中欧研修レポート:第1日目

日本日時3月16日6:00am

(現地Frankfurt 日時:3月15日10:00pm)

 

 

私の腕時計は、帰国後の時差ボケ予防のため、日本時間のままにしています。

 

 

3月15日(木)3:15pmにルフトハンザで羽田を発ち、

 

フランクフルト空港に無事定刻に到着しました。

 

 

ホテル名はScandic Frankfurt Museumsufer です。

 

高円寺南診療所グループのドイツ語顧問のHans君は、

 

Frankfurtの出身なので、彼のお勧めで決めました。

 

 

フランクフルト中央駅を出ると小雨が降り、肌寒かったですが、

 

Hotelは比較的駅に近いために助かりました。

 

 

私の部屋は、仕事をし易い環境なので、気に入りました。

 

大画面のスクリーンにはドイツ語ニュースが流れていて、

 

日本語・英語のバイリンガル頭からドイツ語・英語のバイリンガル頭に変換するには好都合な環境でもあります。

 

 

ただし、部屋に入って最初の仕事であるインターネット接続は、簡単、と書いてあるにもかかわらず、すんなりとはいきませんでした。

 

電話でフロントに連絡して、サポート通りに作業しても繋がらないため、担当者に部屋まで来てもらいました。

 

気さくな青年で、特別なつなぎ方をして貰いました。ルーチンの方法では接続できなかったので正解でした。

 

 

高円寺南診療所の外国人の患者さんは窓口では流暢な日本語でやりとりできる方がほとんどです。

 

それにもかかわらず、一歩診察室に入ると、英語もしくは母国語交じりの早口の英語で必死にコミュニケーションを取ろうとされる方が多いので不思議に思っていました。

 

 

それが、私も例外ではなかったのです。チェックインはすべてドイツ語でクリアしましたが、インターネット接続の電話でのヘルプのときには、早口の英語になっていました。

 

精神的・時間的に余裕がないと、日常的に使用している言語でコミュニケーションをとるしかないのが実感としてよくわかりました。

 

 

ネットを接続してみると、およそ60件のメールが届いていました。

 

今回の学会発表の共同演者の一人である山岡昌之博士から激励のメールも届いていました。

 

山岡博士からいただいた資料とアドヴァイスの御蔭で、私の発表内容の意義が一段と大きくなり、ありがたい限りです。

 

国際的に普遍的な重要課題に対しては、国境を越えて意見を交換し、場合によっては共同研究を開始することが求められています。

 

 

さて、これを書いているうちに、日本時間の7:00amになりました。

 

そろそろ野口将成君が活動を始める時間なので、連絡を取ってみることにします。

 

 

日本時間では朝の7時でも、Frankfurtでは前日の午後11時ですから、外を歩き回る時間ではありません。

 

かといって、体は日本時間ですから、質の高い睡眠ができるわけでもありません。

 

中欧滞在中のデスクワークが捗るのは、現地の朝食時間6:00amまでのこうした時間を活用できるからです。

 

日本時間では2:00pmですから、朝食といっても少し遅めの昼食のようなものです。

 

 

これから、たっぷり7時間をデスクワークの時間に充てることにします。