経絡航法の経絡、経筋 Vol.1<肺経>

<経絡航法とは>

 

腕や脚の「経絡」「経筋」を意識し、水の抵抗を感じて動かすことにより、

 

体中に流れる氣の巡りを良好にしていくものです。

 

そのためには、「経絡」「経筋」の走行を知らねばなりません。

 

これから12週にわたり「経絡」「経筋」を紹介していきます。

 

 

<手の太陰肺経の「経絡」>

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太陰肺経です。

 

胸部から上肢の親指側を通り親指の外側に至ります。

 

この経絡は名前の通り肺に属し呼吸器系の疾患に効果があります。

 

 

ツボの紹介を1つ

 

「尺沢(しゃくたく)」というツボです。

 

肘にあります(図の肘の部分です)。

 

鼻炎に効果があるので、鼻の調子が悪い方は指圧してみてください。

 

鼻の通りが良くなりますよ。

 

 

<手の太陰の「経筋」>

 

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腕は肺経の経絡と同じ走行をしています。

 

その後は胸中全体を分布して横隔膜に結合しています。

 

通過する部位が引きつり、筋が引っ張られると側胸部が締め付けられます。

 

 

次回は「大腸経」を紹介します。

 

 

水氣道1級 坂本光昭