当院に定期通院中の皆様へ
新型コロナウイルス感染症の第3波が猛威を振るっています。
皆さまにおかれましては年明けまでの間「玉屏風散+板藍根」の1日3回服用をお勧めいたします。
当院定期受診中の50代男性1名からCovid-19PCR陽性者が発生しました。
初期症状:全身倦怠感、咽頭痛、などの症状
12月14日夜間に37.8℃の発熱を生じましたが、翌日には36.0℃に戻り、咽頭痛は軽快しましたが、咳、痰などの症状が一時的に増強した後、約1週間を経て寛解しました。
12月23日に保健所の指導により、濃厚接触者としてPCR検査を受けました。
12月24日の朝にご本人からPCR検査陽性の電話報告を受けました。
現在も咽頭痛と咳嗽が続いているとのことです。
非喫煙者でありインフルエンザのワクチンは接種済みですが、
当クリニック推奨の初期3点セットは購入のみで、残念ながら、日頃ほとんど内服されてなく、生薬配合マスクパッドも活用していなかったとのことです。
他にCovid-19感染症疑いの70代の男性1名を経験しました。
発生時期は11月中旬です。
日頃から「玉屏風散」を朝1包のみ服用していました。
油断して友人と会食後、数日後に39℃以上の急性発熱が生じたとの報告を受けました。高熱は3日程続き、嘔吐・下痢を伴うに至り、「藿香正気散」に「生脈散」を併用しましたが、「柴葛解肌湯」の内服を開始することによって、内服のたびごとに著効し、食事のたびごとに食欲が回復し、身体が軽くなると共に、日ごとに約1℃ずつ低下して、5日後には平熱の36.3℃に回復し、その後は再発熱することなく、自宅療養を続けました。高熱による脳血栓の予防のため、地竜を数回内服されたとのことでした。
翌週から当クリニック外来にて、特性ニンニク注射Aを計5回実施しました。この間、Covid-19感染症を疑い現在、症状は全くみられず、後遺症も残さず、「発症前よりも元気になった」とのことで、水氣道の年末寒稽古に復帰し、無事にクリスマスを迎えておられます。生薬配合マスクパッドの装用を開始されました。
上記二例とも、完全予約制による時間的隔離により、他の患者の皆さまとの接触を避けることができました。
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