線維筋痛症で受診を希望される方のプログラムです

 

 

現在の症状や関連する状況を詳しく、うかがう必要があるため

 

まず線維筋痛症専門『鍼灸師』による面談、検査を行います

 

 

面談は、予約制で時間は60分、料金は20,000円+税です

 

 

検査の結果、面談の内容を医師に報告し、後日改めて診察となります(保険診療)

 

線維筋痛症に該当しなかった場合でも痛みの治療を続けることができます

 

 

漢方、鍼灸治療、心理面談、運動療法、プラセンタ療法等の

 

プログラムを受けていただくとより一層早期の回復が見込まれます

 

 

〇『医療券のみでの線維筋痛症外来、心療内科の初診受付』は

平成29年10月31日で終了しました。

 

 

線維筋痛症の初回手続きについて Q&A

 

「水氣道®に救われた線維筋痛症の私」全11回

 

8月31日(月)

米中覇権戦争の真っただ中で、両大国の間で喘いでいる日本。
そのリーダーである安倍首相が辞意を表明しました。


中国共産党直系とされる華為(Huawei:ファーウェイ)を巡って、米中間では実際にどのような交渉がなされていたのでしょうか。

 

ジョン・ボルトン氏の著書からヴィヴィッドな情報がえられました。

これに対して、中国共産党の機関紙、人民日報(ただし、国際版)の記事内容は無難にまとめられていて気味が悪いくらいです。

 

両者を比較して読んでみることによって、新聞というメディアの特性や限界を感じることができるかもしれません。国際政治や外交の本質や真実とはいったい何なのか疑問が湧き上がってきます。

 

 

Chapter 10 Thunder Out Of China
P308~309

第10章 中国から雷が出る

 

P308~309

By early May, Ross was prepared to put Huawei on the Commerce Department's " entity list", as had been done to ZTE, precluding US firms from selling to Huawei without specific licenses, which could deal Huawei a body below. I strongly supported the measure, for the same reasons we barred US government purchases of Huawei goods and services. This was not a commercial company as we know that concept, and it should mot have been treated as one. At yet another Oval Office roll-around on May 15, Mnuchin said listing Huawei would effectively shut it down, which wasn’t true, but it was fine with me if it did. To be fair, Mnuchin may have been a little unhinged by the collapse just a week before of five months of intensive trade negotiations with China, which now appeared to be broken beyond repair. Mnuchin said Ross’s draft press statement on Huawei was extreme, so Ross asked if he could read it aloud and let others decide, which he did. Said Trump, “It’s a fucking great statement. It’s beautiful. Add ‘with the approval of the President’ next to one of the references to Commerce adding Huawei to the entity list.” Mnuchin wouldn’t give up but was finally overwhelmed, saying nippily to Trump, “I gave you my advice, and you followed the wrong person”.

5月初旬までに、ロスは中興通訊(ZTE:註1)と同じように、華為(註2)を商務省の「事業体リスト」に載せる準備をしており、米国企業が特定のライセンスなしに華為に販売することを禁止していた。 私はこの措置を強く支持した。米国政府による華為技術の商品やサービスの購入を禁止したのと同じ理由である。私たちがその概念を知っているように、これは営利企業での1つとして扱われるべきではなかった。5月15日に行われたもう一つの執務室のロールアラウンドで、ムニューチン氏は華為技術の上場は事実上のシャットダウンになるだろうと述べたが、それは真実ではなかった。公平に見ても、ムニューチン氏は中国との5ヶ月間の集中的な貿易交渉が1週間前に崩壊したことで、少し動揺していたのかもしれない。ムニューチン氏は、ロス氏の華為技術に関する記者会見の草案は極端だと言っていたので、ロス氏はそれを声に出して読んで他の人に判断させてくれないかと頼んだ。トランプ氏は「クソ素晴らしい声明だ。お見事 商務省への参照欄のすぐ隣に『大統領の承認を得て』を追加し、実体リストに華為技術を追加した。ムニューチンは諦めなかったが、最終的には圧倒され、トランプに向かって「私はあなたにアドバイスをしたのに、あなたは間違った人に従ってしまった」と言い放った。

 

註1:

中興通訊(ちゅうこうつうじん)は、中華人民共和国・深圳市に本社を置く、通信設備および通信端末の開発および生産を事業とする会社として知られている。

 

註2:

華為(ファーウェイ・テクノロジーズの漢字略称: 簡体字では、华为技术有限公司、英語: Huawei Technologies Co., Ltd.)は、中華人民共和国深圳市に本社を置く通信機器大手メーカー。

 

In the June 18 Xi-Trump phone call (see above),Xi pressed hard on Huawei. Trump repeated his point that Huawei could be part of the trade deal, along with all of the other factors being discussed. Xi warned that, if not handled properly, Huawei would harm the overall bilateral relationship. In an amazing display of chutzpah, Xi described Huawei as an outstanding private Chinese company, having important relations with Qualcomm and Intex. Xi wanted the ban on Huawei lifted, and said he wanted to work jointly with Trump personally on the issue, and Trump seemed amenable. He tweeted his delight at the call shortly after the two leaders hung up. Sensing weakness, Xi kept pushing at the G-20, saying we should resolve Huawei as part of the trade talks. Trump forthwith reserved his earlier position, saying he would now allow US companies to sell to Huawei immediately, thereby effectively reversing Ross, as Trump had reversed him on ZTE earlier. Fortunately, after this meeting, we re-reversed all this, and Trump’s loose comment had little real-world impact. But what impact did it have in the minds of the Chinese to see this behavior on Trump’s part? We were just lucky China didn’t move more quickly to pin Trump’s concession down before we prevented any damage.

 

6月18日の習-トランプ電話会談(上記参照)で、習は華為に強く圧力をかけた。トランプ氏は、議論されている他のすべての要素とともに、華為技術は貿易取引に含まれる可能性があるとの指摘を繰り返した。習近平は、もし適切に処理されなければ、華為技術は二国間関係全体に悪影響を及ぼすと警告した。驚くほどのおちゃめさで、習氏は華為をQualcommやIntexと重要な関係を持ち、中国の優れた民間企業であると評した。習近平は華為技術の解禁を望んでおり、この問題についてはトランプ氏と個人的に共同で取り組みたいと述べ、トランプ氏は従順な様子だった。トランプ氏は、2人の首脳が電話を切った直後に、電話での喜びをツイートした。弱さを感じた習はG20で、貿易協議の一環として華為を解決すべきだと主張し続けた。トランプ氏は、トランプ氏が以前中興通訊(ZTE)で彼を逆転させたように、彼は今、米国企業がすぐに華為に販売することを許可するだろうと言って、彼の以前の立場を留保した。幸いなことに、今回の会談の後にはすべてのことを元通りにしたので、トランプ氏の緩い発言は現実世界にはほとんど影響を与えなかった。しかし、トランプ氏のこの行動を見て、中国側の受け取り方にどのような影響を与えたことだろうか。被害を防ぐ前に、中国がもっと早くトランプ氏の譲歩を阻止するような動きをしなかったことが幸いしただけだ。

 

 

I briefed Mnuchin on the call a few hours later. More than a little concerned, Mnuchin said, "We've got to try to protect the President on the Huawei stuff. People thought he was trading national security for trade on ZTE, and if we allow him to do it again on Huawei, we‘ll  get the same kind of backlash, or worse.” That was true then and remains true today.
 
数時間後、私はムニューチンに電話で説明した。少し心配していたムニューチンは、「華為技術の件では大統領を守らなければならない」と言った。人々は彼がZTEの取引のために国家の安全保障を取引していると考えていた。もし彼が再び華為でそれをすることを許せば、同じような反発を受けるか、もっと悪いことになるだろう」と述べた。当時もそうだったし、今もそうだ。

 

 

 

<人民日報の記事から>

习近平同美国总统特朗普会
《 人民日报海外版 》( 2019年07月01日 第 01 版)

習近平がドナルド・トランプ米大統領と会談

 

人民日報海外版(2019年7月01日版01号

  

6月29日,国家主席习近平同美国总统特朗普在大阪举行会晤。

習近平国家主席とドナルド・トランプ米大統領が6月29日、大阪で会談。
  


本报大阪6月29日电 (记者汪晓东、管克江)国家主席习近平29日同美国总统特朗普在大阪举行会晤。两国元首就事关中美关系发展的根本性问题、当前中美经贸摩擦以及共同关心的国际和地区问题深入交换意见,为下阶段两国关系发展定向把舵,同意推进以协调、合作、稳定为基调的中美关系。
 

大阪 6月29日(王暁東・関慶江記者) 習近平国家主席とドナルド・トランプ米大統領は6月29日、大阪で会談した。 両首脳は、中米関係の発展、現在の中米間の経済・貿易摩擦、国際・地域の共通の関心事などの基本的な問題について深い意見交換を行い、協調・協力・安定を基調とした中米関係の推進に合意し、中米関係の次のステージの発展に向けた舵取りを行った。
  

 

习近平指出,中美关系是世界上最重要的双边关系之一。回顾中美建交以来的40年,国际形势和两国关系都发生了巨大变化,但一个基本的事实始终未变,那就是中美合则两利、斗则俱伤,合作比摩擦好,对话比对抗好。当前,中美关系遇到一些困难,这不符合双方利益。中美两国虽然存有一些分歧,但双方利益高度交融,合作领域广阔,不应该落入所谓冲突对抗的陷阱,而应相互促进、共同发展。总统先生多次表示,希望搞好中美关系;你还表示百分之百地赞同双方要相互尊重、互惠互利。这是我们应该牢牢把握的正确方向。双方要按照我同总统先生确定的原则和方向,保持各层级交往,加强各领域合作,共同推进以协调、合作、稳定为基调的中美关系。
  

習近平氏は、中米関係は世界で最も重要な二国間関係の一つであると指摘した。 米中国交樹立から40年を振り返ってみると、国際情勢や両国の関係は大きく変化してきたが、一つの基本的な事実は変わらない。それは、中米が一緒にいることは双方にとって有益であり、戦うことは双方にとって有害であり、摩擦よりも協力、対立よりも対話であるということである。 現在、米中関係はいくつかの困難に遭遇しているが、それはどちらの側の利益にもならない。 中国と米国は多少の違いはあるものの、利害関係は非常に絡み合い、協力分野は広大である。習主席はこれまで何度も米中関係改善の意思を表明してきましたが、「相互尊重と相互利益を100%支持する」とも述べてきました。 これはしっかりと把握しておくべき正しい方向性です。 双方は、あらゆるレベルで接触を維持し、私が大統領閣下と設定した原則と方向性に従い、あらゆる分野で協力を強化し、協調、協力、安定を基本に米中関係を推進するために協力していくべきである。
 

 

特朗普表示,很高兴同习近平主席再次会面。我对2017年对中国的访问仍然记忆犹新,那是我最愉快的一次出访。我亲眼看到了非常了不起的中华文明和中国取得的非常伟大的成就。我对中国没有敌意,希望两国关系越来越好。我珍视同习近平主席保持良好的关系,愿意和中国加强合作。特朗普表示,美方将和中方按照两国元首确定的原则和方向,努力工作,共同推进以协调、合作、稳定为基调的美中关系,并表示相信美中元首此次会晤将有力推动美中关系发展。
 

トランプ氏は、習近平国家主席との再会を喜んでいると述べた。 2017年に訪れた中国「旅行は、今でも鮮明な思い出があります。 私は自分の目で、中国の非常に顕著な文明と、中国が成し遂げた非常に大きな成果を見ました。 私は中国に敵意はなく、両国の関係がどんどん良くなっていくことを願っています。 私は習近平国家主席との良好な関係を大切にし、中国との協力関係を強化していきたいと考えています。」 トランプ氏は、協調、協力、安定を基調に米中関係を共同で推進するために両首脳が掲げた原則と方向性に沿って努力すると述べ、今回の米中首脳会談が米中関係の発展を強力に促進するとの考えを示した。
  

 

关于经贸问题,习近平强调,从根本上讲,中美经贸合作的本质是互利双赢。中美双方存在巨大利益交集,两国应该成为合作好伙伴,这有利于中国,有利于美国,也有利于全世界。中方有诚意同美方继续谈判,管控分歧,但谈判应该是平等的,体现相互尊重,解决各自合理关切。在涉及中国主权和尊严的问题上,中国必须维护自己的核心利益。作为世界前两大经济体,中美之间的分歧终归是要通过对话磋商,寻找彼此都能接受的办法解决。  

习近平强调,中方希望美方公平对待中国企业和中国留学生,保证两国企业经贸投资正常合作和两国人民正常交流。
   

経済貿易問題について、習近平氏は、基本的に米中経済貿易協力の本質は相互利益とウィンウィンであると強調した。 両国は中国、米国、そして全世界にとって有益な良きパートナーになるべきである。 中国は米国との相違点を管理するために交渉を続けることに誠実であるが、交渉は対等であり、相互尊重を反映し、お互いの合理的な懸念に対処すべきである。 中国の主権と尊厳に関わる問題については、中国は核心的利益を守らなければならない。 世界トップの2つの経済大国として、中国と米国の間の相違は、最終的には対話と協議を通じて解決し、相互に納得できる解決策を見出すべきである。
  

 

特朗普表示,美方希望通过协商,妥善解决两国贸易平衡,为两国企业提供公正待遇。美方将不再对中国出口产品加征新关税。希望中方能从美国增加进口。美方愿同中方达成彼此都可接受的贸易协议,这将具有历史意义。
  

習近平は、中国は米国側が中国の企業と中国人留学生を公平に扱い、両国の企業間の正常な経済・貿易・投資協力と両国民の正常な交流を確保することを望んでいると強調した。
  

 

两国元首同意,在平等和相互尊重基础上重启经贸磋商,美方不再对中国产品加征新的关税。两国经贸团队将就具体问题进行讨论。
 

両首脳は、対等と相互尊重を基本に経済貿易協議を再開し、米国側が中国製品に新たな関税を課さないことで合意した。両国の経済・貿易チームが具体的な課題を議論する。
  

 

特朗普表示,中国有很多非常优秀的学生。我一直欢迎中国留学生来美国留学。
习近平阐述了中国政府在台湾问题上的原则立场。特朗普表示,我重视中方在台湾问题上的关切,美方继续奉行一个中国政策。  

 

トランプ氏は「中国には非常に優秀な学生が多い。 私はいつも中国人留学生のアメリカ留学を歓迎しています。」  

習近平は台湾問題に関する中国政府の原則的な立場を詳しく説明した。 私は台湾問題での中国の懸念を大切にしており、米国側は「一つの中国」主義を継続しているとトランプ氏は述べた。
  

 

习近平重申了中方在朝鲜半岛问题上的原则立场,表示中方支持美朝领导人保持对话接触,希望美朝双方显示灵活,相向而行,尽快重启对话,找到解决彼此关切的办法。中方愿为此继续发挥建设性作用。特朗普表示,美方重视中方在朝鲜半岛问题上的重要作用,愿同中方保持沟通协调。
  

習近平氏は、朝鮮半島問題に関する中国の原則的立場を改めて表明し、中国は米朝首脳が対話と接触を維持することを支持し、米朝が柔軟性を示し、反対方向に動き、お互いの懸念の解決策を見つけるために一日も早く対話を再開することを期待していると述べた。 中国はそのために建設的な役割を果たし続けたいと考えている。 トランプ氏は、米側が朝鮮半島問題で中国が重要な役割を果たしていることを評価し、中国側との意思疎通と調整を維持する意思があると述べた。

  

 

丁薛祥、刘鹤、杨洁篪、王毅、何立峰,以及美国国务卿蓬佩奥、财政部长姆努钦等多位政府高级官员出席。
  

鼎雪祥、劉和、楊潔智、王毅、彼力鵬のほか、マイク・ポンペオ国務長官、ムヌチン財務長官など多くの政権高官が出席した。 

8月31日(月)
      

先週(第4週)は、内分泌・代謝疾患についてでしたが、今週(第5週)の循環器疾患は本日のみ。そこで、本日は、内分泌に関連の深い循環器疾患をテーマとしました。

 

題材は、引き続き令和2年の医師国家試験問題です。

 

本日の症例は、最近しばしば話題になる注意すべき高血圧症についてです。これは、すべての高血圧患者が鑑別診断の対象とされ、そのための検査が必要な時代になってきたことを踏まえてお読みいただければと思います。

 

① 41歳女性

 

② 高血圧、頭痛および脱力を主訴に来院した。

 

③ 3年前から高血圧に対して、自宅近くの診療所でカルシウム拮抗薬を投与されていたが、

 

④ 血圧は150/80㎜Hg前後の高血圧が持続していた。

 

⑤ 1年前から頭痛と脱力も自覚するようになったため受診した。

 

⑥ 血液検査では血清カリウムが2.8mEq/Lと低下していた。

 

⑦ 二次性高血圧症を疑って施行した安静臥位30分後の採血では、血漿レニン活性0.1ng/mL/時間(基準1.2~2.5)、血漿アルドステロン濃度231pg/mL(基準30~156)であった。

 

⑧ 腹部単純CTでは異常所見を認めない。

 

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問題

 

診断のために行うべき検査はどれか。3つ選べ。

 

a 生理食塩水負荷試験

 

b カプトプリル負荷試験

 

c デキサメサゾン抑制試験

 

d プロセミド立位負荷試験

 

e MIBG副腎シンチグラフィ

 

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分析

①  41歳女性⇒更年期(45~55歳)前の女性であり、更年期障害に伴う不定愁訴の可能性は否定できないが、可能性は高くありません。

  
②  高血圧、頭痛および脱力を主訴に来院した。

⇒主訴をいったん#1高血圧、#2頭痛、#3脱力
に分けて原因を検索し、その後で、相互の病態の関係性を検討します。
   

#1.高血圧には本態性高血圧(80~90%)と二次性高血圧(10~20%)に大別できます。高血圧は原因に関わらず、まず重症度の評価が重要であるが、次いで原因検索が重要であり、原因が明らかな高血圧が二次性高血圧です。


① 41歳女性⇒40代初頭で更年期前の女性の高血圧は、二次性高血圧を積極的に疑ってみる必要があります。二次性高血圧には、1)原発性アルドステロン症、2)褐色細胞腫、3)先端巨大症、4)バセドウ病などの内分泌疾患をはじめ、5)腎血管性高血圧、6)睡眠時無呼吸症候群などがあり、鑑別を要します。

   

#2.頭痛は、#1.高血圧に関連するものと、関連しないものがあるため、慎重に鑑別していく必要があります。高血圧の多くは無症状であるため、高血圧の合併症としての頭痛である場合は、脳心血管系の疾患リスクが高いと考えなくてはなりません。
   

#3.脱力は、通常#1高血圧だけでは説明がつきません。ただし、重度の高血圧により脳障害を来すことがあり、これを高血圧性脳症といいます。その場合は、緊急性を要する可能性が高いです。しかし、この症例の高血圧の程度(Ⅰ度高血圧)では、高血圧性脳症を来す可能性は低いと推定されます。また、より一般的には、神経・骨格筋関連の末梢性の麻痺の可能性を検討すべきです。

 

③ 3年前から高血圧に対して、自宅近くの診療所でカルシウム拮抗薬を投与されていた⇒これは②#1高血圧という主訴に関する重要な現病歴です。

#1高血圧の治療歴が3年に及ぶため、慢性的に経過している高血圧です。

① 中年女性の慢性的高血圧の場合は、外因として生活習慣病の関与を考慮すると同時に、内因としての体質や他の基礎疾患の有無についても検討すべきです。

 

 

④ 血圧は150/80㎜Hg前後の高血圧が持続していた。

成人病における血圧値の分類(㎜Hg)

(正常域血圧)

正常高値血圧:収縮期血圧130~139 または 拡張期血圧85~89


(高血圧)   

Ⅰ度高血圧:収縮期血圧140~159 または 拡張期血圧90~99 

 

   

Ⅰ度高血圧であり、重度ではないが治療コントロールが不良な高血圧です。
   

使用している降圧剤はカルシウム拮抗薬というだけで、その種類や投与量は不明であるが、一般にカルシウム拮抗薬の降圧効果は安定しているため、当該症例が本態性高血圧であるとするならば薬剤抵抗性高血圧もしくは難治性高血圧の可能性があるが、同時に二次性高血圧の可能性を疑うべきでしょう。

 

 

⑤ 1年前から頭痛と脱力も自覚するようになったため受診した。

⇒この現病歴は重要です。#1.高血圧治療開始後2年を経て、#2頭痛、#3脱力を自覚していることから、#1.高血圧治療が不十分であることに加えて、#2頭痛、#3脱力の自覚症状は#1高血圧との関連で、より慎重に検討されるべきでしょう。

 

 

⑥ 血液検査では血清カリウムが2.8mEq/Lと低下していた。
⇒血清カリウムの基準値は3.5~5.3 (mEq/L)であり、3.5 mEq/L未満である場合は、#4.低カリウム血症と診断されます。

 

 低カリウム血症は、降圧薬(サイアザイドなど)や利尿薬(ループ系)の他、ステロイドホルモン、グリチルリチン(特に甘草を含む漢方薬)の服用でももたらされる(偽アルドステロン症)ため、服薬内容の確認が必要です。当該症例で処方されている降圧薬はカルシウム拮抗薬であるため、低カリウム血症の原因とは考えにくいです。

 

 

⑦ 二次性高血圧症を疑って施行した安静臥位30分後の採血では、血漿レニン活性0.1ng/mL/時間(基準1.2~2.5)、血漿アルドステロン濃度231pg/mL(基準30~156)であった。

 

⇒出題者の記述中の「二次性高血圧症を疑って」に関しては、主訴#1.高血圧と#3.脱力が#4.低カリウム血症と密接な関連があるためと推定できます。
    

その場合、#4.低カリウム血症を是正すれば、#3.脱力が緩和する可能性もあります。しかし、#4.低カリウム血症をもたらしている原因となる病態を把握しなければ、#1.高血圧に対する適切なアプローチは不可能となります。
     

そのために必須となる検査項目が、#5.血漿レニン活性および#6.血漿アルドステロン濃度の測定です。

 

 血漿レニン活性、血漿アルドステロン濃度が共に高値
⇒続発性アルドステロン症(心不全、肝硬変、ネフローゼ症候群などで生じるが、増大したナトリウムは血管外に貯留し浮腫を伴うが、そのため高血圧にはならない。)

 

 血漿レニン活性、血漿アルドステロン濃度が共に低値
⇒偽アルドステロン症

 

 血漿レニン活性低値、血漿アルドステロン濃度高値
⇒高アルドステロン症

     

#5.血漿レニン活性0.1ng/mL/時間(基準1.2~2.5)
⇒ 低レニン活性
     

#6.血漿アルドステロン濃度231pg/mL(基準30~156)
⇒ 高アルドステロン症

     

「高血圧治療ガイドライン2009」においては、未治療例、コントロール不良例を含める高血圧患者を対象としたスクリーニング検査としてアルドステロン/レニン比が有用とされています。

 

低カリウム血症を伴う高血圧では、原因としてアルドステロンの過剰分泌の可能性があり、その結果、レニン分泌が抑制(レニン活性の低下)を来すことがあり、これは代謝性アルカローシスなどの症状を呈し、脳、心血管、腎臓などの臓器障害を合併することが多いため、早期発見の重要性が指摘されています。

 

このような病態を、原発性アルドステロン症といい、従来は稀な疾患とされていたが、近年では高血圧患者の10%程度にのぼるとの報告があります。

     

そこで、この症例についてアルドステロン/レニン比を計算してみます。

アルドステロン/レニン活性比=231/0.1=2310>>200(基準値:200以下)
    

高アルドステロン、低レニンの特徴が数値データとして顕著に表れています。

      

主訴①高血圧の原因疾患として、原発性アルドステロン症の可能性が高いと言えます。

      

それでは、設問ではなぜ診断のために各種の負荷試験等を必要としているのでしょうか。それは、血漿レニン、アルドステロン値は、安静度や体位などによる変動が大きいために、他の方法による検査による裏付けを得ることによって診断を確実にする必要があるからです。その場合は、原発性アルドステロン症の診断の根拠を与えてくれるような検査による確認が必要となります。

 

 

⑧ 腹部単純CTでは異常所見を認めない。
⇒腹部単純CT検査を実施する理由は、おそらく腎臓・副腎等に腫瘍性病変や腎血管の異常などの有無を確認するためであったのではないかと推定します。しかし、副腎ホルモン産生腫瘍の存在を単純腹部CTで確認するには、腫瘍径が5mm以上でなければ困難です。外来診療で、どうしても確認しておく必要があれば、腹部超音波検査(3.5MHz プローブで、分解能約 1mm)を行うことが実際的かもしれません。

 

原発性アルドステロン症の診断のための検査は、
1) スクリーニング、2)確定診断、3)局在診断
の3段階で行います。

 

設問が問うているのは、1)スクリーニングテストで、原発性アルドステロン症を疑った症例に対して2)確定診断に至らせるための負荷試験の選択、および3)局在診断のための副腎シンチグラフィ―検査についての知識が正確かどうかをみようとするものです。しかし、手術を前提とする局在診断では、選択的副腎静脈サンプリング検査が必須になります。

 

〇 a 生理食塩水負荷試験⇒腎血流量増加によりレニン活性を高めても、血漿アルドステロンの低下はみられないことを確認する。


〇 b カプトプリル負荷試験⇒カプトプリルはアンジオテンシン変換酵素阻害薬に分類される降圧剤である。カプトリル負荷により、アルドステロンの分泌を抑制し、レニンの分泌を刺激する試験。原発性アルドステロン症はカプトリルによってもアルドステロンは抑制されないため、血漿レニンに対してアルドステロンが著増(アルドステロン/レニン比>200)することを確認する。検査侵襲が少ないため主流の検査の一つになっている。
× c デキサメサゾン抑制試験⇒クッシング症候群雄診断に用いられるが、レニンやアルドステロンとは無関係

 

〇 d フロセミド立位負荷試験⇒正常であれば、利尿剤であるフロセミドによって循環血漿量が減少し、それに対してレニン活性(PRA)が亢進することによって、血圧を維持する。原発性アルドステロン症の患者では、フロセミドにより循環血漿量が減少しても、PRAは抑制されたまま低値の状態となる。
× e MIBG副腎シンチグラフィ⇒副腎シンチグラフィでアルドステロン症を診断する場  合には¹³¹I-アドステロールを用いる。MIBGは褐色細胞腫の局在診断に用いる。

 

以下は、参考資料です。原発性アルドステロン症に関しては、1)スクリーニングは、外来診療機関で行われていますが、2)確定診断のための各種負荷試験は、以下のような副作用や禁忌があるため、入院設備のある専門医療機関で実施することが望ましいと考えています。

 

原発性アルドステロン症診療マニュアル 改訂第3版

 

臨床編 第3章 診断検査の種類と特徴 

アルドステロン分泌が自律性かつ過剰であることを明らかにする検査である.機能確認検査は機能面から原発性アルドステロン(PA)と診断し,副腎静脈サンプリングの実施適応や治療法の選択など,その後の診療ステップを決定するうえで重要であるが,クッシング症候群におけるデキサメタゾン抑制試験に相当する簡便な単一の検査はない.現在,カプトプリル試験,生理食塩水負荷試験,フロセミド立位試験,経口食塩負荷試験,フルドロコルチゾン食塩負荷試験の5種類があるが,わが国では前4種類の検査が推奨されている.

 

1)カプトプリル試験
【感度】66~100 % 【特異度】68~90 %負荷後(60 分または90 分)ARR>200(またはPAC/ARC>40)副作用:血管浮腫
2)生理食塩水負荷試験
【感度】83~83 % 【特異度】75~100 %負荷4 時間後PAC>60 副作用:血圧上昇,低カリウム血症、禁忌:コントロール不良の高血圧,腎不全,心不全,重症不整脈,重度低カリウム血症

 

3)フロセミド立位試験
【感度,特異度】 データなし負荷後(2 時間)PRA<2.0(または負荷後ARC<8.0)
副作用:低カリウム血症,低血圧

 

4)経口食塩負荷試験
【感度】96 %【特異度】93 %尿中アルドステロン>8 μg/day(尿中Na>170 mEq/day)副作用:血圧上昇,低カリウム血症、禁忌:生食負荷試験と同じ.
腎不全で偽陰性 PAC:pg/mL,PRA:ng/mL/hr,ARC:活性型レニン濃度(pg/mL)
〔日本内分泌学会:わが国の原発性アルドステロン症の診療に関するコンセンサス・ステートメント,日本内分泌学会雑誌2016;92(supp1)より引用〕


〇 ウイルス感染症状の再発ということは、すでに、これまでにも多数報告されていますが、再感染は全く意味が異なります。

 


〇 症状の再発というのは、ウイルス量がいったん検出可能な濃度以下に低下していたが完全に治癒しないまま、再度増加して再び検出可能となることです。これに対して、再感染というのは、いったん完治した後、十分な期間を経た後に、再度、新たに感染することを意味します。

 

 

〇 再感染例の報告が、なぜ緊急課題に値するかというと、ワクチンが開発されても無効であるばかりではなく、かえって有害になる可能性が示唆されるからです。

 

 

〇 新型コロナ肺炎の病原ウイルスはSARS‐CoV‐2といって病毒性の強いSARSウイルスの仲間であり、しかも一本鎖RNAウイルスであるため遺伝子変異をしやすいことが指摘されていますが、すでに複数の種類に変異しています。

 

武漢型ウイルスに感染して抗体が形成されても、たとえば遺伝子配列の異なる欧州型ウイルスには感染してしまうことが明らかになりました。このことは、1種類のワクチンでは、予防できない可能性があることを意味します。

 

 

〇 ワクチンが無効であるばかりでなく、さらに問題になるのは、コロナウイルスには「抗体依存性増強」(ADE)という現象がすでに報告されていることです。

 

これは、中途半端な、親和性(結合力)の低い抗体が存在したり、抗体の量が減っていたりすると、抗体は逆説的にウイルスの増殖、病気の進行を促進してしまうという現象です。

 

実際に感染するより弱い免疫しか得られないワクチン接種でかえって被害が拡大する可能性があるということの注意は十分に喚起しておかなければならないと考えます。

 

そこで、NATUREという世界で最も権威のあるジャーナルに掲載された論文を、一般人向けにわかりやすく解説した英文記事を入手しましたので、翻訳してご紹介することにしました。

 

「抗体依存性増強」(ADE)については、別の機会に改めてご紹介します。

 

 

 

Hong Kong researchers say they’ve found the world’s first case of covid-19 reinfection

 

香港の研究者らが世界初のコビド‐19の再感染例を発見したと発表

 

 

The discovery could mean the coronavirus is never going away.

 

この発見はコロナウイルスが決して消えることがないことを意味しているかもしれない。

 

by
• Antonio Regalado archive page
August 24, 2020
WIKIMEDIA COMMONS

 

 

The 33-year-old-man arrived by plane in Hong Kong on August 15. After disembarking, he headed to one of the airport’s covid-19 testing stations. Someone swabbed his throat, and then he waited for the results.

 

33歳の男は8月15日に飛行機で香港に到着した。下陸後、彼は空港のコビド19検査場の一つに向かった。誰かが彼の喉を綿棒でぬぐい、彼は結果を待った。

 

 

The man had come down with the coronavirus in March, suffered fever and headaches, and spent two weeks in a hospital. So he probably didn’t expect to test positive again just 142 days later.

 

男性は3月にコロナウイルスに感染し、発熱と頭痛に苦しみ、2週間入院していた。そのため、わずか142日後に再び陽性反応が出るとは思っていなかっただろう。

 

 

But he did. Was it the original infection lingering in his body or had he caught the virus again, something no one had ever shown was possible?

 

しかし、彼は陽性になった。最初の感染が彼の体内に残っていたのか、それとも誰もが可能性を示していなかったウイルスに再び感染してしまったのだろうか?

 

 

Scientists at Hong Kong University say they have the answer. On the basis of a genomic analysis of the virus, they say the man got covid-19 a second time, and are calling his case “the first instance of human reinfection” with the novel coronavirus.

 

香港大学の科学者たちは答えを見つけたと言っている。ウイルスのゲノム解析に基づいて、この男性はコビド19に2度目の感染をしたという。そして彼の症例を新型コロナウイルスの「人間の再感染の最初の例」と呼んでいる。

 

 

The discovery that immunity wears off, if confirmed, could change the math on the pandemic in profound ways. It would mean that surviving the virus is no guarantee of lifelong immunity, that people might have to get vaccinated every year, and that even survivors will still need to wear masks and follow rules on social distancing.

 

免疫が消耗するという発見が確認されればパンデミックの計算を大きく変える可能性がある。 それはウイルスを生き延びたからといって、生涯の免疫力が保証されるわけではないことを意味し、人々は毎年ワクチンを接種しなければならないかもしれないし、生存者であっても、マスクを着用し、社会的距離を保つためのルールに従う必要があることを意味している。

 

 

Most of all, it could mean the coronavirus might strike again and again, never really going away.

 

何よりも、コロナウイルスが何度も何度も襲ってくる可能性があり、決して消えることはないということである。

 

 

“Our findings suggest that SARS-CoV-2 may persist in the global human population as is the case for other common-cold-associated human coronaviruses,” Kwok-Yung Yuen, Kelvin Kai-Wang To, and Ivan Fan-Ngai Hung, all professors at Hong Kong University’s medical school, said in a signed statement obtained by the South China Morning Post.

 

「香港大学医学部のKwok-Yung Yuen教授、Kelvin Kai-Wang To教授、Ivan Fan-Ngai Hung教授は、サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が入手した署名入りの声明の中で、「我々の調査結果は、他のコロナウイルスと同様に、SARS-CoV-2が世界の人間集団に持続する可能性があることを示唆している」と述べています。

 

 

Previously, some people in Japan and elsewhere had tested positive twice for the virus weeks apart, but doctors had concluded that those results were due to test errors or lingering infection.

 

以前、日本と他の地域では、何人かの人々が数週間の間隔で2回ウイルスの陽性反応を示したが、医師たちは、これらの結果は検査のミスか感染が長引いているためだと結論付けていた。

 

 

Researchers in Hong Kong, however, believe that their gene analysis proves this man caught the virus a second time.

 

しかし、香港の研究者は、遺伝子解析の結果、この男性が2回目にウイルスに感染したことを証明したと考えている。

 

 

Because the virus has gradually mutated as it spreads around the globe, different strains have unique genetic fingerprints. When the Hong Kong researchers compared the genetic sequences of the virus that sickened him in March and the one he had in August, they found differences at 24 positions.

 

ウイルスは世界中に広がるにつれて徐々に変異していくため、異なる株には独特の遺伝的痕跡がある。香港の研究者たちは、3月に彼を発病させたウイルスと8月に感染したウイルスの遺伝子配列を比較したところ位置の違いが24カ所あることを発見した。

 

 

“The team showed that the genome sequence of the virus strain in the first episode of COVID-19 infection is clearly different from the genome sequence of the virus strain found during the second episode of infection,” according to the Hong Kong University statement.

 

香港大学の声明によると、「研究チームは、最初のCOVID-19感染エピソードで発見されたウイルス株のゲノム配列は、2回目の感染エピソードで発見されたウイルス株のゲノム配列とは明らかに異なることを示した。」

 

 

It’s known that four common coronaviruses, which cause colds, frequently reinfect people, sometimes within months. That, along with data showing that antibodies to the new virus fade with time, had previously led some scientists to predict that immunity to SARS-CoV-2 would follow a similar pattern.

 

風邪の原因となる4種類の一般的なコロナウイルスは、数ヶ月以内に人に感染することが多いことが知られている。これには新しいウイルスに対する抗体が時間の経過とともに薄れていくことを示すデータによって、SARS-CoV-2に対する免疫力も同様のパターンをたどるだろうと以前から予測していた一部の科学者がいた。

 

 

If true, it is unlikely that herd immunity can eliminate the virus entirely, according to a copy of the case report posted by Chinese media, since people will constantly be losing their immunity, perhaps after a few months.

 

中国メディアが投稿した症例報告書のコピーによると、もしそうであれば、おそらく数ヶ月後には、人々は絶えず免疫力を失っていくことになるので、集団免疫でウイルスを完全に排除できる可能性は低いとのことである。

 

 

That doesn’t mean the virus will remain the danger it is today. People who’ve been infected, or vaccinated, might have fewer symptoms the second or third time around.

 

だからといって、ウイルスが現在のような危険な状態になるわけではない。感染した人やワクチンを接種した人は、2回目や3回目になっても症状が少ないかもしれない。

 

 

Some coronavirus experts have suggested that on reinfection the covid-19 germ will stay in the upper airway, causing sniffles, rather than penetrating the lungs to cause pneumonia.

 

コロナウイルスの専門家の中には、再感染したコビド19菌は肺に侵入して肺炎を引き起こすのではなく、上気道にとどまり、鼻詰まりを引き起こすと指摘する人もいる。

 

 

At least in the case of the Hong Kong man, his second infection wasn’t nearly as bad as his first. Doctors say he didn’t show any symptoms of being sick at all.

 

少なくとも香港人の場合、彼の2回目の感染は、彼の最初の感染ほど悪くはなかった。医師によると、彼には病気の症状は全く見られなかったという。

8月30日(日)

 

前回はこちら

 

 

今日のお話は、ACNUR(ポルトガル語)から入ります。邦語(英語)では国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で知られています。

 

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、世界中の難民や無国籍者を保護・支援し、彼らのための永続的な解決策を見出すための国際的な行動を主導し、調整することを使命としています。

 

1950年にささやかな目標を掲げて立ち上げられたUNHCRは、これまで数千万人の人々を支援してきました。その功績が認められ、UNHCRは1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞し、1991年にはアストゥリアス王子国際協力賞を受賞しています。

 

通常、戦争や迫害のために故郷を追われている人々にとって、国連難民局は、通常の生活に戻るための最後の希望であることが多い。今日では、128カ国で10,800人の労働者が働いており、保護を必要とする6,000万人以上の人々を支援しています。

 

 

“Caminhamos por 11 dias e tivemos que dormir na rua. Nós saímos de lá porque eles ameaçaram nos matar. Meu irmão foi morto… Eles quase me mataram”

 

"11日間歩き、路上で寝ることになった。殺すと脅されたから逃げたんだ。 兄が殺された...
もう少しで殺されるところだった"

 

 

Ana, mulher venezuelana no Equador
アナ、エクアドルのベネズエラ人女性

 

 

O que o ACNUR está fazendo para ajudar?
ACNUR は援助のために何をしているのか?

 

 

Por toda a região, o ACNUR tem aprimorado sua resposta e está trabalhando em conjunto com governos anfitriões e parceiros, particularmente a OIM, para apoiar uma abordagem coordenada e abrangente para as necessidades de refugiados e migrantes da Venezuela. Concretamente, estamos coletando informações para entender melhor as necessidades específicas de venezuelanos; apoiando os Estados para aprimorar as condições de recepção, coordenar a prestação de informações e assistência para atender às necessidades básicas imediatas dos venezuelanos, incluindo abrigo; e combatendo a descriminação e xenofobia por meio de campanhas de sensibilização.

 

地域全体を通して、ACNUR は対応を改善し、ホスト政府やパートナー、特にIOMと協力して、ベネズエラからの難民や移民のニーズに対する協調的かつ包括的なアプローチを支援している。具体的には、ベネズエラ人の具体的なニーズをよりよく理解するための情報収集、受入条件の改善に向けた各国の支援、避難所を含むベネズエラ人の当面の基本的なニーズを満たすための情報・支援の提供の調整、啓発キャンペーンを通じた差別や外国人排斥との闘いなどを行っている。

 

 

Em particular, nós fortalecemos nossa presença em fronteiras estratégicas para diminuir os possíveis riscos, principalmente em relação ao acesso ao território, tráfico, exploração e para identificar pessoas que podem precisar de proteção e serviços específicos, como crianças desacompanhadas e separadas e mulheres grávidas. O ACNUR também fornece ajuda e orientação legal nas chegadas e distribui água potável e kits de higiene para mulheres e crianças em áreas das fronteiras. Nossos times também fornecem assistência em dinheiro para os venezuelanos mais vulneráveis.

 

特に領土へのアクセス、人身売買、搾取に関連して起こりうるリスクを軽減するために、戦略的国境での存在感を強化し、同伴者のいない子どもや別居している子ども、妊婦など、保護や特定のサービスを必要とする可能性のある人々を特定している。ACNUR はまた、到着者への支援や法的指導を行い、国境地域の女性や子どもたちに飲料水や衛生キットを配布している。また、私たちのチームは、最も弱い立場にあるベネズエラの人々に現金支援を提供している。

 

 

Além disso, o ACNUR está apoiando os esforços de registro dos governos de Aruba, Brasil, Colômbia, Curaçao, Equador, Guiana, Peru e Trinidad e Tobago. No Peru, pedidos de refúgio da Venezuela aumentaram mais de cinco vezes, de 33,1 mil em 2017 para 190,5 mil em 2018. No Brasil, foram apresentados 61,6 mil pedidos de refúgio por venezuelanos apenas em 2018, sendo que mais de 17,9 mil foram reportados em 2017.

 

さらに、UNHCRは、アルバ、ブラジル、コロンビア、キュラソー、エクアドル、ガイアナ、ペルー、トリニダード・トバゴの政府の登録活動を支援している。ペルーでは、ベネズエラからの難民要請が2017年の33,100件から2018年には190,500件と5倍以上に増えている。ブラジルでは2018年だけで6万1600件の難民申請がベネズエラ人から提出され、2017年には1万7900件以上が報告されている。

 

 

Em toda a região, o ACNUR complementa os esforços dos governos para fornecer abrigo de emergência para venezuelanos chegando nos estados fronteiriços e nas principais cidades. No Brasil, estamos fornecendo planejamento de locais, tendas, itens de assistência, bebedouros, registros biométricos, mobilização comunitária, disseminação de informações e administração de locais. Até o momento, 13 abrigos temporários foram abertos em Boa Vista e Pacaraima, abrigando mais de 6 mil venezuelanos. Em Maicao, na Colômbia, um centro de recepção temporário foi aberto em março de 2019, criado a pedido de autoridades locais e nacionais, com uma capacidade inicial de abrigar 350 indivíduos.

 

ACNUR はこの地域全体で、国境地帯や主要都市に到着したベネズエラ人に緊急避難所を提供する政府の取り組みを補完している。ブラジルでは、サイトプランニング、テント、支援アイテム、トラフ、生体記録、コミュニティ動員、情報発信、サイト管理などを行っている。これまでにボアビスタとパカライマに13の一時避難所が開設され、6,000人以上のベネズエラ人が収容されている。コロンビアのマイカオでは、2019年3月に地元や国の要請で作られた仮受付センターが開設され、当初は350人を収容することができた。

 

 

O ACNUR também instalou espaços adequados para crianças e espaços para a amamentação de bebês e crianças em pontos de travessia da fronteira e está defendendo junto com governos anfitriões para facilitar o acesso a educação para crianças venezuelanas. O ACNUR estabelece redes de voluntários para aprimorar a nossa ligação com as comunidades e garantir comunicação e prestação de contas mútuas enquanto trabalhamos com diferentes grupos populacionais, incluindo mulheres, crianças, pessoas idosas, jovens e pessoas com deficiência, assim como indígenas e grupos LGBTI. Além disso, o ACNUR está coordenando com parceiros a estabelecimento de uma iniciativa de Espaços de Apoio para garantir que refugiados e migrantes recebam informações atualizadas e confiáveis e um pacote mínimo de serviços em locais-chave em toda a região.

 

また、ACNUR は、子どもたちのための適切なスペースや乳幼児の母乳育児のためのスペースを国境通過地点に設置し、ベネズエラの子どもたちの教育へのアクセスを容易にするために、ホスト国政府に働きかけを行っている。ACNURは、女性、子ども、高齢者、青少年、障害者、先住民族、LGBTIグループなど、さまざまな人口グループと協力しながら、コミュニティとのつながりを改善し、相互のコミュニケーションと説明責任を確保するために、ボランティアのネットワークを構築している。さらに、ACNUR は、難民や移民が最新かつ信頼できる情報と、地域全体の主要な場所で最低限のサービスを受けられるようにするための「サポート・スペース」イニシアチブを確立するために、パートナーと調整を行っている。

 

 

Para promover a integração de refugiados e migrantes em suas comunidades anfitriãs, o ACNUR está trabalhando em proximidade com autoridades locais e com o setor privado e apoia a oferta de formação profissional aos venezuelanos. O ACNUR também está apoiando a transferência de refugiados e migrantes venezuelanos do estado brasileiro de Roraima para outras partes do país, onde há mais oportunidades de emprego e serviços.

 

難民や移民の受け入れ先コミュニティへの統合を促進するため、ACNUR は地方自治体や民間部門と緊密に連携し、ベネズエラ人への職業訓練の提供を支援している。また、ACNURはブラジルのロライマ州からベネズエラ人の難民や移民を、雇用機会やサービスが充実している他の地域に移送する支援も行っている。

8月30日

 

皆様、8月もいよいよ過ぎ行こうとしています。

 

藝術歌曲集小倉百人一首No2.トスティ50番(高声)で歌う
youtube版の第1弾5曲に引き続き、第2弾が完成しました。

 

トップバッターは、リリックテノール上原正敏さんが歌う芸術歌曲です。

 

好評の第1弾の曲と併せてお楽しみください。
トスティ50番第27曲 
詠み人:源宗于朝臣『小倉百人一首第28番』から

テノール・リリコ上原正敏(第2弾)
DISC2-2.27山里は(28番)/源宗于朝臣

 


こちらで視聴できます。
 

 


上原正敏

 

長野県諏訪市出身

 

昭和62年国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻オペラコース修了。

二期会オペラスタジオ第30期修了。

 

中村 健、畑 和子の両氏に師事。

 

オペラスタジオ在籍中の昭和61年度文化庁国内研修員に指名されている。

 

平成4年4月に私費でイタリアに留学しミラノ音楽院で研修。往年の名歌手G.プランデルリ氏をはじめ、A.カンビ、F.アルバネーゼ、D.マッツォーラ、V.ボローニの諸氏に師事。この間、オーディション、コンサートに積極的に参加する。

 

平成5年ボローニャ歌劇場の東京地区オーディションに合格し、

 

平成6年同歌劇場でのヴェルディ作曲「十字軍のロンバルディア人」の公開ゲネプロでアルヴィーノを演じた。

 

平成7年1月から2月にかけて同歌劇場で開催されたヴェルディ作曲「マクベス」でマルコムを演じる。また、演出家・指揮者のグスタフ・クーン氏の知己を得、平成6年12月より同氏主宰のアカデミア・モンテグリドルフォの一員となりレッスンを受けている。

 

五島文化財団オペラ賞を受賞、イタリアに留学。様々な国際コンクールに1位、入賞を重ね、翌年、ボローニャ歌劇場にてヨーロッパデビューをする。

 

その後、ブダペスト国際コンクールにて1位になったのをきっかけに、ボローニャ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ハンガリー国立劇場、サンパウロ歌劇場、カーネギーホール、新国立歌劇場等、国内外の劇場にて様々なオペラ、コンサートに出演中。

 

2001年に帰国。二期会会員。

 

これまでの主な受賞歴

1993
パドヴァ国際コンクール 第2位

 

1993
パヴィア国際コンクール 第3位

 

1993
サンバルトロメオ国際コンクール 第1位および金のオーク賞
平成7年度五島記念文化賞

 

 

テノール・リリコ上原正敏(第1弾)

藝術歌曲集小倉百人一首No2.トスティ50番(高声)で歌う

DISC2-1.26わが庵は(8番)/喜撰法師

 

•2020/05/27公開:202回試聴

 

こちらで視聴できます

 

<はじめに>

 

 

前回は「イライラ」に効果のあるツボを紹介しました。

 

 

「膻中」乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあり、

 

 

「百会」は左右の耳の穴と頭の正中を通った交点にあり、

 

 

「太敦」は足の親指の小指側の爪の生え際にあり、

 

 

「中封」内くるぶしの前にある腱と内くるぶしの間にあるというお話でした。

 

 

今回は「気分がふさぐとき」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<気分がふさぐときに効果のあるツボ>

2020-05-12 14-29

 

 

「膻中(だんちゅう)」乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあります。

 

 

「関元(かんげん)」おへそより指4本分下にあります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

8月29日(土)

 

前回はこちら



Y la alegría tomó las calles
El Día de la Victoria en Europa fue celebrado en muchas ciudades europeas. Después de seis años de miseria y sufrimiento, de bombardeos, alarmas y carreras a los refugios bajo suelo, de las numerosas bajas de civiles y soldados en el frente, los ciudadanos se lanzaron a las calles a celebrar la esperada llegada de la paz. Todo el mundo estaba necesitado de buenas noticias y cuando estas llegaron fue una explosión de alegría y euforia. Los londinenses habían resistido con austeridad y racionamiento toda la contienda, durante la cual sus vidas se habían regido por el mantra “reparar, remendar y arreglárselas como se pueda.”

 

喜びは通りに出た
ヨーロッパの勝利の日は、ヨーロッパの多くの都市で祝われた。6年間の惨めさと苦しみ、爆撃、警報、地下シェルターへのレース、前線での民間人や兵士の多くの犠牲者の後、市民は待ちに待った平和の到来を祝うために街頭に出た。誰もが良いニュースを必要としており、それが届いたときには喜びと陶酔の爆発だった。ロンドンの人々は、緊縮財政と配給制でコンテスト全体に抵抗し、その間、彼らの生活は「修理して、修繕して、作る」という呪文によって支配されていた。

 


¡Los nazis se rinden!
En Estados Unidos, país implicado en la guerra desde que en 1941 Japón atacara sus bases en el Pacífico, el periódico Stars and Stripes abría con un gran titular la portada: “Nazis quit!” (¡Los nazis se rinden!). En la imagen, miembros de la policía militar leen varios ejemplares del 8 de mayo de 1945. El presidente Harry Truman fue el encargado de dar la noticia a los estadounidenses, sin embargo, las celebraciones en el país norteamericano se vieron empañadas por el recuerdo de Franklin D. Roosevelt, presidente de EE.UU durante toda la guerra muerto tan solo un mes antes víctima de una hemorragia cerebral.

 

ナチスが降伏する!
日本が太平洋の基地を攻撃した1941年から戦争に巻き込まれたアメリカでは、星条旗新聞は「ナチスは降伏せよ!」と大見出しをつけた。写真では、憲兵隊のメンバーが1945年5月8日の数枚のコピーを読んでいる。ハリー・トルーマン大統領はアメリカ人にニュースを伝える役割を担っていたが、そのわずか1ヶ月前に脳出血で亡くなったフランクリン・ルーズベルト大統領の記憶がアメリカ国内の祝宴を損なってしまったのである。
コメント:チャーチルは、ルーズベルト米国大統領(おっちょこちょいで多少頭が弱い)をそそのかして、日本を戦争に引きずりこんだ歴史が明かになりつつあります。更なる黒幕はソ連だったようです。いずれにせよ、欧米の利権・覇権争いのために日本が手玉に取られて戦争に巻き込まれたというのが実際のところであるようです。現在、米国の国力が徐々に衰えていく中で、今後も、少しずつ事実が明らかにされていくことでしょう。米国は偽善的でずるい国ですがルーズベルト大統領時代からソ連のスパイに操作され、現在でもロシアの影が見え隠れします。しかし、失敗に懲りずに、近年では中国に騙され続けてきました。それでも米国は他の欧州の国々よりもお人好しなようです。トランプ大統領は、それの危険性に気づいて着々と手を打ち始めているようです。

 


La segunda liberación de París
La portada del periódico francés Le Figaro del 8 de mayo de 1945 decía “Alemania se ha rendido. La victoria será proclamada hoy a las 15h en las capitales aliadas.” El diario también ponía el foco en la jornada que se había vivido en las calles de París. Y es que la capital francesa también fue conquistada por la euforia de las multitudes de parisinos que salieron a festejar. Otros periódicos internacionales explicaban como, desde el Obelisco de la Plaza de la Concordia hasta el Arco de Triunfo apenas se podía respirar y no había ni siquiera espacio para moverse. Muchos ciudadanos reconocían que era un grandísimo día, pero que no podía compararse con la emoción que sintieron en el llamado Día de Liberación, cuando el 25 de agosto de 1944 la tropas aliadas liberaron París de la ocupación nazi.

 

パリの第二の解放

1945年5月8日のフランスの新聞「ル・フィガロ」の一面には、「ドイツが降伏した。勝利は本日午後3時に連合国の首都で宣言される」と書かれていた。 新聞はパリの街中で体験した日にも注目していた。フランスの首都も、お祝いに出てきたパリジャンの群衆の多幸感で制覇した。コンコルド広場のオベリスクから凱旋門まで、息をすることもできず、移動する場所もないという状況を、他の海外紙が説明していた。多くの市民は、この日は素晴らしい日だと認識していたが、1944年8月25日、連合軍がパリをナチスの占領から解放した、いわゆる解放の日に感じた感情とは比較にならないことを認識していた。

 


El Día de la Victoria sobre Japón
Aunque la gran mayoría de europeos estaban en las calles de sus ciudades brindando por el Día de la Victoria, para muchos fue una celebración prematura. Sobre todo para los miembros de las tropas aliadas que se encontraban luchando en los frentes del Pacífico, quienes sabían que la guerra en Europa era tan solo la mitad del conflicto. En el Reino Unido las malas noticias llegaban el mismo día después del VE Day, cuando un kamikaze japonés atacaba el submarino HMS Victorious. Y hay que recordar que las bombas atómicas aún no habían sido lanzadas. Truman, el presidente estadounidense, daría esa orden en agosto de 1945. Después de que Hiroshima y Nagasaki fueran destruidas por sendos proyectiles lanzados el 6 y el 9 de agosto respectivamente, se decidió establecer el VJ Day. El Día de la Victoria sobre Japón se celebró el 15 de agosto de 1945, cuando Japón anunció que iba a rendirse. Sin embargo, la firma de la capitulación no tendría lugar hasta el 2 de septiembre de ese mismo año, en una ceremonia que se llevó a cabo a bordo del USS Missouri, tal como muestra la imagen sobre estas líneas.

 

日本に対する勝利の日
ヨーロッパ人の大多数は街頭で勝利の日を乾杯していたが、多くの人にとっては時期尚早だった。特に太平洋戦線で戦っていた連合軍にとっては、ヨーロッパでの戦争が半分しか終わっていないことを知っていた。イギリスではVEデーの翌日、日本の神風(特攻隊)が潜水艦HMSビクトリアスを攻撃したという悪いニュースがあった。 そして、まだ原爆が落とされていなかったことを忘れてはなりません。アメリカの大統領であるトルーマンは、1945年8月にその命令を出すことになる。8月6日に広島、9日に長崎がそれぞれミサイルで破壊されたことを受けて、VJの日を制定することになった。対日戦勝記念日は1945年8月15日、日本が降伏すると発表した日に祝われた。しかし、降伏の調印が行われたのは同年9月2日、上の画像(省略)のようにUSSミズーリ艦内で行われた式典であった。

 

コメント:

欧州戦線終結については興奮に満ちた情緒的表現がなされているのに対して、人類初の原爆投下があったて、多数の市民が一瞬で死傷したにもかかわらず、余りにも淡々とした歴史記述になっています。スペイン人も含めて、欧州人にとって日本はまだ、心情的にも遠い国のようです。
しかし、私は台湾や、多くの東南アジア、環太平洋、中南米そしてアフリカ諸国の人々が、日本人以上に日本の歴史を深く認識していて、熱い視線を注ぎ続けています。私たち日本人は、彼らと共に、世界平和を築いていくことができるはずであることを忘れてはならないと思います。米中覇権戦争という第三次世界大戦での敗戦国にならないための賢い選択が必要です。私が最も警戒している国家は中国です。しかし、もっと恐ろしい敵を発見しました。

 

それは、米国が脱退した後でWHO(世界保健機関)の最大のスポンサーとなった一民間人、その名も高き、ビル・ゲーツ氏です。彼や中国の働きかけによってWHOは根本から変質してしまいまい、WHOはもはや無条件で信頼を置ける国際機関ではありません。情報やデータでさえ操作できます。いわゆるマスコミ界では支配的なリベラル系のメディアも容易に操作できます。WHOは、かつて電磁波障害について勧告を出していましたが、5Gとの関係があるせいか、その後は沈黙を続けています。ビル・ゲーツ氏はグローバルに生きていける立場の人物ですから、米国や英国を裏切り、中国と手を組むことも辞さないでしょう。

 

国境に拘束されない彼こそが最大の黒幕ではないかと私は警戒しています。ただし、日本が、ただちに米国と同様にビル・ゲーツ氏を敵に回すことは妥当ではありません。絶対に勝てる相手ではありません。しかし、彼らに負けないでいる方法はあります。それは、騙されないことです。そして、煽られることなく冷静で賢く毅然とあることです。彼が関わっているコロナワクチンにはご注意ください。「有害反応が発生した場合は、日本国の税金で補償すべし」という免責条項付きのワクチンを一億回分も購入する日本政府の決定には、ただただ呆れるばかりです。

 

「カモが葱を背負う」お人好しの日本人のレッテルは早々に剥がし、明確に脱皮すべき時期に来ているのではないでしょうか。速成ワクチンの接種は、甚だしく常識を逸脱するばかりでなく、多額の費用(税金を含む)を負担させたうえでモルモットにもさせるというリスクまで負わせるものです。これは、人権や人道的見地からしても問題があります。品格のあるまともな人物の手法であるとは到底思えません。同様の方法をアフリカ諸国に対しても実施する算段がなされているようです。中国は香港での間接統治を通して英国の植民地支配のスキルを学習したためか、世界の各地で植民地を作りつつあります。ですから、英国には、そうした中国を批判できる十分な資格と説得力には欠けるようです。

8月29日

前回はこちら

 

柴葛解肌湯(さいかつげきとう)は、インフルエンザなどの急性疾患に良く使用されてきた処方です。

 

風邪のひきはじめは、表証といって悪寒、発熱、頭痛などが主症状ですが、それが半表半裏あるいは裏症といって、さらに体の奥へ進行し、全身に波及して激しさを増したときに頼りになる処方です。

 

とくに、新型コロナウイルス感染症では、こうした表証の段階から、急激に裏証の段階にまで到達してしまうため、医師の診断を受けて保険適応可能な処方を受けるまでの間にも急激に進行してしまいがちであるため、保険処方が可能な「葛根湯」や「麻黄湯」を、でも対応できなくなってしまいます。

 

ですから、最も重要なポイントは、可能な限りロスタイムを作らずに、直ちに対処することができる環境を整えておくことです。つまり、家庭の常備薬として手元に確保しておくことをお勧めします。

 

柴葛解肌湯を使用するうえでの前提条件は、体力が中等度以上であるということです。

逆に言えば、体力が虚弱な方には、直ちには使用できないということになります。

 

しかし、Covid-19に感染し易く、しかも重症化しやすいのは体力虚弱な方です。

それでは、どのようにしたら、日頃、体力虚弱な方を守れるのか?という重要な課題が、私が考案した段階的レシピ構築のヒントになりました。

 

虚弱体質を直ちに体力中等度以上にすることは不可能ですが、行動体力(競技体力)でなく防衛体力(免疫力)を高めることは可能です。

 

しかも、柴葛解肌湯が必要としている体力は、行動体力(競技体力)ではなく防衛体力(免疫力)の方です。そこで、普段から、体力虚弱者の防衛体力(免疫力)を高めておくこと、また体力中等度以上の方の体力を維持させておく工夫が必要になったというわけです。

 

それが、『玉弊風散(ぎょくへいふうさん)』基礎療法なのです。これを普段から使用していれば、体力虚弱な方でも、いざというときに、直ちに、安心して柴葛解肌湯を使用することができるようになります。
 

 

そこで、柴葛解肌湯の処方解説を致します。これは10味の構成生薬による処方です。

 

柴葛解肌湯は、病初期の太陽病(表証)期に使う「葛根湯」系と、そこからさらに病状がやや進行した少陽病(半表半裏)期に使う「小柴胡湯」系と石膏をひとまとめにしたような処方です。

 

インフルエンザなどの急性熱性疾患で、発病初期から高熱を出し、症状が激しい場合の第一選択となるのは、こうした処方構成からみても納得がいく内容です。

 

 

【上品(上薬)4味】
生姜、甘草、柴胡、桂皮(箘桂)『神農本草経』

 

【中品(中薬)5味】
葛根、麻黄、黄芩、芍薬、石膏『神農本草経』

 

【下品(下薬)1味】
半夏『神農本草経』

 

「葛根湯」系の生薬構成は、葛根をはじめ、麻黄、芍薬、桂皮、生姜、甘草ですが、大棗が除かれているため厳密には「葛根湯」そのものではありません。しかし、これらの生薬群は、体表部を温め、発汗解熱に働きます。とりわけタイトルロールとしての葛根は筋肉の痙攣を鎮め、首や肩の凝りを解きほぐします。そこに芍薬、甘草が加わり、葛根の働きを助けます。

 

「小柴胡湯」系の生薬構成は、柴胡をはじめ、黄芩、半夏、生姜、甘草ですが、人参や大棗が除かれているため「小柴胡湯」そのものではありません。柴胡と黄芩のペアは往来寒熱を取り除き、消炎、抗ストレス効果があります。

 

また、半夏と生姜のペアは吐き気を鎮めてくれます。以上の生薬群は清熱(熱さまし)作用がありますが、さらに石膏が加わっていることによって寝苦しさの原因ともなる胸脇の熱にもしっかり対応きるできる体制になっています。

 

このように、柴葛解肌湯は、体表を温めて発散させると同時に、内臓裏の炎症を鎮めることができる強みを持っています。これが、アスピリンなどの消炎解熱剤との大きな違いです。

 

わかりやすくいえば、西洋医学の解熱鎮静剤は非生理的かつ人工的に体熱を落としこんでしまうのが解熱剤と、これに対して、人体の免疫力を強化し、生理的な復調力を支えて熱がおさまるように働く清熱剤(漢方薬)だということができるでしょう。

 

ちなみに、100年前のわれわれの大先輩にあたる日本の名医たちは、当時大流行したスペイン風邪(後の遺伝子解析により、インフルエンザウイルスと判明)に際して、現代の医師を凌ぐほどの卓見を持っていたことに驚かされます。

 

我々は、政府、厚生労働省を含め、謙虚な姿勢で先達が築いてくれた歴史に学ぶべきです。以下に列挙してみます。

 

当時、すでに早期解熱剤禁止(好生館医事研究会)の公式見解をはじめ、「解熱剤制限」(吉田恒蔵、荘司勇助、両医師)、「解熱剤厳禁」(大島仁医師)、「解熱剤を用ひざること」(伊藤英逸医師)、という警告がなされていました。

 

これに対して、「玉子酒、橙油」(吉田正一医師)、「キナ皮、桂皮、茴香」(大桶弘医師)、「キニーネ」(遠藤大太郎、杉本宇吉、森田資孝、の各医師)、キナ皮・キニーネは抗マラリア薬で、米国のトランプ大統領も予防用に服用していました。

 

血清療法(横須賀衛戍病院をはじめ、渡口精鴻、工藤貞雄、中村寅三郎、高岡栄の各医師)、恢復患者血清(宮尾海軍中尉)、特にインフルエンザワクチンに言及している「インフルエンザ血清(ワクチン)」(北里研究所、片倉病院をはじめ、岩井誠四郎、見止春海、斎藤友次郎、の各医師)そして現代のCovid-19の救急医療でも用いている「酸素吸入」(渋村主税、鈴木慶之助、大島仁、の各医師)、とくに最先端のECMOと同じ原理の吸入混合血清」(安部益之助・渡辺惣五郎の両医師)、さらには、インフルエンザが心筋障害をもたらすことも既に知られていたようであり「強心剤」(安部益之助・渡辺惣五郎、加藤清一、斎藤友次郎、宮下耕団、大島仁、鈴木慶之助、の各医師)などの推奨の記録が内務省衛生局(現在の、厚労省の前身)の記録に残されています。

 

敗戦後75年を経ますが、米国式の医療システムの導入によって、戦前までのわが国の優れた公衆衛生および臨床実績が無残にも捨て去られていることは、とても残念です。こうした歴史を一顧だにしない行政をはじめ専門家・有識者は猛省すべきではないかと思います。

 

 

<『柴葛解肌湯』の主な応用法>

1 新型コロナ予防対策としては、まず日頃から『玉弊風散(ぎょくへいふうさん)』を1日1~2包内服して、免疫力を高めておく予防法を定着させておくことが望ましいです。それによって、いざ『柴葛解肌湯』を内服した際の安全性を高め、その後の治療効果を高めることが期待できます。

 


2 のどの違和感程度であれば、金羚感冒散(きんれいかんぼうさん)、身体が重だるく倦怠感がありお腹がすっきりしないようであれば、『藿香正気散(かっこうしょうきさん)』をまずはお勧めします。しかし、症状がやや激しくなってきたと感じたら、ためらわずに『柴葛解肌湯』を始めてください。

 

3 高熱(平熱+1.5℃以上:平熱36.5℃であれば38℃)があれば『地竜(じりゅう)』も内服してください。ただし、高熱に加えて激しい症状(急な寒気、全身の筋肉痛・関節痛、頭痛、口の乾きなど)がある場合は、間髪を入れずに、直ちに『柴葛解肌湯』を服用してください。

 

 

8月28日(金)
週間<外国語>旅行

 

世界各国で話題沸騰中のボルトンの書が取り上げるコンテンツは、安倍晋三氏や日本に関するものと比較して、イタリアの首相ジュゼッペ・コンテ氏やイタリアに関する内容は薄いようです。

 

それよりも日本にとっては重要な産油国であるイランに対する制裁の方が、はるかに大きな課題となっていることがわかります。

 

 

From P101-102(Chapter 4 The Singapore Sling)

 

第4章 シンガポール・スリング(註1)

(註1)スリング:

英語のslingには、吊り紐、とかロープとか、あるいは賄賂とかの意味のsling以外に、カクテルの一種で、ジン・ウィスキーなどに水・砂糖・レモンなどを加えて冷やした飲み物の意味もあります。シンガポールでの先進国会議を例えるならば、後者の意味に当たるのではないかと思われます。

 

 

On June 8, Trump was over an hour late leaving the White House on Marine One for Andrews. Air Force One landed at the Bagotville Canadian Air Force base, from which we helicoptered to the summit location, the Fairmont Le Manoir Richelieu in La Malbaie,Quebec, still about an hour late. It seeemed like a nice location,pretty much in the middle of nowhere.Not that it mattered; as usual,we only saw the inside of the spacious hotel where all seven heads of government and their delegations stayed. Trump arrived fixed on inviting Russia to rejoin the G7, from which it was expelled in 2014 after invading and Russia to rejoin the G7, from annexing Crimea. He found an ally in Italy’s new Prime Minister, Giuseppe Conte, on the job less than a week before arriving at Charlevoix. Conte was in office because of an unusual left-right populist coalition that made Italian politics some of the most unstable in Europe. The G7 opening plenary sessions were contentious,with Trump under siege for his trade polocies,until he fired back; the G7 should abolish all tariffs,all non-tariff trade barriers, and all subsides.That subdued the Europeans in particular, who had no intention of doing any such thing. The discussion really showed the rampant hypocrisy of international trade talks, whrere free trade was invariousbly good for everyone else but not for favored domestic sectors, particularly farmers in places like France and Japan,not to mention the US and Canada.


6月8日、トランプ氏はマリーンワンでホワイトハウスを出発し、アンドリュースに向かうのが1時間以上遅れた。エアフォースワンはカナダ空軍のバゴットビル基地に着陸し、そこからヘリコプターでケベック州ラマルベイのフェアモント ル マノワール リシュリューに向かったが、それでもまだ1時間ほど遅れていた。人里離れた場所にあり、いい場所のように見えたが、そんなことはどうでもいい。トランプ氏は到着すると、クリミアを併合したことによって2014年に排除されていたロシアをG7に再加盟させることに執着した。彼はシャルルヴォワに到着する1週間前に就任したイタリア新首相ジュゼッペ・コンテを味方として見出した。コンテ氏の就任は、イタリアの政治を欧州で最も不安定なものにした左派と右派との異常なポピュリスト連合によるものだった。G7の開会本会議は、トランプ氏が反論するまで、彼の貿易政策のために四面楚歌の下での論争になっていた。この議論は、国際貿易協議の横暴な偽善を如実に示していた。自由貿易は、他の誰にとっても絶対的に良いものだが、米国やカナダはもちろん、フランスや日本のような場所では、特に農家にとっては良いものではなかった。

 

コメント:

会議当時、各国の代表の中で最も新参だったのが、イタリアのコンテ首相でした。彼の内閣は、左派をも取り込んだ妥協の連立政権であったため、その後、中国共産党色の強い独特な「自由貿易」を唱える中国との繋がりが濃くなりました。欧州各国から警戒され、浮いた存在であったことが描かれています。トランプ大統領は、孤立感を深め弱い立場にあるコンテ氏を巧みに自陣に加え、積極的に持論を展開していったようです。農民や農業を守るためには保護主義的な立場も必要となるため、「自由貿易」という大義名分だけでは成り立たないのが参加国の実情のようでした。イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は20日、辞任を表明しました。各メディアによると、コンテ氏は議会上院での演説で、反移民を掲げる極右政党「同盟」を率いるマッテオ・サルビーニ内相を、政治的危機を招いたとして非難しました。イタリアでは連立与党を組む「五つ星運動」と「同盟」が予算案などを巡って激しく対立し、同盟から内閣不信任案が出されていました。後、マッタレッラ大統領が他の政党との連立政権樹立を模索することになりますが、解散総選挙となる可能性も残しています。イタリア国内では移民排斥など極右的な政策を掲げる同盟が支持を広げていて、同盟のサルビーニ党首は早期の総選挙に持ち込みたい考えです。

 

 

From P368-369(Chapter12 Trump Loses His Way,And Then His Nerve)

第12章 トランプが道に迷い、そして自らも血迷う

 

 

One important loophole for Iran was the oil wavers grante to eight countries( Taiwan,Chaina,India, Japan,South Korea,Italy, Greece, and Turkey)when renewed sanctions took effect in November 2018, six months after US withdrawal from the nuclear deal, noted above. Taiwan,Greece,and Italy quickly halted purchases of Iranian oil, so not renewing their waivers was a given. States’s beuraucrats found endless reasons to extend the other waivers, as “clientolis” took hold.”But India is so important”, or “Japaan is so important”, said officials, arguing the interests of “their” countries rather than the US interests at stake.
One of the worst cases involved India, which, like the others, was buying Iranian oil at prices well below the global market because Iran was so desperate to make sale. India complained it would be disadvantaged not only because of having to find new suppliers,but also because the new sources would insist on prevailing market prices! India’s making this argument was understandable,but it was incomprehensible that US bureaucrats echoed it sympatically.

 

第12章 トランプが道に迷い、そして自らも血迷う

 

イランにとって重要な抜け穴の一つは、上述した米国の核合意からの離脱から6ヶ月後の2018年11月に新たな制裁が発効した際に、8カ国(台湾、チャイナ、インド、日本、韓国、イタリア、ギリシャ、トルコ)に付与された石油の免除であった。台湾、ギリシャ、イタリアはすぐにイラン産原油の購入を停止したので、免除を更新しないのは当然のことだった。しかし、「インドはとても重要だ」、「日本はとても重要だ」と当局は言い、米国の利益よりもむしろ「彼らの」国の利益がかかっていると主張した。最悪のケースの一つは、他のケースと同様に、イランの石油を世界市場以下の価格で購入していたインドが関与していたことである。インドは、新しい供給元を探さなければならないだけでなく、新しい供給元が市場の実勢価格を主張してくるので、自分たちが不利になると訴えたことなのである!インドのこの主張は理解できるが、米国の官僚が同調して共鳴したのには理解に苦しんだ。

 

コメント:

米国がイランを制裁しようと企てていても各国の足並みが揃いません。米国が重視しているのは、イタリアよりもインドや日本であることが強調されています。とくに、ボルトン氏自身は、米国の官僚がインドに肩入れし過ぎることに批判的立場を示しています。(インドばかりでなく、日本の安倍首相がイラン制裁に対して消極的過ぎることについても、ボルトン氏は苛立ちを吐露しています。)イタリアは、単にEUの構成国であるだけでなく、G7のパートナーとしての国際的地位がありますが、ボルトンをはじめとする米国の官僚はそれ以上には重視している気配はうかがえません。

 

 

ここでWeired.It というイタリアのサイトの記事をご紹介いたします。

 

Tutti pazzi per "Giuseppi":
cosa c'è dietro il tweet pro-Conte di Trump

 

「ジュゼッペ」のすべてが狂っている:
トランプ氏のプロカウントツイートの裏には何があるのか

 

di Cecilia Sala
Contributor
28 Aug, 2019

 

Se il governo M5s-Pd sembra avere buone chances, l'internazionale sovranista è stata seppellita dalle congratulazioni di Trump al premier uscente. Abbiamo chiesto a due esperti di politica internazionale di dirci di più

 

M5s-Pd政権にチャンスがありそうだとすれば、国際主権者はトランプ氏の退陣済み首相への祝辞で埋もれてしまっている。
国際政策の専門家2人にさらに尋ねてみた。

 

Il nuovo governo italiano (forse) c’è; l’alleanza internazionale sovranista certamente no. Con un tweet Donald Trump si è appena augurato che il premier uscente Giuseppe Conte rimanga il presidente del Consiglio italiano ancora a lungo, e scarica di fatto uno dei suoi simpatizzanti più celebri, Matteo Salvini.

 

イタリアの新政府は(おそらく)そこで認められているのだが、国際的な主権者同盟は、そうではないことは確かだ。ドナルド・トランプ氏はツイートで、退任中のジュゼッペ・コンテ首相が今後も長くイタリア評議会の会長を務めることを希望し、実際には彼の最も有名なシンパの一人であるマッテオ・サルビーニ氏

(註)を下野させることを表明した。

(註)マッテオ・サルビーニ・・・ウィキペディアの記述より
ジュゼッペ・コンテ政権

クインナーレ宮での会見(2018年)

2018年6月1日、サルヴィーニはジュゼッペ・コンテ政権の副首相兼内務大臣に就任した。就任翌日から公約である移民対策に乗り出し、北アフリカで最もイタリアに近いチュニジアが「犯罪者を輸出している」と非難して外交問題を起こしている。チュニジア政府はイタリアの内務大臣によるチュニジア移民への発言に遺憾の意を声明した。 同年6月10日、ツイッター上で「イタリアはこれから人間の往来に、不法移民の事業に「いいえ」と言い始める」と書き込み、NPO団体が救助した難民629名が乗船する移民船『アクアリウス』の入港を拒否する命令を出した。同船は近隣のマルタ島に移動したが、マルタ政府もイタリア政府と歩調を合わせた事から難民を乗せたまま地中海で立ち往生した。翌11日にスペインの中道左派政権を率いるペドロ・サンチェス首相が受け入れを声明した事で、移民船はバレンシアへ入港した。
一連の騒動について、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が「無責任な対応」と批判すると、コンテ首相は「偽善的な発言は受け入れられない」と反論した。サルヴィーニ自身もマクロンにイタリアへの謝罪を要求、受け入れられない場合は予定されている首脳会談が中止になると発言した。ハンガリーやオーストリアなど移民問題に強攻策を取る国々からもイタリアを支持する声が上がり、ドイツとフランスを中心としたEUへの不満が集まっている。


同年6月13日、マクロンはイタリアとイタリア国民に不快感を与えた事をコンテ政権に謝罪した。サルヴィーニの反移民政策は中東系に留まらず、国内のロマに対する不法移民調査を主張している。 2019年8月、連立政権内の対立が激化してきたことを理由にサルヴィーニは早期の解散総選挙を要求。コンテ首相がこれを拒否したため、サルヴィーニは連立離脱を表明し、内閣不信任決議案を提出した。連立相手の五つ星運動はこうした動きを非難し、連立政権が事実上崩壊したが、9月5日に第二次コンテ内閣を組閣して現在に至っている。

 

 

Starting to look good for the highly respected Prime Minister of the Italian Republic, Giuseppe Conte. Represented Italy powerfully at the G-7. Loves his Country greatly & works well with the USA. A very talented man who will hopefully remain Prime Minister!

— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 27, 2019

 

尊敬されているイタリア共和国のジュゼッペ・コンテ首相には良い兆しが見えてきた。G-7でイタリアの立場を強力に主張した。彼は祖国を非常に愛していて、アメリカとうまくやっている。非常に才能のある男で、うまくやれば首相で居続けることができるだろう!

 

- ドナルド・J・トランプ (@realDonaldTrump) 2019年8月27日

 

 

È solo l’ultimo degli endorsement internazionali ricevuti da colui che è ormai il leader del patto tra centrosinistra e Movimento 5 stelle.
 L’appoggio dei vertici europei, della presidente di Commissione Ursula von der Leyen, del presidente del Consiglio europeo Donald Tusk, come di Angela Merkel e Emmanuel Macron al G7 di Biarritz, era già stato felicemente incassato. Ma che a esporsi a favore di un Conte-bis – e contro la richiesta della Lega di tornare alle urne – fosse il più importante esponente della destra sovranista nel mondo è stata una vera e propria doccia fredda per i salviniani. Che solo pochi giorni fa, con i suoi parlamentari, si diceva sicuro che gli Stati Uniti non avrebbero capito un governo “comunisti – 5 stelle”, e che questo avrebbe avuto un peso anche agli occhi del presidente della Repubblica: “Vedremo le reazioni di Washington. Saranno contenti a Pechino. I cellulari Huawei usciranno dai rubinetti. L’asse dell’Italia si sposterebbe troppo a sinistra!”, ha detto secondo quanto riportato dai media.

 

いまや中道左派と五つ星運動との間の協定の指導者となった者が受けた最後の国際的なお墨付きの一つに過ぎない。
 ビアリッツで開催されたG7での欧州首脳会議、ウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、ドナルド・タスク欧州理事会委員長、アンゲラ・メルケル氏、エマニュエル・マクロン氏の支持は、すでに喜んで受け止められていた。しかし、コンテ再選を支持し、連盟の要求に反して、投票に復帰することに反対して、自分自身をさらけ出したことは、世界で最も重要な主権者であることを示すものであり、サルヴィニアンにとっては、本当に冷ややかな水を浴びせた。わずか数日前、彼の国会議員と、それは米国は「共産主義者 - 5 つ星」政府を理解していないだろうし、これも共和国の大統領の目の中で重量があることを確かに言われた:「我々はワシントンの反応が表示される。彼らは北京で幸せになるだろう。Huaweiの携帯電話は蛇口から出てくる。イタリアの軸が左に傾きすぎるだろう」とメディアは報じた。