 

「不整脈」「頻脈」「嘔吐」「胃炎」「不眠」「つわり」等に効果があります。

 

 

 

 

「労宮」は手のひらの中央で手を握ると中指の先端が当たるところにあります。

 

 

「身体の緊張を緩和」「気持ちを落ち着かせる」「ストレスやイライラを抑える」

 

 

「手のほてり」「動悸」「吐き気」「上半身の血行の改善」などに効果があります。

 

 

どちらのツボもとても効果があり、探しやすいツボだと思うので暇なときに指圧してみてください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回は「膀胱経」のお話をしました。

 

 

「承筋」はアキレス腱を下からたどっていき、指が止まるところにあり、「腰、背中の張り」「ふくらはぎの張り、痛み」に効果があります。

 

 

「崑崙」は、くるぶしの外側とアキレス腱の中間にあり、「かかとの痛み」「足首の捻挫」「坐骨神経痛」「腰痛」に効果があるというお話でした。

 

 

今回は「腎経」を紹介していきます。

 

 

 

<腎経>

8腎経

 

 

 

腎経は足の裏から足の内側を通り腹部、胸部を流れます。

 

 

 

全部で27のツボがあります。

 

 

では順番に見ていきましょう。

 

1.湧泉 (ゆうせん)

 

2.然谷 (ねんこく)

 

3.太谿 (たいけい)

 

4.大鐘 (だいしょう)

 

5.水泉 (すいせん)

 

6.照海 (しょうかい)

 

7.復溜 (ふくりゅう)

 

8.交信 (こうしん)

 

9.築賓 (ちくひん)

 

10.陰谷 (いんこく)

 

11.横骨 (おうこつ

 

12.大赫 (たいかく)

 

13.気穴 (きけつ)

 

14.四満 (しまん)

 

15.中注 (ちゅうちゅう)

 

16.肓兪 (こうゆ)

 

17.商曲 (しょうきょく)

 

18.石関 (せきかん)

 

19.陰都 (いんと)

 

20.腹通谷 (はらのつうこく)

 

21.幽門 (ゆうもん)

 

22.歩廊 (ほろう)

 

23.神封 (しんぷう)

 

24.霊墟 (れいきょ)

 

25.神蔵 (しんぞう)

 

26.彧中 (いくちゅう)

 

27.兪府 (ゆふ)

 

になります。

 

 

今回は「湧泉」「復溜」を紹介します。

 

2019-08-20 11-39

 

 

 

「湧泉」は土踏まずのくぼんだ所の中央にあります。生命力や生殖に関係する最も大切なツボです。

 

 

「高血圧」「冷え」「のぼせ」「むくみ」「不眠」「腎臓疾患」に効果があります。

 

 

「復溜」は内くるぶしから指3本分上でとアキレス腱の間にある凹んだところにあります。

 

 

「下半身の血行促進」「余分な水分の排出」「高血圧」に効果があります。

 

 

特に「湧泉」は重要なツボになります。指圧してみてください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

 

前回も「膀胱経」のお話をしました。

 

 

「志室」は、いちばん下の肋骨の先端の高さで、背骨から指4本分外に行ったところにあり、「気力・精力を養う」「腰の痛み」「腰の重だるさ」 「排尿困難」「夜間尿」などに効果があります。

 

 

「委中」は、膝の後ろの横皺の真ん中にあり、「腰背部の痛み」「膝痛」「ふくらはぎのひきつり」に効果があるというお話でした。

 

 

今回も「膀胱経」のお話をいたしましょう。

 

 

<膀胱経>

 

7膀胱経

2019-08-15 20-55

 

 

今回は「承筋(しょうきん)」「崑崙(こんろん)」のお話です。

 

 

「承筋」はアキレス腱を下からたどっていき、指が止まるところにあります。

 

 

「腰、背中の張り」「ふくらはぎの張り、痛み」に効果があります。

 

 

「崑崙」は、くるぶしの外側とアキレス腱の中間にあります。

 

 

「かかとの痛み」「足首の捻挫」「坐骨神経痛」「腰痛」に効果があります。

 

 

指圧してみて下さい。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭