今回から疲労度分類表を使って交感神経が働き続ける弊害を見ていきましょう。
その前に正常に自律神経が働くことはどういうことか解説していきます。
正常な自律神経の働きとはどういうことでしょうか?
交感神経が主に日中働き、副交感神経が主に夜間働くこと。
つまり、活動(交感神経)と休息(副交感神経)のバランスがよいことが正常といえます。
昼は交感神経優位、グラフでイメージすると
このような感じになります。
夜間は副交感神経優位、グラフでイメージすると
このような感じになります。
自律神経は生活リズムが一定の時、きちんと働くことができます。
つまり、就寝、起床 時間、食事の時間などが毎日同じであることが望ましいです。
現在社会は科学技術の発達により昼夜の区別がなくなっています。
そのため1日中交感神経が過剰に働かされ、
また夜間に副交感神経が機能し難い状況になっています。
それにより、軽い躁状態になり疲労を蓄積させ、また疲労を感じにくくなっています。
次回は疲労度分類表を理解する上で大切な「脳の情報処理の3原則」のお話をします。
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