休職から社会復帰を考えている方のプログラムです

 

 

継続して医師の診察及び、心理士のカウンセリングを受けていただきます

 

 

社会復帰に向けては、回復状況に応じて個別プログラムを組んでいきます

 

 

生活リズムを中心にプログラムを組みます

 

 

☆自律訓練法、運動療法(水氣道等)、鍼治療等のプログラムを受けていただくと、

 

より一層早期の回復が見込まれます

 

<枠組みにとらわれず新たな出会いと可能性に挑む>

 

 

昨日は、日本共産党の議員の方の後援会でコンサートをさせていただきました。

 

MC付きで約1時間、ピアノトリオで演奏して参りました。

 

ポピュラー曲でリクエストをいただいておりました。

 

そこで楽しんでいただけるような曲を約15曲揃えました。

 

 

来週は、ジャズでの演奏会にも出演させていただきます。

 

枠を決めつけず、色々な可能性を拡げていけるよう勉強に励む日々です。

 

来月のコラムでまたご報告します。

今回は今までのストレッチのまとめをしていきましょう。

 

 

このストレッチは検査がとても大切になります。

 

 

下の図をご覧ください。

 

 

例えば腰を反らす動きに違和感があったとしましょう。

 

 

その時は、太腿の前を伸ばすストレッチを行えば良いのです。

 

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首を反らす動きに違和感かあった場合は、

 

 

下図の通りに胸を張るストレッチ

 

 

(気をつけの姿勢の腕の正面のストレッチ)を行えば良いです。

 

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つまり、正面を伸ばす動きが苦手なら脚、腕の正面を伸ばすストレッチを行えば検査の動きが楽になります。

 

 

背面、側面も同じです。

 

 

検査で一番違和感のある動きに対応したストレッチを最初と最後に下肢、上肢の順番で行ってみてください。

 

 

 

それでは、ストレッチの注意を記しておきます。

 

1.腰、首の動きをみて腰に異常がある時は、下肢から(下から) トレッチを行う (腰に異常がなくても下肢からのストレッチを勧めます) 。下肢のストレッチで首の動きが良くなることがかなりの頻度であります。

 

 

2.動作の制限の強いものを中心にストレッチを行う。 (左右差があるときは動きに制限のある方を多く行う)

 

 

3.痛みが出るほど強くストレッチしない。

 

 

4.やり過ぎは禁物です。後で痛くなったら、1日休んでもう一度 やってみましょう。

 

 

5.1つの動作につき、深呼吸3~5(15~20)行ってください。 11~2回、朝、寝る前(風呂あがり)に行うのがよいでしょう。

 

 

ストレッチの手順を記した、PDFファイルを添付しますのでダウンロードし参考にしてください。やさしいストレッチPDF

 

 

 

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

<曝露法とは? 「強迫性障害」のしくみを通して>

 

 

「曝露法」とは、苦手なものにあえて挑戦して少しずつ慣れていくことです。

 

今回は、よりソフトな曝露法について説明いたします。

 

対人恐怖、強迫性障害、パニック障害などによく用いられます。

 

 

例えば、トイレのドアノブを触ると汚れが過剰に気になって

 

長時間手を洗い続ける人がいたとします。

 

 

このような「強迫性障害」のしくみは次のように説明できます。

 

1)トイレのドアノブを触る。

 

2)手にばい菌が付いて汚れたことが気になって仕方がない。<強迫観念

 

3)不安になる。

 

4)長時間、手を何回も洗う。<強迫行為

 

5)“一時的に”不安は下がる。

 

しかし、またトイレのドアノブを触ると、強迫観念と不安が湧き、

 

くり返し強迫行為をせずにはいられなくなる。

 

または、外出先などでトイレに行くことを極力我慢する(苦手な場面を避け続ける)

 

 

ストレス対処 MIYAJI 心理相談室(高円寺南診療所内)

今月のテーマ「血液病の最新医療」

 

 

<輸血後鉄過剰症>

 

 

<再生不良性貧血>や<骨髄異形成症候群>などの骨髄不全症候群では、

 

長期に赤血球輸血を繰り返さざるを得ない場合が多いです。

 

 

生体では鉄の排泄ルートがないために、輸血で体内に入った

 

過剰の鉄は肝臓・心臓・内分泌器官などに沈着していきます。

 

 

肝臓では肝腫大・線維化・肝硬変、心臓ではうっ血性心不全や不整脈をきたします。

 

 

内分泌系では、膵β細胞が鉄沈着により糖尿病が出現し、

 

下垂体系機能も低下します。さらに、鉄過剰は造血系の障害も考えられています。

 

 

輸血後鉄過剰症の診断は、骨髄不全で赤血球輸血依存となった症例で、

 

1)総赤血球輸血量20単位以上

 

2)血清フェリチン値500ng/mL以上

 

鉄キレート療法開始基準:

 

1)総赤血球輸血量40単位以上

 

2)連続する2回の測定で(2ヵ月以上にわたって)血清フェリチン値>1,000ng/mL

 

維持基準:

 

鉄キレート剤により、血清フェリチン値500~1,000 ng/mL

 

 

輸血後鉄過剰症患者に、鉄の蓄積による進行性かつ不可逆的な臓器障害リスクを軽減し、

 

患者予後とQOLの改善を目指す目的で、

 

経口鉄キレート剤のメシル酸デフェロキサミン(デフェラシロクス)の連日投与を行うと、

 

血清フェリチン値の低下、 肝機能障害の軽快や心機能の改善がみられます。

 

 

さらに造血状態も改善し、輸血必要量が減少するケースもあります。

 

 

鉄キレート療法を十分行った場合は生存期間も延長します。

 

 

しかし、デスフェラール(注射製剤)を輸血の際に投与するだけでは効果がありません。

 

最近、経口鉄キレート剤のデフェラシロクス(エクジェイド)が開発され、

 

我が国でも漸く本格的な鉄キレート療法の実施が可能となりました。

 

 

ただし、鉄キレート療法は、余命1年以上が期待できない患者には推奨されません。

 

今月のテーマ「血液病の最新医療」 

 

 

<赤血球増加症>

 

 

真性赤血球増加症は特発性慢性骨髄増殖性疾患の1つです。

 

 

最も一般的にみられる骨髄増殖性疾患です。

 

 

赤血球量の増加(赤血球増加症)を特徴とし,

 

ヘマトクリットと血液粘稠度を上昇させ,血栓症を引き起こすことがあります。

 

 

また肝脾腫が生じることもあります。

 

 

診断には赤血球量の測定と,赤血球増加症のその他の原因の除外が必要です。

 

 

真性赤血球増多症は二次性赤血球増多症の除外鑑別が必要です。

 

 

まず、循環赤血球量が増加しないストレスなどでの相対的赤血球増加症は除外されます。

 

次に、循環赤血球量が増加する絶対的赤血球増加症のうち、

 

低酸素状態、エリスロポイエチン産性腫瘍などにより、

 

血清エリスロポイエチンが増加するものは二次性赤血球増多症です。

 

 

真性赤血球増加症では、血清エリスロポイエチンは低下します。

 

 

真性赤血球増多症の診断基準の大項目の一つに、

 

JAK2V617FもしくはJAK2exon12変異が挙げられています。

 

 

我が国ではJAK2阻害薬(ルキソリチニブ)が保険適応になっています。

 

 

慢性骨髄性白血病(CML)以外の骨髄増殖性腫瘍に共通してJAK2遺伝子変異が認められます。

<生姜無い>

 

気いつけや

 

味見のつもりが、つまみ食い

 

腹がつまって人生つまらん

 

 

※夜中に料理を作って後悔したので もうしません。

 

水氣道1級 高等修練性 加藤博文

 

 

 

今月のテーマ「血液病の最新医療」 

 

 

<急性骨髄性白血病(AML)> 

 

 

急性骨髄性白血病(AML)の診断は通常、症状の確認、血液検査、

 

および骨髄検査(骨髄生検、骨髄穿刺)の結果を組み合わせて行われます。

 

 

ただし、症状からだけでは診断できず、血液・骨髄検査を行い、

 

白血球数の異常と赤血球数や血小板数の減少が見つかれば、

 

急性骨髄性白血病(AML)を強く疑います。

 

確定診断のためには、骨髄液を吸引する「骨髄穿刺」や、

 

骨組織を含む造血組織を採取する「骨髄生検」が必要となります。

 

これらの検査は外来でもできます。

 

 

WHO分類では、染色体異常に伴って形成される融合遺伝子を有する

 

7つの急性骨髄性白血病の病型を規定しています。

 

 

このうち、以下の遺伝子を検出した場合は急性骨髄性白血病の診断基準の一つ、

 

(骨髄中の芽球≧20%)を満たさなくても、

 

骨髄異形成症候群ではなく、急性骨髄性白血病と診断されます。

 

1)t(8;21)(q22;q22)に伴う

 

RUNX1- RUNX1T1(AML1-ETO)融合遺伝子

 

・・・FAB分類のM2:骨髄系細胞の成熟分化傾向あり

 

 

2)t(15;17)(q22;q12)に伴うPML-RARA融合遺伝子

 

・・・FAB分類のM3:急性前骨髄性白血病(APL)

 

 

3)Inv(16)(p13.1q22)あるいはt(16;16)(p13.1;q22)に伴う

 

CBFB-MYH11融合遺伝子

 

・・・FAB分類のM4E₀:異常好酸球増多を伴う急性骨髄性単球性白血病

今月のテーマ「血液病の最新医療」 

 

 

<骨髄異型性症候群(MDS)>

 

 

骨髄異型性症候群とは、骨髄中の造血幹細胞に異常が起き、

 

正常な血液細胞が造られなくなる病気です。

 

正常な血液細胞が減少することで、貧血、出血傾向、感染に伴う発熱などの症状が現れます。

 

 

成熟した細胞になる途中で血液細胞が壊れてしまう「無効造血」や、

 

造られた血液細胞の形が異常になる「異形成」といった特徴が認められます。

 

また、一部では、MDSが進行し「芽球」と呼ばれる

 

未熟で異常な細胞が増える「急性白血病」に移行することがあります。

 

 

MDSの中で、「芽球」増加が無く、

 

5番染色体長腕欠損<del(5q)>を有する病型があり、5q-症候群として知られています。

 

 

このタイプの特徴は中年女性に多く、骨髄中の芽球は5%未満で白血病転化しにくいことです。

 

 

5q-症候群の約3分の2の患者は、レナリドミドの投与にて輸血不要となり、

 

異常核型も減少・消失します。

 

 

MDSは染色体異常を調べないと<急性骨髄性白血病(AML)>との鑑別が難しい場合があります。

現在、高円寺南診療所が対応可能な外国語は英語のみです。

 

 

英語を母国語としない外国人の方でも、英語を交えながら、

 

上記の母国語を交えながら診療する機会が増えて参りました。

 

 

将来は、複数の外国語対応が可能になるように準備をしています。

 

 

診療所ホームページのフロントページ右上のボタンEnglishには、

 

現在,英語Englishの他フランス語Française,ドイツ語Deutsch

 

のバージョンを掲載しております。

 

 

現在、イタリア語Italiano版を準備中で、来週以降に掲載の予定です。

 

 

なお来年は、近年需要の多い、スペイン語Español版の準備をはじめます。