「ストレス」は曲者!?(その4)
私たちは毎日、仕事でもプライベートでも様々なストレッサーにさらされ続けています。
そこで参ってしまう人と参ってしまわない人の違い。
二つ目は、出来事の捉え方=認知のクセです。
ここで大切なことは、参ってしまう人はダメ、ということではないことです。
それはストレッサーとストレス反応との関係で判断すべきだからです。
ストレッサーとストレス反応との関係を詳細に検討しなければなりません。
自分に今、どのような出来事が起こり、どれだけのストレッサーが襲いかかっているか?
それを客観的に捉える視点が必要です。
誰でも大きな出来事(ストレッサー)が重なれば、それだけストレス反応も増大します。
逆に言えば、大きな出来事(ストレッサー)が重ならないようにすれば、
ストレス反応を軽減することも可能です。
ホームズ&レイの「ライフイベンツにおけるストレスの度合い」
というスケールがあります。
個々のライフイベントのストレッサーの大きさを数値化したものです。
今皆さんにかかっているストレスの量を客観的に把握することで、
「あぁ、実は私は今こんなにストレッサーがかかっていたのか、
疲れやすい(ストレス反応)わけだ」と気付くことができると思います。
気付くだけでも、気持ちが落ち着くことがあります。
ご興味があれば、一度測定してみてください。
臨床心理士 宮仕 聖子
ARCHIVE
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年7月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月