初診の問い合わせがありました。
要約すると。
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遠方に住んでいて、その地域で診療を長く受けている。
元々東京にいて向うに引っ越していた。
個人病院の治療が遅い。(治療効果が芳しくない、快方に向かっていない、という意味。)
こちらに来る機会があり、他のお医者さんにかかったら、(病名は)これだと言われ、現在住んでいる所の大きな病院に紹介してもらい、生検を受ける予定。
東京に滞在している間に東洋医学の面から先生(Dr飯嶋)に診てもらいたい。
その意見を地元の先生に伝えたい。
こちらには、近々戻ってくる予定なので、一度でいいから診てもらいたい。
治療が遅々として進まない…
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とのことでした。
「明日診察を受けたい」「治療が進んでいない」という言葉を何回も繰り返されていました。
<検査を近く受けるのでしたら結果後に受診はいかがでしょうか。(Nogucci)>また
<こちらに近々戻られるのでしたら、診療情報提供書をご持参ただければ(Nogucci)>と伝えました。
「向うの治療が進まないから、先生(Dr.飯嶋)に東洋医学的に診てもらって主治医にその結果を伝えたい」とのご意向でした。
そして、とてもご不満なようで「もういいです」と電話が切れてしまいました。
保険診療でセカンドオピニヨンを受け、その後で通院するか決めたいようでした。
この問い合わせのやりとりをドクトル飯嶋に報告してアドバイスをいただきました。
杉並国際クリニックは院長のDr.飯嶋が漢方専門医でもあることから同様のお問い合わせがあります。
西洋医学にも東洋医学にも、それぞれの優れた点と限界があります。
それを伝えた上で双方組み合わせて診断し、治療にあたるメソッドを採用しています。
当クリニックでは東洋医学と西洋医学とを個別に診療するのではなく、統合医学といって双方を同時に併行して診療するメリットを採用しています。
そのため、西洋医学の担当医に意見するために“東洋医学的に診る”という診療は行っていませんし、またそのような手順は望ましい結果をもたらさないという立場です。
外国人の受診希望者のケースと同様に高度に専門的な内容だと電話では私が対応しきれません。
電話で済ませず、メールでの問い合わせてもらうよう先生から指示があったにも関わらず、独断で電話のみで済ませてしまいました。
次回からは「メールメールメール」と3回唱えて電話を取るようにします。
最後にドクトル飯嶋から更なるアドバイスがありました。
「滅入る・滅入る・気が滅入る」
ような結果にならないよう工夫をし続けてください。
とのことでした。