日々の臨床 5月4日木曜日 

呼吸器 / 感染症 / 免疫・アレルギー・膠原病

 

テーマ:ジフテリア

 

 

予防接種で予防できる病気

 

 

ジフテリアは、患者の咳などにより、人から人に感染します。

 

日本では1999年以来、患者報告はありません。

 

しかし、ロシア、東ヨーロッパに長期間行く人におすすめするワクチンです。

 

ジフテリアワクチンは1968年(昭和43年)から始まった

 

3種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風)に含まれています。

 

 

定期の予防接種で2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)を12歳の時に受けていれば、

 

20代前半くらいまでは免疫がありますので、それまでは接種は不要です。

 

 

その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。