今回は自律神経と呼吸の関係について見ていきましょう。
自律神経の働きの表を見ながら読んでください。
以前、自律神経のはたらきで「自律神経の要素は無意識にコントロールされているが、
意識的にコントロールできる要素もある」と書きました。
それは何でしょうか?
答えは「呼吸数」と「呼吸の深さ」になります。
緊張すると教えられたわけでもないのに、深呼吸しますよね。
それは深く大きく呼吸することにより、
自動的に呼吸数が減り、副交感神経が働きやすくなるのです。
これを意識的に訓練して、十分に利用することができるようになれば、
深呼吸によるリラクゼーションを導くことができるようになります
交感神経を過剰に働かせている現在、ヨガ、瞑想等の言葉が世間を賑わせています。
そのどれもが、深く大きく呼吸をすることを重要視しています。
皆、本能的に「副交感神経を働かせないとまずいな」と感じているのかもしれません。
ちなみに<水氣道>は水圧によって、無意識に呼吸が深くなり
過剰な交感神経の働きを、自然に抑えることができるのでおすすめします。
次回、私は幸か不幸か疲労度分類の「反復性過労」から
「疲労困憊」まで体験しましたので、
そのことを書きたいと思います。
高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭
ARCHIVE
- 2025年3月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年7月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月