9月11日(金)

前回はこちら

 

新型コロナウイルスのワクチン開発は、各国が実用化を急ぐ中、過去に例のないスピードで進められていて、専門家からは、安全性を十分検証するよう求める声が出ている。


英製薬大手アストラゼネカ社の報道担当者はその後、英国の参加者1人に疾患を認めたが、世界全体の治験を中断すると説明した。厚生労働省によると、会社側からは、イギリスで実施している臨床試験で、ワクチンを接種した1人に重い症状が確認されたと9日、報告を受けたということである。接種との因果関係は不明で、具体的な症状については調査中と説明を受けたという。具体的にどのような症状が出たのかなど詳細は明らかにしていないが、安全性に関するデータを検証するためだとしている。声明は、「独立した委員会が、安全性のデータを検証するためだ」としたうえで、「大規模な臨床試験では、試験の参加者に何らかの症状が出ることがあり、独立した検証を行う必要がある」としています。

 

アストラゼネカの報道担当者は取材に「独立委員会が安全性のデータを調べるため、ワクチン投与を自発的に中断した」と説明。「原因不明の病気の可能性があれば、治験の中断は通常の対応だ」「大規模な試験では思いがけない病気が発生するものだが、注意深く調べるため、個別に審査しなければならない」などとしている。副反応の詳細や、治験の中断がどのくらい続くかは明らかではない。

 

 

<厚労省の見解>

厚生労働省は「症状が出た場合に安全性などを調査するのはワクチンに限らず臨床試験では一般的に行われることだ。安全対策などを詳しく検証したうえで再開の可否を判断してもらう必要がある」としている。厚生労働省は「臨床試験が最終段階で中断されるのは決して珍しいことではない。中止ではなくあくまで中断なので、現時点で日本のワクチンの確保に影響があるとは考えていない」としている。

 

 

<専門家の見解>

 

 中山哲夫特任教授(北里大学)

「ワクチン開発で安全性の確認は欠かせない。第3段階の臨床試験では対象となる人数も増えて何が起こるか分からないので、望ましくない反応が起きたときは、しっかり検証することが大切だ」と話している。

 


 石井健教授(東京大学医科学研究所)
アストラゼネカが新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験を一時的に中断したことについて、「どのような事情で止まったのか分からないが、臨床試験が止まることは時々あることで、一喜一憂すべきではない。ワクチンは一度打つと、元には戻らない免疫反応を起こすので、安全性に問題があってはいけない。しっかり安全性を見るのがワクチンの臨床試験の基本で、有害事象が起きて止まること自体は何ら問題ないし、止めないで進めてしまうほうがリスクが高い」と話している。

 

そして「最終段階にあたる第3相の臨床試験は、数か月ではなく、何年も続くことが普通で、オリンピックやアメリカの大統領選挙までに終わらせないといけないという政治的な圧力がかかる事態のほうがリスクだ。このプレッシャーの中でしっかり止めて様子を見る決断をしたのは正しい判断だと思う」と述べて、中断した判断を評価した。

 

 

ワクチン開発の今後の見通しについて

 

<開発難しいが再開で成功したケース>

ワクチンは、かつて多くの命を奪った天然痘の撲滅に大きく貢献するなど、感染症対策には欠かせない大きな武器で、多くの病気について、感染や重症化を防ぐために接種が行われている。なお、臨床試験が一度中断したあと、再開されてワクチンの開発に成功したケースもある。

 

<成功に至らなかったケース>

ワクチンは、健康な人に接種することから、安全性と有効性の評価が厳密に行われていて、臨床試験の段階で副作用が指摘されるなどして、実現していないものもある。

 

発熱やせきなどかぜに似た症状が出て、乳幼児に肺炎などを引き起こす「RSウイルス感染症」に対するワクチンの開発では、1960年代に行われた臨床試験で接種した人の症状が悪化し、死に至ったケースもあった。

 

また、エイズを引き起こすウイルス、HIVに対するワクチンも1980年代以降、複数の臨床試験が行われ、中には、最終の第3段階まで進んだものもあったが、感染を防ぐ効果が十分確認されずこれまでに有効性が確認されたワクチンは実現していない。

 

さらに、ワクチンによっては、接種でできた抗体がかえってウイルスの感染や増殖を促すなどして、症状を悪化させてしまう「ADE」という現象が起きることもあり、SARSのワクチンを開発する中では、動物実験でADEが見られた。

 

 

杉並国際クリニックの見解

各国がワクチン開発に急ピッチで取り組んでいます。通常、ワクチンの開発には何年もかけて効果と安全性の検証を行います。今回のワクチンは世界中で臨床試験に入っており、信じられないスピードです。日本でもいろいろハードルを下げ短期決戦で挑んでいますが、安全性の担保とのせめぎ合いでもあります。特に日本では、東京五輪に向けワクチン開発を急ぐあまり、国民の安全を犠牲にしてはならないと考えます。

 

そもそも、ワクチンとは発症や重症化を予防するために投与する、弱毒化または無毒化した抗原のことです。あらかじめ投与して病原体に対する抗体を獲得しておき病原体が侵入してきても感染あるいは重症化を抑えられるという仕組みです。
しかし、現実の問題としては、抗体依存性感染増強(ADE)という現象が重大な問題となる可能性があることを指摘しておく必要があります。これは、皮肉なことに、ワクチン接種でもたらされる重症化という副反応です。

 

本来はウイルスから体を守るはずの抗体が逆に細胞への感染を促進し、重症化を引き起こしてしまう現象です。同じコロナウイルスが病原体のSARSやMERSでは、ワクチンの動物実験でADEが確認され、ワクチン開発は断念されたという経緯も十分参考にすべきであると考えています。

 

病気の治療薬とは違って、ワクチンは“健康な人”に打つ点も十分に考慮されるべきポイントです。 ワクチンを打ったにもかかわらず、ウイルスに感染して、より重症化するということが起きたのです」ADEのメカニズムはまだ不明だが、今回の新型コロナウイルスのワクチンの実用化に向けても、ADEが懸念されていました。

 

今後、新型コロナワクチンが開発されれば、高齢者や基礎疾患のある人から無償での投与が始まるでしょう。効果的で安全なワクチンなら良いのですが、有害なワクチンを使ってかえって健康を害するということだけは避けなくてはなりません。
したがって、杉並国際クリニックは、無償の新型コロナワクチンが入手可能になっても早期に実施することに対しては賛成しかねます。当クリニックにおいて実施する予定はありません。

9月10日(木)
私が予想していたことが実際に発生してしまいました!


 

ワクチンの治験で参加者に重篤な反応を引き起こすことを避けるために定められた、標準的な手順とされるが、安全性のデータを確認する間、投与を中止するとしている。

 

現在まで、世界保健機関(WHO)によると開発中の新型コロナのワクチン候補は約180あり、うち34が臨床試験(治験)段階にある。8月にはロシアが、最終の大規模治験を経ないまま「世界で初めて承認した」と発表。当時は初期試験のデータも公表されておらず、批判を受けた。

 

英製薬大手アストラゼネカは、開発競争の先頭を走っているとされるが「開発のスケジュールへの影響を最小限にとどめつつ、試験の参加者の安全にも十分配慮する」としている。新型コロナウイルスのワクチン開発は中国やアメリカなど各国で続けられているが、アストラゼネカとオックスフォード大学が開発中のワクチンは、その中でも最も進んでいるものの1つであった。

 

 

(CNN) 新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を進めていた英製薬大手アストラゼネカは8日の声明で、治験は進んでいるが、治験参加者の一人に原因不明とみられる深刻な副反応(副作用)の疑いが確認されたという。そこでイギリスやアメリカで行っているワクチンのヒトでの安全性や有効性を確かめるために最終段階の臨床試験(治験)を一時的に中断したことを明らかにした。同社はオックスフォード大学と共同で新型コロナウイルスワクチンの開発を手掛け、英国や米国、ブラジル、南アフリカなど世界各地で治験を行ってきている。

 

 

<日本での臨床試験も中断>

アストラゼネカは、新型コロナウイルスのワクチンの開発に向けて日本でも先月下旬から臨床試験を始めている。アストラゼネカによると、国内の複数の施設で、18歳以上のおよそ250人を対象に臨床試験を行う計画で、ワクチンを接種した人と接種していない人を比較して安全性や有効性を検証する。しかし、同社の日本法人の広報担当者は、日本で行っていた臨床試験も、安全性を確認するために中断されたと説明した。

 

 

<日本政府とアストラゼネカとのワクチンめぐる経緯>

新型コロナウイルスのワクチンについて、政府は、来年前半までにすべての国民が接種できる量を確保する方針を打ち出している。そのため、欧米の複数の製薬会社との間で、開発に成功した場合、来年以降、ワクチンの供給を受ける方向で交渉を進めている。「アストラゼネカ」とは、先月、少なくとも6000万人分の供給を受けることで基本合意し、このうち1500万人分については来年3月までの供給を目指すことになっていた。日本政府は、アストラゼネカが開発に成功した場合、来年初めから1億2000万回分、2回接種で6000万人分の供給を受けることで基本合意している。

 

 

<菅義偉 官房長官の発表>

菅官房長官は、9日午後の記者会見で、厚生労働省がアストラゼネカ社に確認したところ、事案の詳細を調査するまでの間、日本国内を含めた「新たな投与を一時的に中断するとの説明があったことを明らかにした。

そのうえで、「ワクチンについては、来年前半までに全国民に提供できる数量を確保することを目指して、わが国で承認申請があった場合は治験のデータと最新の科学的知見に基づき、有効性と安全性の確保の観点から、承認の可否について適切に審査していく」と述べた。

 

 

<アストラゼネカを含む欧米製薬会社9社の共同声明>

新型コロナのワクチン開発で最終の大規模臨床試験(治験)を始めた英アストラゼネカや米モデルナ、米ファイザーなど9社は8日、「安全性を示す十分なデータがそろうまで当局の承認を求めないとする異例の共同声明を出している。米食品医薬品局(FDA)などの専門規制当局のガイダンスに基づいて安全性と効果が証明される必要があると強調。

「安全性と接種者の健康を常に最優先にする」「臨床試験や製造過程では高い科学的・倫理的水準に従う」などと宣言した。この宣言で「厳格な科学的、規制的プロセスに対する信頼を確保できると信じている」としている。申請には安全性と効果の証明が必要だとした。

 

ワクチンは感染拡大を収束させる切り札として期待されるが、各国で開発競争が過熱しており、早期開発を求める政治的圧力をかわし、政治の思惑で承認プロセスがゆがめられるとの懸念を打ち消す狙いがある。実際に、米国でも、再選を目指す大統領選を11月に控えるトランプ大統領が、選挙前のワクチン実用化をたびたび示唆しており、政治的な思惑で承認プロセスがゆがめられかねないと、懸念の声が上がっている。

 

声明によれば、大規模な治験では参加者に偶然、疾患が発生することもあるが、こうした症例を取り出して注意深く調べる必要がある。治験の日程に及ぼす影響を最小限に抑えるため、迅速に調査を進めるという。

聖楽院
9月7日(月)

 



野上さんは、へこたれることなく、アートを創造しています。


東京都採用作品のご紹介

 

東京都アートにエールを!

 

このコロナ期間に
東京都のアートにエールを!
という企画に作品を応募しましたら
採用されまして
なんと今再生回数が1万回を超えました!


作詞作曲、録音、撮影、編集、メイクなどなど
すべてやりましたので
ほんっとに大変でしたが
生涯の中で自分の作品を世に残せることは
本当にありがたいことですね。


これもコロナがなければ取り組まなかったことですから
どんなこともチャレンジすることは
これからも忘れずに生きていこうと感じています。
良かったら聴いてください♪

 

こちらで視聴できます

 


湖龍−絆−

公開日 2020.07.27

視聴回数 10620回

07その他

作詞:野上結美

 

しとしとと春の雨 静寂に包まれ

 

響くのは カジカガエルの声 

 

水面にしたたる雨音

 

風を染めるように金糸が舞い 

 

雲は切れ切れに こぼれる光

 

 

震える心 恋い焦がれ待ちわびて

 

空をたぐり寄せた

 

吸い込まれ振り返れば 黄金色の鱗が

 

気高く輝き 木漏れ日が包み込み

 

微笑みかけてくれた

 

天へ地へと 昇り舞う姿 

 

 

歓喜に水面が震える


あなたと共に生きる世界を

 

 

 

ただひたすらに 心に金糸を結び

 

息吹を通す

 

時を知らせる カジカガエルの声

 

垂れ落ちる雫の音

 

キラキラと水面にうつる太陽が

 

光輝く

 

アララコ

 

 

 

声楽家、ミュージカル俳優、ピアニスト、パーカッショニスト。
それぞれの分野で活動しているアーティストが集結し、芦ノ湖の九頭龍神社からインスピレーションを得て作られた「湖龍-絆-」を、総合芸術として完成させました。


日頃、講師として教えているトーン音楽教室のスタジオにて録音、撮影、編集し、観ていただく方に楽しんでいただけるよう心を込めて作成しました。

 

なかなか思うような活動が出来ない中、今回の作品を皆で創り上げていく過程で、自分たちの活動の原点を思い出させてくれたような気がしています。

 

心を豊かにする芸術・文化の灯が消えぬよう、今後も様々な作品を配信していきたいと思います。

<線維筋痛症 JFIQの経過報告>

 (図1)

スクリーンショット 2020-09-01 12.28.37

 

 

 

JFIQは線維筋痛症の経過観察に欠かせない指標です。

 

 

最高点が100点で、20点未満が正常値になります。

 

 

 (図1)は左側が初期時の点数、右側が現在の点数でその2点を結んだものです。

 

 

 図2)

スクリーンショット 2020-09-01 12.34.38

 

 

 

(図2)は線維筋痛症の治療効果の割合を表したものです。

 

 

 50以上点数が下がると「著効」です。

 

 

 20以上50未満点数が下がると「改善」です。

 

 

 20未満の点数の低下は「無効」の判定となります。

 

 

 

 

 

<今回の考察>

 

 

正規性の検定で初期値、現在値共に正規性がありました。

 

 

その後、関連2群の検定と推定を行いました。

 

 

1)統計的にみて、JFIQスコアが有意に改善したことが証明されました。P(危険率)=0.001%でした(図1)

pが0.05以下であれば統計学的優位である。

pが0.01以下であれば統計学的に極めて優位である。

 

 

2)JFIQスコアの判定基準として、20点以上改善されると治療が有効、50点以上改善されると著効となります。

 

 

 

  今回、 11名の平均で    33.5点改善していたため、全体として鍼治療は   有効であったと言えます。

 

 

個別でみると、著効3名(27.3%)、有効4名(36.4%)、無効4名(36.4%)でした。(図2)

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

線維筋痛症で受診を希望される方のプログラムです

 

現在の症状や関連する状況を、詳しく伺う必要があるため、初回は、アセスメント(自費診療)を受けていただきます。

 

(詳しくは、メールまたはLINEにてお問い合わせください)

 

 

アセスメント後に治療計画を立て、後日改めて診察となります(保険診療)

※初回は、現在の症状や詳しい状況をうかがうため、アセスメント(自費診療)となります。

※診察初期には週に1回の通院が必要となります。

上記をご承諾いただいた方のみ、ご予約をお願いいたします。

 

 

線維筋痛症に該当しなかった場合でも痛みの治療を続けることができます

 

 

漢方、鍼灸治療、運動療法、プラセンタ療法等のプログラムを受けていただくと、より一層早期の回復が見込まれます

 

 

〇『医療券のみでの線維筋痛症外来、心療内科の初診受付』は

平成29年10月31日で終了しました。

 

 

線維筋痛症の初回手続きについて Q&A

 

「水氣道®に救われた線維筋痛症の私」全11回

 


〇 ウイルス感染症状の再発ということは、すでに、これまでにも多数報告されていますが、再感染は全く意味が異なります。

 


〇 症状の再発というのは、ウイルス量がいったん検出可能な濃度以下に低下していたが完全に治癒しないまま、再度増加して再び検出可能となることです。これに対して、再感染というのは、いったん完治した後、十分な期間を経た後に、再度、新たに感染することを意味します。

 

 

〇 再感染例の報告が、なぜ緊急課題に値するかというと、ワクチンが開発されても無効であるばかりではなく、かえって有害になる可能性が示唆されるからです。

 

 

〇 新型コロナ肺炎の病原ウイルスはSARS‐CoV‐2といって病毒性の強いSARSウイルスの仲間であり、しかも一本鎖RNAウイルスであるため遺伝子変異をしやすいことが指摘されていますが、すでに複数の種類に変異しています。

 

武漢型ウイルスに感染して抗体が形成されても、たとえば遺伝子配列の異なる欧州型ウイルスには感染してしまうことが明らかになりました。このことは、1種類のワクチンでは、予防できない可能性があることを意味します。

 

 

〇 ワクチンが無効であるばかりでなく、さらに問題になるのは、コロナウイルスには「抗体依存性増強」(ADE)という現象がすでに報告されていることです。

 

これは、中途半端な、親和性(結合力)の低い抗体が存在したり、抗体の量が減っていたりすると、抗体は逆説的にウイルスの増殖、病気の進行を促進してしまうという現象です。

 

実際に感染するより弱い免疫しか得られないワクチン接種でかえって被害が拡大する可能性があるということの注意は十分に喚起しておかなければならないと考えます。

 

そこで、NATUREという世界で最も権威のあるジャーナルに掲載された論文を、一般人向けにわかりやすく解説した英文記事を入手しましたので、翻訳してご紹介することにしました。

 

「抗体依存性増強」(ADE)については、別の機会に改めてご紹介します。

 

 

 

Hong Kong researchers say they’ve found the world’s first case of covid-19 reinfection

 

香港の研究者らが世界初のコビド‐19の再感染例を発見したと発表

 

 

The discovery could mean the coronavirus is never going away.

 

この発見はコロナウイルスが決して消えることがないことを意味しているかもしれない。

 

by
• Antonio Regalado archive page
August 24, 2020
WIKIMEDIA COMMONS

 

 

The 33-year-old-man arrived by plane in Hong Kong on August 15. After disembarking, he headed to one of the airport’s covid-19 testing stations. Someone swabbed his throat, and then he waited for the results.

 

33歳の男は8月15日に飛行機で香港に到着した。下陸後、彼は空港のコビド19検査場の一つに向かった。誰かが彼の喉を綿棒でぬぐい、彼は結果を待った。

 

 

The man had come down with the coronavirus in March, suffered fever and headaches, and spent two weeks in a hospital. So he probably didn’t expect to test positive again just 142 days later.

 

男性は3月にコロナウイルスに感染し、発熱と頭痛に苦しみ、2週間入院していた。そのため、わずか142日後に再び陽性反応が出るとは思っていなかっただろう。

 

 

But he did. Was it the original infection lingering in his body or had he caught the virus again, something no one had ever shown was possible?

 

しかし、彼は陽性になった。最初の感染が彼の体内に残っていたのか、それとも誰もが可能性を示していなかったウイルスに再び感染してしまったのだろうか?

 

 

Scientists at Hong Kong University say they have the answer. On the basis of a genomic analysis of the virus, they say the man got covid-19 a second time, and are calling his case “the first instance of human reinfection” with the novel coronavirus.

 

香港大学の科学者たちは答えを見つけたと言っている。ウイルスのゲノム解析に基づいて、この男性はコビド19に2度目の感染をしたという。そして彼の症例を新型コロナウイルスの「人間の再感染の最初の例」と呼んでいる。

 

 

The discovery that immunity wears off, if confirmed, could change the math on the pandemic in profound ways. It would mean that surviving the virus is no guarantee of lifelong immunity, that people might have to get vaccinated every year, and that even survivors will still need to wear masks and follow rules on social distancing.

 

免疫が消耗するという発見が確認されればパンデミックの計算を大きく変える可能性がある。 それはウイルスを生き延びたからといって、生涯の免疫力が保証されるわけではないことを意味し、人々は毎年ワクチンを接種しなければならないかもしれないし、生存者であっても、マスクを着用し、社会的距離を保つためのルールに従う必要があることを意味している。

 

 

Most of all, it could mean the coronavirus might strike again and again, never really going away.

 

何よりも、コロナウイルスが何度も何度も襲ってくる可能性があり、決して消えることはないということである。

 

 

“Our findings suggest that SARS-CoV-2 may persist in the global human population as is the case for other common-cold-associated human coronaviruses,” Kwok-Yung Yuen, Kelvin Kai-Wang To, and Ivan Fan-Ngai Hung, all professors at Hong Kong University’s medical school, said in a signed statement obtained by the South China Morning Post.

 

「香港大学医学部のKwok-Yung Yuen教授、Kelvin Kai-Wang To教授、Ivan Fan-Ngai Hung教授は、サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が入手した署名入りの声明の中で、「我々の調査結果は、他のコロナウイルスと同様に、SARS-CoV-2が世界の人間集団に持続する可能性があることを示唆している」と述べています。

 

 

Previously, some people in Japan and elsewhere had tested positive twice for the virus weeks apart, but doctors had concluded that those results were due to test errors or lingering infection.

 

以前、日本と他の地域では、何人かの人々が数週間の間隔で2回ウイルスの陽性反応を示したが、医師たちは、これらの結果は検査のミスか感染が長引いているためだと結論付けていた。

 

 

Researchers in Hong Kong, however, believe that their gene analysis proves this man caught the virus a second time.

 

しかし、香港の研究者は、遺伝子解析の結果、この男性が2回目にウイルスに感染したことを証明したと考えている。

 

 

Because the virus has gradually mutated as it spreads around the globe, different strains have unique genetic fingerprints. When the Hong Kong researchers compared the genetic sequences of the virus that sickened him in March and the one he had in August, they found differences at 24 positions.

 

ウイルスは世界中に広がるにつれて徐々に変異していくため、異なる株には独特の遺伝的痕跡がある。香港の研究者たちは、3月に彼を発病させたウイルスと8月に感染したウイルスの遺伝子配列を比較したところ位置の違いが24カ所あることを発見した。

 

 

“The team showed that the genome sequence of the virus strain in the first episode of COVID-19 infection is clearly different from the genome sequence of the virus strain found during the second episode of infection,” according to the Hong Kong University statement.

 

香港大学の声明によると、「研究チームは、最初のCOVID-19感染エピソードで発見されたウイルス株のゲノム配列は、2回目の感染エピソードで発見されたウイルス株のゲノム配列とは明らかに異なることを示した。」

 

 

It’s known that four common coronaviruses, which cause colds, frequently reinfect people, sometimes within months. That, along with data showing that antibodies to the new virus fade with time, had previously led some scientists to predict that immunity to SARS-CoV-2 would follow a similar pattern.

 

風邪の原因となる4種類の一般的なコロナウイルスは、数ヶ月以内に人に感染することが多いことが知られている。これには新しいウイルスに対する抗体が時間の経過とともに薄れていくことを示すデータによって、SARS-CoV-2に対する免疫力も同様のパターンをたどるだろうと以前から予測していた一部の科学者がいた。

 

 

If true, it is unlikely that herd immunity can eliminate the virus entirely, according to a copy of the case report posted by Chinese media, since people will constantly be losing their immunity, perhaps after a few months.

 

中国メディアが投稿した症例報告書のコピーによると、もしそうであれば、おそらく数ヶ月後には、人々は絶えず免疫力を失っていくことになるので、集団免疫でウイルスを完全に排除できる可能性は低いとのことである。

 

 

That doesn’t mean the virus will remain the danger it is today. People who’ve been infected, or vaccinated, might have fewer symptoms the second or third time around.

 

だからといって、ウイルスが現在のような危険な状態になるわけではない。感染した人やワクチンを接種した人は、2回目や3回目になっても症状が少ないかもしれない。

 

 

Some coronavirus experts have suggested that on reinfection the covid-19 germ will stay in the upper airway, causing sniffles, rather than penetrating the lungs to cause pneumonia.

 

コロナウイルスの専門家の中には、再感染したコビド19菌は肺に侵入して肺炎を引き起こすのではなく、上気道にとどまり、鼻詰まりを引き起こすと指摘する人もいる。

 

 

At least in the case of the Hong Kong man, his second infection wasn’t nearly as bad as his first. Doctors say he didn’t show any symptoms of being sick at all.

 

少なくとも香港人の場合、彼の2回目の感染は、彼の最初の感染ほど悪くはなかった。医師によると、彼には病気の症状は全く見られなかったという。

<はじめに>

 

 

前回は「イライラ」に効果のあるツボを紹介しました。

 

 

「膻中」乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあり、

 

 

「百会」は左右の耳の穴と頭の正中を通った交点にあり、

 

 

「太敦」は足の親指の小指側の爪の生え際にあり、

 

 

「中封」内くるぶしの前にある腱と内くるぶしの間にあるというお話でした。

 

 

今回は「気分がふさぐとき」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<気分がふさぐときに効果のあるツボ>

2020-05-12 14-29

 

 

「膻中(だんちゅう)」乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあります。

 

 

「関元(かんげん)」おへそより指4本分下にあります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<はじめに>

 

前回は「更年期」に効果のあるツボを紹介しました。

 

 

「血海」膝の内側のお皿の上、指3本分上にあり、

 

 

「太衝」は足の親指と人差指の間をなぞって指の止まるところにあるというお話でした。

 

 

今回は「イライラ」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<イライラに効果のあるツボ>

2020-05-12 14-23

 

 

「膻中(だんちゅう)」乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあります。

 

 

「百会(ひゃくえ)」は左右の耳の穴と頭の正中を通った交点にあります。

 

 

「太敦(たいとん)」は足の親指の小指側の爪の生え際にあります。

 

 

「中封(ちゅうほう)」内くるぶしの前にある腱と内くるぶしの間にあります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

 

各会場の参加人数制限が緩和されました。

 

8月から日曜日の稽古が新たに加わりました。

 

SUBARU総合スポーツセンターは駐車場が利用できます。

 

 

 

  • 月曜日(第4月曜は休館につき休み)

 

三鷹支部:SUBARU総合スポーツセンター

 

午後1時~3

1部:午後1時~2時(定員8名)主としてシニア会員(修錬生以上)向け

 

2部:午後2時~3時(定員8名)主としてジュニア会員(訓練生・体験生)向け

 

 

 

  • 火曜日

 

中野支部:鷺ノ宮温水プール

 

午後8時~9時(定員8名)

9月から定員が増えました(5名⇒8名)

 

 

 

  • 金曜日

 

中野支部:鷺ノ宮温水プール

 

午前10時~11時(定員8名)

9月から定員が増えました(5名⇒8名)

 

 

 

  • 土曜日

 

新宿支部:ハイジア(ウェルネスエイジ)

 

午後3時~4時(定員20人)

全面(4レーン)使用、各レーン定員(概ね5名)

 

 

 

  • 日曜日(第2・4日曜日に開催)

 

水氣道本部主宰:SUBARU総合スポーツセンター

 

午後3時~5

第1部:午後3時~4時(定員8名)主としてシニア会員(修錬生以上)向け

 

2部:午後4時~5時(定員8名)主としてジュニア会員(訓練生・体験生)向け

<はじめに>

 

 

前回は「生理痛」に効果のあるツボを紹介しました。

 

 

「太白」は足の親指の内側で、骨が出っぱっているところのすぐ後ろです。

 

 

「三陰交」内くるぶしから指4本分上にあります。

 

 

「陽池」は手の甲側で手首の中央にあります。

 

 

今回は「更年期」に効果のあるツボを紹介しましょう。

 

 

 

<更年期に効果のあるツボ>

2020-05-12 14-19

 

 

「血海(けっかい)」膝の内側のお皿の上、指3本分上にあります。

 

 

「太衝(たいしょう)」は足の親指と人差指の間をなぞって指の止まるところにあります。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭