水氣道へのご招待:1月9日(水)

林 亮博 二段より寄稿があり掲載いたします。

 

<初心に帰る>

 新年に当たり初心の頃を思い出しました。

 

ドクター飯嶋、並びに諸先輩からの指導を受けて現在まで15年間水氣道を継続中です。

 

創成期の頃は、まだ体系化されていなかった(ドクターの頭の中には構想があったかもしれませんが)のですが、現在までに徐々に体系化されています。

 

その中で私が大事に思っているのは、素歩きを始め水氣道の基本となる航法(基本五航法)です。

 

そこで、稽古で私が気をつけている点を以下に記述します。

 

<基本五航法>

①第一航法から第五航法まで共通することです。

開始時に下半身特に両脚のつま先と踵は離さず、ぴったりつけてから行う。

両脚を離さず一度静止してから足を動かす。

呼吸も大事です。

 

②起承転結の順番はありますが、起又は承の型を使い基本をしっかりと体得する。

 

③水中では、肉眼で分かるところ所、分かりにくい所があります。

意識を集中して特に分かりにくい所にも最新の注意を払う。

 

④常に基本を思い出すことが重要です。

忘れてしまって自分勝手に替えて楽な方法で型を崩さない。

上級者の指導が足らず、自分勝手に替えて楽な方法で型が崩れたら、上級者の指導力不足も原因です。

 

⑤毎週水気道の稽古の他に、日々の自主練を行うことも重要です。

しかし間違った自主練はしないように気をつける。

 

⑥最後に第一航法、素歩きを大事に稽古すること。(注意集中して稽古する) 

 

 

以上、私が日々注意している事柄です。

ご参考になれば幸いです。