Mr.Nogucchiの回顧録 No.3

人前だと目いっぱい気を使って「いい恰好」をして消耗してしまい、

一人になると緊張感が続かず、気が抜けてしんどくなる。

何故そのように考えるようになったのか?

それは自分が人を信用していないかったからと気付きました。

 

信用という言葉で

「信用は100%だけど信頼は80%信じれば良いんだよ」

と教えてくれた方がいました。

 

信じるか、信じないか。

白か黒か。0か100か。

 

そんな二者択一の考えに囚われていることに、気づきを与えてくれました。

 

 

 

そこで、信用と信頼を調べてみました。

 

信用:信じて任用すること。

信頼:信じて頼ること。

 

と、ありました。

 

「信用取引」という言葉はあるけど、「信頼取引」という言葉はなく、

「信頼関係」という言葉はあるけど、「信用関係」という言葉はありません。

 

違うものということは解ります。

 

信用とは、何らかの実績や成果物を作成して、その出来栄えに対しての評価のことをいいます。そのため「信用」するためには、実績や成果物が必要不可欠なわけです。この実績や成果物といった、過去の業績に対して「信用」するのです。

 

一方「信頼」は、その人の実績や過去の振る舞いを見たうえで、その人の人間性や習慣、クセ、感覚といった目に見えないものに対して期待し、その期待に応えてくれるだろうという気持ちの表れです。気持ちに気持ちで応えるのが「信頼」です。「信頼」は気持ちと気持ちのつながりですから、双方向です。

 

このように解説している方がいました。

 

信用は過去のものに対して、信頼は未来に期待して。

信用は自分一人ですが、信頼はお互いに信じあうということ。

ということのようです。

 

信用するではなく、信頼しあう関係を築いていくことが重要で、

相手に信頼してもらうために何が重要かを考えて行動していきたいと思います。