皆さま、こんにちは。

 

第1日曜日『聖楽』コラム担当のピアニスト齋藤文香です。


コンサートのお知らせです。

 

12月10日(土)、栃木県総合文化センターサブホールで、

 

親子でも楽しめるフルートとピアノ+お話と切り絵のコンサート

 

ウィンターファンタジークラシック』に出演致します。



このコンサートは2本立てとなっております。

 

第1部 いざ鎌倉のお話「鉢の木」は日本伝統芸能の謡楽として

 

地元栃木県にもゆかりのある大変有名なお話です。

 

フルート、篠笛、ピアノの邦人作曲家の楽曲、民謡などの音楽と謡のコラボレーション。

 

字幕と切り絵による背景でわかりやすく演出します。

 

第2部 「くるみ割り人形」チャイコフスキーのバレエ音楽。

 

去年12月に1度公演し大好評だったので再演いたします。

 

私たちオリジナルのフルートデュエットとピアノによる編曲版で

 

幕から元レディオベリーアナウンサーのひろたみゆ紀さん

 

のMCと共に切り絵映像と素敵にお送りします。

 


チケットは11月末までは関係者に直接お申し込みいただけますので、ご連絡くださいませ。

 

皆様のご来場心よりお待ち申し上げております。

 

 

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皆様、ご無沙汰しております。チェロの藤 岳音です。

 

このところ、朝夕はかなり寒くなってきましたが、お変わりありませんでしょうか?

 

今回は私の当番です。

 

音楽室ということですので、音楽にまつわるお話をさせて頂きます。

 

 

最近は、soloの演奏や弦楽四重奏やピアノトリオ等の室内楽、

 

小規模編成でのバロックアンサンブルで弾くことが多くなってまして、

 

ここ数年はすっかりオーケストラで弾くことが無くなってしまいました。

 

 

実は10年位前まではオーケストラでも弾いていたのですが、

 

室内楽の活動へシフトしていったことに伴い、

 

段々とオーケストラで弾く機会が減ってしまったのです。

 

 

30才迄は大学オーケストラのエキストラcelloとして、よくお手伝いに行っていましたね。

 

学生に負けじと、必死にさらったのを覚えています。

 

 

オーケストラの曲で数多く演奏したのは、やはりベートーヴェンの第9でしょうね。

 

多分、人生通算10回以上。

 

一番の大曲はマーラーの交響曲第3番。合唱も含めて総勢200人位、100分近い大曲です。

 

赤坂のサントリーホールや大阪のシンフォニーホール、池袋の東京芸術劇場でも弾きました。

 

 

オーケストラと小編成の室内楽はどちらが難しいか、よく議論になりますが、

 

私的にはオーケストラの方がはるかに難しいのではないかと思っています。

 

まあ、それぞれの固有の難しさは当然ありますけど。

 

 

室内楽は数が少ない分、

 

プレーヤー個人個人の責任は大きいですが(チェロ1人だと全責任を負います)、

 

オーケストラは100人程度の人達との共同作業であり、沢山の人達と息を合わせねばなりません。

 

自分のパートだけではなく、他のパート、

 

遠く離れた管楽器やティンパニ等とも目配せ、聴配せをしています。

 

とても大変ですよね、『大勢の人と息を合わせる』というのは。

 

 

室内楽では『個』が重視されますが、オーケストラでは『個』は不要です。

 

従って、空気の様な存在になって、

 

オーケストラという集団に自分を溶解・同化させないといけません。

 

 

フォルテは皆でフォルテになればよいし、

 

ピアノ・ピアニッシモはもはや自分の音は聴こえなくても良い位です。

 

 

オーケストラでは何も1人で張り切る必要ない訳です。

 

なんか、サッカーなどの緊密なチームブレーを要求されるスポーツに通じるものがありそうですよね。

 

実際、音楽家にはサッカーを嗜む人が沢山います。

 

 

ゴルフはお金が高いのと腕や指を痛めるリスクがるので、

 

周りでやっている人はあまり知りません。

 

 

話を戻しますと~

 

自分の音が聴こえる必要が無いという点では、

 

かなりストレスを感じることもあったのですが、

 

オーケストラの中でチェロパート(10~12人)が

 

息が合ったアンサンブルを実現すると本当に素晴らしい響きとなります。

 

 

例えば、you tubeなどでブラームスの交響曲第3番の3楽章を聴いてみて下さい。

 

あまりにも切な過ぎる、しかし甘美な憂いに満ちたチェロのsoli(soloの複数形)で始まります。

 

とても有名な旋律ですね。

 

この晩秋の裏悲しい雰囲気にぴったりの曲です。

 

泣けてきちゃうくらい素晴らしいチェロのメロディーです。

 

 

♪♫♪♫♪♫♪♫

 

 

さて、私の出演する演奏会を少々。。。

 

2016.11.20(日) 

 

第10回ストリングス志木定期演奏会 A.ヴィヴァルディ『四季』全曲

 

 

フォーシーズンズ志木ふれあいプラザ(東武東上線志木駅直結マルイ8F)

 

 

春夏秋冬、それぞれの季節でソロヴァイオリニストが4人で入れ替わり立ち替わり演奏します。

 

皆、凄腕です!!

 

チェンバロも登場します。

 

チェロは私一人だけで、ソロもコンティヌオも弾きます(つまり責任重大です)。

 

ずっと弾きっぱなしで休む暇がありません。

 

超有名な『四季』。しかも全曲演奏となかなか聴けないプログラムです!!

 

 

2016.11.30(水) 

 

第36回「音海」特別聖楽コンサート

 

 

同じ協力アーティストのピアニストでいらっしゃる齋藤 文香さんと初共演です。

 

聴き応えある重厚なプログラムです!!

 

 

詳細は聖楽プログラムをご覧下さいませ。

 

 

 私自身、とても楽しみにしているコンサートです。気合いが入っています!!

 

 

♪♫♪♫♪♫♪♫

 

 

それと、最近Blogで情報発信しています。お時間がある時にお立ち寄り下さいませ。

 

チェリスト 藤 岳音の音楽室

 

http://ameblo.jp/violoncellist3603/

 

 

 

それでは、皆様、音海でお会い出来ますこと、楽しみにしております。

 

チェロを弾かない時は聴衆として紛れておりますので

 

(大抵、協力アーティストのピアニスト佐々木さんと絡んでいます)、

 

お見かけの際は、是非、お気軽にお声掛け下さいませ。

 

では、ごきげんよう!!

 

 

cello藤 岳音

先日、こんなエピソードがありました。

 

 

外国人観光客に道を聞かれたのでした。

 

おそらく中国の方で、たどたどしい英語でした。

 

英語で聞かれても、私が初めに思い浮かぶのはイタリア語。

 

 

それから英語に変換していると時間がかかってしまい・・・

 

結局、「あっちです。」と日本語で回答。

 

それでも場所が近かったので、理解してくれたようです。

 

安心しました。 なぜか私は道を聞かれることが多いようです。

 

 

せっかくの2020年東京オリンピック。

 

それに向けて、いまから道案内くらいは出来るようにしていきたいものです。

 

何ヶ国語も話す人の頭の中はどうなっているのでしょうか。

 

うらやましい限りです。

 

 

さて、早いもので、飯嶋先生とのお稽古を始めて1年を経過しました。

 

毎回、新しい発見があり、とても充実しています。

 

『臨床聖楽法』の新しい試みも、目から鱗といった感じで大変勉強になります。

 

 

これまで聖楽コンサートを支えてくださった皆様には感謝の気持ちで一杯です。

 

次回の第32回聖楽コンサートは10月26日、19:00開演(18:30開場)です。

 

会場は、いつも通り東高円寺のMusic Bar『音海』です。

 

 

第4週担当の私は年内最後の出番、今年の締めくくりとなります。

 

古典~近代までイタリア歌曲、オペラのアリアを中心に、

 

テノール藤原拓実さん、サックス冨士田紗季さん、

 

そして主催の飯嶋正広さんと共にお届けします。

 

 

とはいえ、私の仕事は年末に向けて、まだまだ続きます。

 

12月17日(土)は及川音楽事務所主催のベルタガラ・クリスマスコンサートを予定しています。

 

会場は神楽坂の音楽の友ホールで17:40開演(17:30開場)です。

 

 

飯嶋さんはカウンターテナーで美しいイタリア古典歌曲を歌い、

 

私がピアノ伴奏を務めます。

 

 

皆様、是非お越し下さいますように。

皆さんこんにちは。

 

涼しくってきましたね。

 

いよいよ秋も深まってまいりました。

 

 

休日には遠方にも出向くことが多い僕。

 

すっかり食欲の秋にどっぷりです。

 

ラーメンが大好き。

 

オススメは新座にある「ぜんや」の塩ラーメンです。

 

お昼のみの短い営業時間で、いつも行列が絶えません。

 

それゆえ、着いた頃にはスープがなくなっていたことが多くその都度落胆していました。

 

そんな「ぜんや」のスープ。

 

透き通った美しさで一口にあっさり味では収まらない、

 

様々なダシの旨味が超絶的なバランスで融合された非常に奥行きのある味。

 

あー・・・、書いててまた食べたくなってきました(笑)

 

 

あまりの美味しさに思わずスープ飲み干してしまいそうになります。

 

が、皆さん、ラーメンのスープは塩分が強いです。

 

くれぐれも飲み干しにはご用心ください!

 

 

食欲の秋もさることながら、芸術の秋です。

 

ラーメンについて、熱っぽく語りましたが、食欲でなく芸術活動が本職です(笑)

 

今月、来月と3つの演奏会がございますのでご報告させていただきたいと思います。

 

 

10月19日(水)19:00~20:00 第31回「音海」聖楽コンサート

 

Music Bar「音海」(東高円寺駅から徒歩2分)

 

 

次回の聖楽コンサートは、主宰の飯嶋さんに加え、小松奈津子さん(ソプラノ)、

 

小嶋慶子さん(クラリネット)、藤岳音さん(チェロ)、

 

過去最多ソリスト4人とともに盛りだくさんのプログラムでお送りしたいと思います。

 

 

非常に楽しみです!

 

特にチェロの藤さんとは初共演です。

 

ベートーヴェンの「"マカベウスのユダ"の主題による変奏曲」を演奏いたします。

 

 

10月22日(土)14:00~16:00 cafe Quad(京急蒲田駅から徒歩5分)

 

クラリネットの小嶋慶子さんとデュオコンサートを行います。

 

クラシックのポピュラーな小品集の他、

 

この日のために組んだ久石譲さんのメドレーなどを演奏します。

 

ソロではベートーヴェンの「月光」など演奏します。

 

 

11月25日(金)19:00~21:00 空音舎(雑色駅から徒歩5分)

 

小嶋慶子さんと小松奈津子さんとでジョイントコンサート開催予定です。

 

こちらの詳細は来月改めてお知らせ致します。お楽しみに!

 

 

ということで今月のまとめ「ラーメン<<<音楽」です。

 

今、本番を終え、京都から帰路へ戻る新幹線の中でコラムを書いています。

 

 

木曜は深夜までの撮影、金曜は群馬にてマスタークラス、

 

土曜は群馬にてサンクトペテルブルク音楽院教授とのコンサート、

 

本日日曜日は関西での本番を終えて、ようやく一息です。

 

 

日々やることがたくさんあり、大変ではありますが、とても充実感や達成感を感じています。

 

やればやるほど、もっともっと勉強したい!という思いが溢れてきます。

 

 

来週も早速明日から講師業、火曜はコンチェルトでマスタークラス、

 

水曜は太田市役所にてロビーコンサート、ピアノトリオの打ち合わせなど大変充実しています。

 

 

移動中にどんどん譜読みをこなしていく日々ですが、本当に音楽はやりがいがあります。

 

指導者としても、やりたいことがたくさんあります。

 

 

少しずつこの場で今後お話させていただければと思います。

皆さま、こんにちは。

 

第1日曜日『聖楽』コラム担当のピアニスト齋藤文香です。

 

 

さて、今月10月前半はコンクールに参加します!

 

…といっても自分が参加するのではないのです。

 

 

フルートの学生さん2人の伴奏や、

 

私のピアノのレッスン生が出場するので、

 

応援として陰ながらの参加になります。

 

 

先日、そのフルートの学生さんのコンクールのリハーサルに同行しました。

 

お2人の緊張感と先生の熱意をヒシヒシと感じ、私も背筋が伸びる思いでした。

 

 

また、自分の生徒がコンクールに出場するのははじめてなので、

 

「参加して良かった!」と思ってもらえるレッスンができるよう、

 

私も精一杯頑張りたいと思います。

 

 

今回フルートの伴奏をしていて改めて感じていること・・・

 

それはピアノ以外の楽器や歌の伴奏は、

 

師事している先生のレッスンやリハーサルに

 

同行する機会があるのはとてもラッキーだということです。

 

 

伴奏者として他の楽器のレッスンに同行すると、

 

ピアノのレッスンにはない新しい発見・気付きがあることが多いからです。

 

 

たとえば、レッスンにおいて、伴奏者という立場から楽器や歌それぞれの特質を知り、

 

それに沿った表現方法やニュアンスのつけ方などを学び取れます。

 

 

また、親切な先生ですと伴奏法についても少しアドバイスをしてくださることもあります。

 

ピアノ以外のレッスンも多くのことを学ぶことができる、とても貴重な機会だなと思いました。

 

 

次回私が出演する11月30日水曜日の第36回「音海」聖楽コンサートでは、

 

「音海」聖楽コンサート主宰の飯嶋さんの他にも、ソプラノ小松さん、

 

テノール藤原さんとも共演予定です。

 

 

また来月改めて詳細を掲載致しますので、どうぞお楽しみに!

 

 

編者註:執筆者であるピアニスト齋藤文香をはじめ、

 

今回ご案内したソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実については、

 

「聖楽」コンサート協力アーティストの欄をご覧ください。

こんにちは。第4水曜先任ピアニストの吉田奈津子です。

 

台風が去った後も、なかなかお天気が回復しませんが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

 

 

秋といえば、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋ですね。

 

一番は食欲の秋です。何を食べてもおいしいこの季節、食べ過ぎには注意ですね。

 

スポーツといえば、パリーグでは首位攻防戦の熱戦が繰り広げられています。目が離せません。

 

 

さて、私は普段、声楽の伴奏を主に活動しておりますが、

 

学生の頃から日本歌曲に大変興味があり、伴奏する機会にも恵まれました。

 

 

最近は三善晃さんの声楽作品に取り組んでいます。

 

三善晃さんはピアノ奏者としても優れていましたので、

 

伴奏というよりも、ソロのような弾きごたえがあります。

 

 

難しい作品が多いのですが、透明感があって美しく、

 

短い曲であっても永く感じるというか、演奏していると不思議な感覚になります。

 

 

次回の「音海」聖楽コンサートは(9/28)第28回目を迎えます。

 

このコンサートで三善晃さんのピアノ曲を取り上げたいと思います。

 

先日、楽器店で偶然楽譜を見つけ、選曲しました。

 

 

ソプラノ小松奈津子さんの澄んだ美しい歌声と、

 

軽快な演奏で素敵な音色のサックス冨士田紗季さん、

 

そして主催者であり、テノールの飯嶋正広さんの素晴らしい歌声と共にお届けします。

 

是非お越し下さいませ。

 

皆様こんにちは。

 

音海にお邪魔させていただきはじめてから、一年くらいでしょうか。

 

毎回楽しく演奏させていただいています。

 

 

飯嶋ドクターとの毎回新鮮でスリリングな試み。

 

新しい曲の発掘、発表。

 

以前からやっている曲への解釈をさらに深めていく作業。

 

素敵なプレイヤーとのアンサンブルや連弾へのチャレンジなど、

 

音海でのライブに参加させていただくことは、

 

私にとって「人生ワクワク」の大事なエッセンス の1つになっています。

 

 

97日の第25回記念音海聖楽コンサート

 

(90分特別ライブ)も大変楽しく演奏させていただきました。

 

 

ソプラノの小松さんとピアノの佐々木さんとの3人で

 

ホットでカラフルなコンサートを作りあげられたと思います。

 

来て下さったお客様、いつも支えて下さるお店の皆様に本当に感謝です。

 

 

これからは、お互いバロック好きの小松さん

 

(聖楽コンサート協力アーティスト声楽部門ソプラノ)とはさらにバロックものを、

 

ピアノの佐々木さん(第3水曜日先任ピアニスト)

 

とは連弾ものをもっとやっていきたいなあと思っています。

 

挑戦したいこと沢山です。

 

 

ワタクシごとですが、ルネサンス、バロック音楽が大好きなので、

 

本来は古楽器で演奏するべき曲をピアノという新しい楽器で演奏する試みをしています。

 

聴いたことないような昔の曲をこれからもチョコチョコ取り入れて演奏していくつもりです。

 

 

来年、自宅のスピネット(家庭用チェンバロ)を引っ張り出して、

 

フランスバロック専門家の

 

素晴らしいテノールの方とソプラノのお二人とコンサートをする予定です。

 

近くなったらまた詳細載せようと思います。

 

 

次回、10519時からライブです。

皆様どうぞ遊びに来て下さいませ