今回ちょっと目先を変えて、運動についてのお話です。

 

年末年始1日3時間の歩行を6日間続けた結果、

 

どのくらいカロリーを消費したのかな?

 

疑問に思い調べてみました。

 

散歩で1分間に消費される量は体重1㎏あたり0.046kcal

 

体重は、おおよそ90㎏なので、0.046×90=4.14kcal

 

時間は180分で、4.14×180=745.2kcal

 

6日間で、745.2×6=4471.2kcal

 

体重1㎏減るのには、7200kcalの消費が必要です

 

4471.2/7200=0.621

 

6日間の運動だけで621g減ったことになります。

 

6日間、歩いて歩いて621g、多いか少ないかは、あなた次第…

 

<もう少し続きます>


皆さま、ご無沙汰しております!

 


2017年 6月 4日(日)のソロリサイタルのご案内です。


寺根佳那 ピアノ・リサイタル

~闇と灯~

日時
2017年6月4日(日)  13時30分開演

会場:
日暮里サニーホールコンサートサロン

チケット:
2,500円 


プログラム:


バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第18番  嬰ト短調 BWV863 


バッハ: トッカータ ハ短調 BWV911  

 

ショパン:エチュード 第12番 ハ短調 Op.10-12 「革命」

 

ショパン:ノクターン 第13番 ハ短調 Op.48-1 

 

スクリャービン:ピアノソナタ 第9番 Op.68「黒ミサ」

 

リスト : バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲「十字架に付けられ」の通奏低音による変奏曲(17分30秒)

 

今回は、バッハを中心としたプログラムになります。

 

チケットの受付を開始したので、お気軽にお問い合わせください。

 

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このコラムのタイトルは、古楽の楽しみ、という番組のタイトルから拝借したものです。

 

古楽とは、古典派音楽よりも古い時代の西洋音楽です。

 

具体的には中世西洋音楽、ルネサンス音楽、バロック音楽の総称です。

 

 

古楽の楽しみは、私が最も楽しみにしているラジオ番組です。

 

NHK-FM放送で毎週月曜から金曜の6時から6時55分に放送されている音楽番組です。

 

私は月・水・金は近所のカトリック高円寺教会の朝ミサに預かる習慣があるのと、

 

その後7時には診療所に到着しなければならない日課のため、

 

その一部を聴くことしかできないので残念なのですが、

 

火曜日や木曜日の朝、番組で演奏される音楽を聴いていると、

 

ときどき教会の席に着いているのではないかという錯覚に陥ることがあります。

 

 

さて聖楽を英訳するとSacred music (神聖な音楽) 

 

もしくは Church music(教会音楽)となるようです。

 

 

もっとも、Sacred musicはReligious music (宗教音楽)とほぼ同じように用いられることもあります。

 

これに対して、世間ではやっていて、人気のある巷の商業音楽は、

 

Secular music(世俗音楽)に分類され、この言葉は、非宗教的な音楽を総称するものであるらしいです。

 

今回は、「足の厥陰肝経」の経絡と「足の厥陰」の経筋を見ていきましょう。

 

 

 

<足の厥陰肝経の経絡>

 

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(お手数ですが、クリックしてご覧ください)

 

 

 

肝に属します。足背内側、下肢内側の真ん中、腹部の側頭を走り、肋骨弓に至ります。

 

 

 

足背、下肢内側の運動障害の疾患に用いられます。

 

 

 

親指と人差指の間の「太衝(たいしょう)」が、のぼせ、めまいに用いられます。

 

 

 

<足の厥陰経の経筋>

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(お手数ですが、クリックしてご覧ください)

 

 

足の第1指の上から内踝の前方に結び脛骨の内側に沿って上がり、さらに太腿の内側に

 

 

沿って上がり陰部に結びます。

 

 

 

 

<参考文献>

経穴マップ イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼      監修  森 和

                                                                              著者  王 暁明・金原正幸・中澤寛元 

                                                                               医歯薬出版株式会社

   

 

 

図解 経筋学―基礎と臨床                                                著者  西田皓一

                                                                                 東洋学術出版社

 

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

「助けて」、「手伝って」、「相談にのって」。

 

こうしたHELP!が言いにくい理由はまだまだあります。

 

たとえば、

 

1)『 相手に期待していないから。』

 

2)『期待を裏切られるかもしれないから。』

 

 

〇相手が助けてくれるはずもない…

 

〇誰も自分を助けてくれない…

 

〇そもそもこんなことは自力で解決すべきことだ…

 

〇結局、いつも叱られるだけだ…

 

必要な手助けなんてしてくれないだろう…

 

それから、

 

3)『相手への負担を気にするから。』

 

〇相手にこんな面倒はかけられない… 

 

〇頼まれた相手は迷惑だと思うだろう…

 

 

そう思うと余計に自分も重荷だ…

 

 

いろいろな心配(予測)が「HELP!」と言うことを阻んでいるのです。

 

 

ストレス対処 MIYAJI 心理相談室(高円寺南診療所内)

 

主任 臨床心理士 宮仕 聖子

心身医学療法としての水氣道®

 

水氣道®に対する、皆さんの思いは多様だと思います。

 

 

まず、一度も参加されたことのない方は、世間に浸透していないこの活動に対して、

 

怪訝な思いを抱いていらっしゃるかもしれません。

 

 

それは、あらゆる独創的な集団活動の草創期において、

 

避けることができない必然的な世間の心理的反応ですから、

 

それを受け入れざるを得ないと考えています。

 

ただし、多くの皆様に正しく理解していただき、きちんと認識していただき、

 

納得して目的をもって参加していただけるように努めることは大切なことだと思います。

 

また、すでに習慣的に稽古に参加されている皆さんの

 

水氣道®に対する想いも様々だと思います。

 

活動中の会員は目下69名です。

 

 

活動会員の皆さんが共有している理解があるとすれば、

 

それはどのような内容でしょうか。幾つか、想定してみました。

 

 

第一は生涯エクササイズによる健康法という理解です。

 

年明け早々に、厳寒の季節にもかかわらず、

 

いつものメンバーの顔を確認できたときの感動は新鮮でした。

 

<継続は力なり>と言いますが、メンバーの元気な笑顔に接するだけで、

 

私は大きなエネルギー(氣)をいただいております。

 

 

この氣というものは、見えないものなのですが、

 

動きがあり、変化があり、成長をもたらす根本の存在です。

 

また<病は氣から>といいますが、これは病気は気の持ちようによって、

 

良くも悪くもなるというふうに一般には理解されているようです。

 

たしかに心配事や不愉快なことがあったりすると、

 

病気になりやすかったり、病が重くなったりすることを経験している皆様も少なくないことでしょう。ただし、

 

気持ちを明るく持ち、無益な心配はしないほうが、

 

病気にかかりにくかったり、病気が治りやすかったりするということを知っていたとしても、

 

その知識を実際にどのように活用したらよいのかで迷っている人が何と多いことでしょうか。

 

 

水氣道®は、そうした多くの皆様に豊富なヒントを提供することができます。

 

今月のテーマ:全人的医療の実践

 

 

高円寺南診療所が心がけてきた医療モデルは、

 

それは全人的医療です。

 

 

《 全人医療 》という用語もありますが、

 

ドクトル飯嶋の認識するところでは、《 全人医療 》の担い手は、

 

イエス・キリストただ御一人なので、

 

ただちに、《 全人医療 》を目標として掲げることには躊躇する次第です。

 

 

そこで、ここでは《 全人医療 》について、ご紹介いたしましょう。

 

 

【全人的医療】ぜんじんてきいりょう<デジタル大辞泉より>

 

全人的医療とは、

 

1)特定の部位や疾患に限定せず

 

2)患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、

 

3)個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療を行う医療。

 

【2)、3)および下線はドクトル飯嶋】

 

 

次回 少し、解説します。

前回のおさらい

12月26日に90.6㎏あったNoGucci 果たして結果は…

 

 

12月29日~1月3日の期間中は、

 

早朝の空き缶拾いと、昼夜ウォーキングをそれぞれ1時間、

 

合計1日3時間、ひたすら歩きました。

 

 

感想は、「楽しかった、でも足が疲れた…」、でした。

 

 

辛くなく、楽しんで動けましたが、とにかく足が疲れました。

 

動き出すまでが億劫に感じることもありましたが、

 

案外すんなりいきました。

 

結果は「89.9㎏!」ぎりぎり達成!

 

とにかく、達成しました。

(ぎりぎりでも、達成してしまえば、OK!よくやった!感動した!)

 

 

ここだけの話、体重を落とすことで、期限を決めての目標達成は初めてだったりします。

 

ドクトル飯嶋には内緒にしておいてください。

 

「ぎりぎりでも、目標達成、ああうれしい(字余り)」

 

<もう少し続きます>

今回は、「手の少陽胆経」の経絡と「手の少陽」の経筋を見ていきましょう。

 

 

<足の少陽胆経の経絡>

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(お手数ですが、クリックしてご覧ください)

 

 

 

胆に属します。顔面、側頭部、体幹の側面、下肢の外側を通り足の第4指の外側に至ります。

 

 

 

側頭部、目、耳の疾患、体幹の側面、下肢の外側の知覚・運動障害の治療に用いられます。

 

 

 

大腿部の外側中央にある「風市(ふうし)」が片麻痺の治療に用いられます。

 

 

 

<足の少陽経の経筋>

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(お手数ですが、クリックしてご覧ください)

 

 

 

足の第4指の外側から起こる。

 

 

 

外踝に結び脛骨の外側に沿って上がり膝の外側に結びます。

 

 

 

さらに太腿の外側を上行し仙骨に結ぶ。

 

 

 

体側を上行し頭部に結びます。

 

 

 

<参考文献>

経穴マップ イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼      監修  森 和

                                                                              著者  王 暁明・金原正幸・中澤寛元 

                                                                               医歯薬出版株式会社

   

 

 

図解 経筋学―基礎と臨床                                                著者  西田皓一

                                                                                          東洋学術出版社

 

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

 

また、HELP!が言いにくい理由はほかにもあります。

 

「荷物を持って」くらいの頼みごとでしたら、まだ言いやすい方です。

 

しかし、「気分が滅入ってずっと良くならない」といった深刻なことは、

 

言いにくいものです。 なぜなら、そのような状況の人は、

 

○こんなに弱っている自分を見られたくない…

 

○現実的に、あるいは心理的に大きな問題を抱えているなんて知られたくない…

 

と、<弱っている、不利な状態>にあり、

 

<相手からさらに傷つけられることを恐れる>からです。

 

 

自尊心は人間にとって大事な感情です。

 

傷つくことを防ごうとしてHELP!を言えないのは、自然なことでもあります。

 

 

自尊心も自尊感情も、自分自身に対する自己評価のあり方という意味では、共通しています。

 

自尊心は心の態度ですから、一般的で持続的な個人の心の特性で比較的安定しています。

 

これに対して自尊感情は、そのときどきに自分が置かれている諸状況によって、

 

変化しやすい感情だといえるでしょう。

 

安定しているものには気づきにくいものですが、変化するものは観察しやすいものです。

 

 

ですから、自尊心そのものよりも、

 

日常生活において繰り広げられる様々な対人関係の中で生じる自己評価の感情、

 

自尊感情に着目し、認知行動療法に取り組む中で、

 

自己への評価をよりよいものへと再評価していくことは有用です。

 

それによって、健全な自尊心を養うことも可能になってくるのです。

 

 

ストレス対処 MIYAJI 心理相談室(高円寺南診療所内)

 

主任 臨床心理士 宮仕 聖子