今月のテーマ:水氣道の、いつ・どこで・誰と・どのように
水氣道の<いつ>について。
まず、水氣道は<いくつ>から始めることができるのでしょうか?
水氣道は、集団行動がとれる年齢になったら、始めることができます。
集団行動とは一定の組織・集団が、同一の目標の下に、規律のある行動を取ることです。
統制(集団)行動は、一般的には児童とくに学童が、
学校体育等の初期の授業で実施されることが多いです。
これは<気をつけ>の姿勢、<前へ習え>の整列などのから始まり、
人員点呼等もあります。集団を目的地にまで円滑に進めるには必要な行動とされます。
ですから、水氣道入門の年齢の下限も、将来的には、
集団行動をとれる、おおよそ学童期を想定しています。
しかし、現時点での受け入れは、18歳以上としています。
それは、水氣道の稽古施設の使用条件に年齢制限が設定されているためです。
たとえば、新宿の東京都健康プラザ<ハイジア>会場の室内温水プールを使用するには、
年齢が18歳以上という条件が付されています。
つぎに、水氣道は<いつ>から始めたら良いでしょうか?
水氣道の初参加は、フィットネス・チェック(体組成・体力検査)の結果、
一定の条件に叶っていれば、年間を通して、どの季節からでも始められます。
まれに、<基礎体力不十分>と判定される場合は、
春季(概ね4月以降)に開始できるように、メンテナンスを開始します。
水氣道では年末の12月から翌年の2月までの3か月間の稽古を《寒稽古》と呼んでいます。
9月までに稽古を始め最低週1回以上の稽古を続けられた方は、
初年度の《寒稽古》を立派にこなしています。
《寒稽古》を立派に成し遂げた参加者は、翌年の4月に昇級できる有力候補になります。