今月のテーマ<呼吸器の特定内科診療>

 

「気管支喘息重症発作」その2

 

 

2)吸入ステロイドによる治療が効かなくなって重症化した例:

 

『むしろ、だんだんひどくなってきたので、

 

こちら(高円寺南診療所)を受診しました。』

 

 

Dr.飯嶋の見立て:気管支喘息+COPD(慢性閉塞性肺疾患)

 

Dr.飯嶋のアドヴァイス:気管支喘息だけではなく、

 

長年にわたるたばこの被害を受けているようです。

 

慢性閉塞性肺疾患の治療も同時に行います。

 

温度・湿度が維持され、きれいな空気の環境で

 

定期的な有酸素運動(⇒水氣道など)を始めてみませんか?   

今月のテーマ<呼吸器の特定内科診療>

 

 

「気管支喘息重症発作」その1

 

 

1)副腎皮質ステロイド剤を内服して骨粗しょう症になった例:

 

患者Aのメッセージ

 

『ステロイド吸入は、発作に対して即効性がない。

 

吸入の手間もかかるので、今までの主治医に頼んで、

 

即効性のあるテオフィリンとともに、副腎皮質ステロイド剤も

 

内服薬として長期処方してもらっていました。』

 

 

Dr.飯嶋の見立て:気管支喘息+ステロイド骨粗しょう症

 

 

Dr.飯嶋のアドバイス:すぐに効くものは、依存性を生じるばかりで、

 

かえって長引きます。じっくり確実に根本からいきましょう。

 

 

Dr.飯嶋の手当:長時間作用性ベータ2刺激薬と吸入ステロイド剤の配合剤の処方、

 

経口ステロイド剤の漸減計画の指示

 

 

患者Aの現状レポート

 

『最近まったく発作が出なくなりました。

 

ステロイド内服を減らして内服しなくて良くなってから、しばらくたちます。

 

あれほど辛かった腰痛や膝痛も嘘のように消えました。

 

吸入薬は先生に脅かされた初診の日以来、毎日続けています。

 

習慣になったら面倒臭さがなくなりました。

 

怖いと思っていた先生から、ほめられ、吸入も夜一回に減らしてよい、

 

骨密度も回復しつつある、と言っていただきました。

 

その日は救われた思いで、神様に感謝しました。

 

嬉しくて泣けてきました。

 

これからも、このわがままな患者をよろしくお願いします。』

さらにさらに、「わかっています…でも」Part5

 

 

Mr. NoGucciは振り返りの乏しい人間だと、よく指摘されます。

 

つまり、内省が徹底的に欠如しているようなのです。

 

内省とは「自分の考えや行動などを深く省みること」だそうです。

 

辞書を調べてみると「反省」と同じ意味でも使われています。

 

 

ただし、Mr. NoGucci自身しょっちゅう反省はしているはずです。

 

だから、反省と内省は何となく違うのかな、と感じています。

 

 

Mr. NoGucciの反省の対象の多くは、今さっき、しでかしてしまった失敗です。

 

日常的でささいなものがほとんどで、大抵は周囲の注意で自覚します。

 

否、「日常的でささいなもの」と受け止めていること自体が反省の欠如です。

 

後悔の念には程遠く「今日はツイてなかったな。」という感じに近いです。

 

これは自己憐憫に近いもので、罪悪感は希薄かもしれません。

 

楽しくないので「この状況から早く逃れたい」という気分です。

 

 

「反省はしているが内省に欠ける」のはなぜか、検証してみます。

 

そこでMr. NoGucciの反省の特徴の核心をあぶり出してみます。

 

 

あれれ、浮かんできましたよ。

 

それは、自分自身で気づいて行う積極的な反省ではないことです。

 

指摘を受けて、やむを得ず行う消極的な反省に過ぎなかったことに思い至ります。

 

 

そうなると、反省にも二種類があることがわかります。

 

仮に自主的で能動的に反省することを特別に<内省>と呼ぶとするならば、

 

Mr. NoGucciにそれが欠けているのなら、「内省に欠ける」というのは納得です。

 

徹底的に欠けていたのは、「過去を内省する」習慣だったのかもしれません。