新型コロナ感染症対策に関する重要な5つの質問(予告)

 

このところ諸般の事情が重なり、医療機関としての業務の保全と安定的な継続のため私のブログの更新を控えておりました。言論の自由が保障されているはずの現代において、しばしば、少数意見となりがちな真実を伝えようとすることが、しばしば困難でストレスフルな行為になりつつある現状に驚きを禁じ得ません。

 

幸いなことに、現在までのところ、実害はございませんが、現状を見極めつつ、今後に向けての医療対応についてどうあるべきかを、様々な角度から検討していきたいと考えております。

 

現状では、当面の間、海外への学会出張や研修は不可能となり断念いたしております。そこで、医師としての今年度の私の新たな歩みとしては、国内社会、とりわけ、さまざまな企業の現場に赴き、事業者や労働者とともに健康経営に参画することが急務であることを実感するようになりました。また、それによって、これまでよりも広い視野に立った日常診療の展開に一層の力を注ぎたいと考えております。

 

現場の一つは、福島県双葉町の減容化施設です。これは環境省福島地方環境事務所と特定企業共同体との間で受注契約がなされた事業で「廃棄物処理業務」を担当する仮設施設です。

 

具体的な業務内容としては、仮設償却施設から発生した膨大な量の焼却灰から放射性セシウムを分離することによって、焼却灰を安全な素材として道路建設等の資材に再利用する減量を生産する事業です。この業務を担当する事業所の労働者の健康を守ることが私の任務になります。最近では、放射性トリチウム含有希釈水の海洋放出等が国際的な話題になり、注目されておりますので、皆様も御存じのことでしょう。

 

私は本任務を通じて東日本大震災被災地の復興をはじめ、今後も地域社会の発展と地球環境の保全、日本経済と安全保障の前提となる国際的な信用の拡大のために、微力ながら貢献したいと考えております。

 

以上の目的を達成するために、5月から嘱託産業医業務を開始します。奇数月は安全衛生委員会に産業医として昼休み時間帯で遠隔テレビ参加をいたします。ただあし、偶数月の第3ないし第4金曜日の午後は現地(福島県双葉町)の事業現場に赴きます。職場巡視をはじめとする現地調査と事業所のデータ報告をもとに会議に出席して意見を述べ、事業者に対する勧告、衛生管理者に対する指導・助言を行うことになります。

 

例年であれば、国内外の医学会参加等で多忙な時期ですので、患者の皆様のための実質的な診療時間の減少等は伴わないように配慮いたしましたので、ご安心いただければ幸いです。

 

さて今週は、ゴールデンウィークを迎える前に、新型コロナウイルスに関する皆様から寄せられた重要なご質問について回答を試みることにしました。

 

実際のお受けしているご質問を以下の5つの質問に集約し、明日20日(火)から24日(土)の5日間にわたり順次回答して参りたいと存じます。

 

質問1:

杉並国際クリニックでは、PCR検査を受けることはできますか?

 

質問2:

ファイザー社のワクチンの有効率が95%と発表されていますが本当ですか?

 

質問3:

ファイザーのワクチンは罹患しても重症化予防が可能だというのは本当ですか?

 

質問4:

杉並国際クリニックでは、コロナワクチンの接種を受けることができますか?

 

質問5:

コロナワクチンの接種に関して、飯嶋先生ご自身としては、患者にどのような

 

アドバイスをしていますか?