<はじめに>
前回は「寝違え」に効果のあるツボを紹介しました。
「大椎」は首を曲げたときにできる出っ張りの下にあり、
「肩井」は首を曲げたときにできる出っ張りと肩の先を結んだ線のちょうど真ん中あたりにあり、
「四瀆」は手の甲の方、手首と肘を結んだラインの真ん中にあるというお話でした。
今回は「動悸」に効果のあるツボを紹介しましょう。
<動悸に効果のあるツボ>
今回は「膻中(だんちゅう)」「太淵(たいえん)」「神門(しんもん)」を紹介します。
「膻中」は乳頭を結ぶ線と胸骨の正中線と交わるところにあります。
「太淵」は親指の付け根の手のひら側にある手首にできるしわのある場所にあります。
触れると脈が拍動している部位です。
「神門」は手のひら側で小指側のしわのできる部位にあります。
痛くない程度に息を吐くのと合わせて押してみてください。
杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭