一般社団法人 日本感染症学会のHPの症例報告から、国立国際医療センターの症例報告を掲載します。

ただし、すでに1カ月以上を経過している情報であり、現在は異なる見解になっている可能性があることにご注意ください。


なお、最後に、杉並国際クリニックの見解を付記しました。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症への対応について 医療従事者の方へ

 

 一般診療として患者を診られる方々へ(2020年2月3日現在)

 

一般診療として患者を診られる方々へ 新型コロナウイルス感染症に対する対策の在り方について (2020 年 2 月 3 日現在)

昨年の 12 月から中国武漢市を中心に広がっている新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症の流行を受けて、本邦の医療機関の先生方におかれましては多大なご尽力をいただき誠に有難うございます。

指定感染症としての認定、武漢市からの邦人の移送、経過観察のための滞在など、政府関係者のご尽力による水際対策、多くの関係者の多大なご協力により本邦においては感染者数も限定的であり、幸いなことにこれまでのところ重症例の発生はみられておりません。

この間、国立感染症研究所により、本邦患者から分離されたウイルスの全ゲノム解析が実施され、中国で初期に公表された遺伝子から大きな変異がみられていないことが確認されました。

また新たに、臨床症状を伴わない宿主からの本ウイルスの分離も報告されているところです。

このような事実は重要です。現在は武漢からの渡航者の入国は禁止となっております。

しかし、それ以前の数週間の間に多数の入国者があったことを考えると、すでに本邦にウイルスが入り込み市中において散発的な流行が起きていてもおかしくない状況と考えられます。

今後、症例の増加にともない重症例が報告されてくることを覚悟しておかなければなりません。

このような背景のもと、我々は新型コロナウイルス感染症に対する感染対策の在り方に関して以下のように考えております。

診療の現場において患者を診られる関係者の方々におかれましては、引き続き冷静な対応をお願い申し上げます。 

 


1. インフルエンザ対策に準じて、ただし地域・施設の状況に応じた対応が求められます。

本邦における感染者数は 2 月 3 日時点で 20 例となっております。

幸いなことに、これら感染患者の状態は落ち着いており、重症例はみられておりません。

本ウイルスの感染性に関しては、基本再生産数(1 人の患者から何人に感染が広がるか)は 1.5~2.5 と推定されており、通常のインフルエンザと同程度であることがわかってきました。

患者の家族、担当する看護師・医師における感染例は現在までのところ報告されていません。

これから感染患者数が増加するにつれて、基礎疾患を有する宿主や高齢者において重症例がみられてくることを想定していなければなりません。

しかし、これまでの本邦における感染事例の解析から、新型コロナウイルスの感染性および病原性はインフルエンザ相当、あるいはやや強い程度と考えてもよいと推察されます。

これまでのところ軽症~中等症ですが、高齢者や免疫不全患者においては肺炎合併・重症化には十分注意しなければいけません。

本感染症に対する対応には、地域・施設の特性も考慮することも重要となります。

他の入院患者等への伝播の可能性を可能な限り低減させる、医療従事者の安全を守るなどの観点から、飛沫等の発生が予測される診察時には N95 マスクを使用するなどの方策を否定するものではありません。

 


2. 新型コロナウイルスの遺伝子変異は起きていませんでした。

昨年末の武漢市の新型コロナウイルスの流行を受けて、中国の研究機関によるウイルスの分離および全ゲノム解析が行われ、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)や中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)との相同性が比較されました。

その結果、今回の新型コロナウイルスは、遺伝学的に SARS-CoV に近縁であることが報告されています。

細菌、ウイルスなどの病原体は、外来遺伝子の獲得や突然変異により常に高病原性化する可能性が考えられます。

日本に持ち込まれる過程でウイルスの遺伝子が変異し病原性が高まることが危惧されておりました。

しかし幸いなことに、本邦で分離されたウイルスは、中国での初期ウイルスと 99.9%の相同性が保持されており、遺伝子変異は起きていないことが確認されました。

もちろん、今後ウイルス遺伝子の変異が起きて来ないとは言えませんが、現時点では過度に心配する必要はありません。

 

 

杉並国際クリニックの見解

楽観的に過ぎる見解本来あるべき注意に色分けを施しましたが、楽観的に過ぎる見解の中には、すでに誤りであったことが判明している情報が複数含まれていることにご注意ください。

この見解を、一般市民ではなく、医療従事者向けで発表し、この記事を書いている2月18日現在に至っても書き改められていない、ということはとても残念です。

令和2年3月6日(金)9:00am~11:00am

 

稽古施設:大宮前体育館 温水プール(第1レーン) 

天候:晴朗なれど風強し

参加総数:8名

 

監督指導者:水氣道正七段 飯嶋正広

 

支援員代理インストラクター:水氣道1級 加藤博文

 

修錬生インストラクター:水氣道2級 細谷健太 / 中西正子

 

受付:主当番(修錬生):細谷健太、副当番(訓練生):なし

 

第一次報告者:A班 水氣道4級 奥村順子
       B班 水氣道5級 小池享子

 

第二次報告者:A班 中西正子
       B班 細谷健太

 

最終報告者:加藤博文

 

 

【稽古内容】

 

1) 親水航法

先着の者から各自稽古を実施。

受付担当など遅れて入場したものも十分な時間をとって稽古をおこなった。

 

 

2) 準備体操(いきいき体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
         

修錬生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。
          

監督指導者より体操新項目の周知および再確認ができた。

 

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
          

修錬生と訓練生が先頭と末尾を担当する対番を構成し
          

全体指揮。体操新項目の再確認ができた。

 

 

3) 基本五航法 ※2班に分かれて実施


A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

特別体験生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。
      

「起」・「承」に絞り込んで丁寧に実施した。
       

その際、「起」を特別体験生が、「承」を訓練生が担当した。
       

特別体験生が訓練生へ昇格する準備のための配慮ある構成とした。

 

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

修錬生(2級)と訓練生(4級)が先頭と末尾を担当する対番を構成し
      

全体指揮。起・承・転・結・縁の全ての工程を実施した。

 


4)各種航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:名宣り稽古方式

 

航法種目:(理氣、舞踊、水拳)の3航法
       

1枚目は特別体験生による初伝名宣り:上記3航法

 

2枚目は訓練生による脇伝名宣り:上記3航法

 

3枚目は監督指導員による皆伝名宣り「理氣航法」

 

修錬生による中伝名宣り「舞踊航法」

 

4枚目は監督指導員による皆伝名宣り「理氣航法」

 

 

B班[4名]:名宣り稽古方式

航法種目:

(調血・活水)の2航法
        

1枚目は訓練生(5級)による脇伝名宣り

 

2枚目は訓練生(4級)による脇伝名宣り

 

3枚目は修錬生による中伝名宣り
         

それぞれの名宣りにより稽古を実施した。

 

 

5)整理体操(のびのび体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

主担当修錬生が3パート各担当を指名しFull Versionでの稽古となった。

 

B班[4名]:

主担当修錬生が3パート各担当を指名し実施した。

 

 

 

≪解説≫

定例参加者がほぼ全員参加できた。

支援員は不在で体験生の参加もなかった。

調血航法について支援員代理より水氣道稽古原則の一つである<Small StepUp方式>に基づく新期中間動作の指導があった。

これにより、初めての方でも解りやすく動けるようになると思われる。
(以上、K.K記)

 

いきいき体操の新項目で、手首・ひじ・肩と順にそれぞれのパーツを動かす再確認ができた。

水中を利用して、縦軸・横軸を意識できると御指導いただいた。

(以上、M.N記)

 

 

 

≪所感≫

新しいイキイキ体操、調血航法、活水航法等体得しつつある中、それを行う場所が3月末まで閉鎖となり残念です。

(K.K記)

 

コロナウイルスの影響で、今月中はプールがお休みになります。残念です
(M.N記)

 

「稽古に慣れてきたところで二十日くらい休みか」「また次回から慣れていこう」というのが感想です。
(K.H記)

 

 

 

【総括】

皆様のご報告、ご感想ありがとうございます。

 

コロナウィルスの蔓延が心配される中、監督指導者の「プールが一番安全」の言葉を信じ定期的に来られている会員がほぼ参加できたことが良い稽古内容につながったと思います。

 

A班は監督指導者の詳しく丁寧な動作の説明で、奥深い稽古ができていた様に思われます。

 

B班に関してもそれぞれ各階級の方が先頭に立つことにより、新しいパターンの認識を深められたと思います。

 

残念なのは皆様がそう思われているように、週明け3月9日より杉並区のプールが臨時閉鎖になることで、定例の稽古ができなくなってしまうことです。

 

しかしこの間、週1回火曜夜間ではありますが、鷺宮プールでの稽古ができます。

 

ご自身のご都合や体調が許す限り参加していただければと思います。

 

プール閉鎖が長期にわたるとしても、解除後も今日の稽古内容を忘れず、同様の稽古ができるよう、それぞれ工夫をしていただくようお願いいたします。

一般社団法人 日本感染症学会のHPの症例報告から、国立国際医療センターの症例報告を掲載します。ただし、すでに1カ月以上を経過している情報であり、現在は異なる見解になっている可能性があることにご注意ください。

なお、最後に、杉並国際クリニックの見解を付記しました。

 

 

当院における新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症患者3例の報告

(国立国際医療研究センター)(2020.2.5)

 

症 例:

当院における新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症患者 3 例の報告

 

国立国際医療研究センター


Key word:

2019-nCoV 感染症

 

 

序 文
新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症は中国武漢市で 2019 年 12 月以降報告されている. 2020 年 2 月 3 日現在,世界では 17,267 人の患者が報告されている.

 

内訳として武漢市で 5,142 人(死亡者 265 人: 致命率 5.15%),武漢市以外の湖北省で 6,035 人 (死亡者 85 人; 致命率 1.4%),湖北省以外の中国 全土で 6,090 人(12 人; 0.19%),中国以外の国 183 人(死亡者 1 人; 致命率 0.5%)となっており,中国での症例が大半を占めており,本邦での臨床像の詳細な報告はまだない.

 

臨床像の把握は今後の 2019-nCoV 感染症の診療および感染防止対策に寄与すると考えられるため当院で経験した 3 症例をここに報告する.

 

 

考 察

当院における新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染 症患者の 3 例を報告した.

 

症例 1 は診断に至るまでに 1 週間を要しているが,本症例のように初期は咽頭痛などの上気道症状のみで,発熱も 37℃台の微熱に留まることがあり 1)2) , 臨床像のみで 2019-nCoV 感染症を診断することは困難と考えられる.

症例 2、症例 3 についても臨床像は急性上気道炎であり,肺炎患者にみられるような咳嗽、呼吸困難といった所見はみられなかった.

 

今回報告した3例はいずれも武漢で感染したと考えられる症例であり,現状では過去 14 日間の武漢への渡航歴の聴取が重要である.

 

しかし,現在は武漢市以外の中国全土で症例が報告されていることから,臨床症状から疑われる事例では,武漢市以外でも 2019-nCoV 感染症を鑑別に上げるべきと考えられる.

 

Huang らは 41 例の武漢市における 2019-nCoV 感染症の症例の臨床像について,発熱 98%,咳嗽 76%,呼吸困難 55%,筋肉痛・倦怠感 44%,痰 28%,頭痛 8%,血痰 5%,下痢 3%と報告している.また,39%が集中治療室に入室し,17%が急性 呼吸促迫症候群(ARDS)になっているが,これらの報告の対象集団は全て入院が必要であった重症例である.

よって,Huang らが報告した所見は,軽症例には当てはまらないと考えられる.

 

 

現在日本国内では無症候性感染者を含め 20 例の症例が報告されているが,2 月 3 日時点で死亡例は報告されていない.

当院の 3 例の中には,肺炎を伴 わない症例も含まれており,残り 2 例の肺炎を伴う 事例についても,1 例は酸素を必要としたが最大 2L/分と酸素需要は少なく,また現在は改善している.

これら 3 例は重症ではなく,日本から死亡例が出ていない.

 

中国での報告とは重症度の乖離がみられる. 2020 年 2 月 3 日現在,世界では 17,267 人の患者が報告されている.

内訳として武漢市で 5,142 人 (死亡者 265 人: 致命率 5.15%),武漢市以外の湖 北省で 6,035 人(死亡者 85 人; 致命率 1.4%),湖 北省以外の中国全土で 6,090 人(12 人; 0.19%), 中国以外の国 183 人(死亡者 1 人; 致命率 0.5%)となっており,中国での症例が大半を占める.致命率は武漢市が最も高く,湖北省,中国,世界となるに従い致命率も低下する傾向にある.

 

これは,おそらく武漢市には実際にはもっと多くの 2019-nCoV 感染症の患者がいるが Joceph らの報告では推定感染者は 75,815 人と見積もられ,情報が限られていることから重症例を中心に診断されているため見かけ上の致命率が高くなっていると推測される.

 

一方,中国以外の国では無症状者も含め軽症例が検知されているため,このような重症度の乖離が生まれるものと考えられる.

ただし,基本再生算数は WHO の報告によると 1.4-2.5,中国からの報告によると 4.0 と推定されており ,中国国内での発生に歯止めがかからないことから,日本国内でも流行が広がる可能性が十分に考えられる.

 

これらの現状を鑑み,我が国における 2019-nCoV感染症では、感染そのものを封じ込めることを目的とするよりは,致命率の低下と医療体制の維持をめざすことが良いと考えられる.

 

具体的には感染症指定医療機関や都道府県の指定する診療協力医療機関で重症例を対象として治療を行って致命率を低下させることを目指し,軽症例は全ての医療機関で診療を行う医療体制を構築することが望ましい.

 

また,感染防止対策については,日頃からの標準予防策の徹底と,接触予防策・飛沫予防策を遵守することが 重要と考えられる.

 

2 月 4 日時点では国立感染症研究所・国立国際医療研究センターからの「中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策(2020 年 1 月 21日改訂版)」が参考となる.

 

当院での新型コロナウイルス感染症患者に対する診療時の個人防護具について図を添付する(Fig.9) 省略

 

利益相反自己申告:

申告すべきものなし

 

 

杉並国際クリニックの見解

国を代表する医療センターの報告書としては、推測が多く、矛盾に満ちていて残念な内容です。

3例の症例報告は貴重ですが、誤った結論を導き出しています。

 

その誤った結論とは、軽症例は全ての医療機関で診療を行う医療体制を構築することが望ましい、という見解です。

 

当該医療センター報告の1例目は、診断に至るまでに 1 週間を要している、としたうえで、臨床像のみで 2019-nCoV 感染症を診断することは困難という見解を述べています。

 

軽症例であるか重症に至る症例かの判断が全ての医療機関で可能であるとは考えていないはずです。

 

それにもかかわらず、理想論を述べるのは、国内の大多数の個々の医療機関に無理な責任と虚しい努力を押し付けているのは、国策を過度に忖度している姿勢が伺われて残念な思いがいたします。

第一部 心身医学療法における聖楽療法理論のコンテクスト(その1)

 

理論の性質

 

心身医学療法における理論

 

前回は、従来の心身医学療法における理論の役割ということで、知識には(知的知識と行動の中の知識)の2種類あること、技能の習得のためには、その両方の知識の相互作用が必要であることについて述べました。

いずれにしても知識を身につける「知る」という人間の行為に立ち戻って考えるようになったのは、フランス語の「知る」という意味の2つの動詞を学んだことがきっかけだったかもしれません。

フランス語の「知る」には、connaître(コネートゥル)とsavoir(サヴヮール)という2種類の動詞があります。この2つには文法的に使い分けがあり、connaître +名詞、通常 savoir は+不定詞(または節)です。両方とも使い方が違うだけで同じ意味だと主張するフランス人もいますが、どうやらそうではないようです。つまり、connaîtreは、単に知っているだけの意味ですが、savoirには能力の意味が含まれていて、 savoir + 不定詞で、「〜することができる」,「〜するすべを心得ている」という意味になります。これは、「行動の中の知識」です。一方、知識として、あるいは単に情報として「~をしっている」connaître は、「知的知識」ということになるかもしれません。

そして、聖楽院で修得する技能はこれら二つのタイプの知識(知的知識と行動の中の知識)の相互作用の中で育まれるものであることを述べました。

 

 

さて、今回のテーマは

 

聖楽療法理論の概念的枠組み

です。ここでは聖楽療法理論をどこに見出すか?という課題について考えてみます。

 

聖楽療法は新しい心身医学療法であり、人間の活動の二つの異なる領域(身体・藝術活動とヘルスケア)に根をもつ学問です。新しい心身医学という言葉には多くの異なった意味合いが含まれてきます。そうすると、そこにはいくつかの重要な疑問が残されます。

 

 

まず、聖楽療法は音楽の専門職による学問であるのか、あるいはヘルスケアの専門職による学問であるのか、どちらがその実態をより正確に示しているのか、という疑問です。これは聖楽療法の社会的または学問的属性についての課題です。もとより、学問の領域をあるカテゴリーに分類しようとするときには、たいていは、当事者の都合によって便宜的に決めているに過ぎません。

 

アルフレッド・ノース・ホワイトは、「この世界を様々な分野に分割することはできない」とコメントしています。そこで聖楽療法は本質的にハイブリッドな領域であるとみなされるかもしれません。ただし、単純にハイブリッドな領域とみなされると固有の理論が見失われがちとなることが問題になります。

 

 

聖楽療法の創始者としての筆者は、聖楽療法をヘルスケアの分野とみなす方が理に適っていると考えます。

 

なぜなら、聖楽療法は心身医学療法の特別な応用法であり、セラピーのための特別な方法として開発してきたからです。聖楽療法における声楽体験は臨床における主要な焦点となってはいるが、その理論と実践は主に心身医学的な基盤に立っているからです。

 

そして、そもそも人類は声楽を通して音楽や言葉(歌詞)を味わうことを体験することによって健康な個人や健全な社会文化の発達や発展を促進してきたという事実があります。

 

聖楽療法は、これを前提として人間にとっての音楽や言葉の意味や、音楽や言葉が人間の生活を豊かにすることで全人的な健康に繋げていくことを研究していこうとするものだからです。

 

 

すべての学問は、その領域に固有の性格を持っており、理論の展開もその領域に固有の問題をより良く解明していこうという方向へ進んでいます。

 

ノードフ・ロビンスによる「ミュージック・チャイルド」という概念を提唱していますが、この概念は、何年にもわたって何百人という障碍を持つ子どもとの関わりの中で、そこで起こった現象を説明する方法として考え出されたものです。

 

 

新しい専門的職業の最前線における理論の発展・前進を目指すために最もふさわしい理論は、特定の学問分野の既存の理論のみに依拠するものではなく、臨床現場での体験の積み重ねによる概念の特有性、また共有体験をベースにした固有理論であると考えることができます。

 

ただし、固有であるということは、自身の領域以外にどこにも起源をもたないということではなく、聖楽療法の実践の中では、心身医学を基礎とした固有の概念を発展させるために外部の要素を用いることを禁じるものではありません。

 

令和2年3月6日(金)9:00am~11:00am

 

稽古施設:大宮前体育館 温水プール(第1レーン) 

天候:晴朗なれど風強し

参加総数:8名

 

監督指導者:水氣道正七段 飯嶋正広

 

支援員代理インストラクター:水氣道1級 加藤博文

 

修錬生インストラクター:水氣道2級 細谷健太 / 中西正子

 

受付:主当番(修錬生):細谷健太、副当番(訓練生):なし

 

第一次報告者:A班 水氣道4級 奥村順子

       B班 水氣道5級 小池享子

 

第二次報告者:A班 中西正子

       B班 細谷健太

 

最終報告予定者:加藤博文

 

 

【稽古内容】

 

1) 親水航法

先着の者から各自稽古を実施。

受付担当など遅れて入場したものも十分な時間をとって稽古をおこなった。

 

 

2) 準備体操(いきいき体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
 修錬生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。
監督指導者より体操新項目の周知および再確認ができた。

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
修錬生と訓練生が先頭と末尾を担当する対番を構成し
全体指揮。体操新項目の再確認ができた。

 

 

3) 基本五航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
 特別体験生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。
「起」・「承」に絞り込んで丁寧に実施した。
その際、「起」を特別体験生が、「承」を訓練生が担当した。
特別体験生が訓練生へ昇格する準備のための配慮ある構成とした。

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
 修錬生(2級)と訓練生(4級)が先頭と末尾を担当する対番を構成し

全体指揮。起・承・転・結・縁の全ての工程を実施した。


4)各種航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:名宣り稽古方式

航法種目:

(理氣、舞踊、水拳)の3航法

 1枚目は特別体験生による初伝名宣り:上記3航法

2枚目は訓練生による脇伝名宣り:上記3航法

3枚目は監督指導員による皆伝名宣り「理氣航法」

修錬生による中伝名宣り「舞踊航法」

4枚目は監督指導員による皆伝名宣り「理氣航法」

 

B班[4名]:

名宣り稽古方式

航法種目:(調血・活水)の2航法

 1枚目は訓練生(5級)による脇伝名宣り

2枚目は訓練生(4級)による脇伝名宣り

3枚目は修錬生による中伝名宣り

それぞれの名宣りにより稽古を実施した。

 

 

5)整理体操(のびのび体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:主担当修錬生が3パート各担当を指名しFull Versionでの稽古となった。

 

B班[4名]:主担当修錬生が3パート各担当を指名し実施した。

 

 

 

解説:

定例参加者がほぼ全員参加できた。

支援員は不在で体験生の参加もなかった。

調血航法について支援員代理より水氣道稽古原則の一つである<Small StepUp方式>

に基づく新期中間動作の指導があった。

これにより、初めての方でも解りやすく動けるようになると思われる。

(以上、K.K記)

 

いきいき体操の新項目で、手首・ひじ・肩と順にそれぞれのパーツを動かす再確認ができた。

水中を利用して、縦軸・横軸を意識できると御指導いただいた。

(以上、M.N記)

 

 

所感:

新しいイキイキ体操、調血航法、活水航法等体得しつつある中、それを行う場所が3月末まで閉鎖となり残念です。

(K.K記)

 

コロナウイルスの影響で、今月中はプールがお休みになります。残念です
(M.N記)

 

「稽古に慣れてきたところで二十日くらい休みか」「また次回から慣れていこう」というのが感想です。

(K.H記)

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に効く漢方と鍼灸No1

 

中国と言えば漢方薬の本場、その中国政府が中医学(中国伝統医学)を活用しないはずがないと考え、ネット検索を試みました。すると、第一に、藿香正気散(かっこうしょうきさん)が推奨されていて、思わず納得してしまいました。

 

この処方は「和剤局方(わざいきょくほう)」という漢方の古典で 紹介されています。

 

処方名の頭についた藿香(かっこう)は、体に取り付いた邪( ウイルスなどの病原菌)を発散させる生薬で、この処方の主薬でもあります。そこで、今月は、逐次その情報をご紹介することにしました。

 

 

そこで、改めて中国の医政医管局(我が国の厚生労働省かその医政局に相当する部局か?)から中国全土の医療機関を管理する行政部門に宛に送られえた電子文書の資料を検索してみました。

 

 

予めお断りいたしておきますが、私は中国語の入門級程度の知識しか持ち合わせておりませんので、あくまでも参考程度にご覧くださいますようにお願いいたします。

 

 

<試訳:杉並国際クリニック、医学博士・飯嶋正広>

新型コロナウィルス肺炎の診療計画(試行第6版)の通知の印刷配布に関して

発表時間:2020―02―19出所:医学政治医管局

国衛弁医通知〔2020〕145番

 

各省、自治区、直轄市および新疆生産建設兵団衛生健康委員会、漢方薬管理局:

新型コロナウィルスの肺炎症例の診断と応急医療を更に確かなものとするため、私達は初期医療に対して実施した応急対応について分析した研究を総括し、基礎データを判定する上で専門家を組織し、診療計画に対して改正を行い、《新型コロナウィルスの肺炎の診療計画(試行第6版)》を発行しました。

 

現在貴機関等に印刷配布しますので、現場での医療実践の際に参照させてください。

関係各医療機関は応急的医療対応において漢方医薬の効果発揮を積極的に促して、中西医結合(中国医学と西洋医学の統合的協力)を強化し、中医(漢方医)と西洋医の連合医療制度を設立して診療にあたることによって、良好な効果が得られるよう促進してください。
  

 

添付文書:新型コロナウィルスの肺炎の診療計画(試行第6版)

国家衛生健康委員会事務局 国家漢方薬管理局事務室

 

 

 

原文を添付します。

通告公告


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关于印发新型冠状病毒肺炎诊疗方案(试行第六版)的通知

 

发布时间: 2020-02-19 来源: 医政医管局
国卫办医函〔2020〕145号

各省、自治区、直辖市及新疆生产建设兵团卫生健康委、中医药管理局:
为进一步做好新型冠状病毒肺炎病例诊断和医疗救治工作,我们组织专家在对前期医疗救治工作进行分析、研判、总结的基础上,对诊疗方案进行修订,形成了《新型冠状病毒肺炎诊疗方案(试行第六版)》。现印发给你们,请参照执行。各有关医疗机构要在医疗救治工作中积极发挥中医药作用,加强中西医结合,建立中西医联合会诊制度,促进医疗救治取得良好效果。  

  

附件: 新型冠状病毒肺炎诊疗方案(试行第六版)

国家卫生健康委办公厅   国家中医药管理局办公室

<線維筋痛症 JFIQの経過報告>

 (図1)

スクリーンショット 2020-03-03 16.06.50

 

JFIQは線維筋痛症の経過観察に欠かせない指標です。

 

 

最高点が100点で、20点未満が正常値になります。

 

 

 (図1)は左側が初期時の点数、右側が現在の点数でその2点を結んだものです。

 

 

 図2)

スクリーンショット 2020-03-03 16.06.42

 

 

 

(図2)は線維筋痛症の治療効果の割合を表したものです。

 

 

 50以上点数が下がると「著効」です。

 

 

 20以上50未満点数が下がると「改善」です。

 

 

 20未満の点数の低下は「無効」の判定となります。

 

 

 

 

 

<今回の考察>

 

 

正規性の検定で初期値、現在値共に正規性がありました。

 

 

その後、関連2群の検定と推定を行いました。

 

 

1)統計的にみて、JFIQスコアが有意に改善したことが証明されました。P(危険率)=0.001%でした(図1)

 

 

pが0.05以下であれば統計学的優位である。

 

 

pが0.01以下であれば統計学的に極めて優位である。

 

 

 

2)JFIQスコアの判定基準として、20点以上改善されると治療が有効、50点以上改善されると著効となります。

 

 

  今回、11名の平均で32.2点改善していたため、全体として鍼治療は有効であったと言えます。

 

 

個別でみると、著効2名(18.2%)、有効6名(54.5%)、無効3名(27.3%)でした。(図2)

 

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

令和2年3月6日(金)9:00am~11:00am

 

稽古施設:大宮前体育館 温水プール(第1レーン) 天候:晴朗なれど風強し

 

参加総数:8名

 

監督指導者:水氣道正七段 飯嶋正広

 

支援員代理インストラクター:水氣道1級 加藤博文

 

修錬生インストラクター:水氣道2級 細谷健太 / 中西正子

 

受付:主当番(修錬生):細谷健太、副当番(訓練生):なし

 

第一次報告者:

A班 水氣道4級 奥村順子
       

B班 水氣道5級 小池享子

 

第二次報告者:

A班 中西正子
       

B班 細谷健太

 

最終報告者:

飯嶋正広

 

 

【稽古内容】

1) 親水航法

先着の者から各自稽古を実施。

受付担当など遅れて入場したものも十分な時間をとって稽古をおこなった。

 

2) 準備体操(いきいき体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式

 

修錬生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。

 

体操新項目の周知および再確認ができた。

 

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
          

修錬生と訓練生が先頭と末尾を担当する対番を構成し
          

全体指揮。体操新項目の再確認ができた。

 

 

3) 基本五航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

特別体験生・訓練生の各一名が先頭と末尾を担当した。
      

「起」・「承」に絞り込んで丁寧に実施した。
       

その際、「起」を特別体験生が、「承」を訓練生が担当した。
       

特別体験生が訓練生へ昇格する準備のための配慮ある構成とした。

 

 

B班[4名]:

一列縦隊スイッチバック方式
      

修錬生(2級)と訓練生(4級)が先頭と末尾を担当する対番を構成し 全体指揮。起・承・転・結・縁の全ての工程を実施した。

 


4)各種航法 ※2班に分かれて実施

A班[4名]:名宣り稽古方式

航法種目:(理氣、舞踊、水拳)の3航法
1枚目は特別体験生による初伝名宣り:上記3航法

2枚目は訓練生による脇伝名宣り:上記3航法

3枚目は修錬生による中伝名宣り:上記3航法

4枚目は監督指導員による皆伝名宣り:理氣航法のみ

 

B班[4名]:名宣り稽古方式

航法種目:(調血・活水)の2航法

 1枚目は訓練生(5級)による脇伝名宣り

2枚目は訓練生(4級)による脇伝名宣り

3枚目は修錬生による中伝名宣り
         

それぞれの名宣りにより稽古を実施した。

 

 

 

5)整理体操(のびのび体操) ※2班に分かれて実施

A班[4名]:3名全員がそれぞれのパートを担当し、Full Versionでの稽古となった。

 

B班[4名]:主担当修錬生が3パート各担当を指名し実施した。

 

 

 

解説:

定例参加者がほぼ全員参加できた。

支援員は不在で体験生の参加もなかった。

調血航法について支援員代理より水氣道稽古原則の一つである<Small StepUp方式>に基づく新期中間動作の指導があった。

これにより、初めての方でも解りやすく動けるようになると思われる。
(以上、K.K記)

 

 

所感:

新しいイキイキ体操、調血航法、活水航法等体得しつつある中、それを行う場所が3月末まで閉鎖となり残念です。

(K.K記)

令和2年3月3日(火)100pm~3:00pm    

天候:晴れ

 

稽古施設:高井戸温水プール(第6レーン)

 

参加者総数4名

 

指揮監督者:水氣道正七段 飯嶋正広

 

支援員トレーナー:水氣道正弐段上 中川良子

 

修錬生インストラクター:水氣道2級 高橋千晴


受付:主当番指導支援員 中川良子、主当番見習い修錬生 高橋千晴

 

記録:予備記録担当者 水氣道5級 中野礼子、中間記録担当者 高橋千晴、
   記録確認 中川良子、記録監修 飯嶋正広

 

 

【稽古内容】

1) 親水航法:自主稽古方式

先着の者から各自稽古を実施。

受付担当など遅れて入場した者も十分な時間を取って稽古を実施した。

 

2) 準備体操(イキイキ体操):一列縦隊スイッチバック方式
修錬生と訓練生が前後末を担当。支援員トレーナーがサポートした。

 指導上の注意:肘関節を伸ばすための動作が不十分で、関節が曲がりやすいため意識してしっかり伸ばすようにすること。

 

3) 基本五航法:一列縦隊スイッチバック方式
「起・承」のみを実施

準備体操(イキイキ体操)と同様に最前・最後に修錬生と訓練生を配置し、支援員ト

レーナーがサポートした。

 

4) 各種航法:名宣り稽古方式

種目:理気航法、舞踊航法、舞踏航法、太極航法

「脇伝」名宣り上記4航法の1枚目・2枚目を訓練生が稽古 

「中伝」名宣り「理気」「舞踊」「太極」の3航法3枚目を修錬生が稽古

「直伝」名宣り「舞踏航法」4枚目を支援員が稽古

 

 指導上の注意:

「舞踏航法」に関して

 

〇 肘の位置が次第に下がって来るため位置をしっかりキープする

「太極航法」に関して

 

〇 良い姿勢で

 

〇 鼻呼吸で行う

 

〇 両腕をゆっくり動かしながら呼吸と心を協調仕合い動かす

 

5)整理体操(のびのび体操):省略

 

 

 

所感:

指揮監督者が訓練生を通して「舞踏航法」を披露した。
「舞踏航法」の先任脇伝として、完全に習得するため、引き続き努力を重ねていきたい。
(Re.N記)

 

疲れと空腹で参加したため、後半寒気がして稽古に集中できなかったが、帰り道で軽食をとったら、体のしんからポカポカしてきた。
 (C.T記)

 

比較的 小柄な女性が中心の少人数グループで深めのプールでしたが、良く頑張ったと思います。今日、無事に終えて良かったです。
 (Ry.N記)

 

❗気をつけるべき反省点:

水氣道正弐段上(支援員トレーナー)中川良子

 

多種航法に集中し過ぎて、時間を忘れてしまった。

今回、時間の配慮が足りませんでした。

 

改善の工夫(次回は気をつけておきたいこと):

タイムキーピングについて、担当者を決めて注意を促すか、経過ごとに残り時間を確認する。(気が付いた方に、遠慮なくリーダーに声かけしていただくようにお願いをする)

 

指揮監督者からのコメント
COVID-19騒動の渦中にあってもデマに動じずに、冷静を保ちながら熱心に稽古に参加した3名の女性に敬意を表したいと思います。少人数稽古の場合は、むしろ士気が高まるため、新しい技法や航法を伝授するための絶好の機会となります。

 

水氣道の各航法には、それぞれ先任者を置いていますが、その地位は暫定的なものです。決して固定したポジションでも独任制でもありません。

稽古熱心で人格的にも技能的にも優れた方が先任者というリーダーとなります。

今回の稽古では、通例では中等修錬生以上の階級になるまでに、いずれかの航法の先任者となっていただいております。

 

しかし、どの段階で先任者の指名を受けていただくかは、ケースバイケースです。すでに水氣道中等訓練生(5級)の方で先任者となった方がいます。

 

今回も、5級の参加者にはじめて「舞踏航法(ぶとうこうほう)」を披露し、名宣り稽古を経験していただき、先任者となっていただきました。そのためには、この稽古記録や稽古受付の経験を積んでいただくことが大切です。

 

さて生命力の基礎は免疫力にあります。免疫力の基礎は、快食・快便・快眠・快勤・快遊の確保にあります。東洋医学的に言えば「氣」「血」「水」のバランスを維持することにあります。水氣道の稽古に「意欲的に取り組むこと」「声がよく出るように工夫すること」は「氣」を豊かにすることに役立ちます。

 

逆に、いつもの健康的なリズムやペースが乱れると、「氣」が乱れて逆上したり(気逆)、エネルギーが滞り(気滞・氣うつ)ストレッサーに対する抵抗力が減じて意欲が低下したり(気虚)刷るだけに停まりません。心身の疲労が蓄積され血液の流れが滞ったり(瘀血)、血液の栄養状態が低下(血虚)したりしやすくなります。

 

ですから、引きこもっていて生活のリズムを崩してしまうと、どんなに注意しても簡単に病原体の餌食になってしまうのです。

 

地球の温暖化による環境変化、国際交流の活発化による病原体の蔓延、超高齢社会による集団的免疫抵抗力の低下、政治家や公的組織のリーダーの士気の低下や腐敗など複数の因子が重なって今後の私たちの日々の生活の安全と繁栄は脅かされつつあります。

 

今や国民を真に救うことができるのは、国や公的組織の権力ではなく国民自身の正しい認識と行動であるということが明らかになりつつあります。

水氣道は国民自身としての正しい認識と行動の方法を体験的に学び合う確かな場を提供しています。

その場での活動を通して、自分を助け(自助)、仲間と助け合い・励まし合い(互助)、そして国や公的組織の在り方を監視しつつ、必要に応じて適切に協力し(協働)、国際社会の中にあって真に平和的で創造的な品格のある市民集団たらんとする道筋を歩んでいこうとするものなのです。