水氣道 線維筋痛症著効3例

水氣道の参加者の中で、目立つのは線維筋痛症で治療中の皆様です。

 

線維筋痛症は、医学会においては慢性的な全身の痛みを生じる原因不明の難病とされます。

 

しかし、高円寺南診療所での経験から多くの線維筋痛症は難病ではないと考えます。

 

治りにくくしているのは、鍼灸治療や水氣道に対して否定的もしくは消極的なケースです。

 

 

 

病気の程度(疾患活動性)や治療効果の判定に用いる基準の一つにJ-FIQがあります。

 

この得点が70点以上だと高度、70から50は中等度、50以下は軽度と評価します。

 

またJ-FIQの得点減少が50点以上で著明改善、50点から20点までが改善、20点以下は無効と評価します。

 

 

高円寺南診療所の初診患者さんは、これまで、ほとんどが高度、つまり重症でした。

 

それが、鍼灸治療を開始し、水氣道に参加された方では4か月から9か月の間に著名に改善しています。

 

実例を挙げれば、線維筋痛症高度(重症)3例が著効を示し、現在2例は軽度(軽症)、

1例は中等度(中等症)です。

 

J-FIQが軽度の方は、一般の健康人とほとんど変わらない生活を楽しめています。

 

線維筋痛症の鍼灸著効例のデータについては、近日中に坂本先生が報告する予定です。

 

新着情報「鍼灸」をお楽しみに!