【ご報告と御礼】


このたび、私は、2024年3月15日をもちまして 武蔵野音楽大学大学院 修士課程(声楽専攻) を無事修了いたしましたことをご報告申し上げます。


別科(1年制)および大学院(2年制)の通算3年間、診療業務と並行しての学業は決して容易なものではありませんでした。しかしながら、幸いにして多くの方々のご理解とご協力を賜り、学びを深めることができました。この場をお借りして、日頃よりクリニックを支えてくださる皆様、また私の学業継続を温かく応援してくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。


また、修士課程修了に伴い、成績通知表も併せて公開いたします。努力の成果として、ぜひご覧いただければ幸いです。

 

 

【成績表】クリックで表示されます

 

 

<評価基準>
S=90~100、A=75~89、B=60~74、C=50~59、D=0~49(不合格)


令和6年度GPA値3.50(コメント:2年次の取得単位は、すべてSとAのみ)

通算GPA値3.27(コメント:1年次の取得単位には、2科目でB判定)

 


必修科目:


専攻研究実技Ⅰ<ロシア歌曲>評価B・・・1年次は無残な結果でした!


専攻研究実技Ⅱ<ロシア歌曲>評価A・・・2年次に雪辱を果たせました‼


修了演奏<ロシア歌曲>評価A・・・ロシア歌曲のみのプログラムでの挑戦でした。


作品研究(イタリア系作品)Ⅰ・・・評価A(1年次の後期でようやく慣れてきました!)


作品研究(イタリア系作品)Ⅱ・・・評価A(少しづつ独唱表現に余裕がでてきました!)


修士論文基礎・・・評価S


修士論文演習・・・評価S


修士論文・・・評価A(口頭試問では、もっとわかりやすい説明が必要でした!)

 


選択科目:


重唱研究(歌劇重唱)・・・評価B(オペラの重唱は初体験でした。しかし、タイトルロールも経験できました。)


発音法研究(イタリア語)・・・評価A(イタリア人ネイティブによる徹底した訓練でした)


発音法研究(フランス語)・・・評価S


楽書購読(英語)Ⅰ・・・評価S


楽書購読(英語)Ⅱ・・・評価S


楽書購読(ドイツ語)Ⅱ・・・評価S


楽書購読(イタリア語)Ⅱ・・・評価A(イタリア語の音楽専門書の読解にはオペラの筋書きや音楽史などの背景の熟知が必要でした。)


歌劇史・・・評価A(オペラ作品を巧みに解説する若い同期生から刺激を受けました。)

 


修士論文提出後は、医学論文(主に総説)をすでに7本まとめました。

医学博士号を取得した頃に比べてもハイピッチで進捗させることができました。

今後も、医療と音楽の両面から、皆様の健康と豊かな人生に貢献できるよう努めてまいります。引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

 


杉並国際クリニック


院長 飯嶋正広