(鍼灸)疲労度分類と自律神経3

今回は交感神経が働き続けることによる弊害の第一段階である

 

「反復性過労」を見ていきましょう。

 

疲労度分類のオレンジ色の部分と自律神経の働きの表を見ながら読んでください。

 

 

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疲労度分類1 

 

自律神経表

 

交感神経が働くと倦怠感、痛み、痒みの感覚が抑制されます。

 

 

 

反復性過労の自律神経状態をグラフでイメージすると下の図のようになります。

 

1反復性疲労

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副交感神経が働くべき時にも交感神経が優位に働きます。

 

 

交感神経が働くと倦怠感、痛み、痒みの感覚が抑制されるので、

 

疲労に気付きにくく、睡眠時間が短くても活発に活動できます。

 

 

心も充実し、爽快感があったりします。

 

 

一見良いことのように思われるかもしれません。

 

 

しかし、副交感神経のはたらきが弱く身体が休まらないので、

 

少しつ疲労が蓄積していきます。

 

 

この状態が続くと「持続性疲労」へと身体の状態が進んでいきます。

 

 

次回は「持続性疲労」の解説をしていきます。

  

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭