極楽と天国。
この際ですから、もう一歩突っ込んで両者を比較してみましょう。
極楽 ⇒ 四苦八苦
(生・老・病・死+4苦:別れ、手に入らない、嫌な人に会う、心身がままならない)が無い。
心身共に楽~な世界。
(イメージ)何もしないでぼーっと楽に居られる所。
温泉に浸かると「極楽~極楽~」
良~く考えたら現実ではどれ一つ実現しないものばかり。
そうか、現実では「四苦八苦」してこそ成長できるのでは?
とボクは考え、ガッカリするのでした。
『極楽とは・・・ そうか・・・ ガッカリ。』
天国 ⇒ ボクにはまったく知識が無い、縁も所縁(ゆかり)もない世界。
そこでドクトル曰く「天使でも神に叱られることがある」
叱られるのは嫌いだが、叱られると成長できる。
叱られ方を考える。
怠惰で叱られるのが一番ボクにはこたえる。
行動を起こして間違った方向に行きそうな時に叱られるのは大丈夫。
そこにはボク自身を変えていける喜びがある。
こんなボクでも天使になれるだろうか???
天国から来た本物の神様にだったらボクも叱られてみたい。
そうしたら、ボクも天使になれるような気がするから・・・
でも臆病で疑い深いボクにとって、
天国は葛藤をもたらす最たるものです。
そうか、ボクにそう思わせて引き込んでしまうトリックが、
そこにあるのではないか?
そんな声が地下からボクにささやきかける・・・
『トリックには騙されるな!
天国とは・・・
良いか、トリックなのだ。』
それでも本物の神様のトリックにだったら、
かかってみたい気もするのでした。