Nogucciの懺悔録 No.78<脂質異常症について④>

今回は食事について調べてみました。

 

 

<LDLコレステロール>

LDLコレステロールを血液中に溜めやすくする飽和脂肪酸の摂取量を減らし、多価不飽和脂肪酸を摂取するようにします。また積極的にコレステロールを対外へ排泄するためには、食物繊維の摂取量を増やすことが役立ちます。

 

 

飽和脂肪酸って?

 飽和脂肪酸はバターや牛脂、ラードなどの調理用油に多く含まれています。

バターは重量の約50%、牛脂やラードは40%、生クリームやチーズ類は15~25%、マーガリンは約22%、ショートニングは約34%の飽和脂肪酸が含まれています。

 

飽和脂肪酸は、数多くの食品に含まれています。

控えめに摂取するように心がける方がよいでしょう。

 

 

多価不飽和脂肪酸は?

脂肪の構成要素である脂肪酸のうち、植物や魚の脂に多く含まれるもの。

体内で合成できないため、摂取する必要がある必須脂肪酸はこれに含まれる

多価不飽和脂肪酸はn-3系とn-6系に分けられます。

 

<n-3系>

あまに油、他にサバやイワシなどの青魚に多く含まれています。

 

過剰摂取はアレルギーなどの炎症と関係することから、適度な摂取が大切です。

 

 

<n-6系>

大豆油、コーン油、サフラワー油などに多く含まれています。

他に卵黄や豚レバーなどに多く含まれています。

 

 

多価不飽和脂肪酸があるなら単価や一価があるの?

 

ありました。「一価不飽和脂肪酸」

働きは、血液中の悪玉コレステロール値を低下させ、循環器系疾患のリスクを減らす可能性があるそうです。

代表的な物はオリーブオイルです。

 

 

 

 <トリグリセリド(TG)>

トリグリセリドは肝臓で余分な糖質から合成されます。

 

これを抑えるために、糖質の摂取量を制限します。

 

過剰なアルコールも、トリグリセリドを合成する原因となります。

 

アルコール摂取制限の効果は短い期間で現れますので、まずは禁酒か節酒をしましょう。

 

一方、脂肪酸のうち、n-3系多価不飽和脂肪酸は肝臓でトリグリセリド合成しにくくするため、積極的に摂取するようにします。

 

「脂肪」とあるのに「糖質」がカギだったんですね。

清涼飲料や、お菓子は勿論ですが、

果物(果糖)、野菜でも炭水化物が多い物(かぼちゃ、ジャガイモ等)

は摂りすぎに注意ですね。

 

 

<脂質の酸化を防ぐ>ことも重要です

 

血液中の脂質が多いと、その脂質が酸化変性をうけて動脈硬化を起こしやすい状況になります。

 

ビタミンC・ビタミンE・カロテノイド類やポリフェノール類などの酸化を防ぐ成分を積極的に摂取するようにしましょう。

 

ビタミンを摂ることも重要なようです。