医療のためのヒント:診察室では治せない病気
(その2)< 従来の医学体操の限界にチャレンジする医学運動 >
従来の医学体操で治せる病気は、いわゆる運動器系疾患といって、
専ら整形外科的疾患に限って紹介されている傾向があるようです。
その可能性の実現のためには、まず従来の医学体操ではなく
医学運動への転換が不可欠であるということに気づきました。
そこで医学体操では十分に発揮できなかった、
新たな視点からのパラダイム・シフトが必要であると考えました。
新たな視点からのパラダイム・シフトのポイントは5つありま。
〇従来の医学体操を陸上から水中へ、
〇個人から団体へ、
〇身体的アプローチから全人的アプローチへ、
〇部分的アプローチから相対的アプローチへ、
〇治療的アプローチから健康増進・予防・治療・リハビリテーションまでを包括する統合的アプローチへ
以上の様な、画期的な新たな視点による理論に基づいて、
親試実験による試行錯誤を重ねて体系化することができたのが、水氣道®なのです。
水氣道への計画的参加により、効果を認めることができた諸疾患は、
肥満症およびメタボリック症候群(高血圧・脂質異常・糖尿)や
フレイル・ロコモティブ症候群などの他に、以下のような疾患を挙げることができます。
〇冷え性 〇婦人病(月経困難症、月経前緊張症、無月経、過多月経)
〇不妊症 〇無力症体質(胃下垂、遊走腎など)〇甲状腺疾患
〇アレルギー体質(気管支喘息、アレルギー性結膜炎・鼻炎、蕁麻疹)
〇線維筋痛症 〇関節リウマチ 〇脳卒中後遺症 〇パーキンソン病
〇不眠症 〇不安障害(社交不安障害、広場恐怖、パニック障害、強迫性障害)
〇気分障害(うつ病、躁うつ病、ニコチン依存症、アルコール依存症)
いかがでしょうか、水氣道会員の方であれば、
複数の項目について心当たりや思い当りがあるのではないかと思います。