ロゴセラピーでは、人生の意味を何とかして見つけ出そうとするモチベーション

 

「意味への意志」は、人間にもともと備わっているとします。

 

そしてロゴセラピーは人間存在の意味と、人間による意味の探求に焦点を当て、

 

人生の意味を探している患者を対象として、患者自身の存在に隠れているロゴス

 

【意味】を意識させるという分析的なプロセスをとることを自らの課題とします。

 

 

ロゴセラピーの人間観では、人間を身体、心理、精神の三次元からなる存在とし、

 

身体と心理をまとめて「心身態」と呼び、これと精神を区別します。

 

 

一方、水氣道®は、外見的には運動療法ですが、

 

本質的には身体と心理はひとつながり(心身一如)であるとする心身医学療法です。

 

 

ただし、心身一如を通しての自己実現を次元にとどまらず、

 

自己超越にむけての精神の次元へのアプローチし、全人的療法を目的とすることから、

 

ロゴセラピーからの豊富なヒントを収穫することができるものと考えています。

杉十小温水プール:午後3時~5時

 

参加17名、男8名、女9名

体験生7名、訓練生4名、修錬生2名、支援員3名

 

準備体操(イキイキ体操)は3グループに別れて実施。

側面を伸ばす動きを追加しました。

 

体操の後、全体でウォーミングアップ(ももあげ等)を行い、5航法を「起」のみで。

 

その後、4グループに別れそれぞれの航法を実施。

またまたカロリーのお話です。

 

運動と食事を1か月、どのくらいか比べてみました。

 

 

水氣道と自主練習を週3回ほど、合計で約11時間となりました。

 

1時間あたりの消費カロリーは487.2kcal

487.2 × 11=5359.2kcal

 

 

ウォーキングは1か月で8時間ほど

 

1時間あたりの消費カロリーは248.4kcal

248.4 × 8 = 1987.2kcal

 

合計、7346.4 kcal

 

白米50g(80kcal)を3食減らすと1か月で7200kcal

 

OH!丁度ごはんを大盛から普通に変えた分と変わらずだった…

 

「運動も大切だけども食事もね!」捻り無しです…

 

いかに食事が大切か実感したNogucciでした

 

ハイジア(ウェルネスエイジ)午後3時30分~5時

 

参加:22名 男11名、女11名

 

体験生5名、訓練生10名、修錬生4名、支援員2名

 

3班に別れて行う。

 

第1週のメニュー

中央の2コースを仕切りを外して5航法を起承転結で行う。

ロゴセラピーと水氣道®の接点

 

今月は、ロゴセラピーという心理療法について紹介し、

 

心身医学療法としての水氣道®の接点という視点から、

 

話題を提供させていただきたくことにします。

 

 

そもそも、ロゴセラピーのロゴとは何か?ということですが、

 

精神科医であった創始者ヴィクトール・フランクルは、

 

「意味」を意味するギリシャ語「ロゴス」により命名しました。

 

ですから、ロゴセラピーとは「意味」による(心理)療法ということになります。

 

 

そして、フランクルの次の言葉は印象的でした。

 

「身体症状の背後にある心的原因を見るようになったとき、

 

すなわち心因的症状を発見したときに、心理療法は産声をあげた。」

 

 

フランクルの心理療法は、とても心身医学療法的だからです。

前回まで、運動のみで痩せることの限界を感じつつ、

 

1㎏減らすためには、7200kcal消費する必要があると書きました。

 

食事ではどのくらい?と思い立ち調べました。

 

 

食品交換表によると、ごはん小さい茶碗半分(50g)で80kcalです。

 

大盛りにした分を普通に戻せばそのくらい減らせます。

 

で、3食普通盛りで、1日240kcal

 

30日続けると7200kcal!

 

大盛り止めて1か月1㎏減らせるじゃないか!

 

よくよく調べると、油10gやマヨネーズ10gも同じ80kcal

 

大盛りせずに調理方法や味付けを工夫すればイケル!

 

これが一番楽かも??と思うNogucciでした…

ハイジア(ウェルネスエイジ)午後3時30分~5時

 

参加21名、男12名、女9名

 

体験生5、訓練生10、修錬生3、支援員2

 

4班に別れて稽古

 

調血航法を大阪、理気航法を野口がリーダー代行で行う

今月のテーマ:心身医学療法としての水氣道®

 

 

心身医学療法という言葉は、多くの皆様にとって、あまりなじみのない言葉だと思います。

 

この言葉は、1990年(平成2年)4月の健康保険点数改正の際に、厚生省(当時)によって作られた言葉です。

 

 

心身医学療法の対象は心身症の患者さんです。

 

 

また心身医学療法は、当該療法に習熟した医師

 

(現時点においては、心身医療専門医、心療内科専門医等)によって行われるべきもの、とされています。

 

 

心身医学療法の方法は、

 

1)一定の治療計画に基づいて、身体的傷病と心理・社会的要因との関連を明らかにするとともに、

 

2)患者さんに対して心理的影響を与えることです。

 

心身医学療法の目的は、心身症の患者さんの症状の改善または傷病からの回復を図ることです。

 

 

心身医学療法の種類は、

 

自律訓練法カウンセリング行動療法、催眠療法、バイオフィードバック療法

 

交流分析、ゲシュタルト療法、生体エネルギー療法、森田療法、

 

絶食療法、一般心理療法、および簡便型精神分析療法を含みます。

 

下線を施したものは、高円寺南診療所ですでに導入されている技法です。)

 

 

水氣道®は、第一に、生涯エクササイズによる健康法ですが、

 

心身症の治療技法としての発展をとげてきたために、

 

心身医学療法の一つとして位置付けられるべきものと考えています。

 

 

ここで、心身症とは、独立した疾患単位、

 

つまり特定の疾患を指すのではないことを指摘しておかなければなりません。

 

 

身体疾患の中で心身相関の病態が認められる場合には、

 

心身症としての視点をもってケアする必要性を考慮すべきものです。

 

 

心身相関とは、精神的葛藤や行動様式が体の状態に影響を与えて病気を作り、

 

逆に体の状態が心の働きに影響を及ぼすことです。

 

 

たとえば、精神的なストレス源(ストレッサー)や不適切な生活習慣により体調を損ねたり、

 

逆に、体調を損ねたりすることによって、

 

気分や感情あるいは思考に悪影響が及ぶことは、

 

誰しもが経験することではないでしょうか。

 

 

水氣道®は心身医学療法である』という創始者飯嶋正広の主張は、

 

水氣道®が心身症の治療に有効であるという宣言に他なりません。

 

 

そしてこの心身症とは、大多数の病気が心身相関に無関係ではないことに

 

気づくことができた人すべてにとって無関係な病態ではありません。

 

 

ですから、水氣道®は、そうした自覚を持つことのできるすべての人々、

 

すなわち、大多数の人々にとって、

 

極めて有益な生涯エクササイズとなりうる可能性を秘めているということが言えると思うのです。

 

杉十小温水プール、午前9時~11時

 

参加11名、男9名、女2名

 

体験生1名、訓練生1名、修錬生4名、支援員4名

 

前半:

先頭を林、殿を坂本で隊列を組んで五航法

 

後半:

4班に別れてそれぞれの課題に取り組む

杉十小温水プール 午後3時~5時

 

参加:13名 

 

体験生5名、訓練生2名、修錬生2名、支援員3名

 

前半

五航法を、「起承転結」で

 

後半

3班でそれぞれの課題を行う