聖楽院よりご報告

9月24日(日)の夕刻、表参道IVY HALLのグローリー・チャペルにて開催された

 

クラシックアーツ第129回定期行事のコンサートを聴きに行って参りました。

 

古楽の声楽を研鑽中の聖楽院協力アーティストのソプラノ小松奈津子さんも熱心に鑑賞されていましたが、

 

これは飯田大助氏を芸術監督とするアジア・コレギウム・ムジクムという本格的なバロック・アンサンブルです。

 

 

今回はテレマン、ヴィヴァルディなどの作品から、リコーダー組曲等が演奏されました。

 

古楽器であるリコーダーの歴史背景について、数種類の楽器を演奏して聞き比べることができるなど、

 

普段、古楽に馴染みのない聴衆にも配慮されたプログラムでした。

 

 

彼らは東京・香港・台湾などアジアを拠点として国際的に活動しているというプロフェッショナルな音楽家集団です。

 

活動のコンセプトからして素晴らしく、東西を超えた普遍的な音楽芸術の表現により、世界平和へ貢献する、

 

というのはまさに私たちが希求している「聖楽」に相通じるものを感得しました。

 

 

グローリー・チャペルはパイプオルガンが供えられ、

 

音響効果に十分配慮されたプロテスタント様式の聖堂であったため、古楽の演奏には相応しい環境でありました。

 

 

なお、当日はパイプオルガンではなく、同じく古楽器であるチェンバロ(仏:クラブサン、英:ハプシコード)が演奏に用いられました。

 

演奏者は、聖楽院協力アーティストとしてお馴染みの荻原由実さんでした。

 

 

聖楽院主宰の私自身が初めてであったため、予め適切なご紹介ができず残念です。

 

次回は、主要演奏メンバーの一人である荻原由実さんに予め紹介していただくことを検討したいと思います。