第3回合同稽古報告

2020年2月9日(日)

 

時間帯:10:00~13:00

レッスン場所:セシオン杉並第二音楽室

 

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

 

声楽指導:聖楽院協力アーティスト ソプラノ野上由美(11:00~13:00)

 

ピアノ伴奏:聖楽院協力アーティスト、B組主任ピアニスト吉田奈津子

 

 

レッスンプログラム概要

Part1(10:00~10:55):担当/飯嶋正広

準備と復習・・・体慣らし、発声練習、日本歌曲(各組)

体慣らしのための聖楽院準備体操(水氣道イキイキ体操前編)は
植田栄喜さんがファシリテーターを務めた。

 

各組の歌唱:

C組「ゆりかご」平井康三郎(詞・曲)

復習のポイント:ブレスの準備

⇒皆の息が合うと気持ちに余裕が生じ、無理のない呼吸による伸びやかなフレーズが生まれる。
    

B組「砂山」北原白秋/山田耕筰

復習のポイント:姿勢・楽譜を掲げる位置

⇒視線の方向も姿勢や呼吸に大きな影響を及ぼす。

 

A組「希望」北原白秋/團伊玖磨

復習のポイント:他のレッスン生の指導内容を聴く

⇒他のレッスン生に対する注意は、即、自分たちの番に生かすことができる。

 

 

<小休憩>

Part2A(11:00~11:30):担当/飯嶋正広

 

日本歌曲(各班)の音取り

 

A-1班「お菓子と娘」

 

A-2班「野薔薇」

 

B-1班「鐘が鳴ります」

 

B-2班「くちなし」

 

C-1班「平城山」←臨床聖楽法・カウンターテナー唱法でのサポート

 

C-2班「九十九里浜」←臨床聖楽法・バス唱法でのサポート

 

<小休憩>

 

Part2B(11:35~12:20):担当/野上由美

日本歌曲(各班)の最重要ポイントレッスン(聖楽院方式・野上マジック)

ワンポイント修正のみで歌唱効果が見事に改善しました!

 

A-1班「お菓子と娘」

ポイント:歌詞のリズム・シラブルを生かした歌唱法

 

A-2班「野薔薇」

ポイント:長く伸びる母音の中での息と響きの共鳴を保持するためのテクニック

 

B-1班「鐘が鳴ります」

ポイント:顎関節を開く発声法により喉を解放させるテクニック

 

B-2班「くちなし」

ポイント:

① 中低音(明るく開いたキアーロな母音)
⇒高音(深みのあるスクーロな母音)

②歌唱表現のコントラスト(外の世界へ、内なる世界へ)

 

C-1班「平城山」

ポイント:しっかりしたブレスを準備して、息を遠くへ飛ばす

 

C-2班「九十九里浜」

ポイント:複合的なテクニック

 

<小休憩>

 

Part3(12:25~13:55):担当/野上由美

希望者のみ(計5名)・・・ソロ歌唱稽古(各班の日本歌曲課題)

残りの参加者全員が熱心に聴講しました。

 

A-2班「野薔薇」A組トリオレッスン

 

B-1班「鐘が鳴ります」B-1代表者ソロレスン

 

B-2班「くちなし」B-2代表者ソロレッスン