「水氣道に救われた線維筋痛症の私」50歳代男性、大学教員<その11>

・・・本当に、心と体は、切り離せない関係にあります。・・・

 

 

いま、私は線維筋痛症が再発するんじゃないかという不安を抱いていません。

 

絶望に近い感じを味わっていた「片頭痛」とも、

 

付き合い方が徐々に分かり始めていて、いまは怖くありません。

 

怖くなくなってからは頭痛も減っていて、ここにも心と体の不思議な関係を感じます。

 

間違いなく、自分の健康状態には、自分自身が大きく関わっているようです。

 

ストレスは外部からもたくさんやってきますが、

 

それにどう向き合って、どう対処するかは、

 

しっかりとした見識を持ったお医者さんなどの助けを借りながら、

 

じつは自分でできることなんですね。

 

 

自分の心と体を自分で引き受けていいこと、

 

そして自分自身で健康を目指すことがいつでもできるんだ、という自覚をもつこと。

 

そうしたことを、この病気をきっかけにして、

 

飯嶋先生をはじめ、いろんな方々から教わりました。

 

病を封じ込めるのではなく、

 

病を通して身体が訴えていることを感じ取って、

 

それを自分自身が立て直すことができるという意識を持つこと。

 

すると身体は、ゆっくりと居心地がいい方向に進んでいくこと。

 

これが、私が病気を通して学んだことです。         

 

おわり