前回の続きです。
疲労度分類表を参考にして読んでください。
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「疲労困憊」に該当すると思います。
私の一番思い入れのある曲は、Beatlesの「Yesterday」です。
(https://www.youtube.com/watch?v=2uneYz201p0)
中学2年の頃、音楽の授業で聞きました。
仙骨から脳にかけて電気が走りました。
美しい曲だなと思いました。
忘れもしない1985年3月3日、
当時住んでいた埼玉県の小手指の西友にあるレコード店。
そこで「赤盤(わからない人ごめんなさい)のレコード」を買いました。
CDはまだ発売されてなかったっけ。
マラソンランナーの佐々木七恵選手が、
引退レースで自己ベストで優勝した日だったなぁ。
そんなビートルズ音楽学校に入学し、まだ卒業していない私が、
「Yesterday」を最後まで聞けなくなったのはショックでした。
目が回るのです、涙も出ません。
けたたましく無い、物静かな2分程の曲です。
そんな曲が、思い出深い曲が、最後まで聞けないなんて、
「人生が終わった」と思いました。
脳が情報に触れることを拒否した感じでした。
そうなると、脳の中に残っている「過去の元気な自分」と
「現在の体調が最悪な自分」を比べることしかできなくなります。
この世から消えてしまいたくなりました。
お陰さまで、今は元気になり、
楽しく時には毒づきながら音楽を聞くことができています。
音楽を聞くときに、それまでと違う感情が続いて湧きおこってきたら、
危険な慢性疲労の兆候なのかもしれません。
高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭