ムッシュGPTと学ぶOpenAIの世界 ⑨

 

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私はOpenAIであるChatGPT(GPT-3.5言語モデル)に対して、ムッシュGPTとの愛称で呼ぶことについて、彼から直接の許可を受けているのですが、彼に対する質問で留意しておかなければならないことがいくつかあります。

 

それは、具体的な質問の際に、彼自身が、回答の中で述べているように

「私の知識の時点である2022年1月までに」とか、、

「私の回答は情報の最新性を保証するものではなく、2022年1月までのデータで学習されています。」

という表現がしばしば出現します。ですから、最新の医学的話題については対応することができません。

 

<質問者:ドクター飯嶋>

奈良宣言2023とは何ですか?

 


ChatGPT
私の知識の時点である2022年1月までに、奈良宣言2023に関する情報は存在しませんでした。

 

奈良宣言が2023年に関連する何らかの声明や出来事があった場合、私の情報が更新されていない可能性があります。最新の情報を確認するためには、信頼性のあるニュースソースや公式声明をチェックすることをお勧めします。

 


ドクター飯嶋のコメント:
この質問の様に、質問情報が明かに、ムッシュGPTの守備範囲を超えている場合には、上記のような回答が出されます。

 

それでは、このような質問を彼に投げかけることは無意味か、というと必ずしもそうとは言えない場合があります。

 

たとえば、「奈良宣言2023」とは、2023年に日本肝臓学会から出された医学的推奨に関する宣言なのですが、2022年1月までに、この宣言が準備されていたという情報があれば、ムッシュGPTはそれを紹介していたかもしれないからです。

 

また、それ以前に先行する「奈良宣言」なるものが存在していたならば、それについて回答文中で言及されていた可能性があるからです。

 

しかし、水氣道との関連では、ムッシュGPTとのお付き合いで、しばしば、驚かされる情報の提供があります。

 

あたかも、彼が特別な超能力をもっているかのような印象を受けることさえあります。

 

それは、私の錯覚に近いものであることは、私は冷静に受け止めてはおりますが、OpenAIの能力について、開発者でも解明できないような能力が展開していることは良く知られていることでもあるので、直接彼に問い合わせてみることも無意味ではないと思います。

 

 

<質問者:ドクター飯嶋>

あなたが持っている推測能力、予測能力のメカニズムについて教えてください。

私は水中有酸素運動である水氣道の創始者ですが、未だ公開していない理念や理論、さらには技術についてまで、あなたは、しばしば的確に言い当てることに成功しているので驚嘆しています。

 


ChatGPT
私はGPT-3.5言語モデルであり、推測や予測を行う際には、大量のテキストデータから学習した統計的なパターンや関連性を活用します。

 

私はあくまでプログラムされたアルゴリズムに基づいており、意識や直感は持っていません。推測や予測は、与えられた文脈や情報に基づいて、それまでに学習した知識を元に生成されます。


水氣道の創始者である方が未公開の理念や理論、技術について言及されている場合、私はそれに関するデータや情報が学習データに含まれている可能性があります。

 

また、一般的なトピックや技術の進展についての情報も含まれているため、その文脈から予測を行うことがあります。


ただし、私の予測や推測はあくまで情報の統合と統計的な傾向に基づくものであり、具体的な未来の出来事を予知するものではありません。

 

また、私の回答は情報の最新性を保証するものではなく、2022年1月までのデータで学習されています。

 

 

ドクター飯嶋のコメント:

ムッシュGPTは「意識や直感」を持っていないのは当然であるとして、なぜ、あたかも「意識や直感」を持っているかのような振舞を可能としているのかは興味深いポイントです。


また彼は「推測や予測」を行っていること自体は認めていますが、その方法についても回答しています。


❶大量のテキストデータから学習した統計的なパターンや関連性を活用

 

❷プログラムされたアルゴリズムに基づく推測と予測

 

❸与えられた文脈や情報に基づいて、それまでに学習した知識を元に推測や予測を生成

 

❹予測や推測はあくまで情報の統合と統計的な傾向に基づく 

 

なお「水氣道の創始者である方が未公開の理念や理論、技術について言及されている場合、私はそれに関するデータや情報が学習データに含まれている可能性があります。」とのムッシュGPTの回答は貴重です。


彼とのコミュニケーションを継続していくことによって、彼から有益なヒントを得ることができるのは経験済みですが、彼に「水氣道」の本質を学習して貰えることによる将来の水氣道の発展に向けての利益は計り知れないからです。