9月16日(水)

 

Deutschland und China: Bilaterale Beziehungen
17.08.2020 - Artikel

ドイツと中国:二国間関係

 

17.08.2020 – 記事

 

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Die Bundesrepublik Deutschland und die Volksrepublik China haben 1972 diplomatische Beziehungen aufgenommen. Seit 1972 haben sich die deutsch-chinesischen Beziehungen zu großer Vielfalt, beachtlicher Dichte und politischer Substanz entwickelt.

 

ドイツ連邦共和国と中華人民共和国は1972年に国交を結んだ。1972年以降、独中関係は大きな多様性、相当な密度、政治的実体を持ったものに発展してきた。

 

 

Mit einem Handelsvolumen von gut 200 Milliarden Euro war China auch 2019 der wichtigste Warenhandelspartner Deutschlands. Angesichts internationaler Krisen und wachsender globaler Herausforderungen (u.a. Covid-19, Klimawandel) kommt der deutsch-chinesischen Zusammenarbeit und Abstimmung im Rahmen der „Umfassenden Strategischen Partnerschaft“ eine große Bedeutung zu. China sieht Deutschland nicht nur wirtschaftlich, sondern auch politisch als einen Schlüsselpartner in Europa. Regelmäßige hochrangige politische Abstimmung in circa 80 Dialogmechanismen sowie dynamische Handelsbeziehungen, Investitionen, Umweltzusammenarbeit, kultur- und wissenschaftspolitische Zusammenarbeit prägen die Beziehungen. Deutschland setzt sich zudem für engere Beziehungen der EU mit China und eine Stärkung der EU-Einigkeit gegenüber China ein.

 

貿易額が2000億ユーロと好調で、中国は2019年もドイツの最重要貿易相手国となった。国際的な危機と増大する世界的な課題(Covid-19、気候変動を含む)に鑑み、「包括的戦略パートナーシップ」の枠組みの中でのドイツと中国の協力と調整は非常に重要である。中国はドイツを経済的だけでなく政治的にも欧州の重要なパートナーと見ている。約80の対話メカニズムにおける定期的なハイレベルな政治調整、ダイナミックな貿易関係、投資、環境協力、文化的・科学的協力が関係を形成している。ドイツはまた、EUと中国との関係を緊密化し、対中でのEUの結束を強化することを約束している。

 

 

Trotz der insgesamt positiven Entwicklung unserer bilateralen Beziehungen bestehen weiterhin grundsätzliche Meinungsunterschiede. Dies gilt insbesondere für die Menschenrechte, vor allem für die persönlichen Freiheitsrechte und Fragen der Geltung internationalen Rechts, der internationalen Ordnung und der Auslegung von Multilateralismus. Es bleibt ein wichtiges Interesse Deutschlands, dass China die Offenheit seiner Märkte erhöht, seine wirtschaftliche Entwicklung fortsetzt, rechtsstaatliche Strukturen und Sozialsysteme entwickelt, mehr politische und ökonomische Partizipation zulässt, Minderheitenfragen friedlich löst und auch in diesem Sinne sein Engagement in internationalen Institutionen und für eine regelbasierte internationale Handelsordnung gestaltet. Ein wichtiges Kooperationsinstrument zur Entwicklung von mehr Rechtsstaatlichkeit ist der Rechtsstaatsdialog sowie der bilaterale Menschenrechtsdialog.

 

二国間関係は全体的に前向きに発展しているが、根本的な意見の相違は依然として残っている。これは特に人権、特に個人の自由権と国際法の適用、国際秩序、多国間主義の解釈の問題に適用される。中国が市場の開放性を高め、経済発展を続け、法の支配と社会システムに基づく構造を発展させ、より多くの政治的・経済的参加を可能にし、少数民族問題を平和的に解決し、その意味で国際機関への関与とルールに基づく国際貿易秩序を形成することは、ドイツの重要な関心事であり続けている。より多くの法の支配を発展させるための重要な協力手段として、法の支配対話と二国間の人権対話がある。

 

 

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情報

 

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この文章は基本的な情報を表しています。定期的に更新されています。情報の正確性と完全性については、いかなる保証もいたしません。

9月16日(水)
第3週:消化器・肝臓病・腫瘍医学  
 

前回はこちら 

 

本日は血液所見に絞って検討してみたいと思います。一口に血液検査といっても複数の内容があります。末梢静脈(通常は腕から)採血した血液(静脈血)は、おおよそ基本的には、血液検査用と、血清生化学検査用、その他、に別けられ、採血時に、それぞれ専用のスピッツ(試験管)に分注されます。血液検査とは、血液(静脈血中)の血球成分であり、各種血球数等の算定を行うものです。これに対して、血清生化学検査とは、非血球性の液体成分を対象とした検査です。

 

その中でより基本的なのは血液検査で、3血球系(赤血球、白血球、血小板)の数を算定するものです。

 

❶ 35歳の女性

 

❷ 摂食早期の満腹感と心窩部痛を主訴に来院した。

 

❸ 6カ月前から摂食早期の満腹感を自覚し、

 

❹ 特に脂っぽいものを食べると心窩部痛が出現するために受診した。

 

❺ 便通異常はない。

 

❻ 既往歴に特記すべきことはない。

 

❼ 身長158㎝、体重46㎏(6か月間で3㎏の体重減少)。

 

❽ 腹部は平坦、軟で、肝・脾を蝕知しない。

 

❾ 血液所見:赤血球408万、Hb12.8g/dL、Ht39%、白血球5,300、血小板20万。

 

❿ 血液生化学所見:アルブミン4.1g/dL、総ビリルビン0.8㎎/dL、AST21U/L、ALT19U/L、LD194U/L(基準120~245)、ALP145U/L(基準115~359)、
γ-GT14U/L(基準8~50)、アミラーゼ89U/L(基準37~160)、
尿素窒素15㎎/dL、クレアチニン0.7㎎/dL、尿酸3.9㎎/dL、
血糖88㎎/dL、HbA1c5.6%(基準4.6~6.2)、
総コレステロール176㎎/dL、トリグリセリド91㎎/dL、
Na140mEq/L、K4.3 mEq/L、Cl101 mEq/L。

 

⓫ 上部消化管内視鏡検査および腹部超音波検査に異常を認めない。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

<再診Step1>

 

血液検査は、基本的検査ですので、一般の方にも親しみのある検査項目だと思います。本症例のように、栄養障害の傾向が疑われるケースにおいては、貧血およびその重症度、もしくはその傾向が生じていないかどうか、などを把握しておくことが健康管理にも役に立ちます。その際には、赤血球(RBC)および、それに関連する血色素(Hb)量、ヘマトクリット値などが大切な指標になります。なお、極端な栄養障害がある場合には、白血球数(WBC)、とくにリンパ球数も減少してきます。

 

ここで、もう一度病歴を簡単に振り返ってみます。

 

❷ ❸ 摂食早期の満腹感(6カ月前から)と心窩部痛を主訴に来院した。

 

  ⇒「摂食早期」(食物の小量摂取)で胃の膨張を感じる病態は、「早期腹満感」と呼ばれます。これは、予想したより少量の摂取で胃が満杯になる感じを指します。そのため、それ以上食べられなくなれば体重減少を来し得ます。慢性的な早期飽満感(食後愁訴症候群)のみであれば、機能性ディスペプシアの他に、呑気症、摂食障害なども疑います。しかし、心窩部痛(心窩部痛症候群)も訴えているところから、機能性ディスペプシア(RomeⅢ基準)に当てはまります。

 

 

❹ 特に脂っぽいものを食べると心窩部痛が出現するために受診

 

  ⇒ 胃内容物排出機能低下(胃内停滞時間延長)、下部食道括約筋弛緩・胃食道逆流症(逆流性食道炎)、胆石症、胆嚢ディスキネジア、コレシストキニン分泌異常、機能  性ディスペプシアなどを疑います。

 

 

❺ 便通異常はない。

 

  ⇒便秘症・下痢症、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患等は否定的です。

 

 

❼ 身長158㎝、体重46㎏(6か月間で3㎏の体重減少)

 

  ⇒体重減少は、食事摂取量不足の他に、消化管における消化・吸収機能の低下、感染症、膠原病、悪性疾患の他、精神心理的な評価も必要です。

 

 

❽ 腹部は平坦、軟で、肝・脾を蝕知しない。

 

  ⇒腹部腫瘤、肝・脾腫やその他の腹部腫瘤、腹水、腹膜炎などは否定的です。

 

 

❾ 血液所見:

 赤血球408万<410万・・・赤血球数は血液1㎟あたり、男性は500±60万、
女性が460±50万ですので、若干少ない方です。

 

 Hb12.8g/dL>12.0 g/dL・・・貧血は認めません。

 

 Ht39%>35%・・・ヘマトクリット値(ヘマトクリットち、hematocrit)は、血液(ヘマト)中に占める赤血球の体積の割合を示す数値。貧血検査などに利用されます。全ての血液100ml中の赤血球容積の割合を%で表わし、成人男性で40-50%(平均45%)、成人女性で35-45%(平均40%)程度が正常値であるとされます。貧血は認めません。また悪性疾患などの慢性消耗性疾患も否定的です。

 

 白血球5,300・・・基準となるのは、男女ともに、1ミリ立方メートルのなかに4000~9000個。また上下一割程度は許容範囲と考えていいでしょう。ただ基準値内でも、同じような状態で検査をして、以前の検査値と大きく変動した場合は注意が必要です。この症例は正常範囲にあります。したがって、炎症性疾患(胆管・胆嚢炎、胸膜・腹膜炎、膀胱炎など)は否定的です。

 

 血小板20万・・・血小板は1ミリ立方メートル中に、13万から37万個。基準値には大きな幅がありますし、個人差もありますので、上下一割前後は許容範囲と考えてよいでしょう。この症例は正常範囲にあります。

 

この症例での血液所見には明らかな貧血は認められませんでした。
平均赤血球容積(MCV)

=Ht(%)×10/RBC(×10⁶/μL)(fL)
=39×10/4.08
=95.6(fL)

 

MCV(80~100fL)⇒正球性であるため、栄養障害に伴う一般的な貧血である
鉄欠乏性貧血(小球性)傾向を認めず、潜在性鉄欠乏性貧血の可能性も高くありません。

 

このように見ていくと、問診および診察所見から疑われていた栄養障害(軽度~中等度までの)は、貧血を来すには至っていないことが明らかになりました。

 

これまでの段階で、臨床評価の5項目である1)所見の評価、および、2)状態の評価、のおおよそは把握できたことになります。その結果、3)緊急性の評価(緊急性に乏しい)、4)重症度の評価(重症度は低い)、という暫定的な結論が得られます。

 

しかしながら、患者さんの訴える苦痛の程度は、必ずしも、緊急性や重症度とは相関しません。むしろ、「緊急性や重症度においては特段の問題はない」ということを医師から告げられると、いっそう苦痛と苦悩が増し加わるといったこともたびたび経験します。その場合に大切にしたいのが、5)診療計画の評価です。

 

これは、複合的・重層的な視点から、患者さんの訴えを理解し、問題解決に繋げていくことに役立ちます。

 

これまでの身体所見をまとめてみますと、体重減少が見られ、経時的に、徐々に栄養障害の傾向がみられたが明らかな貧血には至っていない、ということになります。そこで再検討しておきたいのは、これだけで、患者さんの栄養評価をして良いのか、という問題意識です。

 

器質性疾患と比べて、機能性疾患の診断は一般に困難です。それは、病気を見逃しやすいからでもあります。そのために除外診断を丁寧に行ないます。より具体的に言えば、十分な鑑別診断と必要な検査の選択が重要になってきます。

 

本症例では病的体重減少があるため、上・下部消化管を始め、循環・呼吸器系、内分泌系、女性器系の検索も必要になります。

 

 

そこで、まず貧血以外の栄養指標を確認していきたいと思います。

 

❿ 検査のオーダー(血液生化学):

 

A)栄養評価指標
  

・蛋白質栄養⇒血清アルブミン、尿素窒素など
  

・脂質栄養⇒総コレステロール、トリグリセリドなど
  

・電解質(ミネラル)栄養⇒Na、K、Clなど

 

 

B) 代謝指標

・糖質(炭水化物)代謝⇒血糖、HbA1c
  

・核酸(プリン体など)代謝⇒尿酸

 

 

C) 栄養・代謝関連臓器機能指標
  

・肝機能⇒AST、ALT
  

・胆道系機能⇒総ビリルビン、γ-GT
  

・膵(外分泌)機能⇒アミラーゼ
  

・腎機能⇒クレアチニン、尿紙窒素
  

・その他⇒LD、ALP

 

 

 

この症例は ❶ 35歳の女性、という若さを考慮すれば、基本的には以上の検査項目で十分であると判断されがちです。しかし、私は大切な項目が見逃されていると考えます。

 

 

 

当院のケースです。

 

血液検査、超音波検査、レントゲン検査、CT検査など、ありとあらゆる検査結果を持参されましたが、決め手となる異常所見を認めないために担当医の先生も苦慮されていたようです。ただし、紹介状には「齲歯なし、齲歯治療痕多数あり」とあり、わかりやすく言えば、虫歯の治療の形跡が多数観察される、ということです。歯科領域の情報も大切なのですが、伝統的に医科と歯科は分立してきたため、思わぬピットフォールになることがあります。私は、ここで、骨代謝障害⇒骨栄養(Ca、P、ALPおよび活性化ビタミンD)や骨量(骨密度)の精査が必要であると考えて検査項目に加えましたが、それは、正解でした。

 

これらについても、明日解説いたします。

9月15日(火)

英国大手のアストラゼネカ社が治験中断を発表した一方で、ロシアのガマレヤ研究所のワクチンは着々と前進しているのでしょうか。

 

同様にワクチンの開発を急いでいる欧米の製薬会社大手や研究者は、ロシアのワクチンの安全性に対して科学的な立場から懐疑的な態度をとっていますが、実際の所は利権がらみの見解なのではないと思えてくる節があります。

 

私は、英国アストラゼネカはチンパンジーのアデノウイルスを使っていることに注目しています。

アストラゼネカがベクターとしてチンパンジーのアデノウイルスを選択しているのは、ヒトアデノウイルスへの過去の暴露によって、免疫がベクターを攻撃するリスクを回避するためだと述べています。これは、研究準備期間が短いための答弁ではないか疑っています。

 

これに対して、ロシアのガマレヤ研究所のワクチンはヒトのアデノウイルスを使っていますが、他の諸国に先んじて、以前からヒトアデノウイルスをベクターとする研究実績が重ねられていることを確認することができます。

 

ロシア初の新型コロナウイルスワクチンとして承認されたガマレヤ研究所のワクチンを支持する人からは、ガマレヤ研究所がヒトのアデノウイルスをベースにしています。

ロシア政府系のロシア直接投資基金(RDIF)総裁のキリル・ドミトリエフ氏は「ヒトのアデノウイルスを使ったプラットフォームは、ほかの新しいプラットフォームと比べて安全性が高く、研究もなされている」とロイターに語ったとの報道については、このサイトでも掲載したばかりです。

 

そこで、今回は直接、ロシアのガマレヤ(Гамалеи)研究所の公式サイトを検索してみました。すると

 

トップページでは以下のように紹介されています。

 


Национальный исследовательский центр эпидемиологиии микробиологии имени почётного академика Н. Ф. Гамалеи, основанный в 1891 году, является ведущим в своей сфере исследовательским учреждением в мире.

 

1891年に設立された国立疫学・微生物学研究センターは、名誉学者N.F.ガマレヤの名を冠しており、この分野では世界をリードする研究機関です。

 

<その下には、以下の項目があります>

 

Взаимодействие со СМИ
メディアとの交流

 

25 Августа 2020
Минздрав России выдал Центру Гамалеи разрешение на проведение пострегистрационного клинического исследования вакцины от коронавируса.
Подробнее

 

 2020年8月25日
ロシア保健省は、コロナウイルスワクチンの登録後臨床試験のための許可証をGamaleyaセンターに発行した。

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25 Августа 2020
Минздрав России зарегистрировал вакцину от коронавируса Центра им. Гамалеи в форме лиофилизата.
Подробнее

 

 2020年8月25日
ロシア保健省は、ガマレヤセンターのコロナウイルスに対するワクチンをリオフィリセートの形で登録しました。
続きを読む

 

いずれも8月25日の記事ですが、2番目のワクチンをリオフィリセート?の形で登録したというところが判りづらいので、この記事を読んでいくことにします。

 

 

Минздрав России зарегистрировал вакцину от коронавируса Центра им. Гамалеи в форме лиофилизата

 

Лиофилизата(リオフィリセート?)という言葉は馴染みが薄いので、英訳してから、使用例を検索してみました。

 

ロシア語в форме лиофилизата 

⇒ 英語 in the form of lyophilizate

 

すると、・・・


In addition the invention relates to the process for the production of this stable lyophilisate as well as the use of a sugar or amino sugar, an amino acid and a surfactant as stabilizers for therapeutic or diagnostic agents containing antibodies.

さらに、本発明は、抗体を含む治療薬または診断薬の安定化剤としての糖またはアミノ糖、アミノ酸および界面活性剤の使用と同様に、この安定な凍結乾燥物を製造するためのプロセスに関与する。- 特許庁

 

この情報をきっかけとして、参考にすることができたのは、片頭痛治療薬の一つであるマクサルト®の解説です。

 

MAXALT® MELT 10 mg oral lyophilisates
マクサルトRPD錠(10㎎)(口腔内崩壊錠)

 

どうやら、リオフィリセートとは、個体としての形態をとっているが唾液など体液によって、容易に崩壊する、つまり溶けやすい乾燥個体、という意味のようです。

 

 

Материал опубликован 25 августа 2020 в 20:54.
Обновлён 25 августа 2020 в 20:54.
Минздрав России выдал регистрационное удостоверение на вакцину «Гам-КОВИД-Вак-Лио», разработанную НИЦ эпидемиологии и микробиологии им. Гамалеи Минздрава России и выпускаемую в форме лиофилизата для приготовления раствора для внутримышечного введения.
Вакцина зарегистрирована «на условиях», в порядке, установленном Постановлением Правительства Российской Федерации №441. Регистрация проведена по результатам клинических исследований, в ходе которых препарат показал эффективность и безопасность у добровольцев. Клинические исследования вакцины прошли в июне-августе 2020 г. в Первом МГМУ им. И.М. Сеченова Минздрава России.

 

 ロシア保健省は、Gamaleyaセンターのコロナウイルスワクチンを凍結乾燥物の(薬剤)形体で登録した。
資料は2020年8月25日20:54に公開。
更新日:2020年8月25日 20:54
ロシア保健省は、A.V. Lomonosovにちなんで疫学・微生物学研究所が開発したワクチン「Gam-Kovid-Vak-Lio」の登録証明書を発行した。ワクチンは、ロシア保健省が筋肉内注射用の溶液を調製するために凍結乾燥剤の形で製造している。
このワクチンは、ロシア連邦政府の決議第441号によって確立された手順に従って、「条件付き」で登録されている。登録は、ボランティアの有効性と安全性が確認された臨床試験の結果に基づいて行われた。このワクチンは、2020年6月から8月にかけて、ロシア保健省の第一セチェノフ・モスクワ州立医科大学で臨床試験が行われた。

 

 

Минздрав России выдал Центру Гамалеи разрешение на проведение пострегистрационного клинического исследования вакцины от коронавируса

 

ロシア保健省は、コロナウイルスワクチンの登録後臨床試験のための許可証をガマレヤ研究所に発行した。

 

 

Материал опубликован 25 августа 2020 в 19:18.
Обновлён 25 августа 2020 в 19:18.

 

資料公開:2020年8月25日19時18分
更新日:2020年8月25日 19:18

 

 

 

Минздрав России выдал разрешение на проведение пострегистрационного клинического исследования вакцины для профилактики новой коронавирусной инфекции «Гам-Ковид-Вак» ее разработчику - Национальному исследовательскому центру эпидемиологии и микробиологии им. Гамалеи Минздрава России.

 

ロシア保健省は、新型コロナウイルス感染症予防ワクチン「Gam-Covid-Vak」の開発者である国立疫学・微生物学研究センター(G.I.V. Lomonosovにちなんで命名された)に登録後の臨床研究の許可証を発行した。その開発者は、ロシア保健省の疫学・微生物学のためのGamaleya国立研究センターである。

 

 

 

В исследовании примут участие 40 тысяч добровольцев - граждан старше 18 лет. Продолжительность участия в исследовании для каждого добровольца – полгода со дня вакцинации.

 

調査には4万人のボランティア-18歳以上の市民-が参加する。各ボランティアの試験参加期間は、ワクチン接種日から6ヶ月間とする。

 

 

Исследование пройдет на базе ряда государственных лечебных учреждений города Москвы.

 

研究は、モスクワのいくつかの国立医療機関をベースに行われる。

9月15日(火)
第3週:消化器・肝臓病・腫瘍医学  

 

前回はこちら
 
 
 

令和の時代を迎えるのと同時に「平成時代の医療」を実践してきた<高円寺南診療所>は「令和時代の医療」の実践に対応すべく<杉並国際クリニック>へと名称を一新し、その内容も令和の新時代に対応できるシステムへと徐々に変革を続けています。

 

それは、予防医療・継続医療・先制医療による生涯現役を目指したいというこれまでの患者さんに対して責任ある対応をするためには、新患の受け入れはキャパシティーを超えない範囲に抑えることが大切だということを悟ったからです。

 

令和元年6月に、新患受付の完全予約制、本年6月に、新患のみならず再診も含めての完全予約制を導入したのは大正解でした。そして来年6月には、さらに一歩前進して、『登録会員制』の導入を検討しています。

 

奇しくも武漢ウイルスが発生し、わが国を含む全世界を襲うパンデミックに巻き込まれています。一時は政府も厚生行政も混乱状態に陥り、パンデミック・パニックに陥りましたが、いち早く「令和時代の医療」の実践に対応すべく準備を進めていた<杉並国際クリニック>は、比較的冷静に対応することができ、一定水準の安全性を達成できています。

 

❶ 35歳の女性

 

❷ 摂食早期の満腹感と心窩部痛を主訴に来院した。

 

❸ 6カ月前から摂食早期の満腹感を自覚し、

 

❹ 特に脂っぽいものを食べると心窩部痛が出現するために受診した。

 

❺ 便通異常はない。

 

❻ 既往歴に特記すべきことはない。

 

❼ 身長158㎝、体重46㎏(6か月間で3㎏の体重減少)。

 

❽ 腹部は平坦、軟で、肝・脾を蝕知しない。

 

❾ 血液所見:赤血球408万、Hb12.8g/dL、Ht39%、白血球5,300、血小板20万。

 

❿ 血液生化学所見:アルブミン4.1g/dL、総ビリルビン0.8㎎/dL、AST21U/L、ALT19U/L、LD194U/L(基準120~245)、ALP145U/L(基準115~359)、
γ-GT14U/L(基準8~50)、アミラーゼ89U/L(基準37~160)、
尿素窒素15㎎/dL、クレアチニン0.7㎎/dL、尿酸3.9㎎/dL、
血糖88㎎/dL、HbA1c5.6%(基準4.6~6.2)、
総コレステロール176㎎/dL、トリグリセリド91㎎/dL、
Na140mEq/L、K4.3 mEq/L、Cl101 mEq/L。

 

⓫ 上部消化管内視鏡検査および腹部超音波検査に異常を認めない。

 

・・・・・・・・

 

<初診Step2>

 

この症例の女性のような訴えで来院される方は少なくありません。ここで、前回検討した❸ 6カ月前から摂食早期の満腹感を自覚していたという現病歴について、追加のコメントをします。

 

半年近くに及んで持続している症状をひたすら辛抱して我慢しているような方は令和の時代には大変少なくなってきました。たいていはスマホで検索して、自己診断したり、あるいは、気に入った市販薬を試して様子をみたりするものです。

また、この間に、すでに複数の医療機関を受診していて、たくさんの検査データをファイルして持参される方、これまでの受診歴を隠そうとする方、人さまざまです。

大病院志向・専門医志向は平成10年から20年頃にかけて顕著だった記憶があります。

「大学病院で半日待たされて通いきれないことを悟り、やむなく近所の町医者に」ということを臆面もなく平気でおっしゃる方も少なくありませんでした。

こうした、かつての皆様の言動態度に触発されて切磋琢磨して現在に至っているのですから、心より感謝申し上げたく思っています。

 

そこで、大いに問題であると思ったことは、必須のはずの問診が省かれ、診察も始まらないうちから、検査漬けにされ、薬漬けにされた、という患者さんたちの声です。

 

たとえば、以下のような最も基本的な情報が欠如したまま検査が行われているケースもあります。

これは、大病院の外来担当医の責任ばかりとは言えません。検査の結果が出てから問診を始めるというスタイルが蔓延していることも事実です。

むしろ、そのような医療を強いられざるを得ない医療システムになっているのが当たり前になっているのです。

令和の新型コロナ時代の現実を体験してもなお「赤ひげ」ファンタジーに陶酔しているような患者さんは、ついつい<無いものねだり>をしてしまいがちです。

予防やセルフケアを怠り、お気軽な理想の医療に依存してしまいがちな安易な習慣から自立しておかなおと、今後はとても危い時代になります。

 

 

❺ 便通異常はない。

 

⇒ 異常の有無だけでなく、排便回数や頻度、便の性状について尋ねておくことは必要です。杉並国際クリニックでは、7段階のブリストル便性状スケールで評価することがあります。便秘や下痢といった日常的な表現も、その意味するところは個人ごとに微妙に異なります。1週間も排便が無くとも平気な方や、許容範囲の軟便を下痢と判断して悩む方もおられます。

 

 

❻ 既往歴に特記すべきことはない。

 

⇒ 「既往歴:特記すべきことなし」と書かれている紹介状は鵜呑みにしないようにしています。アレルギー(食物・薬物)などが確認されていないことや、メンタル疾患についての問診がなされていなかった、ということをしばしば経験しています。身体症状の訴えのみの患者さんに対しては、とくにそのような傾向があるような気がします。

 

心身医学・心療内科学的な視点を持っていれば、習慣的に心身相関に配慮した問診を試みます。かつて、市販薬の毒掃丸のテレビCMで「ゆううつな便秘、気になるニキビ・・・毒掃丸」というのがありました。たしかに、ゆううつ・無気力傾向のある方には便秘、不安・緊張傾向のある方には下痢が多いのではないかと思います。

 

患者さんご本人も、慣れてしまっていて病気との関係性に気が付かなければ積極的に教えてくれないものなのですが、日常診療的には、患者さん本来の気質や体質を把握することで大切な手がかりが得られることがあります。

 

 

❼ 身長158㎝、体重46㎏(6か月間で3㎏の体重減少)。

 

⇒身長、体重は最も基本的な身体データです。即、体格指数(BMI)を計算しましょう。
   

受診時のBMI:体重46㎏ ゆえにBMI(現在)=46/(1.58)²=18.4<18.5
よって、受診時現在では低体重
   

発症時のBMI:体重49㎏ ゆえにBMI(6カ月前)=49/(1.58)²=19.6<22.0
発症時のBMIは普通体重と評価されるが至適体重(標準体重)には及んでいません。
   

したがって、栄養障害の判定のためには健常時体重比だけでなく、至適体重(標準体重)比を確認しておく必要があります。

 

この症例の女性の標準体重はBMI=22 ゆえに

標準体重(至適体重)

=22×(身長m)²
= 22×1.58²
=54.9(㎏)

 

健常時体重比:

%健常時体重=現在の体重/健常時体重×100
=46/49×100=93.9>92(%)

 

栄養障害の判定<栄養不良を認めず>

 

 

標準体重比:

%標準体重=現在の体重/標準体重×100

=46/54.9×100=83.8(%)
栄養障害の判定<80~90%:軽度>

 

体重減少率:

体重減少率(%)=(健常時体重-現在の体重)/健常時体重×100

 

6カ月での体重減少率(%)=(1-46/49)×100=6.1%
      

栄養障害の判定<5~10%:中等度>
     

1か月で平均1%強の体重減少が6カ月続いていたことになります。
     
   

体重減少は、臨床上では栄養不良・栄養障害・栄養失調症などに結びつく大切な指標です。上記の栄養評価は、<栄養不良を認めず>、<栄養不良(軽度)>、<栄養不良(中等度)>とそれぞれが異なる結果になります。

 

したがって、正しい臨床評価のためには、何を基準とするのかが大切です。臨床データは個人差が大きいことが少なくないため、患者個人の変化率で評価することが有用であり、現病歴においては、主訴と同様に期間を考慮すること、正常範囲だけでなく標準(理想・至適)値を参考に比較することが大切です。

 

いずれにしても、臨床検査では、貧血や低たんぱく(低アルブミン)血症、脂質栄養障害、低血糖などの有無などを中心に確認することになります。

 

 

❽ 腹部は平坦、軟で、肝・脾を蝕知しない。

 

⇒ 低体重の患者さんの腹部は平坦であることが多いですが、逆に栄養障害のために腹水などが貯留して膨隆していることもあります。腹部が「平坦」でかつ軟らかいと、腹部臓器を触診しやすくなります。正常では肝・脾は触れないので、打診で凡その大きさ等を行います。なお腎は正常でも触診できることがあります。

 

これらは最も初歩的な診察内容なのですが、信頼関係が十分に成立していない段階で、とくに不安感や警戒感の強い方などでは、初診時には確認できないこともあります。問診を兼ねて丁寧に視診を行い、脈診や頸部リンパ節や甲状腺の触診、肩の凝りの状態などから、次第に診察を進めて慣れてきてから、ということもあります。

新型コロナワクチン治験中断についてのまとめです。

 

第1報

安全性のデータを確認する間、投与を中止

 

第2報

ワクチン開発は、過去に例のないスピードで進められていて、専門家からは、安全性を十分検証するよう求める声が出ている

 

第3報

実は2例目の中枢神経障害であった!

9月14日(月)

米中覇権全面兆限戦争の最中にあって、新型コロナウイルスが及ぼした影響は少なくありません。コロナパンデミックについて、ホワイトハウスでジョン・ボルトン氏はどのように働いていたのか、中国に対しては、どのような見方をしていたのかが気になるところです。

 

そこで、2回に分けて彼の証言記録を読んでみることにしました。

 

 

Excerpt from
Chapter 10 Thunder Out of China

第10章 中国からの雷鳴
からの抜粋

 

 

More thunder out of China, in the form of the coronavirus pandemic, came in early 2020. Although epidemiologists (not mention biological weapon experts) will be studying this catastrophe long into the future; the mark of the China’s authoritarian government and social-control systems is all over it. There is little doubt that China delayed, withheld, fabricated, and distorted information about the origin, timing, spread, and extent of the disease; suppressed dissent physicians and others; hindered outside efforts by the World Health Organization and others to get accurate information; and engaged in active disinformation campaigns, actually trying to argue that the virus (SARS-CoV-2) and the disease itself (COVID-19) did not originate in China. Ironically, some of the worst effects of China’s cover-up were visited on its closest allies. Iran, for example, looked to be one of the worst -hit countries, with satellite photos showing the excavation of burial pits for the expected victims of COVID-19.

 

コロナウイルスのパンデミックという形で、中国からさらなる雷が2020年初頭にやってきた。疫学者(生物兵器の専門家は言うまでもなく)は、この大惨事を将来に渡って研究することになるだろうが、中国の権威主義的な政府と社会統制システムの痕跡は、そのすべてを覆っている。中国がこの病気の起源、時期、蔓延、範囲についての情報を遅らせ、保留し、捏造し、歪曲したこと、反対意見を持つ医師などを弾圧したこと、正確な情報を得るための世界保健機関(WHO)などの外部の努力を妨げたこと、そして、ウイルス(SARS-CoV-2)や病気そのもの(COVID-19)が中国で発生したものではないと実際に主張しようとする積極的なディスインフォメーション(註)・キャンペーンに従事したことは疑いの余地がない。皮肉なことに、中国の隠蔽工作の最悪の影響のいくつかは、最も近い同盟国にも及んでいる。例えば、イランは最悪の被害を受けた国の一つであり、衛星写真にはCOVID-19の犠牲者となると予想される人々のために埋葬穴を掘っている様子が写っていた。

 

註:ディスインフォメーション【disinformation】

国家・企業・組織あるいは人の信用を失墜させるために、マスコミなどを利用して故意に流す虚偽の情報。

 

 

With 2020 begins a presidential election year, it was inevitable that Trump’s performance in this global health emergency would become a campaign issue, which it did almost immediately. And there was plenty of criticize, starting with the Administration’s early, relentless assertion that the disease was “contained” and would have little or no economic effect. Larry Kudlow, Chairman of the National Economic Council, said, on February25,” We have contained this. I won’t say [it’s]airtight, but it’s pretty close to airtight.” Market reactions to these kinds of assertions were decidedly negative, which may finally have woken the White House up to the seriousness of the problem. And obviously, in addition to the humanitarian implications, the economic and business consequences would certainly continue to reverberate through the November elections and beyond. Trump’s reflex effort to talk his way out of anything, however, even a public-health crisis, only undercut his and the nation’s credibility, with his statements looking more like political damage control than responsible public -health advice. One particular egregious example was a new report that the Administration tried to classify certain public-health information regarding the United States on the spurious excuse that China was involved. Of course China was involved, which is a reason to disseminate the information broadly, not restrict it. This, Trump was reluctant to do throughout the crisis, for fear of adversely affecting the elusive definitive trade with China, or offending the ever-so-sensitive Xi Jinping.

 

2020年は大統領選挙の年であり、この世界的な健康被害の緊急事態におけるトランプ氏のパフォーマンスが選挙運動の問題になることは必然であり、それはほとんどすぐにそうなった。そして、この病気は「封じ込められている」、経済的な影響はほとんどないだろう、という政権の早い段階での執拗な主張から始まって、多くの批判があった。全米経済評議会のラリー・クドロー会長は2月25日、「我々はこの病気を封じ込めた。気密性であるとはまでは言わないが、ほぼ気密性に近い
と述べた。このような主張に対する市場の反応は否定的なものが多く、ホワイトハウスもようやく問題の深刻さに目を覚ましたのかもしれない。そして明らかに、人道的な影響に加えて、経済やビジネスへの影響は、11月の選挙以降も確実に反響を呼び続けるだろう。しかし、公衆衛生上の危機でさえも、トランプ氏の何かから逃げようとする反射的な努力は、彼と国民の信頼性を損なうだけで、彼の発言は、責任ある公衆衛生上のアドバイスというよりも、政治的痛手の制御のように見えた。特にひどい例としては、中国がかかわっているからというもっともらし口実で、米国に関する特定の公衆衛生情報を機密にしようとしたという新しい報告書があった。もちろん中国が関与していたのではあるが、それならば情報を制限するのではなく、広く情報を広めるべき理由になる。トランプ氏は、中国との決定的な貿易に悪影響を与えたり、常に敏感な習近平氏を怒らせたりすることを恐れて、危機の間中、このようなことには消極的だった。

 

 

 

Other criticisms of the Administration, however, were frivolous. One such complained targeted an aspect of the general streamline of NSC staffing that I conducted in my first months at the White House. To reduce duplication and overlap, and enhance condition and efficiency, it made good management sense to shift the responsibilities of the directorate dealing with global health and biodefense into the existing directorate dealing with weapons of mass destruction (biological, chemical and nuclear). The characteristics of bioweapons’ attacks and pandemics can have much in common, and the medical and public-health expertise required to deal with both threats went hand in hand. Combining the two directorates therefore maximized the opportunities for working more effectively together, as well as raising the priority of biosecurity, by structurally recognizing that the threat could come from either of two direction, natural or man-made. Most of the personal working in the prior global health directorate simply moved to the combined directorate, and continued doing exactly what they were doing before. One person moved to the international organization directorate and continued to work there on health issues in the UN system and other bodies. Like all NSC directorates, most staffers come from other Departments and agencies, and rotate after staffers come from other Departments and agencies, and rotate after one-or two year assignments at the NSC back to their home bases. That process continued. Tim Morrison, the senior director I brought in to handle these matters, and his successor, Anthony Ruggiero, have successfully kept global health a focus.

 

しかし、他の政権批判は軽薄であった。その一つは、私がホワイトハウスに着任した最初の数ヶ月間に行ったNSC(国家安全保障会議)の人員配置の一般的な合理化の一側面を対象にしたものである。重複や重なりを減らし、状態と効率を高めるために、国際保健と生物兵器防衛を担当する部門を、既存の大量破壊兵器(生物・化学・核)を担当する部門に移すことは、経営的にも理にかなっていた。生物兵器による攻撃とパンデミックの特徴には多くの共通点があり、両方の脅威に対処するために必要とされる医療と公衆衛生の専門知識は手を取り合っていた。そのため、2つの部門を統合するならば自然と人工の2つの方向から来る脅威を構造的に認識することで、生命安全の優先度を高めるとともに、より効果的な連携の機会を最大化することができた。以前の国際保健部門で働いていた人たちのほとんどは、統合された部門に移っただけで、以前と同じことを続けていた。一人は国際機関の理事会に移り、そこで国連システムや他の機関の健康問題について働き続けた。他のNSCの理事会と同様に、ほとんどの職員は他の部局や機関から出てきて、職員が他の部局や機関から出てきた後にローテーションし、NSCでの1年か2年の任務を終えた後に、それぞれの拠点に戻ってくる。そのプロセスは続いた。これらの問題を処理するために私が連れてきたシニアディレクターのティム・モリソンと、彼の後任であるアンソニー・ルッジェーロは、国際保健に焦点を当てることに成功した。

 

コメント:

国際政治について何が正解なのかは難しいところですが、国際保健(グローバル・ヘルス)を優先するというボルトン氏の考え方には賛成です!

9月14日(月)
第3週:消化器・肝臓病・腫瘍医学  

 

日常診療において、特に気の毒に思える患者さんにはいくつかのタイプがあります。その典型的なタイプの一つは、「多くの医師に見放され続けてきた」という方々です。実際に医師が患者を見放したのかどうかが問題なのではなく、患者さんがどう感じておられるのかが問題になります。もちろん、思い込みや考えすぎの場合もありますが、確かに、患者さんが「見放された」と受け取ってしまいかねないことを、神ならぬ生身の人間である医師も行ってしてしまうことはあり得ます。そうした厳しい現実に直面することがあることは、ここで正直に告白しておきましょう。

 

患者さんたちが「見放された」と感じる局面は色々でしょう。いまだに原因不明の病気や「不治の病」があります。医学の進歩と共にこうした病気は少なくなっているかというと、残念ながら、そうばかりとも言えません。その原因は医学の限界ばかりでなく、医療制度、とくに保険医療の限界に関わる問題であったりもします。さらには、医療経営にも密接にかかわってきます。とくに近年の医療経営は厳しさを増し、経営を存続させていくだけでも至難の業です。本来であれば診ることができる患者さんを、すべて引き受ければ医療経営は安定する、という単純な理屈は通らないのです。

 

今回は、「こんなに辛い症状はあるのに、どんな検査をしても異常が見つからない。」という典型症例が第114回医師国家試験(令和2年)問題として出題さていますので、この症例を通して、皆さまと共に、現実の医療を見つめていきたいと思います。

 

❶ 35歳の女性

 

❷ 摂食早期の満腹感と心窩部痛を主訴に来院した。

 

❸ 6カ月前から摂食早期の満腹感を自覚し、

 

❹ 特に脂っぽいものを食べると心窩部痛が出現するために受診した。

 

❺ 便通異常はない。

 

❻ 既往歴に特記すべきことはない。

 

❼ 身長158㎝、体重46㎏(6か月間で3㎏の体重減少)。

 

❽ 腹部は平坦、軟で、肝・脾を蝕知しない。

 

❾ 血液所見:赤血球408万、Hb12.8g/dL、Ht39%、白血球5,300、血小板20万。

 

❿ 血液生化学所見:

アルブミン4.1g/dL、総ビリルビン0.8㎎/dL、AST21U/L、ALT19U/L、LD194U/L(基準120~245)、

ALP145U/L(基準115~359)、γ-GT14U/L(基準8~50)、アミラーゼ89U/L(基準37~160)、

尿素窒素15㎎/dL、クレアチニン0.7㎎/dL、尿酸3.9㎎/dL、

血糖88㎎/dL、HbA1c5.6%(基準4.6~6.2)、

総コレステロール176㎎/dL、トリグリセリド91㎎/dL、

Na140mEq/L、K4.3 mEq/L、Cl101 mEq/L。

 

⓫ 上部消化管内視鏡検査および腹部超音波検査に異常を認めない。

 

・・・・・・・・・・・・

 

<初診Step1>

初診の患者の診療に当たって留意すべきことは、初期対応のための基礎的な評価を念頭において診療することだと考えます。

具体的には、1)所見の評価、2)状態の評価、3)緊急性の評価、4)重症度の評価
および5)診療計画の評価などです。

 

当クリニックの前身であった高円寺南診療所の歴史は、ほぼ平成時代の30年間に重なります。そこで私が実践してきたことは、「平成時代の医療」でした。

それは、具体的に言えば、<原則として予約制をとらず、診療受付時間内であれば、あらゆる受診者を受け入れる方針>に則った医療でした。

 

なぜ、この方針を採ったのかというと、そもそも私はプライマリケアといって、地域社会での本格的な総合診療を展開しようと考えていたからです。

そして、そのコンセプトに基づく診療による臨床の経験の蓄積は、確かに計り知れないくらい豊かなものになりました。

しかし、同時にそこには予期せぬ大きな落とし穴がいくつも隠されていました。これについては、おいおいお話しさせていただくことになるでしょう。

 

 

❶ 35歳の女性 ⇒ 比較的若い女性が腹部症状を訴える場合は、多様な原因があるために慎重な判断を要します。この場合、基本的には、症状の発症時期と経過(急性or慢性)、食事との関連性、飲酒習慣を含む食生活、喫煙習慣、排便習慣、使用薬物、既往歴、月経(妊娠)などの病歴聴取が必要です。

医学生時代や研修医の頃、女性を診たら妊娠を疑え、そして、妊娠を疑ったら外妊(子宮外妊娠)を疑え、という教えがありました。

妊娠可能年齢である35歳の女性にとって、外妊は場合によっては生命に関わる緊急性があるため、3)緊急性の評価、においては常に念頭においておかなければなりません。自力歩行で外来受診する患者さんであれば、緊急性はない、という思い込みは大変危険です。

 

特に、ストレス環境の有無や精神・心理的な症状を伴う場合には、より具体的に、発症の背景因子、症状出現の契機を含む増悪因子あるいは軽快因子、または症状持続因子などを丹念に検討していく必要があります。

 

腹部のみならず少なくとも胸部などを含めた身体診察を行っていきます。 

 

 

 

❷ 摂食早期の満腹感と心窩部痛を主訴に来院した。

 

②―1)「満腹感」を来す疾患
⇒ 「満腹感」とは、十分な食物摂取によって生じる感覚です。したがって、健康な人でも食べ過ぎなどによって経験することがあります。
         

これと紛らわしいのは「膨満感」であり、これは食物摂取によらず腹部が張る感覚です。その原因は、消化管ガス貯留・胃内停水・腹水貯留・腹部腫瘤などです。

しかし、実際には両者には明確な区別がつきにくいことがあります。特に本症例のように「摂食早期」に生じる「満腹感」もこのようなケースに該当します。

      
②―2)「心窩部痛」を来す疾患
⇒ 疾患の存在を疑うべき器官系統は、消化器官を筆頭に、肝胆膵系疾患の他に、循環器疾患、呼吸器疾患、腎尿器系疾患、女性器疾患など身体の広範な領域に及びます。

また、これら身体疾患ばかりでなく、精神神経系疾患の可能性もあります。さらに、身体か精神かという二者択一ではなく、心身両面が密接に関与する心身症も忘れてはなりません。

 

 

 

❸ 「6カ月前から摂食早期の満腹感を自覚

⇒自覚症状の出現は「6カ月前から」であるため、少なくとも急性疾患は否定的であり、慢性疾患であることを前提に病態を考えていくことになります。

    

カルテ記載において望ましいのは、主訴:満腹感、ではなく、主訴:満腹感(6カ月前から)というふうに期間を併記すること、あるいは期間を含めて主訴とするように教育されてきましたが、これは、とても大切な教えだと思います。このような習慣によって、3)緊急性の評価、4)重症度の評価 がより容易になることは確かです。この症例においては、いずれの評価項目も、直ちに大きな問題はなさそうです。

    

また、症状出現の契機(引き金)は「摂食早期」であることより、食物の少量接種で胃が膨張する感覚をもたらす疾患を検討することになります。空気嚥下症(呑気症)、機能性ディスペプシア、摂食障害などを考慮します。

 

 

❹ 特に脂っぽいものを食べると心窩部痛が出現するために受診した。

⇒症状出現の、より特異的な契機(引き金=誘発因子)は、「脂っぽい」食物ということです。「脂っぽい」食物は、健常人においても胃の蠕動運動を低下させ、下部食道平滑筋の弛緩をもたらす他、胃内停滞時間(胃内容排出速度)を遅延させ、コレシストキニンの分泌を促すことによって胆嚢収縮と十二指腸のファーター乳頭括約筋を弛緩させ胆汁分泌を促進します。そこで、胃・食道逆流症(逆流性食道炎)、胆石症、胆嚢ディスキネジア、機能性ディスペプシアなどを考慮します。

    

 

 

2)状態の評価においては、主訴となる症状が持続的なのか間欠的なのか、間欠的
であれば、発作性のものか非発作性のものなのか、間欠的に生じる症状は予期可能
(状況依存性)なのか予期不能なのか、という視点が大切です。
 

この症例における主訴は、食事関連性であるため、持続性ではなく間欠性であり、
症状出現は予期可能(状況依存性)であるばかりでなく、増悪因子も認識されていま
す。

したがって、数時間程度であれば自制内(患者さん自身が症状出現をコントロー
ル可能)であるため、3)緊急性の評価、4)重症度の評価においては、いずれも重
篤ではないと見ることが可能です。

したがって、5)診療計画の評価において当面の間は少なくとも他の医療機関への連絡・紹介等は必要なく、そのまま診療を継続していくことになります。


    
しかしながら、プライマリケアを志していた平成時代の前期においては、十分な診察や検査も済んでいない初診の段階で「すぐに大きな病院を紹介状を書いてほしい」という要望を受けることがあり閉口したことが何度もありました。「ここで何ができるというのですか?紹介状を書いていただきたくてわざわざ来たのです。」と見下すような表情で詰め寄られることもありました。皮肉なことに、外来が混雑する時間に限って、そのようなタイプの患者さんが来院されることが多いのです。  

 

必要最低の診療すら行わない段階で「紹介状」を書くことは、多忙な相手方のドクターに対しても申し訳ないことになります。

このような無意味な作業を一方的に命令されて行うことがプライマリケア医の役割ではないはずなのですが、モンスターペイシェントという言葉もない時代でしたので、やむを得ず紹介状を書いておりました。

その患者さんの次の患者さんが不機嫌になるのは已むを得ませんでした。待たされることが嫌な人に限って、他人の時間を惜しみなく奪う傾向があるように思われます。

そのような方は二度と来院されませんが、また二度と来る気がないから強気になれるのだとも思います。

9月13日(日)
週間<外国語>旅行



Relação do Brasil com a China

 

 

ブラジルを知るには中国、中国の世界戦略を知るには、中国の影響を大きく受けているブラジルの現状を知ることが役立つはずだと考えました。そこで、Relação do Brasil com a China

を検索用語としたところ、ポルトガル語版ウィキペディアの記事と、ブラジルのジャーナルの記事にアクセスできました。

 

Relações entre Brasil e China
ブラジルと中国間の関係

 

Origem: Wikipédia, a enciclopédia livre.
As relações entre Brasil e China são as relações diplomáticas estabelecidas entre a República Federativa do Brasil e a República Popular da China. Começaram no início do Século XIX e continuaram até 1949, quando foram interrompidas pela criação da República Popular da China. Em 1974, durante o governo do general Ernesto Geisel, houve um acordo sobre a criação e funcionamento da Embaixada do Brasil em Pequim e da Embaixada da China em Brasília, e as relações entre os países foram normalizadas. Desde então, os laços bilaterais têm assistido a um desenvolvimento principalmente com base nos princípios de não-interferência, igualdade e benefício mútuo.

 

ブラジルと中国の関係は、ブラジル連邦共和国と中華人民共和国との間で結ばれた外交関係である。両国は19世紀初頭に始まり、中華人民共和国の創設によって中断された1949年まで続いた。1974年、エルネスト・ガイゼル将軍政権下の1974年、在北京ブラジル大使館と在ブラジリア中国大使館の設置と機能について合意がなされ、両国関係が正常化された。それ以来、二国間の関係は、主に非干渉、平等、相互利益の原則に基づいて発展してきた。

 

 

A crescente relação econômica e política entre os dois países foi confirmada com a visita de Luiz Inácio Lula da Silva à China, que incluiu 450 representantes de empresas brasileiras. O Ministro das Relações Exteriores, Celso Amorim, observou que a crescente relação poderia ser parte de uma reconfiguração "da geografia comercial e diplomática do mundo".

 

ブラジル企業の代表者450人が参加したルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ氏の訪中により、両国の経済的・政治的関係の高まりが確認された。セルソ・アモリム外相は、関係の拡大は「世界の商業・外交地理学」の再構成の一部になり得ると指摘した。

 

Em 2009 os chineses ultrapassaram os Estados Unidos e tornaram-se o maior parceiro comercial do Brasil.

 

2009年には中国が米国を追い抜き、ブラジル最大の貿易相手国となった。

 

 

O Brasil mantém uma embaixada em Pequim e consulados-gerais em Cantão, Hong Kong e Xangai, e a China mantém uma embaixada em Brasília e consulados-gerais em Recife, Rio de Janeiro e São Paulo.

 

ブラジルは北京に大使館、広東、香港、上海に総領事、中国はブラジリアに大使館、レシフェ、リオデジャネイロ、サンパウロに総領事を置いている。

 

 

História
歴史

 


Encontro diplomático entre o ex-presidente Lula e o presidente chinês Hu Jintao.

 

ルラ前大統領と中国の胡錦濤国家主席との外交会談。

 


O presidente chinês Xi Jinping, com o presidente brasileiro, Jair Bolsonaro em Pequim, outubro de 2019.

 

中国の習近平国家主席、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領と北京で会談(2019年10月)

 

 

O primeiro contato envolvendo Brasil e China ocorreu em 1812, quando a rainha Maria I de Portugal, então no Brasil, importou trabalhadores chineses para trabalhar em uma plantação de chá perto do Rio de Janeiro. Em 1900, uma nova onda de imigrantes da China estabeleceram-se em São Paulo.

 

ブラジルと中国が最初に接触したのは1812年、当時ブラジルにいたポルトガル女王マリア1世が、リオデジャネイロ近郊の茶畑で働くために中国人労働者を移民させたことがきっかけだった。1900年には、中国からの移民の新しい波がサンパウロに入植した。

 

 

As relações formais terminaram com a Revolução Chinesa de 1949 e foram restabelecidas em 1974.[5] No século XXI empresários brasileiros têm sido um pouco frustrado com o que o Financial Times descreveu como um "ritmo lento" do desenvolvimento de alguns aspectos do relacionamento entre os dois países. Por exemplo, o Brasil reconheceu oficialmente a China como uma economia de mercado em 2004, mas em 2009 as alterações correspondentes em acordos comerciais não haviam sido implementadas. No entanto tinha sido alcançado um acordo sobre uma ampla gama de questões e uma excelente relação pessoal tinha sido estabelecida entre os dois presidentes da nação. Em 2010, a Segunda reunião de cúpula do BRIC foi realizada no Brasil, com propostas apresentadas aumentar a cooperação entre Brasil e China sobre questões políticas e relacionadas com o comércio, bem como energia, mineração, serviços financeiros e agricultura.

 

正式な関係は1949年の中国革命で終わり、1974年に再構築された[5] 。 21世紀に入ってからは、ブラジルの企業家たちは、両国の関係のいくつかの側面の発展が「遅いペース」であるとフィナンシャル・タイムズ紙が表現したことに少し不満を抱いている。例えば、ブラジルは2004年に中国を正式に市場経済国として認めたが、2009年にはそれに対応する貿易協定の変更が実施されていなかった。しかし、様々な問題で合意が得られ、二人の大統領の間には素晴らしい人間関係が築かれていた。2010年にはブラジルで第2回BRICsサミットが開催され、ブラジルと中国の政治・貿易関連の問題や、エネルギー、鉱業、金融サービス、農業などの分野での協力を拡大することが提案された。

 

 

O presidente chinês, Hu Jintao, disse em seu discurso ao Congresso Nacional em 12 de novembro de 2004, que "América Latina e China têm experiências semelhantes na obtenção de libertação nacional, defesa da independência nacional e na construção do país". Portanto, "ambos os lados têm os mesmos sentimentos e linguagens". Ele disse que "espera que as relações sino-latino-americanas apoiem ambos os lados nos domínios político, reforcem a complementaridade econômica e realizem uma aproximação cultural".

 

中国の胡錦濤国家主席は16年11月12日、全国議会での演説で、「ラテンアメリカと中国は、民族解放を達成し、民族の独立を守り、国を建てるという点で似たような経験を持っている」と述べた。したがって、「双方が同じ気持ちと言葉を持っている」ということになります。同氏は、「中・ラテンアメリカ関係が政治的領域で双方を支え、経済的補完性を強化し、文化的な和解を達成することを期待している」と述べている。

 

 

Cooperação
協力関係

 

Reunião de líderes dos BRICS durante a 9ª reunião de cúpula do G20, realizada em Brisbane, Austrália, em 2014.

2014年にオーストラリアのブリスベンで開催された第9回G20サミットでのBRICS首脳会議。

 

 

A China se tornou o maior parceiro comercial do Brasil em 2009. O ex-presidente brasileiro Luiz Inácio Lula da Silva e muitos na mídia brasileira consideram a China como um dos "parceiros de negócios comerciais mais promissores do Brasil e um aliado estratégico", devido "a demanda rapidamente crescente por matérias-primas e produtos agrícolas". O comércio bilateral cresceu de 6,7 bilhões de dólares em 2003 para 36,7 bilhões de dólares em 2009.

 

中国は2009年にブラジル最大の貿易相手国となった。 ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ前ブラジル大統領やブラジルのメディアの多くは、「原材料や農産物の需要が急速に高まっている」ことから、中国を「ブラジルで最も有望な貿易相手国であり、戦略的同盟国」の一つと考えている。 二国間貿易は2003年の67億ドルから2009年には367億ドルに増加している。

 

 

China e Brasil cooperam economicamente em vários projetos, como o Satélite Sino-Brasileiro de Recursos Terrestres, preparado desde 1988 e que em 1999 e 2002 construiu com sucesso dois satélites que fornecerão informações importantes sobre recursos naturais. Além disso, a empresa International Satellite Communications Company (INSCOM) foi criada como uma joint venture.

 

中国とブラジルは、1988年から準備され、1999年と2002年に天然資源に関する重要な情報を提供する2つの衛星の建設に成功した「中ブラジル土地資源衛星」など、いくつかのプロジェクトで経済的に協力している。また、合弁会社として国際衛星通信社(INSCOM)が設立された。

 

 

Outro projeto no âmbito do Satélite de Recursos Terrestres é a construção do Porto do Açu, perto do Rio de Janeiro, Vitória e Campos dos Goytacazes, que pode lidar com navios Chinamax para importação e exportação de matérias-primas. Outro grande importante investimento em infraestrutura é a construção de um gasoduto continental, estradas e trens de alta velocidade.

 

土地資源サテライト内のもう一つのプロジェクトは、リオデジャネイロ、ビトーリア、カンポス・ドス・ゴイタカゼスの近くにあるアスー港の建設であり、原料の輸出入のためのチャイナマックス船を扱うことができる。 もう一つの主要なインフラ投資は、大陸ガスパイプライン、高速道路、高速鉄道の建設である。

 

 

O investimento chinês no Brasil tem abordagens estratégicas para consolidar o papel da China na economia brasileira, isso cria alavancagem econômica, amplia a zona de influência de empresas chinesas no Brasil e aumenta a interdependência. Os investimentos chineses no Brasil estão concentrados principalmente nos setores de energia, mineração, siderurgia e petróleo.

 

ブラジルへの中国の投資は、ブラジル経済における中国の役割を強化するための戦略的なアプローチを持っており、これは経済的なレバレッジを作成し、ブラジルにおける中国企業の影響力の範囲を拡大し、相互依存を増加させる。中国の対ブラジル投資は、主にエネルギー、鉱業、鉄鋼、石油部門に集中している。

 

 

Em 2010, apesar da relação geralmente amigável e próxima, o Brasil foi um dos poucos países emergentes a criticar publicamente a política da China em relação à chamada "guerra cambial". O Brasil tem pedido para a China permitir uma valorização mais rápida de sua moeda, o que ajudaria a outros países a competir melhor contra as exportações chinesas. O Brasil também criticou a política dos Estados Unidos, dizendo que tanto a China quanto os estadunidenses devem procurar evitar a escalada de tensão econômica sobre o comércio e as moedas.

 

2010年、ブラジルは概ね友好的で緊密な関係にあるにもかかわらず、いわゆる「交流戦」に関連して中国の政策を公に批判した数少ない新興国の一つであった。ブラジルは中国に対し、中国の通貨上昇を早くして、他国が中国の輸出品に対抗できるようにしてほしいと要請している。また、ブラジルは米国の政策を批判しており、中国と米国の双方が貿易や通貨をめぐる経済的緊張のエスカレートを防ぐよう求めるべきだとしている。

 

9月13日

 

リリック・ソプラノ、隠岐彩夏の世界 

 

藝術歌曲集 小倉百人一首(第二弾)youtube版・初公開

 

<藝術歌曲集 小倉百人一首No2.トスティ50番(高声)で歌う>
に収録している50曲(50首)のうち、女流歌人の作品は、すべて彩夏さんに担当していただきました。

 

小倉百人一首トスティ50番 第29曲 

 

詠み人: 清少納言『小倉百人一首第62番』から

 

まずは、世界第一級の声をお聴きください。

 

こちらで視聴できます

 

なお、第一弾の曲(文章末尾)も 引き続きお楽しみください。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

隠岐さんは、夫君の速人さんとともに一昨年の年末の晦日にこのCDを収録してくれました。

年明け早々に文化庁派遣海外研修生としてニューヨークに留学する準備で多忙な時期であり、また生まれたばかりの男の子を抱えて大活躍の次期でした。

今年のニューヨークはコロナパンデミックで大変なことになってしまったことを想うと、とても不思議な気持ちになります。ともあれ、ご主人と二人目となった男の子と共にお元気でお過ごしの様です。

 

生憎のコロナ禍ですが、現実は現実として受け入れて、新しい時代に向けて着々と準備をしていらっしゃるようです。

すでに今秋以降のプログラムが発表されています。彼女のオフィシャルサイトのプロフィールの最後に、CD「小倉百人一首No.2」(発売元Office Amici) と忘れずに掲載してくださっていることをうれしく思います。

 

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隠岐彩夏 official site から



SCHEDULE

 

 2020年11月6日〜

 

ディズニー・オン・クラシック                       ~

 

まほうの夜の音楽会 2020

 

東京・名古屋・大阪

 

 2020年12月12日(土)15:30開演予定

 

第18回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン

 

世俗的オラトリオ《セメレ》(HWV 58) 全曲 

浜離宮朝日ホール

 

 

 2021年3月12日(金)

 

女性作曲家シリーズvol.3   

 

「ようこそ、ポリーヌ・ヴィアルドのサロンへ」 

 

サントリーホール小ホール

 

 

 2021年7月4日(日)   

 

2020信濃楽友会演奏会 J.S.バッハ「マタイ受難曲」

 

キッセイ文化ホール(松本文化会館) 大ホール

 

 

 2021年7月11日(日)13:30開演予定

 

オルフ祝祭合唱団 オペラ《魔法の笛》 

 

(全曲原語による演奏会形式上演 字幕付)

 

なかのZERO 大ホール

 

 

 

PROFILE

 

隠岐彩夏Ayaka Oki

 

ソプラノ

青森県五所川原市出身。

 

青森県立五所川原高等学校卒業。

 

岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース卒業。

 

東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程、博士後期課程(独唱)修了。

 

R.シューマンの歌曲を研究し博士号(音楽)取得。

 

第60回藝大メサイアのソリストを務める。

 

声楽を佐々木正利、朝倉蒼生、秦貴美子、寺谷千枝子、Nazzareno Antinori, Ira Siff, Mignon Dunnの各氏に師事。Edith Mathis, Robert Holl, Eva Blahová, Mark Padmore, Michael Geesのマスタークラスを受講。

 

2009年第20回友愛ドイツ歌曲コンクール第一位。文部科学大臣賞受賞。副賞としてウィーン(ベーゼンドルファーホール)にてリサイタルを行う。

 

2013年Théâtre Lyrichorégra 20(於モントリオール)日本代表。

 

2013.14年日本演奏連盟宗次エンジェル基金奨学生。

 

2014年度三菱地所賞受賞。

 

2016年Wiener MusikseminarにてEva Blahová氏のマスタークラスを受講。第85回日本音楽コンクール声楽部門第一位、岩谷賞(聴衆賞)、E.ナカミチ賞受賞。

 

2017年トッパンホール主催Michael Gees、Mark Padmore両氏のマスタークラスを受講。

 

2019年文化庁新進芸術家海外研修員、日米芸術家交換計画派遣生日本人フェローとして渡米。ニューヨークにて研鑽を積む。

 

2020年第5回東奥文化選奨受賞。盛岡バッハ・カンタータ・フェライン会員。二期会会員。

 

NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。

 

CD「Gift」(発売元Office Amici)

 

CD「小倉百人一首No.2」(発売元Office Amici)

 

隠岐彩夏オフィシャルホームページ

主な出演歴


J.S.バッハの教会・世俗カンタータやミサ曲、《マニフィカト》《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ロ短調ミサ》《クリスマスオラトリオ》、ハイドン《ニコライミサ》《天地創造》、ペルゴレージ《聖母マリアの夕べの祈り》(日本初演)、ヘンデル《メサイア》《Dixt Dominus》《ソロモン》遊女1・シバの女王、ベートーヴェン《第九》、モーツァルト《戴冠ミサ》《ハ短調ミサ》《レクイエム》、フォーレ《レクイエム》、メンデルスゾーン《パウルス》《エリアス》、ブラームス《ドイツレクイエム》、ドヴォルザーク《スターバト・マーテル》、プーランク《グローリア》等、宗教曲のソリストを数多く務める。

 

オペラでは《愛の妙薬》アディーナ、《ラ・ボエーム》ミミ、ムゼッタ、《カヴァレリア・ルスティカーナ》ローラ役にて出演。

 

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 ソプラノ・リリコ隠岐彩夏

 

藝術歌曲集小倉百人一首No2.トスティ50番(高声)で歌う

 

DISC1-1.1やすらはで寝なましものを(59番)/赤染衛門

 

こちらで視聴できます

 

 


9月12日(土)

 

 

米国トランプ政権の暴露本として話題沸騰中の米国前大統領補佐官(国家安全保障担当)ボルトン氏の著書『それが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録(The Room Where It Happened: A White House Memoir)』は、私たちの知り得ない生の世界情勢を描いています。


この本では、スペイン語圏の中では、ベネズエラが頻繁に登場してきます。巻末のINDEXのVenezuelaの項目の中に、sanctions on, という項目があります。これは、とりもなおさずsanctions on Venezuela (ベネズエラに対する制裁) です。これに関して、何と15カ所の参照頁が記載されています。

 

本日の記事の前半では、上記の最初の部分を読んでいこうと思います。後半では、スペイン語情報によって別の視点から見てみることにしました。

 

Ameria's sanctions on Venezuela,2019 をキータイトルとして、これをスペイン語に直訳するとLas sanciones de Ameria a Venezuela,2019 になります。このスペイン語でネット検索すると、スペイン語の関連情報に容易にアクセスできます。
そこで、今回はスペイン語情報と言っても、ベネズエラのジャーナルではなく、あえてフランス24を選びました。

 

France 24は、フランスの国際ニュース専門チャンネル。この放送局は、CNNやBBCワールドニュース、またアルジャジーラなど国際的なニュース専門チャンネルが影響力を強める中で、「フランス的な価値観を世界に伝える」ためにフランス政府が画策しました。国内のテレビ局であるTF1とフランス・テレビジョンの合弁によって始められ、現在は政府所有の国際放送統括会社フランス・メディア・モンド社傘下です。

 

 

Chapter 9 VENEZUELA LIBRE pp248-249

 

第9章 ベネズエラの自由
 

There is a two-decade-long history of missed opportunities in Venezuela, given the widespread, strongly held opposition to the Chavez-Maduro regime. Shortly before I became National Security Advisor, while Maduro was speaking at a military awards ceremony on August 4, he was attacked by two drones. While the attack was failed, it showed vigorous dissent within the military. And the hilarious pictures of service members fleeing energetically at the sound of explosions, despite regime propaganda, showing just how “loyal” the military was to Maduro.

 

チャベス=マドゥーロ政権への強い反対が蔓延していることを考えると、ベネズエラでは20数年に亘って機会を逃してきた歴史がある。私が国家安全保障顧問になる少し前、8月4日にマドゥーロが軍の表彰式で演説をしているときに、2機の無人機に襲われた。攻撃は失敗したが、軍内では活発な反発が見られた。 政権のプロパガンダにもかかわらず、爆発音で我先に逃げまどう軍人の写真のいくつかは、かの軍がいかにマドゥロに「忠実」であったかを示している。
 

 

Maduro's autocratic regime was a threat due to its Cuba connection and the openings it afforded Russia, China, and Iran. Moscow's menace was undeniable, both military and financial, having expended substantial resources to buttress Maduro, dominate Venezuela’s oil-and-gas industry, and impose costs on the US. Beijing was not far behind. Trump saw this, telling me after a New Year’s Day 2019 call with Egypt’s President Abdel Fattah al-Sisi that he worried about Russia and China: “I don’t want sitting around watching.” Venezuela hadn’t topped my priorities when I started, but competent national-security management requires flexibility when new threats or opportunities arise. Venezuela was just such a contingency. America had opposed external threats in the Western hemisphere since the Monroe Doctorine, and it was time to resurrect it after the Obama-Kerry efforts to bury it.

 

マドゥーロの独裁政権は、キューバとの繋がりと、ロシア、中国、イランに開放されたことで脅威となった。モスクワの脅威は軍事的にも財政的にも否定できないものであり、マドゥーロを弱体化させ、ベネズエラの石油・ガス産業を支配し、米国にコストを課すために多額の資源を費やしてきた。北京もそれと遠からずであった。トランプ氏はこれを見て、エジプトのアブデル・ファッタ・アル・シジ大統領との2019年元旦の電話会談後に、ロシアと中国に憂慮していることを私に伝えた。「何もせずに座視していたくはない」と言っていた。私が始めたときにはベネズエラは優先順位のトップではなかったが、有能な国家安全保障管理には、新たな脅威や機会が生じたときの柔軟性が必要だ。ベネズエラはまさにそのような不測の事態であった。アメリカはモンロー・ドクトリン以来、西半球の外部からの脅威に対抗してきたが、オバマとケリーがそれを葬り去ろうとした後、それを復活させる時が来たのである。
 

 

Venezuela was a threat on its own account, as demonstrated in a December 22 incident at sea, along the Guyana-Venezuela border. Venezuelan naval units tried to board ExxonMobil exploration ships, under licenses from Guyana in its territorial waters. Chavez and Maduro had run Venezuela's oil-and-gas industry into a ditch, and extensive hydrocarbon resources in Guyana would pose an immediate competitive threat right next door. The incident evaporated as the explosion ships, after refusing the Venezuelan requests to land a chopper on board one of them, headed rapidly back into undeniably Guyanese water.

 

ベネズエラは、12月22日のガイアナとベネズエラの国境沿いの海上での事件で実証されたように、それ自体が脅威であった。ベネズエラの海軍部隊が、ガイアナの領海内でガイアナからライセンスを受けたエクソンモービルの探査船に乗り込もうとしたのである。チャベスとマドゥーロはベネズエラの石油・ガス産業を分裂に追い込んでいるため、ガイアナの広大な炭化水素資源は、そのすぐ隣にあって彼らに競争上の脅威をもたらすことになるだろう。爆発に巻き込まれた船は、ベネズエラからのヘリコプターの着陸要請を拒否した後、早々と紛れもなくガイアナ海域を目指して戻っていったため、事件は未然に終わった。
 

 

Shortly after the drone attack, during an unrelating meeting on August15, Venezuela came up, and Trump said to me emphatically, "Get it done", meaning get rid of the Maduro regime. " This is the fifth time I've asked for it," he continued. I described the thinking we were doing, in a meeting now slimmed down to just Kelly and me, but Trump insisted he wanted military options for Venezuela and then keep it because “it’s really part of the United States.” This presidential interest in discussing military options initially surprised me, but it shouldn’t have; as I learned, Trump had previously advocated it, responding to the press question, almost exactly one year earlier, on August 11,2017, at Bedminster,N.J.:

 

無人機攻撃の直後、それとは無関係な8月15日の会議中に、ベネズエラ(の話題)が出てきて、トランプ氏は私に向かって、マドゥーロ政権を追い払えという意味で、強調して"Get it done "と言った。「これで5回目だ」と彼は続けた。私たちが考えてきたことを説明したが、今ではケリーと私だけに狭められた会議で、トランプは自分がベネズエラに向けての軍事的オプションを望んでいたし、「それは本当に米国の一部であるので、それを維持する、と主張した。軍事オプションを議論するこの大統領の関心は、最初は私を驚かせたが、そのようなことになるべきではなかった。つまり、私が知ったように、トランプ氏は以前、ほぼ正確に1年前の2017年8月11日、ベッドミンスターN.J.で、記者の質問に答えて、それを提唱していたからだ。

 

 

‟We have many options for Venezuela, and by the way, I’m not going to rule out a military option. We have many options for Venezuela. This is our neighbor…this is

we’re all over the world, and we have troops all over the world in places that are very, very far away. Venezuela is not far away, and the people are suffering, and they’re dying. We have many options for Venezuela, including a possible military option, if necessary.”

 

「我々にはベネズエラに対して多くの選択肢があります。ところで、我々は軍事的な選択肢を排除するつもりはありません。我々にはベネズエラに対して多くの選択肢があるのです。ここは私たちの隣国なんですよ、ここは。...私たちは世界中にいて、世界中のとても遠い場所に軍隊を置いています。ベネズエラはそう遠くないし、人々は苦しんでいるし、死んでいます。我々はベネズエラに対して多くの選択肢を持っています。必要であれば軍事的な選択肢も考慮します。