理氣航法と調血航法との比較など

6月24日(金)午前9時から11時までの2時間、

 

大宮前体育館温水プールの参加者は、

 

飯嶋正広(創始者)、金澤克彦(高等修錬生、1級)、加藤博文(中等修錬生、2級)、

 

野口将成(特別訓練生、准3級)の総勢4名でした。

 

テーマは「調血航法」、実技指導修錬生は加藤2級でした。

 

 

 

「調血航法」のパイオニア加藤2級には、

 

「調血航法」のエッセンスを伝授しました。

 

6月の「調血航法」集中修錬は、ほぼ予定通りに果たせる見込みです。

 

それは一言でいえば、調血の方略とは「耐性」を育むことです。

 

抵抗性を育むための方術は、「能動的律動性」と「反復躍動性」です。

 

 

この「調血航法」に参加した「理氣航法」のパイオニア金澤1級は、

 

5月の集中修錬を果たしましたが、両者の違いを大きく感じ取ったようです。

 

「理氣航法」の方略は調血航法とは異なり「復帰」を育むことだからです。

 

また復元性を育むための方術は、「受動的律動性」と「緩徐伸展性」です。

 

 

 

「理氣航法」と「調血航法」はともに律動的反復運動であることは共通していますが、

 

前者が受動的なのに対して、後者は能動的であることが特徴です。

 

 

心身を統合している3系統を東洋医学的に表現すると「氣」「血」「水」になります。

 

「水」に係るのは「活水(カッスイ)航法」です。

 

「活水航法」のパイオニア林亮博支援員(大初段上)には、7月に入ってから、

 

本格的な集中支援を始める予定です。

 

 

活水の方略は「弾性」を育むことにあります。

 

弾性を育むための方術は、「流動性」と「柔軟性」です。