<予告>COVID-19ワクチン開発の現状

<予告>COVID-19ワクチン開発の現状


初回: 11月22日(日)ポルトガル語旅行

 

連日: 11月23日(月)~28日(土)医療

 

最終回:11月29日(日)ポルトガル語旅行
 

 

10月に新型コロナに感染が判明したトランプ米大統領にも投与されてた抗ウイルス薬レムデシビルは日本では新型コロナ治療薬として特例承認済みでしたが・・・

 

世界のコロナ治療薬開発は、現状では壊滅状態に近く、
ワクチンへの期待がますます高まっています。

しかし、それらについても解決すべき問題が残されています。

 

 

そこで、まずは、治療薬の現状について・・・

 

 

WHO指針、コロナ治療でレムデシビル使用推奨せず
 2020年11月20日 (金)配信共同通信社

 

【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は20日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として米食品医薬品局(FDA)が正式承認した抗ウイルス薬レムデシビルについて、症状の軽重にかかわらず、使用は推奨しないとの指針を公表した。致死率や酸素吸入の必要性などの改善につながらなかったとしている。レムデシビルは米製薬会社ギリアド・サイエンシズが開発した。同社はWHOの指針に対し「失望した」との声明を発表した。

 

一方、WHOは今回の指針で、デキサメタゾンなどのステロイド系抗炎症薬については、致死率を下げる効果が見られたとして、重症者への使用を推奨している。
 

WHOによると、レムデシビルは点滴で5~10日間かけて投与されるため、医療機関に負担もかかる。また費用は5日間で2300~3100ドル(約24万~約32万円)ほどと比較的高価なことなども踏まえ、今回の結論に至ったとしている。
 

レムデシビルは米国立衛生研究所(NIH)が主導し日本などが参加した臨床試験では、入院患者の回復にかかる期間が5日短縮したと報告された。一方、WHOは先月、各国当局と協力して世界最大規模の臨床試験を実施した結果として、抗マラリア薬ヒドロキシクロロキン、抗エイズウイルス(HIV)薬ロピナビル・リトナビル、抗ウイルス作用を持つタンパク質インターフェロンの3薬と共に、効果を否定していた。