(鍼灸)氣の生成

今回から「氣」の働きについて学んでいきましょう。

 

 

身体を構成するものとして、氣(き)・血(けつ)・水(すい)というものがあります。その中でも「氣」は中心的な働きをしています。

 

 

今回は「氣の生成」(体の中でどのようにして氣を生み出していくか)と「氣の循環」について学んでいきましょう。

 

 

1.まず食べ物を消化して氣(水穀の精微(すいこくのせいび))を作り出します。

 

 

2.水穀の精微と呼吸によって吸い込まれた大気(清氣)によって氣が生み出されていきます。

 

 

3.そこで生まれた氣は肺に移り呼吸の力によって全身に運ばれます。

 

 

4.余分な氣は腎に貯められます。(夜間に睡眠を取ることが重要です。)

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭